花丸「ダイヤさん、オラと付き合ってください!」ダイヤ「えっ!?」
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花丸「マル、ずっとダイヤさんみたいな素敵な人にあこがれていて・・・」
花丸「今まで我慢していたんですけど、もう自分の気持ちに嘘はつけないずら・・・//」
ダイヤ「ちょっ、ちょっと待ってください!」
ダイヤ「突拍子すぎて理解が追いついていませんわ!」
花丸「そ、そうですよね・・・」
花丸「返事は今度でいいです。その・・・マルは本気ずら!」
ダイヤ「は、はぁ・・・」
花丸「それじゃあダイヤさん、今日はお先に失礼します!」ダッ
ダイヤ「えぇ、お疲れさまです」
ダイヤ「・・・」
ダイヤ「えっ・・・」 ダイヤさん腕力とかめっちゃ弱い方が興奮する
ルビィちゃんに腕相撲とか普通に負けてほしい 花丸「美味しいずら〜♪」
ダイヤ「それは良かったですわね・・・」
花丸「ここのケーキって本当に美味しくてマルのイチオシです!」
ダイヤ「そうですか」
花丸「幸せずら〜♪」
ダイヤ「・・・」
ダイヤ(いつもの花丸さんですわ・・・)
ダイヤ(先ほどの花丸さんは一体何だったのでしょうか・・・)
花丸「ダイヤさん」
ダイヤ「・・・」
花丸「ダイヤさん!」 ダイヤ「あっ、はい!」ビクッ
花丸「マルの話聞いてた?」
ダイヤ「え、えぇっ。もちろん聞いていますわ」
花丸「じゃあマルが何の話をしていたか言えますか?」
ダイヤ「あっ、えっと・・・」
花丸「・・・」
ダイヤ「ここのケーキがイチオシってことですよね?」
花丸「その後」
ダイヤ「その後はアレです、えっと・・・」
花丸「マルはケーキの話しかしてないけど」 ダイヤ「あっ・・・」
花丸「何でボーッとしてたの?」
花丸「マルのこと大事にしてくれるんじゃないんですか?」
ダイヤ「お、お腹が空いていたのでボーッとしてしまいました」
花丸「・・・」
花丸「ふぅんっ・・・」
花丸「それじゃあマルのケーキ分けてあげます」
ダイヤ「え?」
花丸「はい、ダイヤさん。アーン♪」 ダイヤ「こ、ここでですか!?」
花丸「アーン♪」
ダイヤ「ま、周りに人もいますよ?」
花丸「・・・」
花丸「マルたち、恋人なんだよね?」
ダイヤ「それはそうですが・・・」
花丸「マルのケーキは食べれないんだ。そうなんだ」
花丸「そうなんだね、ダイヤさん」ギロリ
ダイヤ「!!」ゾクッ
ダイヤ「・・・あーん」 花丸「・・・」
ダイヤ「・・・」
花丸「・・・はい♪」
ダイヤ「んっ・・・」モグモグ
花丸「美味しいですか?」
ダイヤ「えぇっ、とても美味しいですわ」
ダイヤ「花丸さんが食べさせてくださったから余計に」
花丸「ダイヤさん・・・//」キュン
ダイヤ「・・・」
花丸「そろそろ出ますか?」
ダイヤ「そうですわね・・・」 〜〜〜
―同時刻―
ルビィ「でも、いったいどうすればいいんでしょうか・・・」
鞠莉「引き離すことぐらい簡単よ」
鞠莉「ダイヤの反応見たでしょ?あれはたぶん、そこまで花丸を愛していないわ」
ルビィ「・・・何でそんなこと言うんですか」
鞠莉「あっ・・・ごめんごめん。配慮が足りなかったわね」
ルビィ「・・・でも、鞠莉さんの言うことは間違ってないとは思います」
鞠莉「でしょ?」
ルビィ「でもルビィたちが二人を引き離そうとするのは・・・」 鞠莉「えぇっ、リスクが大きいわ」
鞠莉「そんなこと企んでるのがバレたらダイヤに絶対嫌われるし」
ルビィ「ルビィも花丸ちゃんに嫌われたくないです・・・」
鞠莉「まずは協力者を探しましょっ」
ルビィ「協力者?」
鞠莉「汚れ役担当ってことよ」
ルビィ「でも、こんなことに協力してくれる人なんていますか?」
鞠莉「私に任せて」
鞠莉「たぶん、あの子なら上手く利用できるわ」
ルビィ「あの子・・・?」キョトン
鞠莉「イエス!」
鞠莉「私に任せていなさい♪」 〜〜〜
鞠莉「チャオー!」
千歌「いらっしゃーい」
千歌「って、鞠莉ちゃん!どうしたんですか?」
鞠莉「んー何となく遊びに来たのよ。忙しかったかしら?」
千歌「ううん!大丈夫!ちょっと待っといてください!」
鞠莉「わかったわ♪」
鞠莉「・・・」 〜〜〜
千歌「お待たせ〜!」
鞠莉「お手伝いお疲れさまね〜」
千歌「鞠莉ちゃんが千歌の部屋に来たのって初めてな気がする!」
鞠莉「そうね!意外にきれいな部屋じゃない」
千歌「意外ってなんですか〜!」
鞠莉「イッツジョーク!」
千歌「何もないけどくつろいでいってくださいね!」
鞠莉「えぇっ、そうね・・・」
鞠莉「・・・」チラッ
鞠莉「それにしても、何だか暑いわ〜」パタパタ 千歌「そうですか?千歌はむしろ肌寒いかなーって」
千歌「って、鞠莉ちゃん!胸元見えてるよ!?//」
鞠莉「あら?でも女の子同士だしノープロブレムね」
千歌「いやそういう問題じゃないって〜!」
千歌「もぉ〜・・・//」チラッ
千歌「・・・」チラッ
鞠莉「・・・」
鞠莉「フフッ・・・やっぱりね・・・」ボソッ
鞠莉「・・・」
鞠莉「ねぇ、ちかっちって恋愛したことある?」 千歌「ほぇっ?いや、ないですけど」
千歌「いきなりなんですか?」
鞠莉「いや、じつはね〜最近女の子同士の恋愛が流行ってるって聞いたことがあって」
鞠莉「ちかっちもそういうの興味あるのかなぁって」
千歌「・・・別に千歌にそういう趣味はないですよ」
鞠莉「本当?」
千歌「うん!」
鞠莉「曜のことは?」
千歌「へっ?」 鞠莉「好きじゃないの?」
千歌「す、好きだけど友達としてですから!」
鞠莉「そっか。よかった」
千歌「・・・?」
鞠莉「私、最近曜のこと好きになってきたのよね〜」
鞠莉「恋愛的な意味でね♪」
千歌「えっ・・・」
鞠莉「ちかっちが狙ってるなら諦めようと思ってたんだけど」
鞠莉「そうじゃないなら猛アタックしちゃおうかなぁ」
千歌「ダメ!!!!!!」ガタッ
鞠莉「・・・!!」
鞠莉「・・・」ニヤリ 鞠莉「ワオ!どうしたの大声出して」
千歌「あっ、えっと・・・」
鞠莉「ん〜?」
千歌「やっぱり恋愛は男女でするのが普通だし」
千歌「女の子同士なんて、変だもん・・・!」
鞠莉「ごめんごめん!さっきのは冗談よ!」
千歌「えっ?」
鞠莉「別に曜に対して恋愛感情なんて持ってないから安心しなさい☆」
千歌「・・・」ホッ
千歌「も、もぅ〜!」 鞠莉「だけどちかっち、正直ちょっと興味あるんでしょう?」
鞠莉「女の子同士の恋愛に」
千歌「えっと・・・それは・・・」
鞠莉「せっかく二人っきりなんだしぶっちゃけトークしましょっ」
千歌「・・・」
千歌「曜ちゃんと付き合いとかそういう感情はないけど」
千歌「その、恋愛ってどんなものなのか気になるときはあるかな」
鞠莉「へぇっ・・・」
鞠莉「・・・」
鞠莉「マリーが教えてあげよっか?」 千歌「どういうこと?」
鞠莉「ようするにちかっちは、キスとかそういうのしたいんでしょ?」
千歌「そ、そんなこと言ってないですって!//」
鞠莉「違った?なら身体に触りたい・・・とか?」クスッ
千歌「違うもん!」
鞠莉「・・・」
鞠莉「いいわよ?触って」
千歌「・・・へっ?」 鞠莉「私の胸、触っていいわよ。興味あるんでしょう?」
千歌「そ、そんなの・・・」
鞠莉「大丈夫、二人だけの秘密にしておいてあげるから」
鞠莉「それとも曜の胸の方がいい?」
千歌「そういうわけじゃ・・・」
鞠莉「自分に素直になりなさい?」クスッ
千歌「・・・」
千歌「私は・・・」
千歌「・・・」ゴクリ
ムニムニッ
鞠莉「んっ・・・やっと素直になったわね」 千歌「すごい・・・鞠莉ちゃんの大きい・・・//」
鞠莉「ふふっ、気持ちいい?興奮してきた?」
千歌「う、うん・・・//」
鞠莉「んんっ・・・」
鞠莉「あと10秒ね」
千歌「えっ?ちょっと待っ 鞠莉「9、8、7・・・」
千歌「あわわっ!」ムニムニッ
鞠莉「はいしゅーりょー」ササッ
千歌「あっ・・・」 鞠莉「ふふっ、まだ物足りない?もっと揉みたかった?」
千歌「う、うん・・・あと10秒お願い//」
鞠莉「ふふっ、ダーメ♪」
千歌「うぅっ・・・」
鞠莉「・・・」
鞠莉「それじゃあねぇ・・・」
鞠莉「マリーのお願いを聞いてくれるならまた明日も揉ませてあげるわよ?」 千歌「えっ?」
鞠莉「マリーのお願いを聞いてくれるなら・・・ね?」
千歌「・・・!」ゾクッ
千歌(また・・・触らせてもらえるなら・・・)
千歌(触りたい・・・触って揉んで興奮したい!)
千歌「なに!?そのお願いって!千歌にもできること!?」ガタタッ
鞠莉「・・・」
鞠莉「・・・」ニヤリ
鞠莉「それはね・・・」 寝るな、書け
いつも仕事でこれぐらい残業してるだろ この間のちかなんとようりこの泥沼SSの人かなん?
怖いもの見たさで期待 〜〜〜
花丸「今日はありがとうございました」
ダイヤ「こちらこそ、楽しい時間を過ごせましたわ」
花丸「一日が終わるのは本当に早いよ・・・」
ダイヤ(めちゃくちゃ長い一日でしたわ・・・)
ダイヤ「また明日、お話ししましょう」
花丸「はい・・・♪」
花丸「それじゃあダイヤさん、また明日ずら!」
ダイヤ「あっ、ちょっと待ってください!」 花丸「何ですか?」
ダイヤ「わたくしたちがお付き合いをしていることは、他のみなさんには内緒にしておきませんか?」
花丸「どうして?」
ダイヤ「その、みなさんにバレるのは少し恥ずかしいと言いますか・・・」
花丸「恥ずかしいの?」
ダイヤ「え、えぇっ・・・」
花丸「・・・」
花丸「ふーん」
花丸「マルみたいなやつを彼女にして恥ずかしいって言いたいんですね?」ギロリ ダイヤ「いえ!そういう意味では!」
バチーン
ダイヤ「いたっ!やめてください!」
花丸「痛いのはマルの心だよ!!!」
花丸「恥ずかしいってどういうこと!」
花丸「マルのこと見下してるんでしょ!!!」
ダイヤ「誤解ですわ!決してそういうことじゃありません!」
花丸「じゃあどういうこと!?」
花丸「答えてよダイヤさん!」
ダイヤ(ま、まずいです。このままだとわたくしの頬が耐えきれません・・・!)
ダイヤ「花丸さん!!」ダキッ
ダイヤ「わたくしの話を聞いてください」 花丸「・・・」ギュッ
ダイヤ「・・・」
ダイヤ「わたくしが花丸さんを見下したりすると思いますか?」
花丸「・・・思わないずら」
花丸「だってダイヤさんは、マルを大事にしてくれるって約束してくれたから」
ダイヤ「恥ずかしいという言い方が悪かったですね。すみません」
花丸「・・・」
ダイヤ「二人だけの秘密ってよく言うではありませんか?」
花丸「二人だけの秘密・・・?」
ダイヤ「そうです。恋人たちだけが知っている秘密」
ダイヤ「そういうものに、わたくしは憧れているのですよ」 花丸「・・・そっか」
花丸「そういうことなら、みんなに内緒にしておきます♪」
ダイヤ「・・・」ホッ
花丸「・・・ダイヤさん、いつまでも抱き着かれていたらお家に帰れないよ//」
ダイヤ「あっ・・・すみません」アセアセ
花丸「さっきは叩いてごめんなさい。マル、初めての恋愛だからいろいろと不器用で・・・」
ダイヤ「大丈夫ですわ。お気になさらず」
花丸「ダイヤさんは優しいですね・・・//」
花丸「それじゃあまた明日、学校でよろしくお願いします!」タッタッ
ダイヤ「はい、お疲れさまでした」 花丸「・・・あっ」ピタッ
ダイヤ「・・・?」
花丸「せめてルビィちゃんには、お付き合いのこと言いたいんですけど、ダメですか・・・?」
花丸「マルの親友だし、ダイヤさんの妹ですし・・・」
ダイヤ「え、えぇっ。ルビィにならいいですわ」
ダイヤ(もうバレてますけどね)
花丸「了解ずら♪それじゃあ失礼しますっ!」タッタッ
ダイヤ「お疲れさまでした」
ダイヤ「・・・」
ダイヤ「疲れましたわ・・・」
ダイヤ(頬、赤くなってないでしょうか・・・ルビィに心配をかけないようにしないと) 〜〜〜
ダイヤ「ただいま戻りました」
ルビィ「お帰りなさい、お姉ちゃん」
ルビィ「楽しかった?」
ダイヤ「えぇ、まぁ」
ルビィ「そうなんだ」
ダイヤ「・・・ルビィ、ひとつ聞いていい?」
ルビィ「どうしたの?」
ダイヤ「花丸さんって学校ではどうなの?」 ルビィ「どうって・・・うーん」
ダイヤ「おとなしい?」
ルビィ「おとなしい方だとは思うけど」
ダイヤ「・・・喧嘩とかは?」
ルビィ「まさか・・・花丸ちゃんにはそういうの縁がないと思うよ」
ダイヤ「で、ですよね・・・」
ダイヤ(暴力を振るうのはわたくしにだけなのでしょうか・・・)
ルビィ「お姉ちゃん、何かあったの?」
ダイヤ「いいえ、ただお付き合いしたからには知っておくべきかなと思っただけよ」
ルビィ「・・・!」ズキッ
ダイヤ「それじゃあルビィ、お休みなさい。ちゃんと目覚ましはセットするのよ?」スタスタ
ルビィ「・・・うん」
ルビィ「・・・」
ルビィ「何で付き合っちゃったの・・・お姉ちゃん・・・」グスン 〜〜〜
ダイヤ「ふぅっ・・・」
ダイヤ(お昼休みに一人で生徒会室にいると落ち着きますわね)
ダイヤ「・・・」
ダイヤ「このままでいいのでしょうか・・・」
コンコン
ダイヤ「どちら様?」
千歌「こんちかー!」
ダイヤ「千歌さん、どうしました?」
千歌「えへへーお手伝いにきました!」
ダイヤ「はい?」
千歌「生徒会のお仕事溜まっているんですよね?」
ダイヤ「まぁ、することはたくさんありますが」
千歌「手伝います!」 ダイヤ「あ、ありがとうございます・・・?」
千歌「何すればいいですか?あっ、この書類を整理しますね!」
ダイヤ「千歌さん?気持ちは嬉しいのですが、なぜ突然わたくしを手伝おうと?」
千歌「えっ?えっとぉ・・・」
千歌「ダイヤさんも最近疲れてるかなぁって思って、だから少しでも助けたいなと思っただけですよ!」
ダイヤ「・・・!!」
ダイヤ「ならお言葉に甘えますわ」
ダイヤ(もしかして、わたくしと花丸さんのことを知っている・・・?)
ダイヤ「・・・」 千歌「んしょっ・・・んしょっ・・・」ヨタヨタ
ダイヤ「・・・危なっかしいですわ」
コンコン
ダイヤ「今日は来客が多いですわね」
ダイヤ「お入りください」
ガチャッ
花丸「ダイヤさん、こんにちはずら♪」
ダイヤ「は、花丸さん!?」
花丸「会いたくなったから来ちゃいました・・・//」
花丸「一緒にお弁当でも食べま 千歌「あっ、花丸ちゃんこんちかー!」
花丸「・・・!」 ダイヤ(ま、まずいですわ!!)
花丸「・・・こんにちは」
ダイヤ「え、えっと・・・千歌さん、お手伝いはもう大丈夫ですわ!」
千歌「あっ、わかりました!」
千歌「っていうか花丸ちゃん、さっきの会いたくなったから来たっていうのは?」
花丸「・・・」
花丸「前に相談にのってもらったからまた相談しに来ただけずら」 千歌「そうなんだ、いつの間にかそんなに仲良くなっていたなんて!」
千歌「千歌ももっと仲良くなりた ダイヤ「千歌さん!また放課後練習で!」
千歌「はーい!それじゃあ失礼しますねっ!」
花丸「また放課後よろしくお願いします♪」
バタンッ
花丸「・・・っで」
ダイヤ「誤解ですわ!千歌さんが勝手にここに来ただけです!」
花丸「言い訳はいらないよ!!!」
バチーン
ダイヤ「きゃっ!言い訳ではありませんの!」 花丸「二人で何してたの!キスでもしてたんじゃないの!?」
花丸「マルのこと裏切ったんでしょっ!!」
ダイヤ「何もしていません!信じてください!」
花丸「うるさい!裏切者!!」
ダイヤ「恋人の言葉が信じられないのですか!?」
花丸「・・・!」ズキッ
花丸「・・・」 ダイヤ「花丸・・・さん・・・?」
花丸「ごめんなさい・・・」
花丸「オラ、またダイヤさんのこと傷つけちゃった・・・」グスン
ダイヤ「い、いえ・・・わたくしの方こそすみません」
花丸「でも、不安なんですよ・・・ダイヤさんを誰かに取られちゃうのが・・・」
ダイヤ「・・・」
ナデナデ
花丸「ダイヤさん!?//」
ダイヤ「大丈夫ですよ。だから元気を出してください」 花丸「う、うん・・・」
ダイヤ「お昼ごはん、一緒に食べましょうか?」
花丸「はい・・・//」
ダイヤ「・・・」
鞠莉『すぐに別れたりしたら、みんなに悪評広めるから☆』
ダイヤ(鞠莉さんならほんとにやりかねませんわ・・・)
ダイヤ「・・・」
ダイヤ(わたくしは一体どうなってしまうのでしょう・・・) 〜〜〜
花丸「〜♪」
善子「機嫌良さそうに何してんのよ」
花丸「あっ、善子ちゃん」
善子「ヨハネ」
善子「なにそれ?ノート?」
花丸「あぁっ!これは見せられないずら!」カクシ
善子「そんなに隠さなくても別に興味ないわよ」
花丸「今忙しいから向こうに行ってて。ヨハネちゃん」
善子「はいはい」スタスタ
花丸「・・・」
花丸「ふんふんふ〜ん♪」 〜〜〜
千歌「はい、ダイヤさん練習お疲れさまです!」
ダイヤ「あらっ、スポーツドリンクくださるの?」
千歌「どうぞ!」
ダイヤ「ありがとうございます」
果南「ダイヤ〜鞠莉〜かえろ〜」
鞠莉「今日は先に帰っててもらっていい?」
果南「何かあるの?」
鞠莉「ちょっと寄り道したくてねっ」
果南「わかった、じゃあダイヤ帰ろ〜」
ダイヤ「えぇっ」
曜「あっ、ダイヤさん!ちょっといいですか!?」
曜「さっきの振り付けのところもう少し教えてもらいたいんですけど」 ダイヤ「あらっ、熱心ですわね。構いませんよ」
花丸「・・・」
曜「果南ちゃんごめんっ!」
果南「いいっていいって。じゃあまた明日ねっ」
ダイヤ「はい、お疲れさまでした」
千歌「今日は千歌も寄るところがあるから先に帰るねっ!」タッタッ
梨子「うん、わかった」
鞠莉「っていうか今日のちかっち、やたら練習中にダイヤに歩み寄ってなかった?」
ルビィ「ルビィもそれ思いました」
曜「いわれてみれば、いつも以上にダイヤさんに気を遣っていたような」
ダイヤ「そうでしょうか?」
鞠莉「まぁいっか!じゃあみんな、シーユー☆」タッタッ
善子「ばいばい」
ダイヤ「お疲れさまでした」 〜〜〜
ダイヤ「それで、どこの振り付けですか?」
曜「違います違います!」
ダイヤ「はい?」
曜「ほら、あの後どうなったのか気になったんですよ」
ダイヤ「あの後とは?」
曜「花丸ちゃんとは上手くいったんですか!?」ズイッ
ダイヤ「・・・!!」
ダイヤ「すみません、相談にのっていただいたのに報告を怠ってしまって」
曜「気にしないでください!それでどうなったんですか!?」 ダイヤ「そ、それは・・・」
ダイヤ(曜さんにも隠しておいていいですよね・・・?)
ダイヤ「まだ何も・・・」
曜「そうですか―行動あるのみですよ!ダイヤさん!」
ダイヤ「え、えぇっ・・・」
曜「それが気になっただけです!それじゃあダイヤさん、また明日!」
曜「嘘ついて呼び出してすみません!お疲れさまでしたっ!」タッタッ
ダイヤ「はい、お疲れさまでした」 ダイヤ「ふぅっ・・・わたくしも帰りますか」スタスタッ
ダイヤ(曜さんには正直に言ってもよかったかもしれませんね)
ダイヤ(まぁ、そのうち言うことにしましょう)
花丸「ダイヤさん」
ダイヤ「・・・!?」
ダイヤ「は、花丸さん!?ずっと校門前で待っていたのですか!?」
花丸「うん、ちょっとダイヤさんに聞きたいことがあったから」
ダイヤ「な、何ですか?その、聞きたいことと言うのは・・・」
花丸「曜ちゃんと何話してたの?」
ダイヤ「何って・・・振り付けのことについてアドバイスしていただけですわよ?」
花丸「そっか、そうだったんですね♪」
ダイヤ「えぇっ」
花丸「マルのプロポーズのこと曜ちゃんに相談してたんですね!」 ダイヤ「えっ!?」
花丸「じつはこっそり後をつけて盗み聞きしちゃたずら♪」
ダイヤ「あ、えと・・・それは・・・!」
花丸「いいよ?今の嘘は許してあげる」
花丸「照れくさいから嘘ついたんですよね?」
ダイヤ「・・・!え、えぇそうです!花丸さんのことを相談していたことは内緒にしたかったものでして!」
花丸「大丈夫、マルはダイヤさんのそういうところも好きずら・・・//」
ダイヤ「あ、ありがとうございます・・・」
ダイヤ(た、助かりましたわ・・・)
花丸「もうひとつ聞いていいずら?」 ダイヤ「何でしょうか」
花丸「千歌ちゃんと仲良くなりました?」
ダイヤ「い、いえ・・・わたくしにそんなつもりはありませんが・・・」
花丸「ふぅんっ・・・」
ダイヤ「今日の練習中ですよね?わたくしも正直よくわかっていないのです」
花丸「・・・」
ダイヤ「つ、次からはちょっと距離を取りますので!」
花丸「練習中は気にしないように頑張ってるつもりだけど」
花丸「それ以外のところではあまり仲良くしないでくださいね」
花丸「ダイヤさんは、マルのことを第一に考えてくれますよね?」 ダイヤ「も、もちろんですわ・・・」
花丸「マルもダイヤさんのことを大事にしたいから・・・//」
ダイヤ「あ、あははっ・・・光栄です・・・」
ダイヤ「ではわたくしはこれで・・・」
花丸「あっ、待ってください!」
ダイヤ(まだ何かあるんですの!?)
花丸「これ、作ってみました♪」
ダイヤ「これは・・・ノート?」
ダイヤ(表紙にはお付き合いノートと書いていますが・・・嫌な予感がしますわ)
花丸「題してお付き合いノートずら♪」 ダイヤ「えっと、中には何も書いていないようですが・・・」パラパラ
花丸「今日から書いてきてね?」
ダイヤ「えっ?何をですか?」
花丸「マルも今日から書き始めてみたから、見せるずら!」バッ
ダイヤ「は、はぁっ・・・」
ダイヤ「・・・!!」
ダイヤ「善子ちゃん、5回。内容・・・」
ダイヤ「ノートのことを教えた。堕天使設定に付き合った。etc・・・」
ダイヤ「花丸さん、これは一体・・・?」 >>180 訂正
ダイヤ「えっと、中には何も書いていないようですが・・・」パラパラ
花丸「今日から書いてきてね?」
ダイヤ「えっ?何をですか?」
花丸「マルも今日から書き始めてみたから、見せるずら!」バッ
ダイヤ「は、はぁっ・・・」
ダイヤ「・・・!!」
ダイヤ「善子ちゃん、5回。内容・・・」
ダイヤ「ノートのことをごまかした。堕天使設定に付き合った。etc・・・」
ダイヤ「花丸さん、これは一体・・・?」 花丸「見てのとおり、今日善子ちゃんと何回会話したかってことと、その内容だよ?」
ダイヤ「えっ・・・」
花丸「練習中以外でいいので、ダイヤさんが誰とどんなお話しをしているか書いてね」
ダイヤ「えっと・・・なぜこのようなことを・・・?」
花丸「ダイヤさんが浮気しないかチェックするためだよ」
ダイヤ「わたくしはそのようなこと!」
花丸「冗談です♪ダイヤさんがそんなことするとは思ってないですよ」
花丸「恋人の言うことは信じるずら♪」 ダイヤ「な、なら・・・」
花丸「でもね?信頼って目に見えないものだから、最初はどうしても不安になっちゃって・・・」
花丸「だから最初の一か月ぐらいは、こうやって目に見える形にして、信頼を築いていくべきかなって思ったんです」
ダイヤ「え、えっと・・・」
花丸「マルもちゃんと書くから、ダイヤさんもちゃんと書いてね?嘘書いたらダメですよ?」
花丸「あっ、でもルビィちゃんとの会話は書かなくていいずら!姉妹ですし!」
ダイヤ「あの、花丸さん?」
花丸「それじゃあお疲れさまでした。また明日もお話ししようねっ♪」タッタッ
ダイヤ「お、お疲れさまでした・・・」
ダイヤ「・・・」
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