0001名無しで叶える物語(茸)
2017/11/22(水) 23:51:33.05ID:+FARTieD果南「千歌にはね、優しいお姉さんが2人もいるんだよ。お母さんだっているもん。今は東京に仕事に行ってるだけだし。…お父さんはいないけど」
千歌「うぅ……ひっぐ…」
クソモブ「それがどーした?」
果南「両親が家に居てもこんなダメな人になっちゃうんだね…かわいそう」
クソモブ「はぁ?!もう一回言ってみろ!おまえんちも母親いねーくせに!生意気言うな!ころせ!」
果南「ちょっ!や、やめてよ!あっ?!千歌ぁ!」
千歌「痛いよ!や、めて!」
クソモブ「うっせー!しね!消えろ!」
果南「は…なせ!どいて!……ち、千歌!?大丈夫?!」
千歌「…、………っ、……いたっ!……うぇぇぇん!!」
果南「こら!やめろって……言ってるじゃん!!」
クソモブ「おら!!!ばか!!!」
………
……
…
千歌「果南ちゃん…」
果南「へ、へーきだよ。このくらい…千歌こそ傷…痛そうだね。………ごめん。私があいつらを挑発しちゃったから………。余計な事しちゃったね…」
千歌「ううん…」
果南「………った!…」ヒリヒリ
千歌「今ハンカチ濡らしてくるから!ちょっと待ってね!」
果南「いいって!…」
千歌「はい。」
果南「ごめん。…暗くなっちゃったね。帰ろうか」
千歌「うん」
千歌「果南ちゃん」
果南「ん?」
千歌「千歌にはもう1人お姉ちゃんがいる。千歌が苦しいときもさっきみたいに守ってくれる。だからね、全然寂しくないよ?」
千歌「お母さんがお家にいなくてもね、へーきだよ?」
千歌「果南ちゃん。ありがとっ!えへへ…」
果南「…千歌………………………。イッテテテテ!いて!傷ヒリヒリするなぁ〜!早く帰るよ!」ウルウル
千歌「うん!」
〜fin〜