千歌「果南ちゃんと宇宙旅行なのだ」
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千歌「えへへ、宇宙宇宙〜♪」
果南「楽しみだね」
ハッシャイタシマス
千歌「まずは月に行くんだよね」
果南「うん、そうだよ」
千歌「うさぎさんいるかな」
果南「あはは、どうだろうね」
3・2・1 ハッシャ
ドドドドドドド
《月面》
千歌「わあ」
果南「ほら千歌、地球が見えるよ」
千歌「おっきーい!」
果南「あんなきれいな星に私たち住んでるんだよね」
千歌「内浦は見えるかな」
果南「うーん、それは無理じゃないかな」
果南「日本だって全然見えないし」
千歌「そっかあ、残念」 果南「あ!」
千歌「どうしたの?」
果南「これってもしかして月の石かな」
千歌「きっとそうだよ」
果南「きれいだねー」
千歌「ホントだねー」
果南「Aqoursへのお土産に持って帰ろう」
千歌「じゃああと8個探さないとね」
果南「千歌ー、あったー?」
千歌「うん、5個見つけたよ」
果南「私は3個、これでちょうどいいね」
千歌「あ、果南ちゃん、次の場所に行くって」
果南「じゃあシャトルに戻ろっか」 千歌「うわあ、すごい…」
果南「高いねえ」
果南「さすが月で一番高い山、ホイヘンス山だよ」
千歌「登るのにどれくらいかかるのかな」
果南「うーん、分かんないけどすごく大変そうだよね」
果南「でも火星にはこれよりもっともっと高い山があるんだよ」
千歌「そうなの!?」
果南「オリンポス山っていってね」
果南「この山の約3、4倍は高いんだって」
千歌「頂上見るのに首が痛くなりそうだね」
果南「ふふ、ほんとだね」 〈シャトル内〉
千歌「あー、楽しかった」
果南「千歌、次は千歌が好きな太陽だよ」
千歌「やったあ!」
果南「千歌ってば、ホントに好きなんだね」
千歌「うん、だって輝いてるもん!」
〈太陽前〉
千歌「あちー」
果南「夏なんて目じゃないね」
千歌「でも本当に輝いてるなあ」
千歌「ねえ果南ちゃん、あの黒い点みたいのって…」
果南「あれはその名の通り黒点っていってね」
果南「あそこだけ周りに比べて温度が低いんだって」
千歌「へえー」
ボン
千歌「うわあ、火柱が!」
果南「もしかしてあれがプロミネンスかな」
千歌「ああ、あれがプロミネンスかー」
果南「千歌、分かっていってる?」
千歌「ううん、全然!」 千歌「それにしてもおっきいねー」
果南「太陽の半径は地球の半径のおよそ109倍らしいよ」
千歌「うへー」
果南「その太陽がこうやって光と熱を地球に運んでくれるから」
果南「私たちは生きてられるんだよね」
千歌「じゃあやっぱり太陽に感謝しなきゃ!」
千歌「太陽さん、いつもありがとうございます」
果南「ありがとうございます」
ピーンポーンパーン
千歌「え、もう次のところ行っちゃうの?」
果南「まあ太陽には降りられないからね」
千歌「ちぇえ」
果南「まあまあ、次行くところもきっと楽しいよ」 千歌「次はどこ行くの?」
果南「次はね、アンドロメダ銀河だって」
千歌「どこそこ?」
果南「私たちの銀河のすぐ近くにある銀河だよ」
果南「ま、行ってみれば分かるよ」
〈アンドロメダ銀河〉
千歌「うわ、果南ちゃん、星たちが渦巻いてるよ」
果南「アンドロメダ銀河は渦巻型の銀河なんだよ」
チャクリクシマス
千歌「え、どこに?」
果南「最近、生命が見つかった惑星がこの銀河にあるんだって」
千歌「じゃあ宇宙人に会えるの!?」
果南「うん、そうだよ」
千歌「うわあ楽しみだなあ」
果南「どんな姿なんだろうね」 〈某惑星〉
千歌「え、宇宙服脱いでも大丈夫なの?」
果南「うん、この星は空気成分が地球とまったく同じらしいよ」
千歌「すごい偶然だね」
果南「宇宙は広いからねー」
千歌「あ、果南ちゃん」
千歌「あそこに誰かいるよ」
果南「ほんとだ。この星の住民かな」
千歌「行ってみよう」
(・8・) /cVσ_VσV |c||^.-^|| メノ^ノ。 ^リ
千歌「こんにちは」
果南「千歌、日本語で言っても伝わるわけ――」
メノ^ノ。 ^リ「こんにちは」
果南「!?」
千歌「通じたよ!」
果南「すごい、言語も同じなんだ」
/cVσ_VσV「あなたたちは?」
千歌「あの、地球って星から来た旅行者です」
(・8・)「聞いたことないちゅんなあ…」
果南「あはは、そうですよね」
千歌「この星はなんていうんですか?」
|c||^.-^||「ここはユリ星と言うのですわ」
果南「ユリ星かあ。地球では番号で呼ばれてたけど」
果南「こっちのほうがいい名前ですね」
|c||^.-^||「ところでお二人は恋人どうしですの?」
ちかなん「え?」 メノ^ノ。 ^リ「あら〜」
千歌「ち、違います」
果南「私たちはただの幼馴染みで」
(・8・)「幼馴染み…」
/cVσ_VσV「二人っきりの旅行…」
|c||^.-^||「何も起きないはずがなく…」
メノ^ノ。 ^リ「じゃあこの旅行で急接近ね」
千歌「あの、何をブツブツ言ってるんですか?」
(・8・)「なんでもないちゅんよなんでも」
/cVσ_VσV「ぜひこのユリ星を楽しんでいってください」
果南「はい、ありがとうございます」
|c||^.-^||「あ、よろしければ私たちが案内してさしあげましょうか」
千歌「いいんですか」
メノ^ノ。 ^リ「ええ、ちょうど暇してた所だし」
果南「ではお言葉に甘えて」 千歌「なんか街並みも私たちの星に似てるね」
果南「うん、文明レベルも一緒みたいだし」
千歌「あ、見て果南ちゃん、月が二つあるよ」
果南「ホントだ、昼間でもよく見えるね」
キャッキャ
|c||^.-^||「お二人は本当に仲がよろしいのですね」
果南「え、ええ、まあ」
千歌「私たち、赤ん坊の頃からの付き合いですから」
/cVσ_VσV「それは素晴らしい」
(・8・)「幼馴染みは正義なんだよちゅんなあ…」
果南「と、ところであれは何ですか?」
メノ^ノ。 ^リ「あれはレズの塔といってね」
メノ^ノ。 ^リ「私たちの町ではあそこでカップルが永遠の愛を誓うのよ」
/cVσ_VσV「レズの塔は一つの町に一つはあります」
/cVσ_VσV「私たちの星のシンボルみたいなものですね」
千歌「ロマンチックですね」
|c||^.-^||「良かったら入ってみます?」
果南「では、せっかくなので」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています