ダイヤ「ちゃんとするのにも疲れましたわ……」
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ダイヤ「こうなったらとことんグレてやりますわ!」
ダイヤ「ぷっぷーですわっ!!!!」
ブロロロ
キキィィィィィ!!!!
果南さんドーーーンッッ!!!!
ダイヤ「果南さん?引っ掻けてしまいましたが、大丈夫ですか?」
果南「」
ダイヤ「嘘……?有り得ませんわ……あの果南さんが車に当たったくらいで死んでしまうなんて……」
ダイヤ「きっと何かの間違いですわ」
ダイヤ「果南さん、果南さん。そんなに心臓を止めていると本当に死んでしまいますわよ?」
果南「」
ダイヤ「まさか、本当に……そんなっ……」
ダイヤ「…………」
ダイヤ「…………」
ブロロロ 果南ちゃんがダメージを受けるってどんな戦車で轢いたんだよ 翌日
千歌「果南ちゃんが」
梨子「車に轢かれて」
曜「死んだ?」
ルビィ「うゅ……うぅ、うゅぇぇーーんっ!!」
花丸「よしよし、心配いらないずら。果南ちゃんならすぐに生き返ってくれるずら」
ルビィ「うゅぇぇーーんっ!!うゅぇぇーーんっ!!うゅぇぇーーんっ!!」
花丸「きっと明日にはけろっとして、またマルたちの前に……そうだよね?善子ちゃんっ、果南ちゃんならっ、絶対」
善子「ずら丸。人間は一度死んだら二度と生き返ったりしないわ」
花丸「そんなっ……嘘ずら、そんなの、嘘ずらっ……!」
善子「残念だけど、運が悪かったって考えるしか……」
梨子「それで、その車を運転してた人っていうのは……」
ダイヤ「まだ判明していないようですわね」
ダイヤ(ふぅ……亡くなられたのが大した家柄でもない果南さんで幸いでしたわ)
ダイヤ(もしこれが鞠莉さんだったらと思うと、恐ろしくて夜も眠れなかったでしょうね)
鞠莉「……っ、…………ろす」
ダイヤ「鞠莉さん?」
鞠莉「コロス……!果南を殺した犯人を見つけ出して絶対に殺してやるっ!!」 |c||;^.- ^||やべぇですわ、やべぇですわ… 鞠莉「小原家の全資産で世界中から警察、探偵、軍隊を動かして絶対絶対絶対犯人を殺してやるっ!!!!殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すっ!!!!」
ダイヤ「お待ちなさいっ、鞠莉さん!」
鞠莉「邪魔しないでダイヤ!!ダイヤは悔しくないの!?いきなり親友を奪われたのよ!?」
ダイヤ「ですが過ぎてしまったことをとやかく言っても」
鞠莉「どうしてそんなに落ち着いていられるのよ!!まさかダイヤが犯人なの!?」
ダイヤ「そんなわけがないでしょう。少し落ち着いてください。鞠莉さん」
鞠莉「落ち着いてるわよっ!!」
ダイヤ「いいえ、明らかに冷静を欠いていますわ」
ダイヤ「今日のところはゆっくり休んでください。明日、またゆっくりお話ししましょう」
鞠莉「ダイヤ……うん」
ダイヤ「ほらほら、皆さんも今日は練習はお休み。解散しますわよ」
ルビィ「うゅぇぇーーんっ!!うゅぇぇーーんっ!!」
ダイヤ「ルビィ。いつまでも泣いていると天国の果南さんに笑われますわよ?ふふっ」 翌日
千歌「鞠莉ちゃんが」
梨子「首を吊って」
曜「死んだ?」
ルビィ「うゅぇぇーーんっ!!うゅぇぇーーんっ!!うゅぇぇーーんっ!!」
花丸「心配いらないずら。鞠莉ちゃんならきっと特別な蘇生施設とか持ってて」
善子「ずら丸。いくらお金があっても一度死んでしまったら二度と生き返ったりしないわ」
花丸「そ、そんなっ……嘘ずら、嘘ずらぁっ!」
ルビィ「うゅぇぇーーんっ!!うゅぇぇーーんっ!!」
花丸「ずらぁぇぇーーんっ!!ずらぁぇぇーーんっ!!」
梨子「首を吊ったって、まさか自殺……?」
ダイヤ「おそらく……」
ダイヤ「果南さんの死に相当なショックを受けていましたし……皆さんもその様子を見ていましたわよね?」
千歌「うん……」
曜「でも、あれだけ犯人を見つけ出すって言ってた人が自殺なんてするのかな?」
ダイヤ「一度冷静になり、心境が変わることもありますわ」
ダイヤ「私のせいですわ。鞠莉さんを一人にさせるべきではなかったのに……全部、私が悪いのですわ」
千歌「そんな、ダイヤのせいなんかじゃ」
曜「でもやっぱり私には鞠莉さんが自分から死んだとは思えないよ」
ダイヤ「……」 昔このネタを別の作品のSSで読んだなあ
なんの作品だったか忘れた 梨子「自殺じゃなかったらなんだっていうの……?」
曜「そ、それは……誰かに」
ダイヤ「曜さん!冗談でもそんなこと口にするべきではありませんわ!」
曜「冗談なんかじゃ……それに、果南さんを轢き殺した犯人もまだ捕まってないし」
善子「それとこれとどう関係があるっていうのよ?」
ダイヤ「そうですわ」
梨子「もしかして、曜ちゃん…」
曜「例えば……例えばだよ?」
曜「さっきダイヤさんも言ってたみたいに、心境の変化なのかな」
曜「普段真面目な人ほどストレスが溜まると爆発するっていうでしょ?だからそういう人が自分の現状に嫌気が刺して、何もかも放り投げたいって思って」
曜「普段の自分なら絶対にやらないこと……例えば無免許運転とか。その不馴れな運転で間違って果南さんを轢いちゃって」
曜「怖くなって逃走」
曜「その翌日に、何がなんでも犯人を捕まえてやるって意気込んでた鞠莉ちゃんに脅威を感じて殺した、とか」
千歌「うーん、それだと私たちの近くに犯人がいるって可能性が」
ダイヤ「ちゃんちゃらおかしい妄想ですわ!!」
善子「まぁたしかに証拠も何も無いわけだし」
ダイヤ「曜さん、あなた少し疲れているのでしょうね。無理もありませんわ。昨日に続いて今日も親しい人間の死を聞かされたわけですし」
曜「そう、かもしれませんね……」
ダイヤ「そういう時はゆっくりと広い海でも眺めるのが良いかもしれませんわね。そう、船に揺られながら……」 大丈夫よダイヤの体に私の首をつければいいのよ>||*´︶ `*||ɔ)ʅʅ 翌日
千歌「曜ちゃんが」
梨子「乗ってた船が爆発して」
善子「死んだ?」
ルビィ「うゅぇぇーーんっ!!うゅぇぇーーんっ!!
花丸「心配いらないずら。曜さんなら、きっと、また、ヨーソローっていつもみたいに明るく」
善子「ずら丸。一度死んでしまった人間は二度とヨーソロー出来ないのよ」
花丸「三途の川でヨーソローしてることを願うずら……」
梨子「船が爆発って……事故、ですか?」
ダイヤ「どうやら積んでいた燃料に何かの拍子に引火してしまったようですわね」
ダイヤ「整備不良……曜さんのあの状態ならそこまで気が行き届かなかったのも無理はありませんわ」
ダイヤ「私が安易に海を眺めろなんて言ってしまったせいで、曜さんは……」
千歌「そんなっ、ダイヤさんのせいじゃありませんよ!」
梨子「それにしても、こう立て続けに三人が殺人、自殺、事故で亡くなってしまうなんて」
善子「呪われてるとしか思えないわね」
花丸「それだと善子ちゃんが犯人ずらね」
善子「ヨハネよっ!」
ダイヤ「善子さん、あなた本当に何も知りませんの?」
善子「え?それってどういう意味…」
ダイヤ「花丸さんも言ってたように、この一連の事件が呪いによるものなら最も怪しいのは善子さんですわ」
善子「し、知らない知らないっ!何も知らないって!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています