ダイヤ「呼び方について考えてみたのですわ」
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果南「呼び方?この間のダイヤちゃんってやつ?」
ダイヤ「あ、いえ先日のことは…なんというかスッキリしたと言いますか、よく考えたら『ダイヤさん』の方がしっくりきますし、もう良いのですわ」ホクロカリカリ
鞠莉「ぷぷっ、未練タラタラデース」
ダイヤ「っ!そうではなくて!///」 ダイヤ「みなさんから信頼されているというのは本当に嬉しいことです。ですが、その、お二人のように下級生と冗談を言い合う仲ではないのは事実…」
果南「ふーん、ダイヤもみんなとふざけ合いたいんだ?」ニヤニヤ
鞠莉「私たちだけじゃ我慢できない身体になっちゃったの?」ニヤニヤ
ダイヤ「違います!誤解を生むような言い方しないでください///!」 果南「あれー赤くなってるーダ・イ・ヤちゃん?」ミミモトササヤキ
ダイヤ「ふっ、や、やめ///」
鞠莉「ふふっダイヤちゃんったら素直じゃないんだから」ギュッ
果南「鞠莉!準備はいい?」
鞠莉「オーケーよ!」
ダイヤ「待ってください、ちょっと、あっ」
スーパー3年生タイム カーンカーンカーン
ダイヤ「はあ、いきなりマウント取られて3カウントが始まるとは思いませんでしたわ」グッタリ
果南「最近花丸ちゃんからプロレスを題材にした本を借りてさ!はまっちゃって!」
ダイヤ「はあ、果南さんは昔から…なんにでも影響されやすいというか」
鞠莉「エキサイティングでハードなプロレスタイムだったわ!やる私たちも私たちだけど、付き合ってくれるダイヤもダイヤよね」クスクス ダイヤ「冗談もそのくらいにして、本題に入りましょう」
かなまり「なんだっけ?」
ダイヤ「呼び方の話ですわ!」 ダイヤ「その、何もせず初めから……ダイヤちゃん……と呼んでもらおうとしていたのが間違いだったのです」
果南「ぷぷっ…。そうだね自分から行かなきゃ始まらないってことだね」
ダイヤ「みなさんにちゃん付けをすると不審がられ、挙げ句の果てに怒っていると誤解されてしまいます。そこで考えたのですわ」
ダイヤ「反対にみなさんを呼び捨てにして親近感を抱いてもらおう、と」
かなまり「なるほどー」 鞠莉「呼び捨てならダイヤの言う上級生の威厳とベリーハードな硬度を保っていけそうね!」
ダイヤ「硬度?」ギロッ
果南「とすると、ルビィちゃんみたいに妹だと思って呼んでみるって感じかな」
ダイヤ「そう、かの伝説、エリーチカもμ'sの後輩を呼び捨てしていたと言います。これは下級生との仲も深まり、節度を持った態度を…」
果南「あーはいはい」
鞠莉「じゃあまずは私たちを呼んでみたらどう?」
ダイヤ「そ、そうですわね」 ダイヤ「いざ言うとなると、恥ずかしいですわね」
鞠莉「何を今さら言ってるデース」
果南「そうだよ、何年一緒にいると思ってるの?」
ダイヤ「ええ、では」
ダイヤ「果南」
果南「っっ!?!?」ドッドッ
ダイヤ「鞠莉」
鞠莉「ふわあっ!!」ぐわっ
ダイヤ「ふむ、なかなか良いですわね。この調子で他のみなさんも呼び捨てに出来るようにチャレンジですわ!」トテトテ 果南「あっ、ふあ…」
果南「ま、り、鞠莉、生きてる?」
鞠莉「ええ、なんとか大丈夫よ…」
果南「それにしてもさっきの、頭から背筋を通って全身を駆け巡るすごい衝撃…私はなんとか踏ん張って立っていられたけど」
鞠莉「ちょっと腰が砕けてマース。全くなんて子なの…ここまでやるなんて」
果南「ははっダイヤはやっぱりすごいや」
鞠莉「これは一大事よ、早くちかっち達に知らせなくちゃ。大変なことになるわ…」 ダイヤ「ふんふん♪」
ダイヤ「呼び捨てをするとなんだか特別な関係になれた気がして良いですわね!エリーチカもこんな気分だったのでしょうか」
ダイヤ「あら、あそこにいるのは」
善子「台風で大雨、まさにヨハネにぴったりの悪魔的な天気ね」
花丸「よしこちゃん雨女ずらね」
善子「ヨハネ!」
花丸「マルは読書日和なこんな日も好きずら。ただ湿気で本がちょっと心配だけど…」 ダイヤ「お二人とも、奇遇ですわね」
善子「あ、ダイヤさん」
花丸「こんにちはずら♪」
ダイヤ(丁度良いところに!さっそく呼び捨てにするチャンスですわ!まずは、話題を振って何気ない会話を…) ダイヤ「もうすぐ練習の時間ですし、お二人ともこれから部室に行きますか?」
花丸「マルは委員会の仕事で図書室に寄ってから練習に行くから、ちょっと遅れちゃうかも」
善子「わたしも借りてた本を返しに行くのよ」 ダイヤ「そうでしたか。一緒に部室に行こうと思ったのですが…お邪魔するのは悪いですわね。ではまた後で…」スウッ
ダイヤ「花丸」ニコッ
花丸「…」ビリビリ
ダイヤ「善子」ニコッ
善子「ヨ、ハネ…」バタリ
ダイヤ「さて、部室に向かうとしましょうか♪」 善子「ううっ」ムクッ
善子「なに?さっきの…このヨハネが浄化されかけた…はっ!まさかダイヤさんに大天使ミカエルが乗り移っているというの…!?」
善子「…」チラッ
花丸「」
善子「ずら丸のツッコミが来ないと思ったら、この子立ったまま気絶してるじゃない…」 善子「ずら丸、ずーらーまーるー!」
花丸「はっ、よしこちゃん?」
善子「ちょっと大丈夫?」
花丸「なんだか夢を見ていたような…すごく気持ちいい夢を」
善子「現世に戻ってきなさーい」
花丸「まさか善子ちゃんに連れ戻されるとは、不覚ずら」
善子「なんでよ!」 果南「あ、いたいた。おーい!」
花丸「あ、果南ちゃん、鞠莉ちゃん」
鞠莉「ねえ、ダイヤ見なかった?」
善子「ダイヤさんなら…ここを通ったわよ」
花丸「ずら」
果南「まさか、二人とも、もう」
善子「そうよ、この堕天使ヨハネを強制的に天界へ…なんていう浄化力…」
花丸「…ただ名前を呼ばれただけなのにね?」 果南「それでダイヤはどっちへ?」
花丸「ダイヤさんは部室に向かったずらよ!」
鞠莉「二人ともThanks!急がなくちゃ、これ以上被害が広がる前に…」
果南「ダイヤを止めなきゃ!」
〜〜〜
鞠莉「しっかしダイヤのやつ、舞い上がり過ぎて全然周り見えてないわよね」
果南「ね、これだけ人が倒れても気付かないなんてね」クスクス ピアノ「〜♪」ポロン
ダイヤ「音楽室からピアノの音が」
ダイヤ「これは梨子さんがいる予感…」
梨子「ポロロロン」
ダイヤ「失礼しますわね」 梨子「あ、ダイヤさんどうしたんです?」
ダイヤ「いえ、特に用があるという訳ではないんですが。ピアノの音が聞こえたものですから」
梨子「すいません。練習前に一曲弾きたくなっちゃって」
ダイヤ「いいのですわ。こんなに綺麗な音色なんですもの、つい足を止めてしまうのも道理というものです」
梨子「そんなことないですよ///」テレッ
梨子(ピアノのことを面と向かって誉められるとやっぱり恥ずかしいな…それにダイヤさん美人だし照れちゃうよね) ダイヤ「では、お先に。部室でお待ちしていますね」
ダイヤ「梨子」ニッコリ
梨子「きゃあ!?!?」ぐわんぐわん
梨子(な、なに、この波動、衝撃、胸を駆ける焦燥感…!逃れられないっ…ハンマーで殴られたみたいにチカチカするっ…)
梨子「はあ、はあ///」
ダイヤ「それではまた」バタン
梨子「うっ、わー」
梨子「ダイヤさんすごい…」バタリ
???「…」ジーッ 果南「ん?今なにか声が聞こえたような…」
鞠莉「そう?気のせいじゃない」
〜〜〜〜
千歌「いま梨子ちゃんの声が聞こえたような!」ピーン
曜「ないない」
千歌「えへへー言ってみただけだよ」
曜「あのね!昨日今度のライブの衣装がやっと出来たから早くみんなに試着して欲しいのであります!」
千歌「ほんと!さすが曜ちゃん!ね、ちょっとだけ見せてよー」
曜「だーめ!これはルビィちゃんとの力作だから、みんなの前でお披露目しようって決めてるんだ」
千歌「そっかーそれじゃあしょうがない。みんなまーだかなー」
ガラッ
ようちか「おっ?」 「犬の吠え声」騒音訴訟で声帯手術命令|@DIME アットダイム
https://archive.is/VI8zu 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1322b9cf791dd10729e510ca36a73322) ダイヤ「ごきげんよう♪」
曜「あ!ダイヤさん」
千歌「ぁようちゃ…ちがっ」
曜「わっ!待って!せーのっ」
ようちか「ダイヤちゃん!」
ダイヤ「!!」
千歌「ね、驚いた?ちょっとずつ慣れていけたらなーなんて思って」
曜「でもまだちょっと恥ずかしいかな」テレッ
ダイヤ「お二人とも…」グスン ダイヤ「わたくし、わたくしは…」
ダイヤ「こんなに素敵な後輩を持てて幸せ者ですわ」
ダイヤ「ありがとう、千歌、曜…」ニコッ
ようちか「」グサッグサッ
ダイヤ「あら、お二人とも目に涙をいっぱい溜めてどうしたのです?」フフッ
ダイヤ「ティッシュ取ってきますわね♪」ガチャ 曜「千歌ちゃん、泣いてるの?」
千歌「ううっ、そう言う曜ちゃんだって」
曜「はは…分かんないけどなんでかな」
千歌「うん…目の前に」
ようちか「『女神』がいた」 千歌「綺麗なものを前にして涙を流す、人間の普通な感情じゃぁないですか!!ねえ曜ちゃん!」
曜「テンション高いね千歌ちゃん」
曜「でも確かに。すっごい心揺さぶられた。知らなかったなこんな気持ち」 かなまり「ダイヤっ!」ガチャッ
千歌「ふぇ?」
曜「果南ちゃん、鞠莉ちゃん!」
鞠莉「あれ?ダイヤは」
曜「たった今出ていったよ…」
果南「あちゃーまたすれ違いか。それより、二人とも大丈夫?じゃなさそうだね」
千歌「うん」
曜「うん」
鞠莉「なんかいろいろと悟ってるみたいね」
ガチャ ルビィ「うう、こんにちは」
千歌「ルビィちゃん!と梨子ちゃん!?」
梨子「…ううっ」キュー
果南「梨子ちゃんもやられてたか…」
曜「というかルビィちゃん、ひとりで梨子ちゃんをここまでおぶってきたの」
ルビィ「はい…たまたま音楽室を通りかかったら、部屋から出ていくお姉ちゃんと中で倒れてる梨子ちゃんを見つけて、それで、部室に来れば安全かなって…」
鞠莉「そうだったのデスネ」
曜「ルビィちゃん、梨子ちゃん代わるよ?その、大変だったでしょう」
果南「まだ伸びてるってことは相当だったんだね」
千歌「ほら、梨子ちゃんピアノやってるし感受性豊だから…」 果南「結局これでAqours全員に被害が…」
ルビィ「もしかして、お姉ちゃんが何かしたんですか?」
鞠莉「ダイヤ、嫉妬ファイアーで今度はみんなのことを呼び捨てにして回ってるの」
ルビィ「そうなんですか…おねいちゃがご迷惑をお掛けして…」
曜「あれっ?そういえばルビィちゃん…」
千歌「いつもダイヤさんから呼び捨てだよね?」
果南「確かに。ダイヤから名前呼ばれた時なんともない?」 ルビィ「うゅ、そうだなあ。そういえばいつもドキドキしちゃってるかも?」
鞠莉「あの衝撃を、こんなに小さい体で…」
千歌「すごい…」
曜「慣れってことなのかな?」
千歌「ルビィさんと呼ばせてください!!
!!」
ルビィ「わわっ、やめてよぉ千歌ちゃん」 よしまる「遅れてごめんなさい、ずら」
ルビィ「善子ちゃん、花丸ちゃん!お姉ちゃんがごめんね?大丈夫だった?」
善子「ええ、もう平気よ///」
花丸「あれっダイヤさんは?部室に来てないの?」
曜「うーん、出ていったっきり帰って来てないんだけど…」
ガチャ ダイヤ「すみません、戻りましたわ。途中先生に声をかけられてしまったので遅くなってしまいましたわ」
ダイヤ「さあ!今日も張り切って練習といきましょうか」
果南「えっ…とそうだね、練習しよっか///」
ダイヤ「ん?」
鞠莉「ねえダイヤ、ちょっと後で話があるんだけどいいかしら?」ズイッ
果南「あ"っ鞠莉!抜け駆けずるい!ダイヤ、私もなんだけどあとでちょっといい!!?」
ダイヤ「は、はあ。なんですのいきなり」
千歌「ああっ!ダイヤさん今日チカと一緒に帰りましょう!!!///」モジモジ
ダイヤ「え、ええ、もちろんですわ」
千歌「よっし!」グッ 曜「あの、ダイヤさんのお家って着物とか浴衣とかたくさんあるんですよね!来てみたいなー今度お邪魔してもいいですか??」チラチラ
鞠莉「曜!私それ、前にダイヤの家でやったことあるわよ」ヘヘン
花丸「マルもずら!」(G's参考に)
曜「ぐぬぬ」
ダイヤ「お着物は逃げませんから、みなさんでいらっしゃればいいでしょうに」 善子「ね、ねえダイヤさん、今日柔軟のペア組まない?///」
花丸「マルも!!柔らかくなったの見て欲しいずらー」
梨子「はっ!」ガバッ
曜「あ、起きた」
梨子「私はピアノの演奏を聞いて欲しいです!ダイヤさんのために弾きます!!」 ダイヤ「もう、なんなんですのみなさん、1度に言わないでくださいませ///」
果南「あ〜」
鞠莉「…」グッ
千歌「照れてる」
曜「顔も」
梨子「とっても」
花丸「かわいいずら」
善子「よ、ヨハネの次に魅力的だと認めてあげるわ!」
ルビィ「善子ちゃんは素直じゃないんだから」フフッ 〜〜〜
果南「はあっ…こうなることはなんとなく分かってたんだ。でも阻止できなかった」
鞠莉「ええ、ダイヤの魅力にみんなが気付いていくと」
かなまり「ライバルが増える…!!」 後日談
〜〜〜〜
黒澤邸
ルビィ「今日のお姉ちゃん、すごくモテモテだったね」
ダイヤ「モテモテ…遂にわたくしにもモテ期到来ですの」フフッ
ルビィ「ふふっお姉ちゃんはずっと前からかわいいし、綺麗だし、すっごい魅力的なんだよ?」
ダイヤ「なんですか、褒めてもなにも出ませんわよ///」
ルビィ「あのね、お姉ちゃん真面目だし、しっかりしてて、怒るとこわいけど、でもそういうところに優しさとか強さがあるんだ」
「でも、本当のお姉ちゃんはそれだけじゃなくて。友達想いで、それでいてさみしがり屋さんで強がりさんでもあるから…」
「女の子らしいって言うのかな、ルビィね、そんなお姉ちゃんを見てるといっつも、かわいいなあって思うの」
ダイヤ「…///」
ルビィ「お姉ちゃんの素敵なところ、前から知ってる人は少ないと思ってた。昔から仲良かった果南ちゃんとか鞠莉ちゃんとか。」
「でも、最近みんながお姉ちゃんのことを好きになってきてて、やっぱりちょっと妬けちゃうかなって。ルビィ、わがままだよね」
ダイヤ「ルビィ…」ナデナデ
ルビィ「…ん」
ダイヤ「ありがとう、ルビィ」
ルビィ「うん///」 ルビィ「あ!あとね…もうひとつわがままなんだけど…」
〜〜〜〜
鞠莉「ダイヤ!もう呼び捨て禁止!」
ダイヤ「ルビィにも同じ事を言われましたけど…どうしてですの?やっと調子付いてきた頃だというのに」
果南「調子付き過ぎて練習にならないんだよ…」ハア
〜〜〜〜
ダイヤ「ワン、ツー、千歌っ!そこ遅れてますわ!梨子はもっと振りを大きく!」
ちかりこ「ひっ」フニャフニャ
ダイヤ「善子、今の振り付け、直ってましたよ。苦手だと言っていたのによく頑張りましたね」
善子「あ、ありがとう」フニャッ
〜〜〜〜
果南「ダイヤの呼び捨てにこんな能力があったなんて」アハハ…
鞠莉「確実に前よりも後輩たちとの距離は縮まっているから結果オーライなんでしょうけど」
ダイヤ「そこまで言うのなら。これでお仕舞いにしましょうか。果南、鞠莉?」
かなまり「ダイヤ!分かってやってるでしょ!」フニャフニャ
ダイヤ「ふふっ」ニコニコ
おしまい 2期4話でいろいろと衝撃だったので愛されダイヤさんが見たかったんだ。謎設定で申し訳ない。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました >>17
優しい
ダイヤさんの呼び捨ては「果南」が一番攻撃力高いと思ってる (ダイヤさん夜、諸事のときこの特技使えば良いと思う) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています