にこ「仄かに香る秋の風」
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にこ「そろそろ涼しくなってきたわねぇ……」
穂乃果「ねー。今年はすごい暑い日がなかったから、なつー! って感じが全然しなかったけどねー」
にこ「それぐらいで調度いいわよ……」
穂乃果「えー、ほのかはもっと、夏を満喫したいというかー……」
にこ「南国にでも行ってらっしゃい」
穂乃果「なんごく! いいね! ほのか行きたい!」
にこ「は?」 穂乃果「にこちゃん行こう! なんごく!」
にこ「なんでよっ! さっき涼しくなってきたって言ったばかりなのに、わざわざ暑いとこに行く必要が無いでしょ!」
穂乃果「だって、にこちゃんがなんごくに行けって……」
にこ「勝手に一人で行けばいいでしょーが」
穂乃果「……んー、じゃあ行かない」
にこ「はぁ……?」
穂乃果「にこちゃんが行かないなら、涼しいほうがいい」
にこ「はぁ……」
穂乃果「あ、やきいも食べたいっ!」
にこ「……秋だわねぇ」 にこ「秋といえばさ」
穂乃果「ふぁーに?」モグモグ
にこ「ごめん、飲み込んでからにして」
穂乃果「……」コクコク
穂乃果「……」モグモグ
穂乃果「……」ゴクン
穂乃果「……」パァ
にこ「美味しそーに食べるわよねぇ、あんた」
穂乃果「だっておいしいもん!」 穂乃果「で、なーに?」
にこ「いや、まぁ、食欲の秋のことを言おうとしたんだけどさ」
穂乃果「うん?」
にこ「あんたってば、食欲の秋よね」
穂乃果「ほのかがっ!?」
にこ「うん」
穂乃果「……そ、それって、その……つまり」
穂乃果「ほのかは秋になるといつも食べてばかりだって……」
穂乃果「あ、バカにしてるでしょ!?」
にこ「気づくのが遅すぎ」 / 〃!| ‖i /| ハ i ,布' ! ト ヽ,、
/ .ゝ.i| i| | ┼‐キ=!'" l ,ィ7!´Y 〉- 、
/ /!i !| ||!i ! _ヘ.| l i/ /〃! ! iト 丶
/ヽ / 川.| |! ! ` ー- ヽi| イ∠7 / {ヾゝ ヽ
/ ̄ 、丶 ,ノノト|! | |!レ '´ `i i| |! i h ',
/ i ゝノノ.|! |入_ _,r' ´ ″_ , ィア_」 l.ィl i 丶 }
/ l ヘ´ |! │ Y`' / _,∠! -‐'テ |!二ニ = ト<ヽ
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来栖川姫子と身も心も結ばれたこの姫宮千歌音が>>5ゲットよ❤
祐>>3 祥子さんをほんの少しでも疑って他の女に走るなんてレズ失格ね(失笑
>>4ず流 留年までする価値があるのかしら(W
姫>>5 私達はまた恋に落ちる…。
>>6ゼッタ そらはレイラおばさんに夢中じゃないwメイとプロレスごっこでもして慰めあってなさい(ww
暁美ほ>>6ら まどかのためには悪魔にでもなるその覚悟・・・気に入ったわ❤
>>7ぎさ ホモの藤Pにうつつを抜かしすぎwほのかをひかりにとられちゃうわよ(苦笑
>8月 あなたオナニーしすぎww行動に移すの遅すぎなのよ(嘲笑
>9リスマス 声は私と同じでもwwwwその人は男だからwwwwwww
>10條希 貴女も絵里か真姫、どちらにするのかそのタロットカードで決めたらどうかしら?
>39ら内梨子 僅か>1クールでリコチカCPを成立させたその手腕・・・
流石レズのメッカともいうべき音ノ木坂で揉まれただけあるわね❤ 穂乃果「むむむ……にこちゃんなんか小さい秋のくせにーっ!」
にこ「いや意味わかんないし! って誰が小さいよ!」
穂乃果「ふーんだ! にこちゃんになんかやきいもあげないもーん!」
にこ「太るわよ」
穂乃果「……」
にこ「……」
穂乃果「……にこちゃんも食欲の秋しよー」
にこ「秋だわねぇ……」 にこ「……」モグモグ
穂乃果「……」モグモグ
にこ「……」チョイチョイ
穂乃果「……?」クル
にこ「……」ヒョイ
穂乃果「!」
にこ「……」モグモグ
穂乃果「……///」モグモグ… 穂乃果「にこちゃんっ!!」
にこ「な、なによ……」
穂乃果「ほ、ほのかは……っ!」
にこ「……」ゴクリ
穂乃果「……にこちゃんのやきいもが……ほしーです……っ!」
にこ「……はぁ?」 穂乃果「その食べてる、それを……!」ジュルリ
にこ「……あげない」
穂乃果「なんでー!」
にこ「いや、だって食べかけだし……」
穂乃果「ほのかは気にしないよっ!(食欲的な意味で)」
にこ「私は気にするのっ!(性的な意味で)」
穂乃果「うー……」
にこ「まったく……///」 穂乃果「お腹空いた……」キュウ
にこ「今一緒に食べてたわよねぇ!?」
穂乃果「足りない……」
にこ「えぇ……」
穂乃果「あーん」
にこ「……」プイ
穂乃果「あーん……!」
にこ「……」
穂乃果「あーん……!」ボロボロ
にこ「はいはいわかったわよ、あげるわよ!」
穂乃果「!」パァ 穂乃果「あーん……?」
にこ「ほら」ヒョイ
穂乃果「……♡」モグモグ
にこ「……秋だわねぇ」 穂乃果「ねぇねぇ、にこちゃん」
にこ「なによ」
穂乃果「今度一緒に、紅葉狩りにいこーよ」
にこ「紅葉狩りねぇ」
穂乃果「そう」
にこ「……なんというか」
穂乃果「あー、ほのからしくないって言うんでしょー」
にこ「……」
穂乃果「……」
にこ「……秋だわねぇ」
穂乃果「あー!誤魔化してるー!」 にこ「でも、なんで急に紅葉狩りなのよ?」
穂乃果「昨日、テレビで秋の絶景スポット〜みたいな特集やっててさー」
にこ「あんたテレビ好きよねぇ」
穂乃果「えー、いいじゃんー」
にこ「別に好きなのはいいけど、テレビの情報に踊らされるのは感心しないわね」
穂乃果「えー、そうー?」
にこ「そうよ。アイドルだったらもっと、自分の足で情報を掴んでいきなさい!」
穂乃果「足って……それ、アイドル関係あるの……?」
にこ「大ありよ! 他人から与えられた情報だけでこの戦国時代を生き抜こうなんて、アイドル失格よ!」
穂乃果「ふぇぇ……」 にこ「だから、私たちは私たちなりの楽しみ方をするのよ」
穂乃果「ふぇ?」
にこ「行くわよ、紅葉狩り」
穂乃果「え……」
にこ「ただし! テレビの情報は抜き! 私たち自身が紅葉を見つけるのよ! いい!?」
穂乃果「うんうん! 見つける見つける! にこちゃと一緒に見つける!」
にこ(……さすがに周りくどかったかしら) 穂乃果「ねぇねぇ」
にこ「なによ」
穂乃果「いつ行くの?」
にこ「いつにしようかしらね」
穂乃果「明日?」
にこ「学校あるでしょ」
穂乃果「そっか……」
にこ「……」 穂乃果「じゃあ明後日!?」
にこ「準備があるでしょ」
穂乃果「そっか……」
にこ「……」
穂乃果「じゃあじゃあ……!」
にこ「いいから落ち着きなさい」
穂乃果「落ち着けないよっ! にこちゃんとのデートなのにっ!!」 にこ「で……! ……デートじゃないから」
穂乃果「デートだよっ! 二人で遊びに行くなんて、デート以外にないよっ!」
にこ「女同士だったら遊びになるでしょ!」
穂乃果「えー……」
にこ「えーじゃない」
穂乃果「……穂乃果と」
にこ「遊びに行くだけ」
穂乃果「……」プクー
にこ「膨れたってダメよ」 穂乃果「……じゃあどうしたらデートしてくれるの」
にこ「デートから離れなさいよ……」
穂乃果「だって、にこちゃんとデートしたいから紅葉狩りに誘ってるのに……」
にこ「あんた……攻め方が大胆になったわね」
穂乃果「えへへ……///」
にこ「別に褒めてないわよ」
穂乃果「……」プクー
にこ(かわいい) 穂乃果「それじゃあ、今週の土日に……!」
にこ「週末は台風だって言ってたわよ」
穂乃果「えーっ! なんでー!?」ガタ
にこ「なんでって言われても」
穂乃果「そんなぁ……」
にこ「最近台風多いわよねぇ」
穂乃果「折角週末にデートしようと思ったのに……」メソメソ
にこ「デートじゃない」
穂乃果「台風やだぁー……」 にこ「まぁ、それも秋らしさなんだけどね」
穂乃果「そんな秋らしさいらない……」
にこ「そーう? 台風だとうちのチビたちが喜ぶんだけど」
穂乃果「だって、こころちゃんたちはまだ小さいし……」
にこ「……」
穂乃果「……」
穂乃果「っ」ハッ!
穂乃果「にこちゃん、バカにしてるでしょー!?」
にこ「本当に気付くの遅すぎ」
穂乃果「ふん! にこちゃんちの台風一家!!」
にこ「意味分かんないわよっ!」 にこ「でも、本当にあんただったら、台風だって楽しめそうな気がするけど」
穂乃果「えー……? まぁ、強風の中飛び出すのはキライじゃ無いと言えばキライじゃないけど……」
にこ「安心しなさい。まず、普通の人間はその発想に辿り着かないから」
穂乃果「え」
にこ「え?」
穂乃果「台風の時に飛び出したりしないの?」
にこ「しない」 穂乃果「ちょっとだけでも?」
にこ「ない」
穂乃果「つま先だけなら……」
にこ「水風呂じゃないんだから」
穂乃果「……」
にこ「……」 穂乃果「……そうなんだ。台風の時は飛び出さないんだね……」
にこ「まぁ、ここあやこたろうは飛びだそうとしちゃうから、私とこころで必死になって止めるんだけど」
穂乃果「私も雪穂に必死になって止められるよ」
にこ「でしょうねぇ」
穂乃果「……最近は止められないけど」
にこ「呆れられてんじゃない?」
穂乃果「実際、最近冷たい……」
にこ「へぇ」
穂乃果「昔は、おねーちゃんおねーちゃん言って着いてきてくれたのに……」
にこ「そういう年頃なんでしょ」 穂乃果「にこちゃんちは?」
にこ「相変わらずねぇ」
穂乃果「……まだ小さいもんねぇ」
にこ「そうね……」
穂乃果「台風が来たらにこちゃんちにお邪魔するね」
にこ「は?」
穂乃果「いや、ほら、にこちゃんの妹になれば台風の時に出て行っても許されるかなーって」
にこ「くんなっ!!」 穂乃果「……秋ってさ」
にこ「ん?」
穂乃果「なんとなく、物悲しい気分になるよね」
にこ「……そうね」
穂乃果「風に揺れる木々のざわめきや、静かな夜に鳴く微かな虫の音……」
穂乃果「そんなのを聞いてると、感慨深くなっちゃうんだよね……」
にこ「……どうしたの、急に」
穂乃果「……ううん、別に。ただ、そう思っただけだよ」
にこ「……」
サァァァ……
穂乃果「……秋だねぇ」
にこ「……うん」 にこ「……なんであんたって、たまにそんな風になるの?」
穂乃果「そんな風?」
にこ「……なんというか、いつもと違って……凜々しいというか」
穂乃果「あー、バカにしてるー」
にこ「……今は褒めてるでしょ」
穂乃果「……くす。そうだね」
にこ(……ほら、今の受け答えだって、いつものあんたじゃない)
パラパラ……
にこ「ん……」
穂乃果「雨が降って来ちゃったね」
サァァァ……
にこ「雨の予報なんて無かったわよね」
穂乃果「無かったね」
にこ「……このまま台風に突入するのかしら」
穂乃果「それは、ちょっと辛いね……」
ポツポツ……
にこ「……」
穂乃果「……」
パタパタ……
にこ「……まぁ、これぐらいの雨だったら悪くないわよね」
穂乃果「音が心地良いね」 にこ「ねぇ、穂乃果」
穂乃果「なーに?」
にこ「……あんた、私のことが好きなんでしょ?」
穂乃果「うん、好き」
にこ「……///」
穂乃果「どーしたの?」
にこ「……どうもしないわよ」
穂乃果「……? ヘンなにこちゃん」
にこ(……ただ、今のあんたからそれを聞きたかっただけ……///) 穂乃果「よいしょ、っと」スク
にこ「?」
穂乃果「〜〜♪」トコトコ
にこ「ちょ、ちょっと! 雨に濡れるわよ!」
穂乃果「大丈夫だよ……♪」
にこ「……」
穂乃果「雨、きもちいーねー♪」
にこ「はぁ、何してんのよ……」 穂乃果「ふんふふ〜ん♪」
にこ「……」ハァ
穂乃果「にこちゃーん!」
にこ「なによー」
穂乃果「にこちゃんは、ほのかのこと好きー?」
にこ「……好きに決まってるでしょ」
穂乃果「あははっ♪」
サァァァ……
ポタポタ……
穂乃果「ん……やんできたね」
にこ「通り雨だったみたいね」 にこ「通り雨だったみたいね」
穂乃果「台風はまだ先かぁー」
にこ「その調子で台風なんて来たら、風邪引くわよ」
穂乃果「そうだねぇ」
にこ「あぁ、でも穂乃果だったら大丈夫か」
穂乃果「あーっ! またバカにしたー!!」
にこ「ふふ」
穂乃果「ふふじゃないよー! にこちゃんー!」プンプン
にこ(いつの間にか戻ってる……) 穂乃果「……ねぇねぇ、にこちゃん」
にこ「んー?」
穂乃果「……ほのか、お腹す」キュルル
にこ「ぷっ!」
穂乃果「あぅ……///」
にこ「あはは……! 何よそれ……!」
穂乃果「だ、だってお腹空いたんだもん……!///」
にこ「だからってタイミング良すぎよ……! ったく……」
穂乃果「うぅぅ……」 にこ「まぁやっぱりあんたには、食欲の秋がお似合いよね」
穂乃果「……えへへ///」
にこ「なに食べたい?」
穂乃果「あー、うーんと……炊き込みご飯!」
にこ「渋い選択ねぇ」
穂乃果「だって、にこちゃんの作る炊き込みご飯美味しいんだもん!」
にこ「そーう? 市販の素を使ったりしてるから、そんなに変わらないと思うけど」
穂乃果「ううん! そこに細かく味付けしてるじゃん! あのにこちゃんの味が好き!」
にこ「まぁ、少ないのを誤魔化すために足してるだけなんだけどね……そう言ってもらえてると嬉しいわよ」
穂乃果「にこちゃんは料理得意だもんねぇ」 にこ「ありがと」
穂乃果「いいえ♪」
にこ「それじゃ、スーパーに寄って帰りましょ」
穂乃果「うん♪」 穂乃果「〜〜♪」トコトコ
にこ「……」トコトコ
穂乃果「あ、トンボ!」
にこ「あら本当」
穂乃果「待てー!!」タタタ!
にこ「こ、こら! 急に走るな……!」
穂乃果「あー! 逃げられたーっ!」
にこ「……」ハァ
穂乃果「あははっ♪」
にこ「……秋だわねぇ」
終わり。 乙
二人の関係性や言葉の節々から溢れ出るエロさが最高だった 「横浜マラソン2017」(朝日新聞社など後援)の組織委員会は28日、台風22号が接近しているとして、29日に予定していた第3回大会の中止を発表した。「ランナーおよびボランティアの安全確保を最優先に考えた」としている。
大会は、みなとみらい大橋をスタートし、山下公園や赤レンガ倉庫をめぐるコース。
約2万8千人のランナーが参加し、約7千人のボランティアが開催を支える予定だった。 こいうSS読むとやっぱラブライブ!って良いよなぁってなる
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