花丸「ダイヤさん、オラと付き合ってください!」ダイヤ「えっ!?」
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花丸「マル、ずっとダイヤさんみたいな素敵な人にあこがれていて・・・」
花丸「今まで我慢していたんですけど、もう自分の気持ちに嘘はつけないずら・・・//」
ダイヤ「ちょっ、ちょっと待ってください!」
ダイヤ「突拍子すぎて理解が追いついていませんわ!」
花丸「そ、そうですよね・・・」
花丸「返事は今度でいいです。その・・・マルは本気ずら!」
ダイヤ「は、はぁ・・・」
花丸「それじゃあダイヤさん、今日はお先に失礼します!」ダッ
ダイヤ「えぇ、お疲れさまです」
ダイヤ「・・・」
ダイヤ「えっ・・・」 〜〜〜
鞠莉「はい、15秒経過ね」
千歌「うぅ〜相変わらずあっという間だよぉ・・・」
鞠莉「・・・」
鞠莉(勢いあまって告白しちゃったけど・・・)
鞠莉(あれでよかったのかしら・・・)
鞠莉「・・・」
千歌「鞠莉ちゃん」
鞠莉(こんなやり方で、引き離そうとしている自分が卑しく感じてきたわ)
鞠莉(好きでもない後輩に身体を触らせて・・・何してるのよ、私)
千歌「鞠莉ちゃん!!」 鞠莉「わっ!なに?」
千歌「大丈夫?ボーっとしてたけど」
鞠莉「ソーリー。考え事してただけよ」
千歌「それで、明日は何をすればいいの!?」
鞠莉「・・・ねぇ、ちかっち。やっぱりこういう関係はもう・・・」
千歌「明日も花丸ちゃんとお昼ご飯食べればいいんですか!?」ズイッ
鞠莉「・・・!!」
鞠莉「・・・」
鞠莉「・・・明日はダイヤと一緒に食べてきて」
千歌「ダイヤさんとですね!わかりました♪」
千歌「その・・・明日は20秒にしてもらえたりできませんか・・・?//」
鞠莉「・・・上手くいけたらね」
千歌「・・・!!」
千歌「はい!それじゃあまた明日!お疲れさまでした!」タッタッ
鞠莉「・・・」
鞠莉「ダイヤと幸せになるため・・・だからこれは仕方ないこと・・・」
鞠莉「迷う暇なんてないわよ、私・・・」 〜〜〜
花丸「今日も二人で食べてほしいずら」
ルビィ「うん、わかった」
善子「最近、昼休みにどこ行ってんのよ?」
花丸「善子ちゃん、マルとお昼食べれなくて寂しいの?」クスッ
善子「なっ!そんなわけないし!」
ルビィ「善子ちゃんも素直じゃないなぁ・・・」
善子「ルビィ!余計なこと言うんじゃないわよ!」
ルビィ「何も言ってないよ!?」
花丸「あははっ、善子ちゃんのことはルビィちゃんに任せるずら」
善子「ヨハネは子供か!」
ルビィ「花丸ちゃん行ってらっしゃい♪」
花丸「ずら!」タッタッ
善子「行ってらっしゃい」 〜〜〜
コンコン
花丸「失礼します♪」
ダイヤ「こんにちは、花丸さん」
花丸「今日は部室にいたんですね」
ダイヤ「えぇっ、まぁ・・・」
ダイヤ「・・・」
花丸「ダイヤさん・・・?」
ダイヤ「は、はい・・・!」
花丸「何か悩んでることでもあるの?」
花丸「マルになんでも相談してくれていいよ」 ダイヤ「えっと・・・」
花丸「マルは何があってもダイヤさんの味方だからね・・・//」
ダイヤ「・・・!」
ダイヤ「・・・その」
ダイヤ「果南さんや鞠莉さんに、そろそろバレてしまいそうですわ」
花丸「バレる?」
ダイヤ「えぇ、お昼休みにこうして花丸さんとお会いしていることで」
ダイヤ「いつもどこに行っているのかと問い詰められていまして・・・」
花丸「・・・」
花丸「ダイヤさん、マルはみんなに報告したいな」
ダイヤ「えっ?」 花丸「マルも善子ちゃん相手にごまかすのが大変だから・・・」
花丸「でもバラしちゃえば、堂々とダイヤさんとこうできるわけですし・・・」ギュッ
ダイヤ「・・・!!」
ダイヤ「で、ですが二人だけの秘密にわたくしはしておきたくて・・・!」
ダイヤ(この関係をバラすのだけは避けなければ・・・なんだか嫌な予感がしますし)
花丸「・・・」
花丸「ダイヤさんがそういうなら・・・仕方ないずら」
ダイヤ「・・・」ホッ
花丸「お互いに上手くごまかしていくしかないですね」
ダイヤ「そうですね・・・」 ダイヤ「まぁそのことはさておき、お昼ごはんでも食べましょうか」
花丸「待った」
花丸「まずはノートを見せて」
ダイヤ「え?あぁっ、はい・・・」
花丸「・・・」ペラペラ
花丸「・・・他愛もない会話って何?」
ダイヤ「何と言われましても、そのままの意味ですわ」
花丸「ふぅんっ・・・」
花丸「・・・」
花丸「隠し事とかしていないですよね?」ギロリ
ダイヤ「・・・!!」ゾワワッ
ダイヤ(この目つきは、暴力的な花丸さんのときのアレですわ・・・)
ダイヤ(悟られないようにしなくては・・・) 花丸「・・・」
ダイヤ「ま、まさか・・・わたくしが花丸さんに隠し事など・・・!」
花丸「・・・」
花丸「そうですよね・・・」
花丸「ごめんなさい・・・疑ってるわけじゃないんです・・・」
花丸「ただ、こういうことになると心配性になっちゃって・・・」
ダイヤ「いえ、お気になさらず・・・」
花丸「・・・ダイヤさん、マルのことは好きですか?//」
ダイヤ「えぇっ、もちろんですわ・・・!!」
花丸「えへへっ・・・♪」
花丸「マルも大好きです・・・//」
花丸「マルだけのダイヤさんでいてくださいね//」ムギュッ
ダイヤ「は、花丸さん・・・//」
ダイヤ(大きいお胸が当たっています・・・//) ダイヤ「そ、そろそろお昼ご飯を食べましょうか!」
花丸「そうですね//」
花丸「ダイヤさんはお弁当ずら?」
ダイヤ「えぇ、まぁ」
花丸「そっかぁ・・・」
花丸「今度マルがダイヤさんの分もお弁当作ってきてあげるね♪」
ダイヤ「あ、ありがとうございます・・・」
ダイヤ「・・・」
花丸「〜〜〜♪」
ダイヤ(やはり、あの暴力的な花丸さんのことを思い出すと)
ダイヤ(二人きりになると少し恐怖心がでてしまいますわね・・・) ガチャッ
千歌「こんちかーー!!!」
ダイヤ「!?」
花丸「えっ」
千歌「やっと見つけましたよダイヤさん!あっ、花丸ちゃんもこんちか!」
花丸「・・・こんにちは」
ダイヤ「千歌さん、どうしてここに!?」アセアセ
千歌「今日はダイヤさんと一緒にお弁当食べたいなって思って、探しました!」
花丸「・・・」
ダイヤ「あ、あいにくですが今日は花丸さんと作詞の相談をしながらお昼を食べるつもりですので」
千歌「作詞の話ですか!?千歌も入れてください!」
ダイヤ「えっ!?」 花丸「千歌ちゃん、今日はちょっと真剣な相談があるから・・・」
千歌「作詞のことで悩んでいるの?」
花丸「はい」
千歌「千歌も作詞担当だから相談のるよ!」
ダイヤ「い、いえそういうことでは・・・」
千歌「でもその前にお腹空いたからお弁当だね〜♪」
花丸「・・・!!」
花丸(ダイヤさんの隣に堂々と座られた・・・)ギロリ
ダイヤ「・・・!」ゾクッ
ダイヤ(まずいですわ、花丸さんが怒っています!)
千歌「それにしてもダイヤさんと花丸ちゃんって本当に仲が良いんですね!」
千歌「恋人同士になってもお似合いかも!」
ダイヤ「なっ!?」
花丸「・・・」 千歌「えへへっ、冗談ですよ♪」
ダイヤ「いきなり何を言い出すのかと思いましたわ」
千歌「だってダイヤさん全然お付き合いとかできなさそうですもん!」
ダイヤ「どーいうことですの?」
千歌「ダイヤさんってエスコートとか苦手そうだなぁって♪」
ダイヤ「なっ、失礼なことを・・・わたくしにできないことなどありませんわ!」
千歌「それは言いすぎですよ〜!」
ダイヤ「・・・」チラッ
花丸「・・・」イライラ
ダイヤ「・・・」ポチポチッ
千歌「ダイヤさん、食べてるときに携帯はマナー悪いですよ!」
ダイヤ「まだお弁当には口をつけていませんからセーフですわ」
千歌「なるほど、確かに・・・!」
ピロリン
花丸(メール・・・?)
『夕食をご一緒に食べにいきましょう ダイヤ』
花丸「・・・!」チラッ
ダイヤ「・・・」クスッ
花丸「・・・」コクリ
花丸(ダイヤさん・・・//) 〜〜〜
千歌「あっ、予鈴が鳴りましたね」
ダイヤ「えぇっ、そろそろ戻らなくては」
千歌「じゃあお先に戻りますね!また放課後よろしくお願いします!」タッタッ
ダイヤ「お疲れさまでした」
花丸「・・・お疲れさまずら」
ダイヤ「・・・」
花丸「・・・」
ダイヤ「今日の千歌さん、すごく強引に一緒に食事をしていきましたわね」
ダイヤ「昨日もこのような感じだったのですか・・・?」
花丸「・・・うん」
ダイヤ「そうですか・・・」
花丸「・・・」
ガタンッ
ダイヤ「花丸さん?そこは千歌さんのロッカーですわよ?」 花丸「・・・」
ビリビリッ
ダイヤ「花丸さん!?何をしていますの!?」
花丸「ダイヤさんのことをバカにした仕返しだよ!!」
花丸「エスコートが苦手そう?ダイヤさんのことを何も知らないくせに!!」
花丸「ダイヤさんはマルのこと、すっごく大切にエスコートしてくれてるのに!!」
花丸「ダイヤさんをバカにするやつは絶対許さない!」ビリビリッ
ダイヤ(千歌さんの練習着をはさみで切り刻んでる・・・と、止めなくては!)
ダイヤ「花丸さん!もう大丈夫ですわ!」
花丸「大丈夫じゃないよ!!」
ダイヤ「花丸さん!」ギュッ
花丸「・・・!!」 ダイヤ「ありがとうございます。わたくしのことで、そんなに怒ってくださるなんて」
花丸「千歌ちゃんのあの発言だけは、マル・・・許せないよ・・・」
ダイヤ「言わせておけばいいのです」
ダイヤ「花丸さんだけが、本当のわたくしを知っていくださっていればそれでいいのですよ」
花丸「ダイヤさん・・・」
ダイヤ「・・・」ナデナデ
花丸「んっ・・・//」
ダイヤ「落ち着きましたか・・・?」
花丸「はい・・・もう大丈夫です・・・//」 ダイヤ「・・・」
花丸「ダイヤさん・・・これからもマルのこと、エスコートしてね//」
ダイヤ「え、えぇっ・・・もちろんですわ」
ダイヤ「・・・では、そろそろ教室に戻りましょうか」
花丸「はいっ・・・!」
花丸「・・・」
ダイヤ「花丸さん・・・?」
花丸「夜ご飯、楽しみにしていますね♪」
ダイヤ「・・・!」ドキッ
花丸「それじゃあお先に失礼しますっ!午後も授業がんばるずら!」タッタッ
ダイヤ「えぇ、また後で・・・」
ダイヤ「・・・」
ダイヤ「花丸・・・ちゃん・・・」ボソッ (*;• ᴗ •*)ゞ ……
(*^ ᴗ ^*)ゞ 待ってくれよぉ……これは幸せに向かってるのか?安心していいのか? 対価も支払わず自分の美味しい展開になるのを待ってるだけのルビィやろ メールで夕食に誘うことで千歌にバレないようにしつつ花丸の好感度も上げるとは…
このダイヤさんやり手ですね 〜〜〜
梨子「何か、少し怖いね」
善子「千歌ちゃんの練習着がボロボロにされていたこと?」
梨子「うん」
善子「まぁ、変質者の仕業なんじゃない?」
梨子「でも千歌ちゃん、落ち込んでたから・・・大丈夫かな?」
善子「大丈夫じゃないから今日は練習休みになったんだと思うけど」
梨子「それはそうだけど・・・善子ちゃんはちょっと冷静すぎるんじゃない?」
善子「服だけで、本人に実害がなかっただけマシってことよ」
善子「まぁ、今週は練習休みってことになったし、溜めてたゲームを消化しなくちゃね☆」
梨子「はぁっ・・・ゲームのしすぎはダメだからね?」
善子「わかってるわよ。じゃあヨハネはここで・・・バイバイ」
梨子「うん、バイバイ善子ちゃん♪」 〜〜〜
花丸「ダイヤさん、どこに行きますか?」
ダイヤ「そうですね・・・ファミレスにでも行きましょうか」
花丸「了解ずら♪」
ダイヤ「・・・」
ダイヤ(千歌さんの練習着の件・・・)
ダイヤ(練習は中止にしましたが、あまり大事にならないのを祈るしかありませんね)
ダイヤ「・・・あっ!」
花丸「どうしました?」
ダイヤ「部室に忘れ物をしてしまいましたわ」
ダイヤ「取りに行ってきますので少しだけ待っていてもらってよろしいですか?」
花丸「わかりました。じゃあ校門の前で待ってますね♪」
ダイヤ「すみません。急いでいきますね」タッタッ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています