絵里「最近海未と仲良くしてないわね」
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海未「そうですか」
絵里「そう思うでしょう?」
海未「別に。他の人と仲良くしていればいいではありませんか」
絵里「海未と仲良くしたいから言ってるんじゃない」
海未「絵里と仲良くしたい人なんて私じゃなくてもたくさんいますよ。その人たちに構ってあげてください」
絵里「……もしかして嫉妬してる?」
海未「……いいえ」
絵里「じゃあ寂しかったのね」
海未「………」
絵里「ごめんなさい。最近会えなくて」
海未「他の方と一緒にいたから……」
絵里「違うわ。言っておくけどあなたが思っている以上に私は一途で純粋よ」
海未「それ、自分で言いますか」
絵里「信用できない?」
海未「そういうわけでは……」
絵里「素直になっていいのよ。じゃあ海未の信頼を得るために……まず>>3しましょうか」 海未「なんですかそれ?」
絵里「あら、海未はあんまり本は読まないの?」
海未「最近の本で言えば遠藤周作くらいしか……」
絵里(遠藤周作を最近呼ばわりするのもどうなの)
絵里「何年か前の小説なのだけれど、日本中で鬼ごっこをして、捕まった人は処刑されるっていう……」
海未「物騒なことを言わないでください。よくそれで信頼を得られると思いましたね」
絵里「本当に処刑するわけじゃないわ。今回はふつうに罰ゲームすることにして、体を動かすと仲良くなれる気がするじゃない」
海未「……わかりました、では私は……」
絵里「海未は逃げる側ね。鬼だと私、すぐに捕まっちゃうから」
海未「わかりました、」
絵里「はい、よーいスタート」ギュッ
海未「ぇ」 海未「なんですかそれ?」
絵里「あら、海未はあんまり本は読まないの?」
海未「最近の本で言えば遠藤周作くらいしか……」
絵里(遠藤周作を最近呼ばわりするのもどうなの)
絵里「何年か前の小説なのだけれど、日本中で鬼ごっこをして、捕まった人は処刑されるっていう……」
海未「物騒なことを言わないでください。よくそれで信頼を得られると思いましたね」
絵里「本当に処刑するわけじゃないわ。今回はふつうに罰ゲームすることにして、体を動かすと仲良くなれる気がするじゃない」
海未「……わかりました、では私は……」
絵里「海未は逃げる側ね。鬼だと私、すぐに捕まっちゃうから」
海未「わかりました、」
絵里「はい、よーいスタート」ギュッ
海未「ぇ」 絵里「捕まえたわ」
海未「ひ、卑怯ですよ!」
絵里「自分で言っておいて、海未に罰ゲームができるっていうことにすごく魅力を感じたのよ」
海未「よくこれで信頼が得られると思いましたね!」
絵里「……信頼されるのは次からでもいいかなって」
絵里「そういうわけだから、海未を>>13の刑に処すわ」 絵里「上着を脱ぐ刑に処すわ」
海未「なんですかその地味な罰ゲームは」
絵里「ていうか脱がすわね」グイ
海未「ひゃ!?///」
絵里「うん、学校指定以外のもの以外は着てないわね。優秀よ」
海未「うっ……寒いです……」ブルブル
絵里「屋内だから言うほどでもないでしょう。そんなに寒いのなら……」
ズイッ
海未「!」ドキ
絵里「もっと近くに寄れば温かいわよね?」ニコ
海未「……知りません」
絵里「もう、海未からももう少し近づいて欲しいのに。じゃあ今度は>>16で海未の信頼を得るわ」 絵里「よいしょ……うぅ、さむ……」ヌギヌギ
海未「何してるんですか?」
絵里「海未だけじゃ不公平かと思って。どう、信頼してくれた?」
海未「勝手に脱がせて勝手に脱いで……信頼もなにもあるわけないでしょう」
絵里「残念。あぁ、でも寒いわ、このままじゃ凍死しそう」
海未「……」
絵里「体温の高い海未ちゃんの方から近づいてくれるとポカポカになれるのだけれど」チラチラ
海未「……あなたは本当に、なにがしたいのですか」ギュッ
絵里「んふ……っ」
海未「変な声をださないでくださいっ」
絵里「意外と素直で驚いたのよ。だいぶ私のこと信頼してくれたみたいね?」
海未「そういうわけではありません」
絵里「じゃあ……今度は海未がしたいことしていいわよ。私がそれに応えるからそっちの方が信頼してくれるでしょう」
海未「……では>>21を」 絵里「ぇ……冗談?」
海未「……二度も言わせないでください」
絵里「わ、わかったわ」
絵里「海未……」ぎゅっ
海未「んっ///」
絵里「あんまり、一緒にいられなくてごめんね」
海未「……絵里っ」ぎゅぅぅ
絵里「っ!!///」ドキドキ
海未「とても、不安でした。もしかしたら、私には興味がなくなってしまったのではないかと」
絵里「そんなことはるはずがないわ。だって海未は、私の一番の、いいえ、唯一の……」
海未「好きです」
絵里「っ!!……うん、私も大好きよ」
ギュッ 絵里「そろそろ……」
海未「すみません、長いこと甘えてしまいました」
絵里「ううん。あなたはそれでいいの。私だけじゃなくて、誰にでも甘えていいんだから」
海未「そう、ですね。ですが今は、絵里にだけ……」
絵里「かわいい」
海未「えっ///」
絵里「海未、あなたとてもかわいいわね」
海未「な、なにをいきなり……///」
絵里「かわいすぎて>>26しちゃいたいわ」
海未「そ、そんなこと……」
絵里「ダメ?」
海未「……いい、ですよ」 ポツン
海未「くしゅんっ」
海未(どうして私、あの時了承してしまったのでしょう)
海未(こんなの絶対楽しくありませんし、寒いし……)
海未(ですが、絵里のおねがいは聞いてあげたくなる。なんでも受け入れたいのです……///)
海未(こんな考えでは、もし絵里に大変なことを頼まれた暁には……考えないようにしましょう)
海未(それにしても……不安というか、寂しい、ですね……)キョロキョロ
海未(暗くなるのが早いですし、ここで立っているのは少し怖いです)ウロウロ
海未(絵里……はやく迎えにきてくださいっ) 絵里「はぁ……はぁ……」
絵里(なにを考えているのかしら私。こんなの……いけないことよ)
絵里(はやく海未を迎えにいってあげないと。あんな風通しのいいところで放置してたら風邪ひいちゃうわ)
絵里(でも……)ドキドキ
絵里(薄暗くて表情はあまり見えないけれど、すごく不安そう……キョロキョロ動いて、たまに通る車に警戒して……こんな海未みたことないわ)
絵里(たまらなくかわいい……♡もっと見ていたいっ♡)
絵里(ん?あれって……)
路上放置された海未ちゃんに起こるできごと
>>34 にこまきがイチャイチャデートしてるのに目をとられて一瞬目を離した間に穂乃果ちゃんにお持ち帰りされる 絵里(さすがに可哀想になってきたからそろそろ迎えにいかないと)
「ご飯どうするの?にこちゃん食べ放題とかよく行く?この前パパと行ったいいビュッフェ知ってるんだけど……」
「はぁ?!あんた、私たち高校生よ!?晩御飯でそんな高そうなとこ行ってどうすんのよ」
絵里(ん?この声……にこと真姫じゃない!なんで二人きりで……手繋いでるし!)
絵里(焼き芋くれないと思ったらそういうことだったのね……私これからユニット練習のときどういう立場でいればいいのかしら)
絵里(いけないいけない。今は海未をちゃんと保護しに……)チラ
絵里「えっ!?」
絵里(いない……?)
絵里(今の一瞬で移動したのかしら、どこに……) 穂乃果「ただいまー!」
穂乃果母「あら穂乃果、走りに行ってくるって言ってたのに随分早かったのね。ってあら、海未ちゃん」
海未「お、お邪魔します」
穂乃果「ちょっと海未ちゃんお家上げるね」
穂乃果母「ごゆっくり〜」
穂乃果「入って入って、エアコン点けっぱなしだからあったかいでしょ?」
海未「すみません……くしゅんっ」
穂乃果「寒い?パジャマ着る?」
海未「い、いえっ、長居する気はないのでお構いなく……」
穂乃果「ふーん。でもあんなところで何もせずただ立って何かあったの?」
海未「それは……その……」
穂乃果「待ち合わせみたいな?」
海未「そんな感じ、です……」 穂乃果「そうなんだ。じゃあ今頃待ってた人は海未ちゃんがいなくて困ってるかもね」
海未「……」
穂乃果「でも、困っててもしょうがないよね。海未ちゃんをあんな寒いところで待たせてるんだもん。きっと海未ちゃんのことなんて大切に思ってないよ」
海未「っ、違います!絵里は私のことを一番に考えてくれていて……!」
穂乃果「ほんとにそうかな?海未ちゃんが言うことなんでも聞いてくれるから都合よく使ってるだけじゃない?」
海未「!」ドキ
穂乃果「そんな絵里ちゃんと、海未ちゃんが一人なことに気づいてお家で介抱してあげられる穂乃果。どっちが海未ちゃんのこと考えてられてるかな?」
海未「そんな、こと……」
>>39
穂乃果を信じるか絵里を信じるか 海未「……それでも私は」
海未「絵里を信じています」
穂乃果「っ……そっか」
ガラッ
絵里「海未っ!」
海未「絵里!?どうしてここに……!」
絵里「穂乃果の家の近くだったこと思い出して、もしかしたらって……」
絵里「ごめんなさいっ!寒かったわよね、不安だったわよね!?」
海未「少しだけ、です」
海未「ですが今、絵里がここに来てくれたことがすごく嬉しくて……許してしまいたい気持ちになっています」
絵里「海未……本当にごめんなさい」ギュッ
穂乃果「はぁ……」
穂乃果(あんまり信用できないなあ) 海未「絵里、その、よかったら……」
海未「家に、来ませんか?ここからなら近いので……///」
絵里「なっ……!?///」
絵里(い、いや……海未のことよ。他意はない、はず)
絵里「お、お邪魔します」
海未「父は仕事ですし、母も舞踊の稽古をつけていて家にはいないのでお構いなく」
絵里「え、それって……」
絵里(二人きりってことじゃない!)
海未「どうぞ遠慮せずに座ってください。私の部屋ですから」
絵里「え、えぇ」
海未「……」
絵里「……//」ドキドキ
海未「最近、絵里と仲良くしてなかったというのは私も実感していました」
海未「ですからその穴を埋めるように、たくさん仲良くしたいと思っています」
絵里「私もそう思ってるわ。海未をこれ以上不安にさせたりしない」
海未「では、一緒に>>44をしてくれますか?」 絵里「ぼ、ぼんさい!?それって……」
海未「コレです」ドン
絵里「コレよね……」
絵里「なにをどうしたらいいのか……」
海未「ちょうどいい見栄えになるように枝や葉を切っていくのですよ」
絵里「海未はこういうのよくするの?」
海未「あまり。華道は経験がありますが、盆栽は父が少し弄るくらいで。父もそこまで詳しくないようですし」
絵里「どうして私とこれをしようと思ったの?」
海未「特に理由はありません。……だめでしたか?」
絵里「全然だめじゃないわ。やりましょう、盆栽」 絵里「この辺いる?」
海未「私はいると思います」
絵里「そう?なんか高さがあると変かなって」
海未「ここの葉は多すぎですね」
絵里「私も同意見よ。じゃあここは……」チョキチョキ
海未「……あんまり楽しくないですね」
絵里「えっ!?そ、そんなこと……」
海未「無理する必要はありませんよ」
絵里「ん……少しだけ、ね?」
絵里「でもコレを通して、海未の事少しわかったかも」
海未「本当ですか?」
絵里「当然だけれど、海未と私は感性が違うっていうこと。似たもの同士、なんて思ってた時期もあったけどね」
海未「ですが全部が違うわけではありません、同じところも確かにあるのです」
絵里「ふふ、気づいた事だらけね。まだ海未のこと少ししか知らないみたい」
海未「言ってくれれば、なんでも答えますよ」
絵里「海未の口から聞いても面白くないわ。こういうのはこうやって遊びを通してわかっていくものよ」
絵里「だから海未……>>52しましょう」 海未「絵里は思いつきがいつも突飛してます」
絵里「突然盆栽取り出してくるよりはマシよ」
海未「むぅ……」
絵里「でもあんまり外でお風呂入る機会ってないからちょうどよかったでしょう?」
海未「確かにそろそろ銭湯に行きたいと思っていたところです」
絵里「よかった。早速入りましょうか」ヌギ
海未「///」ドキ
絵里「どうかした?」
海未「い、いいえっ!なんでもありません!」ヌギッ
絵里「あら、もしかして海未……おっぱい大きくなってる?」
海未「っっ!!?////な、なにを言いだすのですか!!」
絵里「確かに大きくなってるわよこれ、前に見た時よりハリがあるもの」
海未「ま、前に見たっていつのことですか!私、そんなに素肌を晒したことないですから!」
絵里「えっ//それはその……あの記念日の時に……?///」
海未「っ///どうしてこれからお風呂に入ろうというのにそういうことを思い出させるのですかあなたは……!///」
絵里「……ごめん///」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています