席には高坂穂乃果のほか南ことり、小泉花陽のPrintempsやBiBiの絢瀬絵里・西木野真姫・矢澤にこに加え、スクールアイドル関係者らが参加し、1次会から酒のピッチが上がり、盛り上がっていた。だが2次会へ移ると雰囲気が一変した。

 西木野真姫は高坂穂乃果から先輩に対するあいさつが足りないなどと生活態度を注意されていた。その時、ポケットに入れていた西木野真姫のスマートフォンが鳴り、操作しようとした瞬間に全てが始まった。

 高坂穂乃果がテーブルにあるビール瓶で、近くに座っていた西木野真姫の頭部を思い切り殴打。「人が話をしている時に…」と激怒し、流血して倒れた相手にのし掛かるようにしながら素手で激しく殴打を繰り返した。

 同席者は「周りが気付かないほどの速さで『ゴーン!』という大きな音が聞こえた。そのまま20〜30発は手で殴っていた。西木野真姫は両手で防ぎながら、殴られ続けていた」と証言。騒動の中で高坂穂乃果のユニットの後輩、小泉花陽も数発食らったという。

 アルコールが回ったせいなのか、高坂穂乃果は荒れに荒れた。暴行の最中に止めに入った絢瀬絵里を突き飛ばし、先輩の矢澤にこには「おまえがしっかり指導しないからだ」と大声で言った。宴は重苦しいムードのまま終わった。