ルビィ「お姉ちゃん!ルビィ将棋する人になる!」ダイヤ「え?」
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ダイヤ「どうしたんですの急に?」
ルビィ「あのね、テレビで見てたんだけど、将棋する人はね、おやつを好きなだけ食べられるんだって!」
ダイヤ「ああ…対局の途中の間食のことね?あのですねルビィ、あれは長時間に及ぶ対局で体力を切らさぬように栄養を補給する目的があって…」
ルビィ「楽しみだなぁ〜ルビィだったらケーキに、アイスにオレンジジュースに、あとは〜」
ダイヤ(考えてみれば、ルビィは一度も将棋を指したことがありませんわね、これをきっかけに将棋を覚えれば将来何かの役に立つかも知れませんわ…)
ダイヤ「ルビィ、本当に将棋をやりたいなら、私が協力してあげますわ」
ルビィ「ほんと!?やったー!」
ダイヤ(でもすぐに飽きるかもしれませんわね…) ダイヤ(駒の動かし方、囲いのやり方などは一通り私が教えて、あとは沼津にある将棋教室にルビィを通わせることにしました、これについてはお父様もお母様も喜んで賛成してくれました、そして1ヶ月が過ぎた頃…)
先生「いやぁ、本当に強くなりましたよルビィさんは、もう教室では敵う人はいませんよ、私も駒落ちで指せば勝てるかどうか…」
ダイヤ「そ、そうですか…」
先生「それで、口癖のようにいつプロになれるか?と聞いてくるのですが、ご両親ともお話しして…」
ダイヤ(こうなるとは予想外でしたわ…) 曜「え?じゃあ今日ルビィちゃんが休みなのは対局に行ってるからなの?」
ダイヤ「ええ、このままの成績だとプロになるのは確実だと先生も仰っているほどですわ…」
千歌「すごーい!ルビィちゃんがプロになったら入学希望者も増えるかなぁ?」
ダイヤ「まだプロになると決まったわけではありませんし、それに仮になれたとしてもプロの世界で勝ち続けられるか分かりませんわ」
果南「でもさ、なんでルビィちゃん急に将棋に興味を持ったんだろうね?」
ダイヤ「さ、さあ…わかりませんわ」
ダイヤ(おやつが食べたかったから、なんて口が裂けても言えませんわ…) 女流棋士ならルックス良ければ人気出て仕事も多いんじゃないか ちかっち→ゴキ中
曜→角交換四間飛車
ダイヤ→矢倉
ルビィ→居飛穴
マル→雁木
のイメージ ダイヤ(それからルビィは研修会に参加し、見事な成績を収め女流棋士になることができました、しかし…)
ルビィ「女流棋士なんかつまんない!おやつの時間になる前にみんな投了しちゃうんだもん!」
ダイヤ「そんなこと言っても…ルビィは女流棋士なんですから、基本的には同じ女流棋士としか勝負ができないのは仕方ありませんわ」
ルビィ「棋士の人たちはいいなぁ…タイトル戦が沢山あるし、賞金も沢山出るし…」
ダイヤ「今でも賞金はもらってるじゃないの」
ルビィ「ルビィも竜王戦やNHK杯に出たいなぁ…イベントか何かで棋士の人をコテンパンにやっつければ参加させてくれるかな…」 高校生で一からプロ棋士目指すのは30歳からオリンピック目指すのと同じだよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています