ダイヤ「他学年の子たちと遊びます!」
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前日譚
果南「1年生たちと遊ぼう!」 ・
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1507638772/
ダイヤ「思えばわたくし……他学年の子たちとあまり親密な関係でないような気がします」
ダイヤ「我が妹やその古くからの友人の花丸さん、そして三年生は当然、幼い頃からの馴染みですから? 仲良しなわけですが……」
ダイヤ「二年生は全員、そして一年生にあの善子さんが!!」
ダイヤ「善子さん……あの子の考えていることはいつも意味がわかりません」
ダイヤ「このままではAqoursとして一丸になっていけるでしょうか!?」
ダイヤ「いいえ、わたくしにはそうは思えません! ですから、わたくしも仲良くならねばという使命感に至ったのです!!」
果南「う、うん、わかったから落ち着いて……」
ダイヤ「というわけで、見事一年生たちと仲良くなりおおせた果南さんにアドバイスを、と」
果南「うーん……」
ダイヤ「とりあえず、誰から仲良くなればいいと思います?」
果南「いきなりだね……」
ダイヤ「このメンバー、濃すぎますから……人を選んでから対策を練るべきではないかと思いまして」
果南「なるほど……それは確かに、そうかも」
果南「それじゃあ……最初は>>3から切り込んでいけばどうかな?」
千歌、梨子、曜、善子の誰か 梨子「目を閉じて〜♪ 視えるその〜♪」
ダイヤ「……?」
ダイヤ(な、なんですのこの歌は……!?) https://youtu.be/RKtoreimcQ8
梨子「ふう……」
ダイヤ「お疲れさまでした」パチパチ
梨子「あっ……えと、ありがとうございます……///」
ダイヤ「あれはなんという……?」
梨子「ええと、ボーカロイドの『Hand in Hand』という曲で……」
ダイヤ「ボーカロイド……?」
梨子「知らないんですか?」
ダイヤ「すみません……」
梨子「あ、そんな……えと、ネットで人気の音声ソフトのことですよ」
ダイヤ「音声ソフト……?」
梨子「はい! 声の波長や音、高低などをいじれて、音楽に合わせて歌わせることができるんです」
ダイヤ「花丸さんではありませんが……これが未来というものなのですね……」
梨子「私も作曲するときに使ったりしてるんです」
ダイヤ「そのつながりで、他の人が作った曲も歌う、ということですか」
梨子「はい! 人気なので、カラオケにも収録されてるんです」
ダイヤ「未来ですわ……」 梨子「あ、そういえばダイヤさん入れてなかったですね」
ダイヤ「? ……あ」
梨子「どうぞどうぞ」
ダイヤ「……」
ダイヤ(……こ、ここでしょうか……)pi
ダイヤ(あ、打ち込むページに……ここに曲名を……)pipi
梨子(もしかして……初めて来たのかな?)
梨子「ダイヤさん、もし良ければ私が打ちましょうか?」
ダイヤ「い、いえ! それには及びませんわ、わたくしがパパッと打ち込んでみせます」
梨子「は、はい」
梨子(ダイヤさんって……人にかっこ悪いところ、見せようとしないよね)
梨子(完璧な先輩っていうのもかっこいいけど……少しくらい、見せてくれてもいいんじゃないかなぁ)
ダイヤ「う、打ち込めました……よし」pi
ダイヤさんが入れた曲
>>149 https://youtu.be/OWCPIOLE7Rw
デデデデデー デデデデデー
梨子「?」
ダイヤ「キミニートンテケスキスキプワプワ♪」
梨子「!?」 ・・・
ダイヤ「……ふう」
梨子「わ、わ〜……」パチパチ
ダイヤ「カラオケにμ'sの歌があるなんて……素敵ですわ、最高ですわ!」
梨子「そ……そうですね、はい」
ダイヤ「しかも、まさか『ぷわぷわーお』まで収録されているとは! 有能にもほどがありますわね、最近のカラオケは……ルビィにも教えてあげなければなりませんわ!」
梨子(ルビィちゃんなら知ってそうだけどなあ……) ・・・
〜♪
ダイヤ「マジえんじぇーー!」←楽しくなってきたダイヤさん。
梨子「……」パチパチ
梨子(μ'sの歌でこんなに白熱してるダイヤさん……初めて見たかも)
梨子(ふふ、こんな姿をみんなにいっぱい見せたら、きっと仲良くなれるか……なんて心配なくなると思うな♪) ・・・
ダイヤ「ふう……」
梨子「お疲れ様でした、ダイヤさん」
ダイヤ「ああ、ありがとうございます……こんなに歌ったのは久しぶりですわね……うふふ」
梨子「カラオケって楽しいですよね、ふふっ」
ダイヤ「ええ、ほんとうに」
ダイヤ「でも……すみません、わたくし……μ'sの曲ばかり歌ってしまいましたわ……」
梨子「ふふ、いいんですよ。楽しそうに歌うダイヤさんが見られただけで、私はとっても満足ですから」
ダイヤ「な、なんですかそれ……は、恥ずかしいのでおやめなさいっ///」
梨子「はあい、すみません♪」 10時に待ち合わせたとして
3時間歌って今はお昼過ぎ ダイヤ「さて、そろそろお昼の時間ですわ」
梨子「13時過ぎ……ですね」
梨子「駅前ですし、いっぱいありますよ? どこに行きましょうか」
ダイヤ「普段、あまり外食をしないのであまり詳しくはないのですが……ご安心なさい! 今日のために頑張って調べてまいりました!」
梨子「!」
ダイヤ「不慣れなものですから、良し悪しはあると思います……が、とりあえず聞いてくださいまし」
ダイヤ「わたくしが調べた中では……このお店などはどうでしょう?」
ダイヤさんの提示したお店とは?
>>170 梨子「えっ……これって駅前のホテルの……!?」
ダイヤ「はい、ホテルのレストランです」
ダイヤ「やはり外食する以上、半端なところで食べさせたくはありませんから」
梨子「そ、そんな……でもここって高いんじゃ……!? 学生で行っていい身分では……」
ダイヤ「ふふ、梨子さんが心配することはありません。当然、ここはわたくしの『おごり』というやつですわ!」
梨子「!!??」
ダイヤ「先輩は後輩にごはんをご馳走するものだとネットで見ました! ですから、安心してお食事してくださいまし!!」 梨子(た、確かにご馳走してくれる先輩なんてのもいるけど……いるけど、ホテルの食事は度が超えてると思う!)
梨子(ま……まずいよね、ここは私がリードしないと!)
梨子「さ、さすがに悪いですよ……! こんなに高いところなんて……!」
ダイヤ「なぜです? お金を出すのはわたくしなのですから、梨子さんはなんの心配も……」
梨子「えと、えっと……わた、私は庶民すぎて、こんなに高級なところじゃダイヤさんと楽しく食事なんてできません〜っ!」
ダイヤ「な──ッ!?」
ダイヤ「そ、そんな……わたくし、頑張って見つけたのに……」
梨子「だ……ダイヤさんのお気持ちは、すごく嬉しいです」
梨子「私なんかに……こんなに素敵なところをご馳走してくれるというのも、とても嬉しいです」
梨子「でも、私は……もっと高校生らしいこと、ダイヤさんとしたいって思います」
梨子「だから……ダイヤさん、もっと高校生っぽいところでお昼にしませんか?」
ダイヤ「うぅ……わたくし、また1人で空回りを……っ」
ダイヤ(本当に、情けない先輩ですわ……)
ダイヤ(こんな様では、また果南さんや鞠莉さんに笑われてしまいますわね……) 梨子「ふふ、そんな顔しないでください」
ダイヤ「梨子さん……」
梨子「大丈夫です、そのために私がいますから!」
ダイヤ「……今日は力を借りてばかりですわね、不甲斐ない先輩で恥ずかしい限りです」
梨子「慣れ不慣れはありますよ? だから私に任せてください、他の子と遊ぶときには失敗しないように」
ダイヤ「梨子さん……?」
梨子「ふふ、実は……聞いちゃったんです」
ダイヤ「ま、まさか……」
梨子「果南さんから、ダイヤさんが私たちと仲良くなりたいって思ってる……って」
ダイヤ「あああぁあぁぁぁぁぁ……///」 ダイヤ「こ……これではお嫁には行けませんわ〜っ!!///」
梨子「だ、大丈夫ですよ! 私だってダイヤさんと仲良くなれたらいいなって思ってましたし……多分、私だから言ったんだと思います」
ダイヤ「な、なにがですか……」
梨子「ダイヤさんって空回りしちゃうこと多いじゃないですか?」
ダイヤ「ピギッ!?」
梨子「だから、私にリードしてあげて欲しいって」
ダイヤ「だ、だからと言って……後輩にそんなこと……」
梨子「μ'sは仲良くなるために、先輩後輩を禁止したそうですよ?」
ダイヤ「μ's……!」
梨子「なので、それを参考にしてみるといいんじゃないかな……って思います」
ダイヤ「な、なるほど……後輩も先輩もなく和気藹々と親密に……」
ダイヤ「さすがμ'sですわ……!ああ、尊すぎてめまいが……」
梨子「!?」 ・・・
ダイヤ「おほん」
ダイヤ「とりあえず後で果南さんはお説教として……」
梨子(ごめんなさい果南さん……)
ダイヤ「さ、梨子さん」
梨子「は、はい」
ダイヤ「わたくしを高校生らしい食事のできるお店に連れていっていただけますか? こういうことは不慣れですので、お願いいたしますね」
梨子「はいっ!」
梨子「それじゃあ……」
梨子ちゃんの選んだお店とは?
>>186 〜サイゼリヤ〜
梨子「高校生といえば、やっぱりここですよね? サイゼリヤ!」
ダイヤ「な、なんですかここは……」
梨子「ファミレス……でしょうか? メニューがどれもリーズナブルなので、中高生にも大人気なんです」
ダイヤ「ふむふむ……」
梨子「それなりに混んでるみたい……だけど、すぐ入れるみたいですよ」
ダイヤ「あ、ああ……ありがとうございます」
梨子「初めてですか?」
ダイヤ「はい……でも、いい香りですね」
梨子「ふふっ」 ・・・
ダイヤ「……忙しなく店員さんが走り回ってますね」
梨子「サイゼはそんなものですよ」
ダイヤ「さいぜ?」
梨子「サイゼリヤのことです、みんなそう呼ぶんですよ」
ダイヤ「ふむふむ……」
梨子「ごはん決めましょ! メニューはこれです」
ダイヤ「……!」
ダイヤ「ドリア、パスタ……ピザ……」
ダイヤ「イタリアンレストラン……のようですが、なんてお安いのでしょう……」
梨子「だから中高生にも人気なんですよ〜」
ダイヤ「すごいですわ、びっくりですわ……!」
梨子「じゃあ……これももっと驚くかも」
ダイヤ「?」
梨子「中高生が大好きな……あれが」
ダイヤ「……あれは、なんですか?」
梨子「ドリンクバーです!」
ダイヤ「!!」 ダイヤ「……ドリンクバー?」
梨子「好きなドリンクを好きなだけ飲めるんですよ」
ダイヤ「飲み放題……ということ?」
梨子「そうです! 例えば自分の好きな配合に混ぜてみたり」
梨子「好きな飲み物を延々と飲み続けたり」
ダイヤ「な、なんてことですの……わたくしの知らない世界が……」
ダイヤ「花丸さんではありませんが……未来ですわ……」
梨子「サイゼリヤではご飯と一緒にドリンクバーを注文して、あとはドリンクバーで3時間くらいおしゃべりするんです」
ダイヤ「な、なっ……そんな時間までいたらお店に迷惑ではないですか!」
梨子「でも、そういうシステムですから……」
ダイヤ「しかし……」
梨子「ドリンクバーで値段の元を取るんです」
ダイヤ「な、なるほど……そういう考え方ですか……」
梨子「ふふ、さ……メニュー決めちゃいましょっか♪」 ・・・
店員「ミラノ風ドリアのお客様」
梨子「はい」
店員「ミートソースボロニア風のお客様」
ダイヤ「こちらですわ」
店員「こちらやわらかチキンのサラダになります、ごゆっくりどうぞ」
ダイヤ「可愛らしいサラダですわね」
梨子「小さなサラダを2人で分けるのが好きなんです、えへへ」
ダイヤ「確かに、大きなものだと食べきれない場合もありますし……ちょうど良いかもしれません」
梨子「取り分けますよ」
ダイヤ「あ、あぁ……ありがとう」
梨子「ふふ、嬉しいなぁ」
ダイヤ「?」
梨子「先輩と2人でご飯って、少し憧れで……♪」
ダイヤ「そ、そうですか……///」 ダイりこ『いただきます』
梨子「はむ……」
ダイヤ「はむ……ちゅる」
ダイヤ「……おいしい」
梨子「ほんとですか? ふふ、よかった♪」
ダイヤ「ええ……値段が値段だけに、やはり味はそれほどなのかと思っていましたが……意外と悪くはないのですね」
梨子「ダイヤさんが連れて行ってくれようとしていたレストランと比べると、やっぱり違いは出ちゃうと思うんですけど……これも結構いけるでしょ?」
ダイヤ「ええ、侮っていました」
梨子「ふふ♪」
ダイヤ「……あ」
梨子「ドリンク、取りに行きますか?」
ダイヤ「いいえ、食事中に席を立つなど言語道断です。食べ終わるまでは……」
梨子「大丈夫ですよ、みんなやってますから」
ダイヤ「梨子さん、それがいけないのです。お行儀よくすると言いますが、むしろそれは当然の行いなんですよ? それを人が横着し、守らないから『良いこと』と言われるのです」
ダイヤ「規律と同じ、本来ならば言わずとも守られるべきものなのです」
梨子「で、でも喉に詰まったら……」
ダイヤ「詰まらないよう、ゆっくり食べればいいでしょう」
梨子「くっ……」
梨子(さすがダイヤさん……硬度10……!) ・・・
ダイりこ『ごちそうさまでした』
梨子「そ、それじゃあドリンクを……」
ダイヤ「ええ、まいりましょう」
梨子「ほっ……」
梨子「ええと、氷は……2つくらいかな」カラカラン
ダイヤ「コップはこちらのを借りるんですの?」
梨子「はい、そうです。氷、どうぞ」カランカラン
ダイヤ「あ、ありがとうございます」
梨子「それで、機械の受け皿にコップを置いて……好きなドリンクのボタンを押すと」ピッ
トポポポ…
ダイヤ「おお……」
梨子「充分な量になったらボタンをはなして……」
梨子「ストローをもらって、おしまいです」
ダイヤ「すごいですわね……このような機械があったとは、今見ても信じられませんわ」
ダイヤ「ドリンクのジュースはどこにあるんですの? この小さな機械に全て入っている? いや、でもそれならすぐ交換しないとこの量を詰め込むことは……」
梨子「だ、ダイヤさん!後がつかえてるから急いでください〜!」
ダイヤ「あ、す……すみません!」 ・・・
ダイヤ「……急いで入れたら烏龍茶になってしまいました」
梨子「あ、あはは……でも好きなだけ飲めるので、後でジュースにしましょう?」
ダイヤ「ふふ……わたくし、烏龍茶も好きなので平気ですわ、ふふ」
梨子(相当焦っちゃったみたい……?)
梨子「あ、そうだ」
ダイヤ「?」
梨子「デザート、食べませんか?」
ダイヤ「デザート?」
梨子「はい、食後のデザートです♪ ほら、メニュー見てください」
ダイヤ「こ、これは……プリンがあるじゃないですか!」
梨子「ふふ、ダイヤさんってプリン大好きなんですよね?」
ダイヤ「ええ……その、お恥ずかしながら……///」
梨子「恥ずかしいことないですよ? ダイヤさんにびったりな可愛いスイーツだと思います」
ダイヤ「か、かわっ……!? じ、冗談はおやめなさい……///」
梨子「えぇっ……ほんとなのに……」 ・・・
ダイヤ「注文を終えると、少し落ち着いた感覚になりますわね」
梨子「ふふ、そうですね」
梨子「そうだ、こんな待ち時間にぴったりなものがサイゼリヤにはあるんです」
ダイヤ「?」
梨子「ふふ、これです!」ペラリ
ダイヤ「それは……お子様用のメニューではないですか」
梨子「見て欲しいのはこれの……」
ダイヤ「裏?」
梨子「はい、これって同じ絵が左右にあるじゃないですか?」
ダイヤ「ええ、そうですが──まさか」
梨子「はい──間違い探しです」
ダイヤ「……!!!」 sumanai
kyou ha dekimasen TacoK!
asumo real wo fight dayo! 注文した料理が来ても食べずに延々とやってしまう間違い探し… ダイヤ「間違い探し……といいますと、左右の絵で違う箇所を見つけるあれですか?」
梨子「はい! そしてサイゼリヤの間違い探しは──とっても難しいです」
ダイヤ「そ、それほどですの……?」
梨子「それほどなんです……本当に難しすぎて、子供向けではないと言われるくらい」
ダイヤ「なるほど……では、デザートが来るまでやってみましょう」
梨子「それまでに解けるといいですけど……」
ダイヤ「ふふ、梨子さん。このわたくしを見くびってもらっては困りますわ!」
ダイヤ「何を隠そう、幼少期からルビィと間違い探しや『ウォーリーをさがせ』で遊びまくっていましたから!」
梨子「な、懐かしい……」
ダイヤ「ですから、この程度の間違い探しに苦戦することは万が一にもありませんわ」
・・・
梨子「あの、ダイヤさん?」
ダイヤ「なんです、あと1つなので話しかけないでもらえますか?」
梨子「デザート、とっくに来てるんですけど……」
ダイヤ「あと少しなんです……!」 ・・・
ダイヤ「なぜかあとひとつが分かりません……」モグモグ
ダイヤ「……おいし」
梨子「間違い探しってそういうものですよね……」
ダイヤ「くぅ……悔しいですわ」
梨子「あとでケータイで答え調べちゃいましょうか」
ダイヤ「そんなことができるんですか?」
梨子「えっと、これを見つけた人が毎回載せてくれてるブログみたいなのがあって……」
ダイヤ「それは、それで悔しいですわね……答えを教えてもらうなど……」
梨子「ふふ……とっても楽しそうですね、ダイヤさん」
ダイヤ「?」
梨子「サイゼリヤに来てから、本当に高校生みたいに楽しい顔、してますよ?」
ダイヤ「なっ……///」
ダイヤ「ふ、普段のわたくしは高校生らしくない……と?」
梨子「そういうわけじゃないですよ!? けど……大人っぽいところは多々あるかな、と」
ダイヤ「むう……」
梨子「でも、今のダイヤさんを見て、やっぱり同じ高校生なんだ……って思っちゃったんです」
ダイヤ「……このようなわたくしは、お嫌いですか?」
梨子「むしろ可愛いと思いますっ」
ダイヤ「かっ……///」
ダイヤ「っ……ふ、ふふ……こ、今回は特別に許して差し上げます」
梨子「はーい♪」 ダイヤ「さ、そろそろ参りましょうか」
梨子「もう、ですか?」
ダイヤ「何を言ってるんですか? わたくしたち、元々は新曲を作ろうとしていたんですよ?」
梨子「それはそうですけど」
ダイヤ「これからCDショップなどに行って視聴したり、楽譜を見て色々2人で話し合わねばなりません」
ダイヤ「ですから、次は『すたば』でお茶をしながらみっちり話し込みましょう」
ダイヤ「……あなたのこと、もっと教えて」、
梨子「……はいっ!」 ・・・
果南「っていう告白をして完結?」
ダイヤ「告白などではありませーーん!! お互いを知るという話です!!!」
果南「わ、分かってるって……冗談だって」
ダイヤ「まったく……」
ダイヤ「とりあえず、曲は完成しましたわ。放課後、みなさんで聞いていただきます」
果南「はいはーい。ふふ、楽しみだね」
果南「で、完成したってことは仲良くなろう作戦は」
ダイヤ「ええ、成功でしょう。メールアドレスも交換したので、他愛もないやりとりをしています」
果南「ふぅん、ダイヤがねぇ」
ダイヤ「な、なんですか……」
果南「いやー? 私や鞠莉とすらそんなことしてくれないのになーって」
ダイヤ「2人はわたくしが何をせずともいきなり電話をかけてくるでしょうが……」
果南「でもメールもしたいなー」
ダイヤ「不必要です」
果南「ちぇー……ふふっ、でもまだこれからだよ?」
ダイヤ「ええ、当然です。まだ梨子さんと仲良くなっただけ……まだ3人も残っています」
ダイヤ「あのクセの塊のような善子さん千歌さんを攻略するまで、わたくしの戦いは続くのです」
果南「曜は楽チンなんだね」
ダイヤ「ええ、曜さんはまだまだまともですから」
果南「千歌も分かりやすくていい子なんだけどなぁ……私の可愛い妹分たちなんだから、あんまりいじめないであげてね」
ダイヤ「誰もいじめなどしてないでしょうが!」 果南「ま、まず1人目はクリアしたみたいでよかったよ」
ダイヤ「ええ……少し自信がついたように思います」
果南「がんばれ、ダイヤ」
ダイヤ「ありがとう、果南さん」
果南「いやいや、それほどでも」
果南「さて、私も千歌に会いたくなったし、ちょっと顔出しに行ってこようかなん?」
ダイヤ「あ、ちょっと待ちなさい」
果南「?」
ダイヤ「果南さん……わたくしの思惑を梨子さんに話したそうですね」
果南「えっ!? な、なんのことかな〜?」
ダイヤ「覚悟は……出来ているのでしょうね……」
果南「え、えっと……」
ダイヤ「ふふふふ……わたくしを辱めたのです、それ相応の覚悟はしていただきますよ……」ゴゴゴゴ…
果南「け、決意を抱き続ければ必ず道は……」
ダイヤ「何を意味のわからないことを言ってるんですか!!」
果南「ご、ごめ〜ん!!」
梨子編END 梨子編だけでこんなに濃密だったのに全員攻略するとか神かよ あかん 恋アクから今までずっと3年生3人で推しを決めかねてたのに、このSS見てダイヤ推しになってしまった
ダイヤさん可愛すぎるしダイりこもっと流行ってほしい 〜数日後〜
ダイヤ「梨子さんとの新曲も大成功に終わり……そろそろ次の段階はステップアップするべきですわね」
ダイヤ「梨子さんとはとても仲良くなれましたし……ふふ、次はどなたと遊んでみましょうか?」
ダイヤ「……この言い方ではわたくしが遊び人のように思われてしまいますわね……ああ、行けませんいけません、そのようなこと……」
ダイヤ「あくまで健全に、ただただ友達になるだけですわ! ええ、そうです!」
次は誰と?(千歌、曜、善子の中から)
>>235 鞠莉「で、結局千歌っちにしたんだ?」
ダイヤ「ええ……果南さんに相談したのが間違いだったのか……怒涛の千歌さん推しで」
鞠莉「果南は千歌っちがLoveだからねー」
ダイヤ「妹分とはいえ、デートに持って行くものが千歌さんってどう思います?」
鞠莉「ようするに千歌っちとデートしたいってことなんじゃない? でも、今回はダイヤが千歌っちを独占しちゃうのよね♪」
ダイヤ「独占って……いや、ただ仲良くなるためにお誘いをしようかと思っているだけですけれど……」
鞠莉「例によって、どう誘うか、何をすればいいかが、分からないんでしょう?」
ダイヤ「そういうことですわ……」
鞠莉「千歌っちと遊ぶ……かぁ」
鞠莉「とりあえずダイヤが考えてること、聞かせてもらえるかしら? 千歌っちと何をしたら仲良くなれると思ってるの?」
ダイヤ「ええと……梨子さんとは新曲作りという建前でしたわね」
鞠莉「oh……自分で建前とか言っちゃうやつ?」
ダイヤ「千歌さんでしたら……」
>>238 ダイヤ「にわかとは言え……彼女もμ'sに影響された1人。スクールアイドルについて語り明かせば自然と中も深まるかと……」
鞠莉「分かってないわねーダイヤ」
ダイヤ「!?」
鞠莉「千歌っちは、ただμ'sが好きなだけよ? スクールアイドルという媒体が好きなわけじゃないと思うの」
ダイヤ「なっ……!?」
鞠莉「だってほら、ダイヤが最初に出したμ'sの問題、ひとつも答えられなかったでしょ?」
ダイヤ「で、ですがそれはわたくしレベルでないと知らないような問題で……」
鞠莉「じゃあ、スクールアイドルが本当に好きでスクールアイドルを始めたと思う?」
ダイヤ「むぐぐ……そう言われてしまうと、自信がありませんわ……」
鞠莉「それにダイヤ、スクールアイドルの話題になると途端にガチなんだもん。私や果南すらついてけないよ?」
ダイヤ (゚◇゚)ガーン
鞠莉「ダイヤのガチ談義についていてるの、ルビィくらいだもん」
ダイヤ (゜д゜)
鞠莉「だから千歌っちとは、お話するより、パーっと遊ぶ方がいいってマリーは思うの!」
ダイヤ (゜д゜)
鞠莉「ちょっと、come back ダイヤ」ユサユサ
ダイヤ「はっ……」 ダイヤ「で、では鞠莉さんはどうすればいいと思うんです?」
鞠莉「あれ、聞いちゃう? マリーに聞いちゃうの?」
ダイヤ「いいから教えてくださいまし!」
鞠莉「うふふ、どうしよっかなー? 別にマリーはダイヤと千歌っちが仲良くならなくっても平気だしなー?」
ダイヤ「な、なんということを……!」
鞠莉「だってぇ、ダイヤは私たち3人と一緒にいればいいだけだしー?」
ダイヤ「はい……?」
鞠莉「ていうか、マリーたち3人のAqoursなんだしー」
ダイヤ「あ、あの……」
鞠莉「あはは、冗談よ冗談! イッツジョーク!」
ダイヤ「は……はあ……」
鞠莉「で、マリーの考える、千歌っちと遊ぼう作戦よね?」
鞠莉「そうねぇ……やっぱり語り合うとかより遊ぶ方が千歌っちも良いと思うしー……」
鞠莉「>>242とか!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています