にこ「はぁ、レズは辛いわね…」
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にこ「恋人が同性同士だから、他の女友達と二人で遊びに行ったりすると浮気みたいになるし…」
〜〜〜
希「ねぇにこっち、昨日は何してたん?♪」
にこ「ん?昨日は、花陽と二人で外で食事してたわね…」
希「!?」ガタッ
にこ「一緒にアイドルのイベントを観に行くので打ち合わせをしててね…」
バンッ!
にこ「!?」
希「何で…何でウチに黙って他の女と会うん…?」
にこ「…!別に黙ってたわけじゃ…」
希「にこっちはウチの恋人やんな?なら他の女と二人きりで会っちゃいかんの分かってるやんね!?」
にこ「っても、花陽は友達だし…」
希「友達だからって女二人きりで会って良いわけないやろ!!にこっちもウチもレズなんだから!!」
にこ「そんな…」
希「二人で何してたん…?まさか…浮気してるん…!?」
にこ「そんなこと!希がいるのにするわけないでしょ!?」
希「そういうこと言って二股するやつだっておるやろ?」
にこ「私がそんなことすると思ってんの!?」
希「とにかく、今度ウチの許可なくウチ以外の女と二人きりで会ったりしたら許さんよ…!」
にこ「…はぁ、分かったわよ…」 にこ「かといって男友達なら構わない、って雰囲気でもないし…」
〜〜〜
希「にこっち〜、今週の土曜日一緒にお出掛けせん?♪」
にこ「土曜日…あ〜、予定入ってるわね…」
希「あ、そうなん…なんかあるん?」
にこ「バイト先の店長が本社に戻るんで、バイト先の男の子と一緒にお餞別を買いにね…」
希「!?」ガタッ
にこ「いや〜、店長は本当に良い人でね…別れが辛いわ…」ウルウル
バンッ!
にこ「!?」
希「何ウチに断りもせず男と会おうとしてるん!?」
にこ「え…?」
希「ウチに黙ってウチ以外の人と二人で出掛けるなって、この間言ったばっかりやんな!?早速破る気なん!?」
にこ「…そ、それは女相手のときでしょ?」
にこ「にこはレズだから男にはなびかないって分かってるでしょ?」
希「でも男と女が一緒に歩いとったらカップルみたいやん!」
希「にこっちの彼女はウチなんよ!!にこっちはウチとだけ一緒にいればいいの!」
にこ(そんな無茶苦茶な…)
にこ「そんなこと言ったって、お餞別買いに行くんだから仕方ないじゃない…」
希「その男かにこっちが一人で買いに行けばいいやろ?」
にこ「でも、二人とも店長にお世話になったんだから、二人で一緒に選びたいのよ…」
希「とにかくダメ」
希「もし出掛けたら…手首切るから…」
にこ「…はぁ、分かったわよ…」 にこ「彼女と外出歩くと、周りの視線が気になるし…」
〜〜〜
希「にこっち♥」ウデクミッ
にこ「…///」
にこ(人前で腕組んで歩くなんて、さすがに恥ずかしすぎよ…///)
にこ「の、希…外でくっ付いて歩くのはちょっと…ね…?///」
希「どうして?」
にこ「ほら、みんな見てるから、ね…///?」
チラッ チラッ
アラァ〜 ナカムツマジイコト
希「恋人同士なら身体寄せて腕組んで歩くのが普通やん?」
にこ「目立って恥ずかしいじゃない///」
希「いいやん!ウチとにこっちがイチャイチャしてるの、みんなに見せつけてあげよ!」
希「幸せのおすそ分けやん♪」
にこ(ここまで恥がないなんて…この子、本当ににこ以外の人が見えてないのね…)
希「♪〜」
ヒソヒソ
アノコタチ アツアツネ オンナノコドウシヨ?
ワァ〜レズッテヤツ〜? イチャツキスギジャナイ? ガンプクデゴザルヨ フヒヒ…
にこ「〜ッ!///」 スルスルッ
希「!?」
にこ「こ、ここまで!後は帰ってから、ね…?」
希「…なんで振り払うん?」
にこ「だって…///」
希「にこっちはウチのこと好きじゃないん…?」
ザワ…
アレ ヨウスガオカシイゾ?
にこ「す、好きに決まってるでしょ!?」
希「…だって、にこっち、ウチのスキンシップを拒否したやん…!」
にこ「!」
ザワザワ…!
アノコタチ シュラバ…?
コレハ…ヤミオチルートデゴザルカ?
希「それは彼女であるウチの愛を拒絶したってことやん!!」
にこ(そんな大袈裟な…!)
希「…やっぱりにこっち、ウチのこと嫌いになって…もしかして浮気…
にこ「あぁ〜、もう分かったわよ!!///」スッ(腕差し出し)
希「…にこっち♥」ギュッ
ホッ…!
ナカナオリシタミタイネ
ヤハリユリハホノボノガイチバンデゴザルヨ
ヤッパノゾニコナンダヨチュンナァ
にこ(もう…///顔から火が吹きそう…///) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています