鞠莉パパ「よし、今年もサンタさんやるぞ」
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鞠莉パパ「ふっ、相変わらずいい海だな、ここは」
鞠莉パパ「今は…おっと、アメリカの時間のままだった」
鞠莉パパ「…ふむ、23時だな、ちょうどいい」
鞠莉パパ「鞠莉は寝てるはずだ」 ☆
果南「ねぇ鞠莉、もう23時だけど寝ないの?」
鞠莉「No!私が果南にババ抜きで勝ってからよっ!!」
果南「2人でやってても面白くないって」
鞠莉「キー!次は絶対勝ってみせるわっ!!」
果南「まぁいいけど!手は抜かないよ!」 ☆
鞠莉パパ「あっ!しまった…私としたことが鍵を忘れてしまった…」
鞠莉パパ「…まぁサンタだし窓から入ればいいか」
鞠莉パパ「よっこらせっ」
セコム「ビー!ビー!!!」
鞠莉パパ「しまった!?」
「何奴だー!!?」
「何事だ!?」
ゾロゾロ!!
鞠莉パパ「おぉ!うちの警備は万全だな!しかし私を捕まえられるかな?」 おうあくしろ
こういう面白そうなSSは盛り上げていかなきゃ ☆
鞠莉「勝った〜!」
果南「おめでと…もう疲れたよ」
鞠莉「ふふん!まぁ98回くらい手を抜いてあげてたのよ!」
果南「それはありがとございやした…」
鞠莉「はぁー楽しかったー」
果南「……じゃあそろそろ…寝る?」
鞠莉「え?」
果南「どうする?」
鞠莉「…ん…まぁ…そうね」
果南「…」
鞠莉「…」
果南「い、行かないの?ベッド…」ドキドキ
鞠莉「へ!?い、今行くわよ…///」ドキッ♡ ☆
鞠莉パパ「はぁはぁ!なんて奴らだ…」
「くそっ!どっちへ行った?」
「侵入者を絶対に逃がすな!!」
鞠莉パパ(くそ!経営者の顔を忘れるなんて!)
鞠莉パパ「まぁいい、今日は特別な日だ」
鞠莉パパ「確か鞠莉の部屋は…」 ☆
果南「…」
鞠莉(果南たらずっと黙って…き、気まずい///)
果南「き、今日…さ」
鞠莉「な、なに?」
果南「クリスマスなのに押しかけてきて…ごめん」
鞠莉「!…そんなの…別に」
果南「今更言うのもあれだけど…本当は今日予定あった?」
鞠莉「…開けといたのよ!…果南の為に…///」
果南「えっ///」ドキッ♡
鞠莉「…っ///」ドキドキ♡
果南「っ……鞠莉…///」
鞠莉「ぁっ…///」
コンコン!
かなまり「「!!!?///」」ビクッ!!
鞠莉「は、はい!な、なにかしら!?」
「お嬢様!ただ今ホテル内に何者かが…ぐぁっ!?」
鞠莉「えっ!?」
果南「!?」 ☆
鞠莉パパ「ふぅ、悪いが家族団欒を邪魔しないでもらおう…さて…鞠莉と再会だ」
__ _
鞠莉「い、一体なにが?」
果南「鞠莉、下がってて」スッ
果南(この気配、只者じゃない)
__ _
鞠莉パパ「さて__」
鞠莉パパ「すーっ!!鞠莉っ!!メリークリスマスッッッ!!!!!」
ガチャッ!!!
鞠莉パパ「__!?」
果南「はぁっ!!!」ギュアッ!!
ドアを開けた刹那、果南の鋭い回し蹴りが鞠莉パパの首めがけて放たれた
果南(ドンピシャ!倒せるっ!)
鞠莉パパ「…!」スッ
が、しかし紙一重、皮一枚で避けた
果南「なっ__!?」 鞠莉パパ「ふ〜…狙いはいい……しかし甘いぞ」
鞠莉パパ「松浦くん」
果南「…え?」
鞠莉「パパ!!?!?!!?」
鞠莉パパ「やっほー!鞠莉たん!パパ帰ってきたよ!」
果南「えっ?えっ!?お、お義父さま!?」
鞠莉パパ「君にお父さんと言われる筋合いはない!!!!」 ☆
鞠莉パパ「ふふっまたこうしてクリスマスに娘の顔を見れて幸せだ」
鞠莉「ねぇ、もう帰っちゃうの?」
鞠莉パパ「あぁ、仕事があるからね」
鞠莉「…そう」
鞠莉パパ「まだ…続けてるんだってな…アイドルを」
鞠莉「うん、スクールアイドルをね」
鞠莉パパ「…私に言わせてしまえば…スクールとつけるのは保険だ」
鞠莉パパ「失敗しても、結果が付いてなくても、これは本物ではないと…言えるような保険にすぎない」
鞠莉「っ…そんな言い方__」
鞠莉パパ「だがな、それをしないものが…常にアイドルとしての自覚を持った者だけが上に行き、勝者となれるのだ」
鞠莉「!」
鞠莉パパ「鞠莉、アイドルとして戦え!そして皆を…ファンを笑顔にしてみせろ!」
鞠莉「……パパ」
鞠莉パパ「アイドルは笑顔になる仕事じゃない__笑顔にさせる仕事…かつて誰かが言っていた…ふふっ…鞠莉、超えてみせろ…私の娘なら…あの伝説の…スクールアイドル達を」
こうして、私のクリスマスは明けた
パパは常に上を目指している
けれど私は、まず私がやるべき事は一つだ
この仲間達と、かけがえのない思い出と一緒に
浦の星の名を、刻む事__。
おわりよ 鞠莉パパって果南やダイヤと付き合うんじゃないって言ってたような人なんだよね
娘に甘いのか厳しいのかわからぬ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています