梨子「千歌ちゃん!!」
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初めてです。内容スカスカで色んな作品からアイデアパクったりキャラ死んだりしてるので不快になる人多いと思います。
お気に障ってしまったらすいません。 梨子「千歌ちゃん!!早く!もうすぐ学校始まっちゃうよ!」
千歌「あ〜ちょっと待って!あと、あと5分!!」
梨子「それ5分前にも同じこと言ってたよ、、」
わたし高海千歌16才!特にこれといった特徴もない普通の見習い魔法使い!千歌が住むこのヌマヅ村では15才以上は村の魔法学校に入って魔法を学ぶことになってるの。
そしてこの子は梨子ちゃん!先月このヌマヅ村に引っ越してきた超が付くほど美人の女の子!でも怒るとものすごく怖いのはここだけの話ね! 梨子「千歌ちゃん、そろそろ、、怒るよ?」
千歌「はいぃぃぃい!ただいま準備完了!!さっ出発進行ー!!」
梨子「はぁ、全く。。出来るのならもっと早く準備しなさいよ」
千歌「梨子ちゃんどうしてそんなにイライラしてるの?もしかして、、女の子の日??」
ー学校ー
「え〜桜内」
梨子「はい。」
「高海、」
千歌「ふぁい」
「高海どうした、ものすごく顔が腫れてるじゃないか。保健室、行くか?」
千歌「違うんですよ〜梨子ち『先生』
梨子「先生。出席を、続けてください」ニコッ
「お、おお」
梨子「千歌ちゃん?分かってるよね?」ニコニコ
千歌「あ、あはははは」 「渡辺、、はまた遅刻か?」
モブ「せんせー!曜ちゃん校門前走ってますー!」
千歌「曜ちゃん!ダッシュダッシュ!まだ間に合うよ!!」
曜「任せて〜ほっ!」
タッ
梨子「えっ?」
曜「セーフ!あっせんせー!おはようございまーす!!」 「渡辺、、確かに間に合いはしたが通学に魔法を使うのは見逃せないな」
曜「いやいやいや!学校までは走ってきたし魔法は使ってません!校内移動の為に使っただけです!!」
「嘘をつけ!いいか渡辺。学校に
『おそらくそちらの生徒なんですが、通学中空間を削り取って擬似瞬間移動みたいなことをしている学生さんがいるんです。迷惑なのでキチンと学校側で対策してくれませんか?』
といった類の苦情が少なくともお前が入学してから100件近く入っているんだ!」
曜「それほんとに私かなぁ」
「どうやらその生徒の髪型は短髪で灰色」
曜「ギクッ」
「さらには青色の瞳で常にみかんを携帯してたそうだ」
曜「今日はみかん持ってきてません!!」
「やっぱりお前じゃねぇか!!!!」 梨子「もう!曜ちゃんったら!!あのあと私、先生に小言言われたのよ?」
〜〜〜〜〜
「桜内、お前渡辺と仲良しだろ?なんとかあいつの遅刻癖をあのしてくれないかな?友達のお前がしっかり注意してやればあいつもきっと直してくれると思うんだけどなぁ。」
梨子「分かりました」
〜〜〜〜〜〜
梨子「ほんと嫌になっちゃうわ」
曜「千歌ちゃん、どうして梨子ちゃんあん何イライラしてるの?もしかして女の子の、、」
千歌「曜ちゃん、それ以上は!!」
梨子「曜ちゃん♡」 「であるからして〜火炎系の魔法は非常に扱いが難しいとされている、私も学生時代意欲的に取り組んだが結局指先から少し炎が出たくらいだった。では早速お前らも魔導書読みながらやってみろ、出来ないだろうがな」
千歌「ふぬぬぬぬ!!」
梨子「気張っても出ないわよ、」
曜「ほっ!」ボウッ
千歌「曜ちゃんすごいなぁもう炎だせるようになっちゃったの?」
曜「まぁねーでも魔法は向き不向きあるから千歌ちゃんも火炎系の魔法がたまたま向いてなかっただけで他の魔法も挑戦してみたらいいと思うよ〜」
千歌「もうそれ何回も聞いたよぉ」
梨子「はぁっ!!!」
梨子「ふん!!」
千歌「プププ、梨子ちゃんも全く出てないじゃん!」
梨子「私が前までいた所では魔法は全然使ってなかったし勉強してなかったもの」
千歌「じゃあ前の学校の子はみんな魔法使えなかったの?」
梨子「いや使える子もいたけどそれ以上にみんな何らかの才能があったから魔法はそんなに流行ってなかったわ。」
千歌「出た出た天才、、やっぱりセンターは違うわー」 犬の高齢化問題 飼い主のもとで天寿を 目立つ飼育放棄「人間もペットも同じ命」|佐賀新聞ニュース
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/167105
http://saga.ismcdn.jp/mwimgs/7/8/600m/img_78f8b4498b74d0ff9e853843db90ea94867603.jpg
犬も人間と同様に食べ物や医療の改善で平均寿命が延びたが、高齢になるほど介護などで手間や費用が掛かる傾向がある。飼い主も年を取って面倒を見切れなくなるケースが相次いでいる。
県生活衛生課によると、県が収容する犬の数は、飼い主の意識向上などを背景に年々減り続けている。
2013年施行の改正動物愛護管理法にペットを最後まで飼う責務が明記されてからは、飼い主からの引き取りが大幅に減った。
一方で、徘徊(はいかい)する犬の捕獲数は減少幅が小さく、そこから飼育放棄されて捨てられている実態が浮かび上がる。 「えー炎が出たやつー。一度何か燃やしてみろー」
曜「千歌ちゃん千歌ちゃん」ゴニョゴニョ
千歌「それはほんとにヤバイって!」
曜「大丈夫大丈夫ー!何とかなるよー!!」
梨子「何話してるのよ」
曜「梨子ちゃん!これなんだと思う??」
梨子「何よ急に、それ『壁ドン天国ー顎クイの神秘を求めてー』でしょ、私も持ってるわ、私のは1ページ目に『梨子ちゃんへ』ってサインが入ってるのよ。今度お家来た時見せてあげるわ」
曜「『梨子ちゃんへ』かー」ボウッ
梨子「何を燃やしたの?」
曜「壁ドン天国ってやつだよ」
梨子「待って」
曜「?」
梨子「それ」
曜「?」
梨子「私のじゃない?」
千歌「あ、あ、あ、あ」 千歌「梨子ちゃん今日も学校休みかなー」
曜「うーん。この前の火炎魔法の時間ちょっとやりすぎちゃったかなぁ」
千歌「まぁあれが偽物じゃなかったら曜ちゃん殺されてたかもね、、」
曜「危なかった。。。」
ガラガラ
梨子「おはよう」
千歌「おはよーー」
曜「梨子ちゃんこの前はごめんね!ちょっとやりすぎちゃった!」
梨子「いいのよ、偽物って知ってたし、全然怒ってないわ、しばらく休んでたのはちょっと用事があったからで怒ってるからとかじゃないから安心して」
千歌&曜(怒ってるやつだこれ)
梨子「そんなことより2人とも進路どうするの?」 千歌「んー千歌は卒業したら家の旅館を継ぐかなぁみんなは?」
曜「私はパパと一緒にこの大海原を旅したい!!だから卒業後すぐ船に入るよ!!」
梨子「みんな夢があっていいわねー」
曜「梨子ちゃんは?」
梨子「センターに戻って国家騎士団に入るわ」
曜「梨子ちゃん魔法はからっきしだけど剣の腕は地味にあるもんね」
梨子「地味に言うな」
曜「まぁ最近は戦争とか多いもんねー、この前も西の方で大きな戦争があったでしょ」
梨子「イシュヴァール殲滅戦ね。あれは歴史に残る戦いだったわ」
千歌「曜ちゃんくわしー!」
曜「でしょー!今朝テレビでやってたんだー!」
千歌「センターかー。私も行ってみようかなぁ」
曜「どうして?」
千歌「いやだって千歌たちが今まで学んで来たことが世界にどれほど通用するか試してみたくない?」
曜「私はそういうのわかんないやー」 梨子「曜ちゃんだったら国家騎士団に絶対合格するわ、私が保証する」
曜「んー考えとくねー」
普通の毎日、友達との何気ない会話。まさかこの日常に終わりが来るとはこの時は知る由もなく、この平和が永遠に続くとみんなが思っていた。
そして、教室の静寂を切り裂くような爆音が鳴り響いた。
梨子「何!?」
「おいみんな早く逃げろ!!俺ら教員が時間を稼ぐ早く!!」
曜「何が起こったんですか!?」
「わからん!ただ謎の生物がこのヌマヅに攻めに来たらしい!!おまえらもちんたらせず早く逃げろ!!」
教員達は必至の覚悟で謎の生物と戦うことを決めた。だが生徒達はまだ教室で戸惑っている。 千歌「えっえっ何なの?」
梨子「いいから早く逃げるわよ!!」
モブA「私たち死んじゃうの?」
モブB「そんなの嫌だよ!!」
梨子「黙りなさいっ!!命が惜しかったら逃げて!泣き喚くなら助かった後にして!」
梨子の誘導によりほとんどの生徒が校外へ移動し残る生徒は梨子、千歌、曜になった。
曜「ふぅこれで全員かな?」
梨子「先生方が謎の生物を食い止めてくれてる隙に何とか脱出できたわね。」
曜「でもあれは一体何なの?二足歩行だけど人間??」
梨子「分からないわ。センターでもあんな生物見なかったもの。でも少なくとも人間じゃないわ。理性を持たずただの破壊衝動だけを持つなんて普通じゃ信じられないし」 千歌「あ、あ、梨子ちゃんあれ、」
梨子の後ろには筋骨隆々でギョロっとした目つきで剥き出しになった脳みそをピクピクさせているその「生物」がいた。
曜「梨子ちゃん危ないっ!!」
ドゴーーン!!!!
千歌「梨子ちゃんんんーーー!!!!!」
学校のコンクリートで出来た廊下がその生物の怪力によりひび割れ穴が開いた。
梨子「危なかった、ありがとう曜ちゃん。魔法も捨てたもんじゃないわね」
曜が自身の魔法で空間を削り取ったことにより梨子は無事に回避できた。
曜「大丈夫?」
梨子「えぇ、」 千歌「あ、あ、あいつが食べてるのって」
梨子「先生、、っっ!??」
その生物は果敢にも立ち向かった先生の体をまるで爪楊枝のようにへし折り、頭部を握り潰し「先生だったもの」を食していた
曜「先生やられちゃったの?」
千歌「私達も早く逃げなきゃ!死んじゃうよ!!」
千歌達は一目散に逃げ出した、だがそれをその生物が見逃すわけもなく
梨子「あいつ追って来てる。このままだと追いつかれちゃう!」
千歌「もういいや」
梨子「諦めちゃうの!?」
千歌「いやあいつは千歌達で始末しよう。」 千歌のこの考えは無謀だった。だがセンターの騎士団に少なからず憧れを持つ千歌にとってこれは手柄を挙げるチャンスだとも思った。
千歌「はっ!」
学校で習ったー魔法ー千歌が得意とするのは風の魔法。熟練すれば自在にかまいたちなど起こすことができるが千歌は少しの向かい風を吹かす事しか出来なかった。
生物「?」
千歌「はぁぁあ!」
ヒュー
生物「グガァァ!」
梨子「千歌ちゃん!無駄な事しないで早く逃げよう!!」
曜「千歌ちゃん!!」 千歌「うるさい!!梨子はセンターからきて剣術の腕があって魔法もまだ1ヶ月しか習ってないのに千歌と同じくらい使える天才じゃん!!
曜ちゃんも1人だけユニークな魔法使えて、しかもその上学校でやる魔法は先生以上に使えて欠点ないじゃん!!
それに比べて千歌は、、、何もない。だからこいつは千歌に倒させてよ!!」
千歌「千歌も2人みたいになりたいんだよ。」
梨子(千歌ちゃんがそんなこと考えてたなんて。でもここは早く逃げないと命が危ない、なんとかして千歌ちゃんを説得しないと)
曜「千歌ちゃん。」
千歌「曜ちゃん。」 曜「千歌ちゃんは確かに魔法もそんなに使えないし私みたいにはなれない。だけど千歌ちゃんにもユニークな魔法があるの気付いてないの?」
千歌「なんなのさ!そんなのないよ!お世辞ならもうやめて!!」
曜「千歌ちゃんは皆んなを包み込む大空なんだよ。大空の魔法使いなんだよ。そんな千歌ちゃんがいてくれるから私も梨子ちゃんも自由に飛び続けれるんだ。千歌ちゃん。私は何もないなんて言わないで。千歌ちゃんが居たから楽しかったんだ。学校が楽しかったんだ。」
千歌「よ、曜ちゃん」グスン
曜「だから私はまだ楽しみたい。この学校で千歌ちゃんと梨子ちゃんと楽しく居たい。それを邪魔するやつは」ギュイン
なんと曜は空間を削ることで生物を自分の目の前に近づけた!!
曜「やっつけよう」 そのセリフと共に曜の裏拳がその生物の顔面を捉え吹き飛ばした
曜「私、やっぱり魔法より体術の方が好きなんだよね。」
梨子「はぁ全く2人とも。千歌ちゃんそこの箒取ってくれる?」
千歌「は、はい!」
梨子「まぁ剣に比べたら軽いけどないよりはマシか」
梨子「やつけよう。3人で!」
千歌「梨子ちゃん!!」
曜「来るよ!」
生物「グルゥゥアア!!!」
梨子「やぁぁっ!」
生物「ギャァァ!」
梨子の剣先(箒の先)が生物の目を突き刺して生物を怯ませた。 曜「千歌ちゃん!」ボウッ
千歌「うんっ!」ヒュゥ
曜の炎魔法で生物に火をつけ、さらに千歌の風魔法により炎が身体中を包み込んだ。
生物「グギャァアーーー!!!」
生物はもがき苦しみ遂には火炎が体を完全に焼き尽くした。灰になった生物を見て梨子は言う
梨子「やった、わね?」
曜&千歌「やったー!!」
曜「千歌ちゃんナイス!千歌ちゃんの風がなかったらあそこまで焼けてなかったと思う!、!!」
千歌「いやいや、曜ちゃんのおかげだよー!でも、倒せたね。」
曜「うん!!」 パチパチパチ
梨子「何者?」
?「やるわね。まさか脳無がただの魔法学生にやられるとは、、。でも貴方は違うわよね、桜内さん?センターで行われた剣の交流戦以来ね」
梨子「貴方は、、まさか、、、」
ツバサ「綺羅ツバサっていうの。貴方の師匠を打ち負かしたあの綺羅ツバサよ?」
梨子「あなたが、、今回の事件の主犯ですか?もしそうだったら同じ剣を振るう者として軽蔑します」
ツバサ「軽蔑してくれて結構。主犯は私。どうするの?脳無みたいにやっつけるの?」
梨子「くっ、、」 千歌「曜ちゃんあの人何者?」
曜「確か西のアライズ帝国の騎士団長?じゃなかったっけな?」
千歌「アライズ帝国ってセンターと同盟関係でしょ?なんでセンターの領土内のヌマヅを襲ってるの?」
曜「わからない。でもあいつは許せないよ。私たちの学校をこんなめちゃくちゃにして人殺しもして、本当に許せない。」
ツバサ「別に私は貴方達を殺すつもりはないわ。それに村の方にも何匹か脳無を放ったから多分みんな無事じゃないでしょうね」
曜「え?村?パ、パパとママがいるんだよ?」
ツバサ「知らないわ。多分もう死んだんじゃないかしら?」 曜「う、嘘、、、嘘だぁぁあ!!!」ギュイン
曜がツバサを引き付けて拳を、、、、
ツバサ「ふんつまらない能力ね」
スパン
曜「いやぁぁああああああ!!!右腕が、右腕がぁぁぁあ!!!」
ーちゃん
千歌「曜ちゃん!」
曜「!?」
千歌「曜ちゃんどうしたの?急に叫び出して」
曜「あれ、腕が、、ある?」
ツバサ「脅かしてごめんなさいね?」 梨子「曜ちゃん、あいつには手を出さない方がいい。」
曜「梨子も千歌ちゃんも悔しくないの?自分の家族が今、この時間に殺されてるかもしれないんだよ!?」
千歌「悔しいけど、、」
ツバサ「そこのアホ毛ちゃんはかかってこないの?」
千歌「勝てないのは分かってるから、、逃げるっ!!」
千歌は強引に曜と梨子を連れて学校を出た
ツバサ「あらあら分かってるわねあの子」
曜「千歌ちゃん離して!あいつを、あいつを殺しに行かないと!!!」
千歌「曜ちゃん!落ち着いて!あいつが言ったみたいに脳無?って生物が街にも居るとしたら今することは脳無の退治でしょ!?まず街に出よう!そして皆んなを助けよう!」
曜「っっ!?」
千歌「曜ちゃん、一回落ち着いて。」
曜「ごめん千歌ちゃん。、私熱くなりすぎてたのかも」 梨子「まぁ逃げたのは正解だったわね。あの綺羅ツバサとまともにやりあって勝てるわけがないから、、。」
千歌「そういうば梨子ちゃんの師匠?は綺羅ツバサに負けちゃったの?」
梨子「あれはーーー仕方なかったのよ。ーー」 〜脳無が現れる1日前〜
ー善子ハウスー
善子「クックック、今日こそ深淵の淵より暗黒の魔族を召喚してみせましょう。。。」
善子「はぁぁあっ!!!」
ボフン
善子「なんで何も現れないのよ!」
津島善子15才。学校にはある事件があってから行ってない。俗にいうニートだ。
善子「くっそう、早く魔族を召喚して学校の奴らを見返してやるんだからっ!」 ヌマヅでは定期的に魔力を図るための魔力検査が行われる。精密な機器を使い、その人の得意な魔法。苦手な魔法を数値として把握するためだ。
〜魔力検査の日〜
「次は津島ー津島善子」
善子「はい」
「残念だが津島。お前にはどうやら魔法の才能がないみたいだ。気にすることはない、魔法が使えなくとも立派に働く人は何人もいる。就職も俺がいいところを探してきてやる」
善子「はぁ?何よ?それどういうこと!?」
「敬語で話せ。まぁ要するにお前は魔力の絶対量が少ないだけでなく、あらゆる魔法に嫌われているんだ。つまりお前に魔法は扱えない。」
善子「、、、」 モブA「魔力検査どうだったー?」
モブB「私、空間魔法の才能ありだって!でも一個上の渡辺先輩?この学校で歴代1位の魔力量らしいよーすごくない!?」
モブA「さすが渡辺先輩、、、頭さえマトモだったら推薦でセンターの国家騎士団に絶対は入れたよね。。。」
善子(やっぱり曜は魔法の才能あったんだ)
モブB「で、津島は??」ニヤニヤ
善子「何よ?」
モブA「確か『魔法に嫌われた』らしいわねー?かわいそー、、堕天堕天いってる厨二病ヨハネちゃんこそ魔法を使うべきだったのにねー」
善子「ふん、そんなこと全然気にしてないわ」
モブB「えー魔力検査の前『今に見てなさい!私の圧倒的な魔法の才能を結果で見せてあげるわ』とかいってたよね〜w」
善子「うぅ、、」
モブA「善子ちゃん残念〜w。もう学校辞めたら??ww」
善子「言われなくても辞めてやるわよ!」 〜〜〜〜〜〜〜〜
「あれから半年くらい経つなぁ。相変わらず魔法は使えないなぁ。魔力の絶対量が少ないんだから無理なのかなぁ。所詮私は『魔法に嫌われた女』なのかなぁ」と普通の人は考えるだろう。
だが彼女は津島善子。負け戦はお手の物である。
善子「絶対召喚術使えるようになってあいつらボコボコにしてやるんだからっ!!」
あれから津島善子はありとあらゆる召喚術についての魔導書を読み漁った。一般的な魔法が使えないのなら一風変わったマイナーな魔法を使うしかない。もしかしたらそれが私にあってるかもしれない。善子はそう思った。そして彼女は過去の大魔導師に巡り合う。
善子「ふーん昔は今より魔導師が多かったのね、、、なになに歴代魔導師で一番強かったのは?へー、去年亡くなっちゃったのね。。。えーと名前は、、、と、東條?のぞみ?知らないわ。。。」
善子「待てよ、今まで私は悪魔を召喚することにこだわってた、、、。だけど過去の魔導師を召喚することは可能なのかな??。。もういいや、寝よ。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ー翌日ー
善子「何でこんなことになるのよっ!!」
善子が目を覚ましたのはあの生物が現れてからだった。生物はどうやら街にも現れていたらしい。
善子ママ「善子早く逃げなさい!!今町は大混乱よ!渡辺さんが船を出してくれてるらしいから早く船着き場まで!!」
善子「待って荷物まとめてるからー」
善子ママ「早く!もう街の人たちは逃げ終わってるのよ!?!」
善子とママが逃げ始めるまでの用意をするまで約10分、その10分が命取りになった。
ズガーーーン
善子「!?」
善子ママ「ま、窓から、は、入ってきた。。。。」
そこにはあの生物ー脳無がいたー
善子「ッッ!ママ!逃げて!!」
善子ママ「あ、あ、、」
善子「仮にも魔法学校生よ?(ニートだけど)ここは私に任せて逃げてっ!!」
善子ママ「娘を、、置いていけない!!」
善子「あー焦れったいわね。。!おいこの木偶の坊!!このピチピチ堕天使の美味しいお肉が食べたいなら私を捕まえてみなさいっ!!!」
善子は母を守るため自分が囮になり脳無を家から遠ざけるつもりだ。 善子(付いてきてる?よかった。啖呵切ったのはいいけど、どうやって倒そう。。頼みの悪魔の召喚術はまだ練習中だし、、、こうなったら)
善子は海岸沿いまで脳無を引きつけ叫ぶ
善子「いくぞっ!!!召喚ッッッ!ー東條 希ーッッッ!!!!!」
、、、、
善子「ありゃ?」
脳無「グラァァァア!!」
善子「キャーーーーー!!!」
善子(私もう死ぬのね、、、あー死ぬ前にせめて一回でも魔法使いたかったー。結局最後まで何もできなかったな。。。まぁいっか、私は『魔法に嫌われた女』だし)
脳無の拳が善子に届くその瞬間、善子は何者かの声を聞いたーー!!!
?『ウチを召喚するとはなかなか面白いことしてくれるやん?』
キュィーンボカンッッッ!!!
善子は何が起こったか分からなかった。ただ目の前に『脳無だったもの』があるのだけは理解した。 善子「何が起きたの???」
?『自分がウチ召喚したん?』
善子「自分?私のこと?え、えぇ。とするとあなたは、、」
希『ウチ東條希!!召喚してくれてありがとうっ!!!』
善子「これあなたが倒したの?この悪魔を??」
希『んーこれは悪魔じゃなくて人間が作り出した殺戮兵器ー脳無ーやなぁ。もう完成しとったんかー』
善子「あは、あはははは、、あなたはいったい何を知ってるの?」
希『なんでも♡』
希『それより街にはまだ何匹かおるっぽいから殲滅しよ』
善子「え、えぇ。ていうよりあなたすごい魔法使えるのね、、、」
希『?そりゃあね。いま自分達が学校で勉強してる魔法誰が作ったと思ってるん?』
善子「え、ま、まさか」
希『ふふふ、まぁウチじゃないけどね』
善子「違うんかい!!!」 希『まぁそれはさておき、今回のこの事件にはアライズ帝国が一枚噛んでると見たで』
善子「アライズ帝国?西の大国?なんでよセンターとアライズ帝国は同盟関係じゃない」
希『まぁいろいろあんねん。もしかしたら綺羅ツバサ来てるかも。。。知らんけど』
善子「まっさかー!こんなど田舎にアライズ帝国の帝王がわざわざ来るわけないじゃない!」
希『そうやといいねんけどな、綺羅ツバサ相手やと、、、』
善子「まさか負けちゃうのー!?」
希『捻挫くらいするかもしれへん』
善子「それだけかい!!」
希『あんた名前なんていうの?』
善子「津島ヨハネよ!」
希『ふーんじゃあ津島善子ちゃん。早速みんな救いに行こかー』
善子「だからヨハネだってば!!」
そして善子は希の誘導に従い移動した。 脳無「グルァァァァァア!!」
モブA「キャーーーーー!!」
モブB「誰か助けて!!!」
モブA「あんた空間魔法使えるんでしょ!!はやく瞬間移動で逃げよう!早く!!」
モブB「私の空間魔法はそんな高度なことできないよぉ〜、むしろAちゃんの風魔法であいつを切り裂いて!!」
モブA「そんなことできないって!つむじ風起こすくらいしか練習してないもん!!」
脳無「ガァァァアー!!」
モブAB「キャーーーーー!!」
善子「くたばれっ!!はっ!!」ボウッ
善子の手から業火の球体が脳無に向かって炸裂した。
脳無「グハァァア。。。」
善子「これで5匹目ね」
ズドン
善子は大分希の扱いに慣れてきたようだ。どうやら希は実在はせず。あくまでの善子の守護霊的存在で善子に魔力を貸し、そして善子の体を通して希が魔法を唱える。といった具合だ。
モブB「あれ?」
モブA「つ、津島…善子。。。」
善子「だから」
善子は乱れた髪をかきあげながら言う。
善子「ヨハネだってば」フッ
希『今の善子ちゃんめっちゃカッコいいで。ふーふー』
善子「うるさいわね!」 希『こいつら火に弱いっぽいね。なんでかな?』
善子「知らないわよ」
モブA「ありがと、、、」
善子「ふん。知り合いが死なれちゃ後味悪いから助けただけよっ!」
モブB「ヨハネちゃん。。。」
善子「何?」
モブB「独り言、、おおいね?」
善子「はっ///」
背後で希がケタケタ笑ってるのが見える。
だがこの希が見えるのは善子だけだ。
善子「まぁ私は次に行くから、あなたたちも気をつけなさいよ」
モブAB「はいっ!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています