曜「千歌ちゃんとえっちするんだよー!」
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ジリ…
曜(27)「ふぅ…あっついなぁー…」
一年ぶりに訪れる内浦の夏の日差しは変わっていなかった
曜「うわっ…千歌ちゃんの家、とうとう一階にまで水が…」
曜(一年で変わるものだなぁ…)
私達が高校生の頃、内浦は突然落ちてきた隕石で大きな津波が起きて街全体が飲まれた
それ以来内浦の住人はほぼ全員絶滅…はしてないけどみんな都内に出てしまった
曜「…千歌ちゃーん!いるー?」
シーン…
曜「……」 曜「…まだ来てないのかな」
そう
私は一年に一度だけここへ戻って来て
大好きな私の千歌ちゃんに会いに来てる
いつまで会えるかはわからないけど
曜(もしかして今年は…)
「よぉ〜ちゃんっ!!」
ギュッ♡ 曜「わっ!?…千歌ちゃん!?」
千歌「あー♡曜ちゃん久しぶり〜っ…まったー?」
曜「…っ…ううん!今来たところー!」ギュッ♡
千歌「えー?ほんとにぃー?♡」
曜「ほんとほんと!」
千歌「あっ…また身長伸びた?」
曜「そう?…千歌ちゃんは変わってないね」
千歌「むむっ!少しは大人っぽくなったよ!」
曜「えー?そーぉ?」 千歌「この辺とか!」バイーン♡
曜「おぉ…これは…」
千歌「あっ…ろりこんさんだ」
曜「いやいやいやこれはこれは」サワッ♡
千歌「んっ♡…やーえっち♡」
曜「…」ムラッ
かわいい
待てない
曜「…千歌ちゃん、いい?」
千歌「あっ♡…もー…シたいの?♡」
曜「シたい」
千歌「んっ♡…よーちゃんどんどん大胆になってく♡」
千歌「浮気してたりして」
曜「し、してないよ!?」
急なマジトーンにびっくりしつつ
私は少し埃をかぶってるベッドに千歌ちゃんを押し倒した __
____
千歌「はーっ♡いやー5時間もしちゃったねー!」
曜「ふ…はは…っ」ヒクヒク
千歌「よしっ!今日はあと100回やろう!」キラキラ
曜「100っ!?ちょ、ちょっと休ませて…?」
千歌「ふふっ♡…ちょっとだけだよー?…あははっ!」
曜「…」
曜(かわいい)
それから少し2人でベッドに横になって
気がついたら2人とも少しだけ寝ちゃってた
__
___
曜「…ん…あー…んっ!?やばっ!…今何時…っ!」
曜(千歌ちゃんがいない…?)
曜「っ!!」ダッ!
私は急いで二階へ上がった
千歌ちゃんの部屋に
曜「千歌ちゃんっ!!」
千歌「うわっ!?ど、どしたの?」 曜「はぁ…はぁっ…よ、よかったぁ…」
千歌「あー…もしかして帰ったと思った?」
曜「思ったー…あーよかった…」
千歌「年に一度しか会えないのに何も言わずに帰るわけないでしょー?」
曜「だ、だよね…」
確かにそれもある
けれど、ふとした拍子に千歌ちゃんがいなくなってたら
それも寝ている間になんて
そんなの、そんな事があったら
本当に今までのは奇跡で
夢だったんじゃないかって
曜「…っ」
千歌「…あーまた泣いてる」
曜「っ!?あ…ご、ごめんっ…」
千歌「……ねぇ、ここから見る星さ」
千歌「私、一番好っ…んむっ!?」
曜「…っは……え?星?」
千歌「ちょっと!今ロマンチックに決めてたのに!」
曜「だってもう少ししかいられないんだもん」 千歌「あーもーほんとによーちゃんはよーちゃんなんだから」
曜「…ごめん」
千歌「んっ♡…そういいながらこの手はなんですかー?」
曜「好き…愛してるよ千歌ちゃん」
千歌「あっ♡…ちょっと…♡」
千歌(あーこれ止まらないやつだ♡)
私は一年分の全てを出してきた
アレと一緒に
千歌ちゃんは全てを受け止めてくれた
アレも
千歌「…こんな感じに思ってるでしょ」
曜「思ってないよっ!」
それから私と千歌ちゃんは6回目の営みを交わして
残りの時間は2人で星を見ていた 千歌「…綺麗だね」
曜「…うん」
千歌「星だよ?」
曜「わかってますー」
千歌「…ふふっ」
曜「……」
千歌「……さーてとっ」
曜「…行くの?」
千歌「…うん」
曜「そっか…」
千歌「……よーちゃん、こっち向いて…あっ目瞑ってね?」
曜「…はい」
♡
千歌「…ふふっまた会えるおまじないなのだ!」
曜「また…そうだね!」
千歌「…じゃあ…!また来年ね!あっ!来年こそ100回えっちするからねっ!」
曜「うぐっ…よ、よし!わかった!」
千歌「……ふふっ♡」フリフリ
そう言って彼女は海の向こうに消えて行った
17歳の姿をした高海千歌とはまた一年後に
きっと、またここで___。
おわりよ 最近こういうSS増えてきた気がする
アニメがそういう雰囲気出してきたからかね 曜「千歌ちゃん…もう一度…もう一度君のいる世界を創ろう」 乙
日常物かと思ったら実はようちかだけ幽霊だったってSSを思い出した
それ以来こういうタイプの話好き 初見では津波で千歌死んじゃってからのお盆かと思ったけど違うかも
アレの意味もわからないし
でも雰囲気は好きでした お前これ藤丸の8月の灯じゃねえか
てんふぇす絵師の漫画だろ なんで千歌ちゃんってこういう儚いのが似合うんだろう、悪い意味じゃなくて…
本当にかわいい こういうの大好きや
欲を言えばもっと鬱要素入れてくれ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています