海未「えっ、姉さんが帰ってくるのですか!?」
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海未(何年、会っていないのでしょうか) 海未(たまにお母様とお父様が姉のことについて話しているので、生きていることだけは知っていたのですが) 海未(朧気ながら覚えている、姉の華麗さ、強さ、優しさ……) 海未(小さいながらも私は、彼女に憧れ姉さんのようになりたいと考えていたことを覚えています) 海未(それが今日いままでの原動力なのはわかりませんが、姉が私の中で大きな存在であることは確かです) 海未「ぅ、こんな練習終わりの汗くさい体で姉さんを迎えるのは失礼ですね。まずは体を清めて……」 ピンポーン 海未「なっ……!」 海未「ど、どうしましょう、まだお風呂入っていないのに……!」 海未「ん?姉さんが帰ってくるならピンポンせずに帰ってくるはず……配送業者ですね」 海未「はい、今出ます……」ガチャ 「ん?」 海未「ぁ……」 「もしかして海未?」 海未「は、はい。そうです」 「……海未〜〜っ♡」ぎゅーっ 海未「むぐっ!?///」 「海未、覚えてる?あなたのお姉ちゃんよ♡」 海未「わ、わかります!わかりますから一度離してくださいっ!」 「あ、ごめんね」 海未「お、おかえりなさいませ。それと、おひさしぶりです、姉さん」 「うん。見違えるくらい大きくなったわね、海未」 海未(その言葉を聞いて初めて姉さんの顔を直視します) 海未「あ……///」 「?」 海未(その姿はわたしの記憶よりもずっと綺麗になっていて、少しは近づいたかも、と言う考えを一度に流してしまうくらいの美しさでした) 「母さんはいないみたいね」 海未「あ……はい。買い物に出かけたみたいです」 「ふふっ、料理を振舞われる立場になるのって何年ぶりかしら」 「でも一応インターホン押して正解だったわね。実家だからそのまま入っていいかと思っていたのだけれど。でもまさか海未が出迎えてくれるとは思わなくて思わず抱きしめちゃったわ♡」 海未「……」 「海未?」 海未「ひゃ、はぃぃ!?」 「もしかして緊張してる?」 海未「!そ、そんなことは……」 _____ /" ゛ヽ . / ヽ ヽ l *-ノ´゛`ヽ_j__j_ヽ l ヽ l l σ σ l l . l ./l l "" 。 "" l l .l ヽl ,l、____________,l `l ノ l_ノ'`j:》o《:lヽl_ノ, ((__(___'ヽニつと`ノヽ,l /:::::::ヽ /_/_l_l_l_l_ヽ_ヽ . ヽ_i__/ l::::::l::::/ `-`-´ 亜里沙ちゃんがこのスレに興味を持ったようです 「してるでしょう。まあ海未は引っ込み思案だったからこれが素なのかも知れないけれど」 海未「……すこしだけ。すみません」 「ううん、謝る必要なんてないわ。小さい時に会ったきりで何年もあってない身内なんてほぼ他人みたいなものなのに普通に接しようと思うのが無茶よね」 海未「その、記憶よりも綺麗で……驚きました」 「あら、綺麗だなんて随分口説くのが上手に育ったのね♡海未も綺麗で、とってもかわいいわ♡学校でもモテるでしょう」 海未「か、かわ……///からかわないでください!」 「別にからかってないわ、本心から言ったことよ♡」 「……さて、じゃあまずは仲良くなりましょうか」 海未「え?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる