海未「えっ!?私が年末年始特番のゲストに!?」
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海未「緊張しますが……またとない機会です!誠心誠意頑張らせていただきます!」
>>3どんな番組かな? 海未「書道JK園田海未……じぇーけーだなんて恥ずかしいですが、スクールアイドルとしてではなくひとりの女子高生として呼ばれるだなんてなんだか誇らしくなりますね」
海未「園田海未です、今日はよろしくお願いします」
「ああ、そんなにかしこまらなくていいよ。習字をするだけだから」
「ディレクターが君が以前に書いた大きな習字いたく気に入ってね。ぜひ番組の目玉にしたいときかなくて……」
海未「えっと……もしかしてこれは生放送、ですか?」
「そうだよ」
海未「」
海未(ど、どうしましょう!生と聞いたら急に緊張して来ました!)
「園田海未さん、スタンバイお願いしまーす」
海未「えっ!?あ、あの、なんと書けば……!」
「海未ちゃんが好きな字書いていいよ!じゃあ頼んだよ」
海未「うぅ…」
海未ちゃんの書く文字>>10
コンマ奇数で成功、偶数は失敗 「それでは新年を祝う書き初めを行いたいと思います!筆をとるのはこの方です!」
「日本一の書道ガール、園田海未さんです!」
海未「……」ガチガチ
『海未ちゃん、わらって!』
海未「えへ……」ダブルピース
「道着、とても似合ってますね!」
海未「ひゃいっ↑」
海未(だ、だめです、全国に私の姿が放送されていると思うと……!)
「それではおねがいします!」
海未(うぅ……もうなんでもいいから書いてしまいましょう!)
海未「ふっ!!」ズッ
『ほ』
「おお、力強いですね!」
『の』
偉い人「むっ!」
『う』
海未「たぁぁーーっ!!」シュッ
『み』
海未「できました……」
『ほのうみ』
「うおおおおおぉぉぉ!!」パチパチパチ 「園田さん、お疲れ様でした!これは……『ほのうみ』と書いていますが、どういった意味が?」
海未「え?えっと、これは……」
偉い人「知らんのか!キャスターのくせにそんなことも知らんとは!」
偉い人「穂の海……例えば稲穂を日本海のように大きく広がるほど豊かに……そんな我が国の繁栄を思って園田さんはこの字を書いたのだ!!」
「そ、そうでしたか!女子高生ながら国全体のことを考える……まさに日本の大和撫子、園田海未さんでした!!」
パチパチパチ
海未(無駄に草書で書いたせいでみなさんにはうまく見られているようでよかったです……) 「それでは園田さんには引き続きバラエティのコーナーにも参加してもらいます」
海未「えっ、聞いてな」
『ディレクターがどうしてもって……頼むよ〜〜』
海未「むぅ……」
「続いてのコーナーはこちら!>>22です!」 「箱の中身はなんだろなゲーム〜〜!!」
「みなさんご存知、箱の中に手を入れてその中身を当てるゲームです!」
海未(こういうのは少し苦手ですね……反応をみて笑い者にされそうで……)
「なお、見事箱の中身を当てた方には全国旅行券20万円分がプレゼントされます!」
海未「!?」
海未(別府温泉……道後温泉……!!絶対行きたいです!!)ハアハア
「それではさきほど素晴らしい習字を披露していただいた園田海未さんに挑戦してもらいます!」
海未「がんばります!」フンス 「それではスタッフさんのもっている箱に手を入れてください!」
海未「はいっ!」ズボッ
グニッ
海未「ひゃっ!?」
海未(な、なんですかこれ……固くて、でもやわらかい……?ゴム?でも少し違うような……初めて触るものかもしれません)
「何かわかりましたか?」
海未「いえ、全然……」
「適当でいいので答えてしまいましょう!」
海未「え、えっと……箱の中身は>>27です!」
安価が偶数であたり、奇数ではずれ 海未「にこのパッドです!!」
「……正解は……」
「矢澤にこさんのパッドでした!」ピンポンピンポン
海未「え……ほんとにですか?」
「はい!矢澤にこさんが外出する際に必ずつけているパッドです」
海未(パッドをつけてあの膨らみだったのですか……)
「見事正解された園田さんには旅行券を進呈します!」
海未「やりました!これで温泉旅行です!」 海未ちゃんが書き初めをしてから1時間半、時刻は1:45くらい
海未「………」ウトウト
「園田さんもそうですよね?」
海未「えっ!?は、はい!」
「すみません、眠たかったですか?」
海未「ぅ、すみません。普段は寝ている時間なので」
「楽屋で休んでいていいですよ。今日はありがとうございました」
海未「いえ、こちらこそ……」フラフラ 「……園田さんが寝静まったようなので、これより裏メインイベントを行います!」
うおおおおお!!!はやくしろーー!!
「楽屋で寝ている園田さんに>>36をして、それを全国放送で赤裸々に放映するといったものです!」 初日の出山頂アタックとは…
ことほのも一緒に行きそうだな 「落とさないでくださいねー」
海未「……」スヤスヤ
「さむっ……園田さん寝てますけど大丈夫なのでしょうか」
「おはよーございまーーす……」
海未「ん、ぅぅ……」ムク
海未「ぅ、さ、寒い……誰かヒーターを……エアコンでも構わないので……」
「園田さーん、屋外ですよーー」
海未「えっ……どこですかここ」
「下を見てください」
海未「スモークが焚かれていますね……」
「雲ですよ」
「ここは富士山の山頂です!園田さんは山が好きだという話を聞いたので、喜んでいただけましたか?」
海未「そ、それはすごい、ですね……あぁ、初日の出が……」
「あの、まだ4時半ですけど……」
海未「さむ………」
海未「こ、ことし、も……よろしくおねがいいた……」
海未「」チーン
園田海未、コールドスリープへ
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