聖良「みなさんに千歌さんのおっぱいが好きになる呪いをかけました」
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※ ラブライブ本戦で北海道代表のSaint Snowが静岡県代表Aqoursに負けた後。
聖良「そんな……! 9位のSaint Snowが……Aqoursに……負け……!」
理亞「姉様……」
聖良「ふ……くく……認めません……認めませんよ……」
理亞「ね、姉様」
聖良「9位のSaint Snowが30位で0票の……Aqoursに……北海道を代表する綺羅星の私たちが負けるなんて」
理亞「姉様……」
聖良「Saint Snowが……負けるわけがない……Aqoursの心も……一緒に連れて行く……」
理亞「姉様から……光が広がって……!」 千歌「ふあーあ……あれ? 夢?」
梨子「確か私たちはラブライブ本戦でSaint Snowに勝ったはずだけど?」
曜「なんで十千万旅館にいるの?」
千歌「もしかして……これが夢オチ!?」
梨子「んな馬鹿なことが」
聖良『聞こえますか、Aqoursの皆さん。鹿角聖良です』
千歌「聖良さん!?」
梨子「どこから喋っているの?」
聖良『皆さんにとある呪いをかけました、その呪いを打ち破らない限り、Aqoursは次戦に臨むことができなくなりました』
曜「そんな、呪いなんて馬鹿馬鹿しい……!」
聖良『そのように悠長なことを言っていていいのですか?』
千歌「まさか千歌たち……死んじゃうの!?」
聖良『ふふ……まさか、殺しはしませんよ? ただ、戻ってこれなくなるかもしれませんけどね』
梨子「なんで、こんなことを!」 聖良『常勝のSaint Snowがあなた達ごときに負けるわけがない……つまりはそういうことです』
曜「ようは、負けた腹いせってことか小さいなー」
聖良『言っていなさい、渡辺曜。どのみち皆さんは、自滅するほか無くなるのです』
梨子「Aqoursは……あなた達なんかに負けない!」
聖良『ほう……? しかし、その余裕がどこまで続くことやら……』
聖良『ふふ! もうすでにあなた方以外のメンバーには呪いをかけてあります。どうなるのか見ものですね!』
聖良『ははははは! はははははははは!』
梨子「声が……止んだ?」
曜「気をつけて! 何か来るよ!」
千歌「この足音は……果南ちゃん!?」 千歌! 千歌! 千歌! チカぁぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!
千歌千歌千歌ぁぁぁううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!
千歌「か、果南ちゃん!!」
果南「うひっ!」
曜「千歌ちゃんは、私が守る……!」
果南「一瞬で死ねるなどと思うなよ……!」
曜「ふふ……分の悪い賭けは……嫌いじゃない!」
梨子「曜ちゃん!」
果南「曜……あんたとは決着を付けなくちゃいけないと思ってた、同じ千歌のおっぱいを愛するものとして」
曜「私は……ようやく守らなければならないものができたの……千歌ちゃんだ!」 千歌「よ、曜ちゃん……!」
曜「私にとって、Aqoursやラブライブなんてどうでもいい……! 守りたいものを守る……それが私の生き様だ!」
果南「賢しいよ! そんな妄言で千歌のおっぱいが守れるものか!」
曜「果南ちゃんは言っていた……自分の弱点は……ここだって、そこを突かせてもらう!」
果南「まさか弱点を露見させているとは思わないことね、曜……!」
曜「ハァァァァァァァァ!!!」
果南「速い……! 一瞬で後ろを取る……!」
曜「果南ちゃんの弱点……それは! 耳が性感帯!!!」 果南「……」
曜「耳に息を吹きかけても……! 効いていない!」
果南「ふっ、まさか、この松浦果南に二度同じ技が通用するとは思わないことだよ!」
曜「速い……! 一瞬で背後を取るか!」
果南「ハグ……しよ?」
曜「ぐあああああああ!!!!」
千歌「きゃあああ! 曜ちゃんの骨が! 悲鳴を上げてる!」
梨子「これが水ゴリラのパワーなの!?」
曜「うわああああ!」 曜「うわあああ……なーんちゃって!」
果南「バカな! 貴様の骨は完全に砕けたはず……!」
曜「ふふっ、気持ちいい!」
千歌「よ、曜ちゃん……!」
曜「気持ちいい! 気持ちいい! この骨が砕ける感覚……!」
果南「まさか! これは童貞パワーッ!」
曜「そう! 童貞は女性に抱きしめられると、無敵のパワーを発揮するのだ!」
千歌「よ、曜ちゃん」(さり気なく距離を取る)
梨子「童貞……なんて恐ろしいの!」 曜「射撃は苦手なんだけどね……!」
果南「ツバ! ツバ! 汚なっ!」
曜「へそ! へそ! へそ!」
果南「的確にへそをついている……!」
曜「わき! わき! わき!」
果南「わきにツバをかけるなんて……恥を知れ! 俗物!」
曜「……ふっ、ただわきにツバをかけるだけだと思った?」
果南「……?」
曜「ちょっと、剃り残してる……わき!」
果南「ぐあああああああああああああああ!!!」
梨子「こ、これは! 乙女の恥じらい!」 果南「ふふ……! まさかこの松浦果南が敗れるとはね……」
果南「後さりげなく水ゴリラって言ったやつ殺す……ぐふっ!」
曜「悪は滅びた……!」
聖良『ほう……まさか松浦果南をやるとは……! だけど』
梨子「その自信がいつまで持つかな?」
聖良『人のセリフをとるんじゃない! 桜内梨子!』
曜「どんな相手が来ようとも……千歌ちゃんを守るためには……! 負けはしない!」
鞠莉「チャオー? 曜、すごい自信ね!」
梨子「鞠莉さん!?」
鞠莉「でも、マリーも千歌っちのおっぱいのためなら負けはしないよ?」 曜「いいぜぇ……来いよ! 渡辺曜が全弾撃ち尽くしてやる……!」
鞠莉「あら恐い、でもいいの、童貞パワーを使いっぱなしで」
曜「どういうこと?」
鞠莉「果南のハグは通用しなかったかもしれない、でも、マリーのハグはどうかしら?」
梨子「ハハッ! ワロスッ!」
千歌「そうだね……パワーなら果南ちゃんのほうが到底上だよ」
鞠莉「……巨乳は、こういうこともできる……!」
曜「分身した! 質量を持った残像だというのか……!」
鞠莉「じゃあ、ハグ……しちゃおうかしら?」 梨子「んなー! 分身したマリーが四方向から童貞の曜ちゃんを囲って……!」
曜「お……」
千歌「お?」
曜「おっぱーい! おっぱいおっぱい!」
千歌「曜ちゃんが壊れた……」
鞠莉「ふふっ、ここに花丸ちゃんがいれば、曜は即死だった……!」
鞠莉「でもマリーたちはバカじゃないの」
千歌「バカじゃないの……?」
鞠莉「千歌っちのおっぱいのためならなんでもする呪いをかけられたマリーたちは、そのおっぱいのために同士討ちを始めるの!」
梨子「戦場で口数が多いやつは……死ぬわよ?」
千歌「り、梨子ちゃん……!」
梨子「曜ちゃんが壊れた今……あなたを守れるのは私だけ、鞠莉さん!」 鞠莉「私の大好きなマイ・ダーリン、果南を殺った罪、その身で贖わせてもらう……!」
梨子「できるかしら?」
鞠莉「なん……だと……?」
梨子「レズ力なら……負けない……! ハァァァァァァァァ!!!」
鞠莉「なに……このオーラ力は……!」
梨子「これくらいやらせてよ……」
鞠莉「梨子の身体から……光が!」 聖良『私の作った世界が……塗りつぶされていく……』
梨子「すべては…レズに……」
聖良『桜内梨子……まさか……これが伝説の超レズビアン人……!』
梨子「レズは……レズは力なんだ……! レズは、このラブライブ!の世界を支えているものなんだ!」
梨子「それを……それをこうも簡単に失っていくのは……! それは、酷いことなんだよ―!」
聖良『この私がプレッシャーを受けている……!』
梨子「レズは……人のレズ力を吸う……! 自分の力に出来る……!」
聖良『そんなことが……許される訳がない……!』
梨子「鞠莉さんも、ダイヤさんも、ルビィちゃんも、花丸ちゃんも……えーっと」
善子「ヨハネ!」
梨子「そう、善子ちゃんも……!」 千歌「やめるずら?」
梨子「ぐふっ!」
聖良『なっ! 伝説の超レズビアン人を片手で……!』
千歌「いやあ、ノンケってこういう時便利ですね?」
聖良『まさか……今まで高坂穂乃果しかいないと言われた超ノンケ人……実在していたっていうの……!』
千歌「梨子ちゃん……あなたの頑張りは……私が受け取る……!」
聖良『ふ……あははは! はーっっはっっはっは!』
千歌「!?」
聖良『破れましたわね……高海千歌……! そのまま桜内梨子の暴走に包まれていればよかったものを……!』
千歌「そうだね」
聖良『私がこの手で……あなたを殺せば!』
千歌「できるかな?」
聖良「できらぁ!」 千歌「ようやく姿を現したね……鹿角聖良!」
聖良「超シスコン人と超レズビアン人のハイブリッドである私に……勝てるかしら高海千歌!」
千歌「あなたのかけた呪い、恐ろしかった、ノンケと乳揉みは相性が悪いからね」
聖良「上から目線で……! 語ってくれる!」
千歌「超ノンケ人はあらゆる属性を無効化する……! それがわかって!」
聖良「わかっていますわ! だから、もう力には頼らない……呪いも! 全ても!」
千歌「殴り合いをするつもり?」
聖良「ボッコボコにしてやんよ……」
千歌「あはっ! その度胸を示せればAqoursに勝てたかもしれないのにねえ!」
聖良「勝者の余裕かしら! どのみちこの世界を抜け出さなければあなた達は精神崩壊するだけよ……!」 千歌「そうだね」
聖良「その余裕……打ち砕く……!」
千歌「やめてよね」
聖良「なっ! 私の渾身の力を込めたビンタが……片手で!」
千歌「やめてよね……本気で争ったら主人公にモブの攻撃が通用するわけ無いでしょ?」
聖良「キサマァーーーーーー! 言ってはならんことをーーー−−!!!」
千歌「あはっ! うぇるかむかもーん……!」 聖良「……! 理亞……! 裏切るつもりなの!」
理亞「失ってから気づいたら……遅いの、姉様……」
聖良「女は、すべて裏切り者で、狡猾で、見栄っぱりで、物見高く性格が腐っている……!」
理亞「レズが誓うと……ノンケは裏切るものなの……姉様……!」
千歌「ヤッチマイナー!」
理亞「そう……今、スキを見せた……! 高海千歌……!」
千歌「……なっ!」
理亞「シスコンを……無礼るなーーーーーーーーーーーーーっ!!」 千歌「かはっ……!」
理亞「やった……やったよ……姉様……」
聖良「あなた……! 理亞……! モブが主人公に……!」
理亞「はあ……はあ……モブでも……命を落とせば……これくらい……!」
千歌「鹿角姉妹……やっぱり危険だ……がはっ!」
聖良「死になさい! 高海千歌!」
理亞「姉様まで……!」
聖良「いいのよ……理亞……あなた一人を、逝かせはしないわ……」
理亞「ねえ……さま……姉様はもう……理亞のもの……」
聖良「理亞……」 曜「……! あれ……?」
梨子「ここはラブライブ本戦の控室……!」
果南「あれー? なんか悪い夢でも見てたんかなあ……水ゴリラって言われる恐ろしい夢」
鞠莉「夢じゃないわ……千歌っち……」
曜「ち、千歌ちゃん……!?」
梨子「精神が……死んでる……!」
曜「千歌ちゃん……!」
梨子「千歌ちゃん……死んでしまったというの……?」
鞠莉「梨子……もうやめましょう? 千歌っちはもう……」 千歌「レズが……ついたり消えたりしている……!」
千歌「なんだろうアレ……アレは……レズビアンかな……?」
千歌「それにしてもあっついなあここ……おーい! 誰か!」
千歌「おーい! 出してくださいよ……! ねえ!」
公野櫻子「千歌さん」
千歌「おば……お姉さん……だれ?」
公野櫻子「人は私のことをGODと呼びます」
千歌「GOD?」
公野櫻子「私は神です」
千歌「神……!」 公野櫻子「神は……レズビアンを産んだ……」
千歌「……」
公野櫻子「レズビアンを産み、ことりと死んだ」
千歌「……でも、貴女は生きている……!」
公野櫻子「それは……私が神だから……」
千歌「神は死ねないの?」
公野櫻子「そうです」
千歌「なら……私が神になれば、死なない?」
公野櫻子「気づいたようですね」
千歌「神……神に……あははっ! 神になる……!」 梨子「うぅぅ……千歌ちゃん……千歌ちゃん……!」
曜「そんな……この想いを果たせぬまま……千歌ちゃんが死んじゃうなんて……」
鞠莉「……」
果南「千歌……」
千歌「……」
果南「けっこう、楽しかったよ……」
鞠莉「かなぁん」
果南「でも、千歌は悪い子だね……年上より早く逝くなんて……」
鞠莉「かなーん!」
千歌「ん……ふあーあ、あれ? どうしたのみんな?」
梨子「千歌ちゃん! 本当に千歌ちゃんなの!?」 千歌「ううん、違うよ……私は神になった」
梨子「神……?」
千歌「もう、行かないと……」
梨子「千歌ちゃん!?」
千歌「神は……創作をしないと……ラブライブを……書かないと……!」
曜「千歌ちゃん……精神がもう……」
千歌「公野櫻子先生の代わりに……春色バレンタインを……」
「「「どうぞどうぞ」」」
千歌「道を譲ってはしごを外した!?」 梨子「レズビアンにとってね……りんぱなは正義なのよ……」
曜「りんぱなは尊い」
果南「りんぱなは愛情」
鞠莉「りんぱなは神」
千歌「……春色バレンタイン、そんなに楽しみ?」
「「「楽しみ!!!」」」
千歌「じゃあ……行かないと……ごめんね……私、もうラブライブには出られない」
聖良「千歌さん、遅いわよ、アスキー・メディアワークスの編集さんが待っていますわ」
理亞「ブルーレイの特典小説もまだなんです!」
千歌「行かなきゃ……」
「「「どうぞどうぞ」」」 聖良「ふふっ、貴女の小説がなければ、絵師も仕事ができないんですからね!」
千歌「わかってます……志半ばで逝った公野櫻子先生の代わりに……」
理亞「おはようございます! 編集さん!」
???「おはようございます、先生方……いえ……GOD……!」
千歌「そう」
聖良「私たちが」
理亞「神だ」
???「尊い! いやあ、尊いですよ! 新しい……」
???「ゴーストライターという……神がね……」 梨子「すごい! Amazonの在庫が無くなってる!」
曜「全国のラブライバーが待ちに待った春色バレンタイン……とうとう発売されるんだ……!」
果南「予約のみでAmazonのサイトが落ちるほどの大盛況……!」
鞠莉「もちろん、内浦中のレズビアンたちもりんぱなバレンタインを待ってマース!」
善子「ほんとうに大丈夫なの? 噂だと花田が書いたって話もあるけど……」
ルビィ「大丈夫だよ、名義は公野櫻子」
花丸「イラストレーターは室田雄平」
ダイヤ「コミカライズはおだまさる……!」
アライ「無敵の布陣なのだ!!!!」
「「「「「「「誰だお前」」」」」」」」 千歌「全国の野生のGODを再収集して……書けたね……春色バレンタイン……」
聖良「ええ、そして発売される……!」
理亞「コミカライズも発売前から重版が決まってるわ……!」
千歌「でも知らなかったよ、アスキー・メディアワークスがGODで出来ているなんて」
聖良「まあ、矢立肇みたいなものです」
理亞「藤子プロみたいなものよ」
千歌「ははっ……! そして私も……神に……なるんだ……!」
???「そうです公野櫻子先生! インタビューが待ってますよ!」
千歌「どんな話をしようかな……海未ちゃん? ことりちゃん?」
聖良「何を言っているんですか、りんぱなバレンタインなんですから」
理亞「星空凛、小泉花陽の話題で持ちきりになるようにお願いします」 千歌「全国のラブライバーの皆さん……私がGODです」
千歌「春色バレンタイン……発売までたいへん時間がかかって申し訳ありませんでした」
千歌「でもおまたせした分、いい作品が書けたと自負しております」
千歌「では皆さん、つぎは卒業でお会いしましょう」 千歌「っていう夢を見たんだよ」
聖良「スカイプで呼び出して私たちが負ける話を……!」
おしまい 後半強引だったけどこういう勢いでゴリ押ししてくのすこ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています