にこ「なんか黙ってるあんたって想像出来ないわね」穂乃果「何それ、酷いな」
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穂乃果「穂乃果だって集中してる時くらい静かになるよ」
にこ「映画とか真っ先に寝てたじゃない……」
穂乃果「あれ、そうだっけ?」
にこ「私あんたに誘われて行ったんだけど」 穂乃果「あはは、ごめんごめん」
にこ「そもそも口に食い物入れてない限りあんたずっと喋ってるじゃない」
穂乃果「食べてる時も結構喋るよ?」
にこ「威張って言うことじゃ無いでしょバカ。せめて口にモノ入れてる時は黙りなさい、みっともない」 穂乃果「ぶー、なんかにこちゃんお母さんみたい」
にこ「お母さんって……お姉ちゃんと言いなさい」
穂乃果「はーい」
にこ「素直に返事すんじゃないわよ」 穂乃果「いやにこちゃんが言えって」
にこ「冗談よ。真に受けんじゃないわよバカ」
穂乃果「てかにこちゃんも基本ずっと喋ってない?」
にこ「えー、にこはあんたみたいにベラベラ喋ってないわよ」 穂乃果「嘘だー。穂乃果といるとずっと喋ってるじゃん」
にこ「あれ?そうだっけ」
穂乃果「うん、ほら今も」
にこ「あれじゃない?あんたと話してるの楽しいっていうか」 穂乃果「へ、へー」
にこ「何照れてんのよ」
穂乃果「いやそんな面と向かって言われると流石に照れるって」
にこ「あはは、かわいいやつめ」 穂乃果「あ、それは別に照れない」
にこ「なんでよ!」
穂乃果「いやほら穂乃果可愛いし?」
にこ「うわ、性格悪っ」 穂乃果「せっかくにこちゃんの真似したのに」
にこ「あたしゃそんなに性格悪くないわよ!」
穂乃果「えー……」
にこ「何よその目」 穂乃果「いや信用出来ないなーって」
にこ「それに私は本当に可愛いからね」
穂乃果「あー、ほらそういうとこ」
にこ「……え、にこ可愛くない?」 穂乃果「何本気トーンで聞いてるのさ……にこちゃんは可愛いから安心して」
にこ「あ、ありがと……」
穂乃果「なんで照れてんのさ」
にこ「いや面と向かって言われるとちょっと照れるというか……」 穂乃果「その下りさっきやったよ」
にこ「そういやそうね」
穂乃果「なんだかんだ気が合うんだよね」
にこ「そうそう。別に趣味が似てるわけでもないのにね」 穂乃果「親友ってそんなもんじゃない?」
にこ「そんなもん?」
穂乃果「うん。ことりちゃんや海未ちゃんとも好きな物違ってたりするけどずっと仲良しだし」
にこ「んー、まあそんなもんなのよねきっと。なんかあんたとはおばさんになってもこんな風に話してる気がするわ」 穂乃果「にこちゃんがおばさんってなんか想像出来ないけど」
にこ「だれがおばさんよだ、れ、が!」
穂乃果「いたたたたた!自分で言ってたじゃん!」
にこ「あ、そうかごめん」 穂乃果「もー……おかえし!」
にこ「いったぁ!?」
穂乃果「へへーん、先に攻撃してきた方が悪いんですよーだ」
にこ「んー……まあ確かに私が悪かったわね、ごめん」 穂乃果「あれ、思ったより普通の反応」
にこ「いいじゃないのよ、たまには」
穂乃果「じゃあそういうことにしとく。でもさ、大きくなったら流石に会う時間ないんじゃない?学校もあるし仕事とか」
にこ「んなもんないなら作れば良いのよ」 穂乃果「……にこちゃんって凄いなぁ」
にこ「どしたの急に」
穂乃果「べっつにー?にこちゃんには教えてあげない」
にこ「何よそれ」 穂乃果「まあまあ、その話はおいといて」
にこ「置くんかい」
穂乃果「遊びに行こうよ、もっと思い出作ろ?」
にこ「……ま、別にこれからも沢山できるだろうけど、さ」 穂乃果「うん?」
にこ「何でもないわよ。良いわよ行こうじゃない。ただしつまんなかったら承知しないわよ?」
穂乃果「任せてよ!この前面白いとこ見つけたんだー」
にこ(ま、今は今で)
穂乃果(目いっぱい楽しまないとね!) これにておしまい
気軽にご飯に誘える友達って、大事ですよね
そんなテーマでした
ありがとうございました これにて3日連続ほのにこド短編はおしまいです
良い暇つぶしになりました。皆様の暇も少しは潰れていたら幸いです
>>20
飯が美味いというなら昔書いたこれでも読みながら一緒にご飯食べてください
にこ「二人で食べる」穂乃果「あなたと食べる」 [無断転載禁止]
http://hope.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1457875113/ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています