穂乃果「神の与えし魂とは、神の子である我々にこそ宿る……決してシリコンの上には宿らない……」ブツブツ
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ことり「どうしたの?穂乃果ちゃん」
穂乃果「あっ、えっとね。声が聞こえるの」
海未「声、ですか?」
穂乃果「うん。神様の声」
希「神様ねぇ……」
にこ「……」 絵里「それでさっきのシリコンがなんとかってどういう意味?」
穂乃果「えっとね、魂は半導体の上には宿らないって意味だよ」
凛「それはもしかして人工知能のことを言っているのかにゃ?」
穂乃果「そうだよ。決してシリコンの上には宿らないんだ」
にこ「……」 希「それが穂乃果ちゃんの意見なん?」
穂乃果「うーん、初めは神様の声だったんだけど今では私自身の意見でもあるかな」
にこ「でもそれ、間違ってると思う」
穂乃果「えっ?」
にこ「人間の魂だってタンパク質の上に宿ってるんでしょ。ならシリコンの上に魂が宿らない道理は無いわ」
穂乃果「うっ……」 にこ「もちろん、もし脳と同じ仕組みを構築できるのなら、の話にはなるけどね」
花陽「にこちゃん……」
絵里「さすがにこね」
穂乃果「うぅっ……あ、頭が……」
希「どうしたん?穂乃果ちゃん?」
穂乃果「あっ…頭が…あぁ……っ」 穂乃果「そんなっ……神様……駄目だよ……ううっ……」
海未「穂乃果!?どうしたのですか!?」
穂乃果「にこ……ちゃんの……考え……っ、間違っ……てる……」
ことり「穂乃果ちゃん!?」
穂乃果「決して……シリコン上には……宿らない……」
凛「ど、どうしたんだにゃ……一体……」
穂乃果「シリコン上には……宿らない……っ!」
ブスッ
グサッ
にこ「……っ!?」 にこ「あっ……あぁ……」
花陽「にこちゃんっ!」
絵里「ど、どうしましょ……にこが刺されちゃった……」オロオロ
穂乃果「はぁ……はぁ……」
海未「ことり!穂乃果を抑えて!」
ことり「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「ぁ、あぁ……!!」
希「にこっち!!」 にこ「の、のぞ……み……」
絵里「にこ!しっかりして!にこ!」
希「あかん……すごい量の出血や……」
絵里「にこ!にこっ!」
にこ「え……り……あたし……死んじゃうの……かな……」
絵里「何を言ってるの!?そんなわけ無いじゃない!!」
にこ「死にたく……無いよ……」
絵里「大丈夫!死なないわ!にこ!だから」
にこ「あた……死……こわ……」
にこ「……」
絵里「にこ!?「しっかりして!!にこ!?にこっ!!」
絵里「にこーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています