警察官「市民の安全を守ります!」穂乃果「仕事熱心だね!」海未「……」
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※注意
・キャラの口調に違和感有ります
・ほのうみ要素
・話は短い
・都市伝説 ―――道端(夜)―――
穂乃果「スクールアイドルの練習で遅くなっちゃったなぁ〜〜」
穂乃果「それにしても、夜の道を一人で歩くのは嫌だなぁ……」
タタタ……
穂乃果「ん?誰かが走っているのかな?」
男「……」タタタ(穂乃果の横を通りすぎる)
穂乃果「(男の人かな?顔は暗くて、あんまり良く見えなかったけど……)」
穂乃果「いけない!はやく帰らないと!」 ―――穂乃果の家・居間(朝)―――
テレビ『○○付近で殺人事件がありました。犯人は現在も逃走中……』
穂乃果「……」モグモグ(テレビ見ながら朝食を食べてる)
穂乃果の母「怖いわねぇ……。私達の家の近所じゃない……。はやく犯人が捕まると良いけど……」
穂乃果の母「穂乃果。気を付けて帰って来るのよ?」
穂乃果「うん!わかった!」
ピンポーン
穂乃果の母「誰かしら?」
穂乃果「穂乃果が見てくる!」 ―――穂乃果の家の玄関―――
ガラガラガラ……
警察官「あ!おはようございます!」
穂乃果「お、おはようございます……」汗
警察官「少しお話が有りますので、よろしいでしょうか?」
穂乃果「は、はい……」汗
警察官「この辺りの近所で、殺人事件があったのを知っていらっしゃると思うのですが……、それに関して何か心当たりは無いでしょうか?」
警察官「事件解決の為に、この近辺の人達に聞き込みをしているのですよ。どうか、ご協力お願いします」
穂乃果「いえ、何も知らないです……」汗
警察官「そうですか……」
警察官「事件のせいで、この近辺の警備が強化されています……。私はパトロールでこの付近を見回りをしています」
警察官「また後日、同じ時間にお尋ねします。その時に、もし何か思い出した事がありましたら、どんな小さな事でも良いので教えてください」
警察官「では!」
ガラガラガラ…… ピシャンッ(ドアを閉じる
穂乃果「ふぅ……、警察官と話すのは何だか緊張するなぁ……」汗 ―――翌日・穂乃果の家の玄関(朝)―――
警察官「そうですか……、心当たりは無いですか……」
穂乃果「ごめんなさい……」
警察官「いえ、お気になさらないで下さい。では、ご協力ありがとうございます!」
穂乃果「(その警察官は次の日も、その次の日も、そのまた次の日も、毎日決まった時間に警察官は穂乃果の家にやって来ました)」
―――学校・(朝)―――
海未「警察官が毎日、尋ねて来るのですか?」
穂乃果「うん!いや〜、街の平和の為に毎日朝早くから近所の人達に聞き込みに来るなんて、仕事熱心で立派な警察官だよね!」
穂乃果「穂乃果、感動しちゃったよ〜〜!海未ちゃんもそう思わない!?」
海未「……穂乃果」
穂乃果「?」 海未「その警察官は、『この近辺の人達に聞き込みをしている』と言っていたのですよね?」
穂乃果「うん、そうだけど……。どうしたの?海未ちゃん?」
海未「私の家と穂乃果の家は、そんなに離れてもいませんよね?」
穂乃果「うん。歩いて通えるくらいの距離だよ?だって近所だもん」
穂乃果「それがどうしたの?」
海未「……私の所に、その警察官は一度も来ていないのですよ……」
海未「穂乃果と同じ近所なのに……」
穂乃果「え……?」
穂乃果「だ、だって!穂乃果の家に毎日、その警察官が来ていたよ!?」
海未「それは、本当に警察官だったのですか?」
穂乃果「警察官の服も、ちゃんと来ていたよ!間違いなく警察官だったよ!」
海未「……そうですか、わかりました」
海未「では、その警察官が何時辺りに来るかを教えて貰えないでしょうか?」
穂乃果「?う、うん……、良いけど……」 ―――穂乃果の部屋(夜)―――
穂乃果「(何で、あの警察官は同じ近所の海未ちゃんの家には来なかったんだろ?明日聞いてみよ!)」
―――翌日・穂乃果の家の玄関(朝)―――
警察官「そうですか、何も知らないですか……」
穂乃果「あの……」
警察官「はい?」
穂乃果「警察官さんは、この近辺の人達に聞き込みをしているのですよね?」
警察官「ええ、そうですが?」
穂乃果「穂乃果の近所に、海未ちゃんって幼なじみがいるんだけど……。その海未ちゃんが、私の所に一度も警察官は聞き込みに来ていないって言っていたよ?」
警察官「!」
穂乃果「どうしてですか?」
警察官「それは……、え〜〜と……」汗
穂乃果「……電話してみます」
警察官「電話?誰に?」汗
穂乃果「交番に電話をするんです。貴方が本当に警察官か確かめる為に……」
警察官「……」
穂乃果「……」 偽警察官「……困りましたねぇ、まさかこんな事でバレるなんて……」
穂乃果「!」
偽警察官「貴方が私に関係する情報を思い出さないか、監視するために警察官に変装したのですけどねぇ……」
穂乃果「貴方に関係する情報?何を言っているの?穂乃果は貴方の事何か知らないよ!!」
偽警察官「いーえ。知っているはずですよ?貴方は私に一度出会っているのですから……」
穂乃果「一度出会っている……?あっ!もしかして、殺人事件が起こる前に、夜道で出会った人!?」
偽警察官「正解!そして殺人事件の犯人です」
穂乃果「!」
偽警察官「では、色々と知りすぎた貴方を、口封じの為に殺します」チャキ(手にナイフを持ってる)
穂乃果「ひっ!」
?「そこまでだ!」 穂乃果「!」
偽警察官「!」
警察官「お前だな?殺人事件の犯人は!?」
偽警察官「……くそ!」
警察官「逮捕する!!」ガシャン(犯人に手錠をかける)
警察官「さあ、歩け!」
偽警察官「はいはい」
海未「穂乃果!」
穂乃果「海未ちゃん!」ポロポロ
海未「怪我はありませんか?」
穂乃果「うん……、大丈夫……。もしかして、警察を呼んだのは海未ちゃん?」
海未「はい。昨日、穂乃果に、あの警察官について聞いた後、本物の警察官にこの事を伝えたのですよ」
海未「でも、なかなか警察官が動いてくれなくて……。それで、助けるのが遅くなりました……」
海未「ごめんなさい穂乃果……」
穂乃果「ううん!謝らないでよ!海未ちゃん!」
穂乃果「海未ちゃんのお陰で穂乃果は助かったんだもん!」
海未「穂乃果……」
穂乃果「ありがとう!海未ちゃん!」モッギュー
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