花丸「ギリシャ語が襲ってくるずらー」
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α
ボカーン
善子「ギャー」
花丸「善子ちゃん、大丈夫!?」
善子「ええ、何とかね」
ルビィ「ヨハネちゃん、マルちゃん、こっち!」
ダダダ
花丸「図書館?」
ルビィ「うん、ここなら隠れられるよ」
バタン
αキョロキョロ
α三
善子「いったみたいね」
梨子「みんな!」
花丸「梨子ちゃん!」
ルビィ「良かった、無事だったんだね」 梨子「でも千歌ちゃんと曜ちゃんが…」
善子「二人がどうかしたの!?」
梨子「私を逃がすためにおとりになって」
梨子「うう…」ポロポロ
花丸「大丈夫、あの二人ならきっと何とかしてる」
花丸「今はマルたちが生き延びる方法を考えるずら」
梨子「花丸ちゃん…ええ、そうね」
ルビィ「でもマルちゃん、学校はもう敵に囲まれてるんだよ」
善子「脱出するのはかなり無理があるわよ」
花丸「マルに考えがある」
花丸「本で読んだんだけど、ギリシャ語に襲われた人類は」
花丸「ある文字を味方にすることで難を逃れたずら」
ルビィ「ある文字?」
花丸「ふふ、ルビィちゃんがよく知ってる文字だよ」
ルビィ「あ、まさか!」
花丸「そう、μ'sのμずら」 花丸「マルたちがうまくμを仲間にできれば」
善子「チャンスはあるってことね」
梨子「このことを早くAqoursのみんなに知らせないと」
ルビィ「ルビィ、LINEを送ります!」ピピピ
善子「ってことは、いつまでも籠城しているわけにはいかないわね」
花丸「うん、せめて武器があればいいんだけど」
ガチャ
梨子「!」
ルビィ「もう居場所がバレたの!?」
善子「仕方ない、こうなったら先手必勝よ!」
バッ
善子「覚悟ー!」
「待って!私は人間よ!」
善子「その声は!」
鞠莉「善子、無事だったのね」 梨子「鞠莉さん!」
鞠莉「梨子、それに花丸にルビィも」
花丸「鞠莉ちゃん、良かったずら」
ルビィ「果南ちゃんとお姉ちゃんは?」
鞠莉「ごめんなさい、ここに来る途中ではぐれてしまったの」
ルビィ「そうですか…」
善子「マリー、奴らなんだけど」
鞠莉「ええ、ルビィからのLINEを見たわ」
鞠莉「私たちはμを見つければいいのね」
花丸「そのためにも、まずはここを出ないと」
鞠莉「武器が必要よね」
鞠莉「みんな、こっちに来て」
花丸「本棚?」
鞠莉「この本棚の、この本を3回出し入れして…」
ガコ
ウィーン
梨子「本棚が床に沈んでいく!」
花丸「未来ずらー」
ウィーン
ルビィ「今度はまた上がってきた」
花丸「本の代わりに何か入ってる!?」
善子「こ、これは!」
鞠莉「ええ、銃火器よ」 鞠莉「こんなこともあろうかと学校に隠しておいたの」
鞠莉「まさか本当に役に立つ日が来るとはね…」
ルビィ「すごいよ鞠莉ちゃん!」
善子「さすが私のリトルデーモンだわ」
梨子「でも私、銃なんて撃ったこと――」
鞠莉「大丈夫、これは小原家が特別にチューンナップした」
鞠莉「女子供でも簡単に撃てる銃よ」
鞠莉「さ、みんな急いで装備して」
ガチャガチャ
善子「ゲームで銃は撃ってきたけど、まさか本物を持つなんてね」
ルビィ「ちゃんと撃てるかなあ」
鞠莉「弾薬は貴重よ、無駄打ちはしないように」
花丸「つまり、撃つ練習もできないずら」
梨子「一発本番ってことだね」
鞠莉「ほかのAqoursメンバーの銃は私が持つわ」
鞠莉「私に何かあったら、すぐ私のリュックを外してね」
花丸「大丈夫、誰も死なせはし――」
ドンドンドン
バーン
ルビィ「な、なに!?」
花丸「図書館の扉が勢いよく開いた!」
γ β
鞠莉「敵さんのおでましね」 γビシュン
鞠莉「消えた!?」
花丸「どこにいったずら!」
善子「二人とも、もう一匹にも集中して!」
βクワ
ルビィ「こっちに向かってくる!」
梨子「きゃあ!」
鞠莉「くっ!」
パンパン
鞠莉「当たらない!」
花丸「援護するずら」パン
善子「この!」パン
βスッ スッ
ルビィ「避けられてる!」
梨子「そんな!」 γピシュン
善子「!」
善子「ルビィ危ない!背後に!」
ルビィ「え?」
クル
ルビィ「きゃあ!」
梨子「ルビィちゃん!」パンパン
γドサ
梨子「え…やったの…?」
ルビィ「梨子ちゃんありがとう…」
鞠莉「よし、残りはこいつだけよ」
パンパン
β!
βドサ
鞠莉「ふう…」
善子「倒した…の…?」
花丸「……」ツンツン
花丸「大丈夫みたいずら」
鞠莉「みんな、この調子で進むわよ」 ギリシャ文字をギリシャ語って言うのは漢字を中国語って言うようなもの 同一作者かどうか知らんけど、どの数字が強そうとかいうスレ思い出すわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています