善子「果南さん、好きよ」
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善子「…なんか違うわね」
善子「…ふふっ果南…私と永久堕天、してみない?」
善子「……いや呼び捨てで告白はちょっとなぁ…うーん」
善子「あぁぁぁ好きって言えたらなぁぁぁ」
果南「おーす善子ー!」ハグッ
善子「ひょわぁぁ!!!?」ヨハー! 果南「わっ!善子あったかいね…ていうかあったかすぎない?大丈夫?ハグする?」
善子「ってもうしてるしてるっ!!」
善子(な、なによ急にぃ〜!?音もなく近寄って来るなんてさてはくノ一…って言ってる場合かーっ!)ジタバタ
果南「おっもっと体温上がってきたね」
善子(果南さんが抱きついてるからでしょーっ!!)
果南「ほら善子!早く練習行こ?」
善子「わ、わかってるわよっ!だから離し」
ひょいっ
果南「やっぱ善子軽いな〜ちゃんと食べてる?」
善子「!?!!!?///」
果南「さ!練習行こー!」タタッ
善子「ぎゃぁぁ!!恥ずかしいからおろしてぇえええ」 ☆
善子「つ…疲れた…いろんな意味で…」
果南「はい、お疲れ様、飲む?」
善子「あっありがと…んっ冷たい…おいしい」
果南「あっそれ私のだった」
善子「ごふっ!?」
果南「うわっ!?大丈夫?」
善子「けほっ…へいっき…よ!」
果南「もう、善子ってばそそっかしいんだから」
善子(くっ…!誰のせいだと…!)
果南「ほら、タオル貸すから拭きな?」
善子(くっ…!///) 善子(まったく果南さんは本当にまったく///)フキフキ
果南「…ねぇ善子」
善子「?…なに?」
果南「話し…あるんだけどさ…この後、部室で待っててくれないかな」
善子「え?うん…いいわよ」
__
____
ぶしつ
善子(果南さん…話があるって…一体何かしら)
善子「…」
善子「はっ!もしや私の堕天使の力が欲しくなって私を倒しに……なわけないか」
善子「…こんな事ばかりしてるから…振り向いてもらえないのよね」ボソ ガチャッ
果南「ごめん!まった?」
果南「って……あれ?いない」
__ _
善子「…逃げてしまった」
善子(嫌なことから逃げるくせ、直したはずなのにな…)
善子(思えばあの時も、学校も嫌になって休んだりして…最低…弱虫ね…わたし)
タタッ…
善子(…明日果南さんに謝ろう)
タタタッ…
善子(言い訳は何がいいかな…)
「善子っ!!」
善子「えっ?」クルッ
果南「はぁっ…はぁっ……っはー…よかった!…見つけた…っ」
善子「か、果南さん…どうして…」 果南「…?…部室で待ってたけど善子が来なかったから…何かあったのかなって」
善子「そ、それは…」
果南「ふー…でもよかった、見つかって」
善子「…っ…果南さん…私…っ…ごめんなさいっ!!」
果南「……どうして、善子が謝るの?」
善子「…私…怖くなって…逃げ出して…あっ怖いっていうのはその…果南さんが怖いとかじゃなくて…あれ…何言ってるんだろ私…」
果南「……」
善子(だ、だめ!これじゃ果南さんに嫌われて…また…また一人ぼっちに…)
果南「見つけるから」
善子「…え?」
果南「善子が逃げ出したら…私がその度に…何度でも見つける…見つけて見せるから!」
善子「…!」 善子「か…果南さん…でも…だめよ…そんな」
果南「…善子は私にできないと思ってるの?」
善子「そ、そんなことない!…けど…」
果南「…フッ、堕天使ヨハネよ!この私に不可能はあまりない!…だから安心して」
善子「…ふふっ…なによそれ」
果南「おっやっと笑ったね」
善子「…!」ドキッ
善子(あぁ…やっぱり私…この人な事好きなんだ…)
果南「そ、そうだ、善子に話があったんだった」
善子「…」
果南「あ、あのね?えっと…私__」
善子「わたし果南さんの事が好き」
果南「よ、善子が…え?」 果南「…えっ!?」
善子「…っ///はい!おしまいっ!じゃあねっ!///」ダッ!
果南「あっちょ…善子!?」
「待ってよ善子!!今なんて…もう一回!もう一回言ってってば!」
「いーやーよー!聞きたかったら捕まえて…ってだから追い抜くなぁーっ!!!」
おわりよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています