【安価SS】『今日14時46分頃、首都島近辺の海域でマグニチュード9.0の揺れが観測されしました』
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『ザザッ………現在首都島には、多数の被災者がおり……ザザッ……による救助活動が………』
『……が崩落………南区では、浸水が始まっているとの情報も………ザザッ……ザーッ』
千歌「………………ん……」
千歌「………あれ…」
千歌「ここ……どこ…?」
千歌「……真っ暗で、何も見えない…」
グラグラ..
千歌「え……揺れてる…っ!?」
千歌「………じっとしてても仕方ないね……。とにかく、今の状況を確認しなきゃ……」
安価下
1.【明かりはないかな?】
2.【ここはどこなんだろう?】
3.【どうして私はここに…?】
4.【ポケットに何か入ってる…?】 千歌「ん…?」
千歌(ポケットの中に何か入ってる…?)
千歌「あ…。スマホだ!」
千歌「と、とにかく、誰かに連絡しないと…!」
安価下
電話する相手(Aqoursメンバーで) 千歌「曜ちゃんに、電話を…!」
千歌「………」
千歌「繋がらない…?」
千歌(あれ…?よく見たらここ、電波が通ってない…!)
千歌「ここ、どこなんだろう…。電波も届かないような場所なのかな…?」
千歌「とりあえず、スマホがあれば照明として使えるね…」
千歌「早く、みんなの所に行かないと…!」
安価下
1.【明かりを頼りに探索する】
2.【足元に何かある…】
3.【何か、聴こえてくる…?】 千歌「何か聴こえてくる…?」
千歌(何の音だろう…)
ザザッザーッ
千歌「この辺から聴こえてくるね…」
千歌「これは………ラジオ、かな?」
携帯ラジオを手に入れた。
千歌「えーっと、ラジオってどうやって使うんだろう…」
千歌「これを回せばいいのかな…?」
キュッキュッ
『ザザッ………地震により連絡橋が崩落し、現在首都島は孤立状態で……』
千歌「え……?地震…?」
千歌「どういうこと…?」
千歌「街や、ライブは………みんなは、どうなってるの…!?」 ガンッガンッ
千歌「!?」
千歌(な、何…!?怖い…!)
ガンッガンッガンッ
ガンッ
千歌「ひぃ!?」
聖良「………やっと見つけました…。千歌さん」
千歌「聖良、さん…?」
聖良「大丈夫ですか?お怪我は?」
千歌「うん…。平気、だと思います」
聖良「そうですか…。よかったです、千歌さんが無事で」
千歌「あ、あの…。聖良さんは、どうしてここに…」
聖良「話は後です。さあ、早くここから出ましょう」
千歌「……は、はい!」 聖良「離れないように、私について来てくださいね」
千歌「はい」
千歌(さっきの部屋も暗かったけど、その外も真っ暗……。聖良さんのライトがなかったらこんなにサクサク歩けないよ…)
千歌(さっきから歩いてるけど…。ここは廊下、なのかな…?)
聖良「………」
千歌「……聖良さん?」
聖良「困りましたね…。さっき通ってきた道が、瓦礫が崩れて通れなくなっています…」
千歌「ええ!?それって大変なことじゃ…」
聖良「大変なことですね…」
千歌「………あの、聖良さん」
聖良「はい?」
千歌「ここは、どこなんですか…?」
聖良「覚えていませんか?ここは、今日あなた達がライブをするはずだったドームの、地下です」
千歌「ちか…!」
聖良「?どうかしましたか?」
千歌「あ、いや、何でもないです…」 聖良「千歌さんは、地震が起こる前に先ほどの部屋に監禁された………ということですね」
千歌「うそ…!どうして監禁なんて…!?」
聖良「……それは………」
「誰か、いるんですかー!?」
千歌「……瓦礫の向こうから、声が…!」
「助けてください!体が挟まって、動けないんです…!」
千歌「助けを呼んでる!行かなきゃ…」
聖良「無理ですよ!この瓦礫は超えられないですし、助けに行った千歌さんが怪我をします!」
千歌「で、でも…」
聖良「違うルートから脱出します。千歌さん、ついて来てください」
千歌「………」
安価下
1.【困ってる人を見過ごせないよ!】
2.【あの人は、運が悪かったんだ…。私は悪くない…】 千歌(あの人は運が悪かったんだ…)
千歌(私は悪くない…)
聖良「こちらです。ついて来てください」
千歌「はい…」
「待って!行かないでー!」
千歌「………」
千歌(自分の命も危ない状況なんだ…)
千歌(他人のことなんて、一々助けてられないよ…) 聖良「……ありました。非常出口です」
千歌「ここから、外に出られるの…?」
聖良「わかりませんが、行ってみるしかありませんね」
千歌「………」
千歌(曜ちゃん…梨子ちゃん…。今頃どこにいるんだろう…?)
千歌(無事でいてくれるといいんだけど…)
聖良「ほっ!」ガンッガンッ
千歌「……何してるんですか…?」
聖良「扉が開かないので、バールで壊してるんです。バールがあれば大抵のものは壊せますから」ガンッガンッ
聖良「……ほら、開きました。ここから出ましょう」
千歌「はい…」
千歌(聖良さん、なんか怖い…) さつき駅
千歌「ここは………駅?」
聖良「なるほど…。ドームの地下道は駅の改札に繋がっていたというわけですか」
聖良「千歌さん。向こうの階段を上がれば地上に出られますよ。どうしますか?」
千歌(どうするって言われても…)
千歌「それじゃあ…」
安価下
1.【ホームに降りる】
2.【駅員室を調べる】
3.【聖良さん〜】
4.【地上に出る】 地上
千歌「………うそ…」
千歌「ここ…、本当に首都島なの…!?」
聖良「ええ。『昨日までは』、ですけどね」
千歌「昨日まで…?」
聖良「……首都島地震が起きたのは、昨日のこと…」
聖良「つまり千歌さんは、丸一日、あの地下の部屋で気絶していた…ということですよ」
千歌「え…私、そんなに倒れてたの!?」
千歌(じゃあ……もうみんなは………)
千歌「そうだ…!地上に上がったから、スマホも電波が届いてるはず!」
千歌「………あれ?なんで…電波が来ないの……」
聖良「地震の影響…でしょうね」
千歌「地震の影響…?」
聖良「震災が発生した後は、通信が混み合って電話ができなくなったりするものです」
千歌「そっか…。だから繋がらないんだ…」
千歌(電話がダメなら、ラインで連絡を………)
千歌(……ダメだ、常に機内モードみたいになってる…) 聖良「仲間のみなさんと連絡、取りたいですか?」
千歌「はい…。みんなの無事を確認したいです…」
聖良「………どうぞ」
千歌「ガラケー…?」
聖良「いえ、ガラケーではありませんが…」
聖良「この携帯を使えば、好きな相手に電話をかけられます。もちろん、相手がスマホを所持しているのが前提ですが」
千歌「誰にでも、電話をかけられるんですね…!」
千歌(早く、みんなの声が聴きたい…!)
千歌(私が電話する相手は………)
安価下
電話の相手(Aqoursメンバーから一人) プルルルルル
千歌「もしもし!かずおくん!?」
かずお「ん、どうした?」
千歌「あ、えっと……かずおくんの声が聴きたくて…」
かずお「あっそ。ところでおまえ今どこ?」
千歌「あ、それがね?今私、首都島にいて…、地震がきて、大変なの!」
かずお「首都島?地震?そんなもの、俺が『なかった』ことにしてやるよ」
かずお「ほいっ」
千歌「すごい!かずおくんの能力で地震がなくなった!」
かずお「俺は過去に描写した設定も『なかった』ことにできるからな!ガハハ!」
千歌「かずおくん大好き❤」
かずお「照れるぜやめろよ」
千歌(首都島を出た後、私はかずおくんと結婚しました)
千歌(今ではたくさんの子供に囲まれながら、裕福ではないけど幸せに生きてます!)
千歌(え?他のメンバーはどうしたのかって?)
千歌(………そんな他人のことなんて、知ったこっちゃないよ)
千歌(私は………かずおくんを選んだんだもん♪)
千歌
メタEND 次の主人公(千歌以外のAqoursメンバー)
安価下 絶命都市2か
ということは千歌はもう出番なしなのか… ここまでレスが付かないとはな…エタるから誰か続き書いていいよ
>>27
違う。安価方式は参考にしたけど つーか真面目系ssって下手に外野レスあると雰囲気壊れるかも?と思ったりしてみんなあんまり途中でレスしないもんでしょ
今日はここまでとか言うとわっとレスがつくことよくあるじゃん −−−−ザッザザ
???「よ・・・ちゃ・・?」
−−−ザッ−−ザッザッ
???「今・・・ど・・?」
ガシャン!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています