千歌「ハンバーグたべたい」
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ヒューガタガタ
千歌「風強いなぁ...台風だから当たり前か」
千歌「明日まで警報続くかなぁ...中途半端に過ぎていって雨風強い中学校行くのはやだなぁ」
千歌「バスも遅れるだろうし面倒だよ...」
千歌「詞も全然進まないし、どうしよう」
千歌「...」グゥ-
千歌「お腹減った」
千歌「ハンバーグが食べたい」 千歌「今めっちゃハンバーグが食べたくなった」
千歌「あるよね。唐突にご馳走様食べたくなる時」
千歌「わかるわかる」
千歌「って、1人しかいないのに何言ってんだろ」
千歌「とは言っても、はいどうぞで出てくる料理でもないしなぁ」
千歌「諦めてお菓子でも取りに降りよ」スック
千歌「あ」
千歌「呼べばいいじゃん」
千歌「ハンバーグ、持ってきてもらおう」
千歌「早速>>5に連絡しよー♪」 ピップルルル
りきゃこ『もしもしあんちゃん?』
千歌「もしもーし、梨香子ちゃん?あのさぁ...」
りきゃこ『作詞に行き詰まってる?』
千歌「そうなんだよー。何とかしてよーりかえもん」
りきゃこ『畑亜貴にでも頼めばいいじゃない』
千歌「またそんな難しいことを...私は梨香子ちゃんに手伝って欲しいんだよ!梨香子ちゃんじゃなきゃダメなんだよ!」
りきゃこ『えっ/////』
りきゃこ『そ、そこまで言うのなら...手伝ってあげてもいいかなーって』
千歌「あ、ついでに差し入れもお願いねー。お腹空いてるから」
りきゃこ『差し入れ!?』
りきゃこ『わ、わかった...すぐに向かうね』
ピッ
千歌「さてさてハンバーグを持ってきてくれるのか」 オ-イアンチャ-ン!
千歌「梨香子ちゃん上がって〜」
りきゃこ「いやー酷い雨だった」フキフキ
千歌「来てくれてありがとう!」
りきゃこ「私なんかで大丈夫なの?絵心もないし」
千歌「だいじょーぶ!差し入れの方が大事だから」
りきゃこ「えっ」
千歌「な、何でもないよ〜♪ささ、作詞作詞〜っと」
りきゃこ「あ、そうだ。はいあんちゃん、差し入れ」
千歌「これこれ!これだよ梨香子ちゃん!」
りきゃこ「お腹空いてるって言ってたからボリュームのある物を持ってきたよ」
千歌「なんだろー?」パカッ
>>14 逢田梨香子の差し入れ どういうことだ
りきゃこには千歌ちゃんがあんちゃんに見えてるのか… 千歌「もしかして私達」
あんちゃん「入れ替わってる!?」 千歌「うわっ!ハンバーグじゃん!!」
りきゃこ「えへへ...あんちゃんに食べて欲しくて急いで作ってきたんだ♪」
千歌「ありがとう梨香子ちゃん!」ダキッ
りきゃこ「ホホ~^」
千歌「私今ちょうどハンバーグが食べたかったんだよ!梨香子ちゃんは天才!神ってる!!」
りきゃこ「ふふ、冷めないうちにどうぞ♪」
千歌「いただきまーす!」パク
千歌「うん!美味しい!」
千歌「美味しいよ梨香子ちゃん!」パクパク
梨香子「良かった〜♪あんちゃんが喜んでくれて。作ったかいがあったよ」
千歌「美味しいけど」
千歌「レトルトじゃん」
梨香子「えっ」 一度でも手が触れたら手作り
それでいいじゃあないか 梨香子「そ、そんな事ないよ!ちゃーんと手作りだよ!」
千歌「いやだって手作りでこんな綺麗に出来る?」
梨香子「あんちゃんのために作ったんだもん!何から何までこだわったよ!」
千歌「えーでもどこからどう見てもレトルトだよー。何かテンション下がるなー」
梨香子「...もん」
梨香子「違うもん...あんちゃんのために手作り...したんだもん」ポロポロ
千歌「!?」
梨香子「ヒック...それを...ヒック...レトルトだなんて...!」ポロポロ
千歌「あぁごめんごめん!レトルトじゃないよ!うそうそうそ!美味しい美味しい!もう最高だよ!!いやーレトルトと変わらないくらいクオリティだなー梨香子ちゃんのは!!」
梨香子「ヒックヒック」ポロポロ
梨香子「レトルトと同じなんてヤダ...」ポロポロ
千歌「レトルトより上!」
梨香子「ホント?」ケロッ
千歌「う、うん...」 りきゃこ「じゃあまたね、あんちゃん」
千歌「ご馳走様でした。ありがとう梨香子ちゃん。雨、気をつけてね」
りきゃこ「ハンバーグならいつでも作ってあげるからね♪」
りきゃこ「あ」
りきゃこ「これも渡すの忘れてたよ」スッ
千歌「これは...?」
りきゃこ「Aqoursのみんなを描いたの」
千歌「オォゥ...」
千歌「あ、ありがとね...」
りきゃこ「またね〜♪」フリフリ
千歌「...」
千歌「絶対レトルトだよ。手で触ったから手作りとか言うレベルでレトルトだよ。〇シンハンバーグの味がしたもん」
千歌「...それよりもこれどうすればいいの」
千歌「Aqoursのみんなって...なに?Aqoursは拷問にでもかけられてるの?」
千歌「美渡姉の部屋に飾っとこ」ソッ
千歌「ふぅ」 千歌「最初の差し入れで目的は達成しちゃったけど、何かまだ物足りないなぁ...」
千歌「ていうか、すっかり梨香子ちゃん作詞のこと忘れてたし」
千歌「まぁいいや、どうせ明日は警報が出るはず。誰かに連絡しよ」
千歌「だーれーにーしよーかーなー」
千歌「決めた!>>28に電話してみよう」 >〇シンハンバーグの味がしたもん
伏字の意味なくて草 千歌「朱夏ちゃんに連絡だー!」
ピップルルル
???『エヘッ、エヘヘwモチモチ-?』
千歌「あれっ?ルビィちゃん?」
朱夏『いぇーい!あんちゃん元気ー?』
千歌「なんだぁ、朱夏ちゃんだったのかー」
千歌「すぐルビィちゃんの物真似するんだから〜」
千歌「ヒトデのマネ!」
朱夏『』
朱夏『って、ヒトデ喋んないじゃん!』
千歌「あはははーそうでした」
朱夏『えへへ。それで、どうかしたの?こんな雨の中電話してくるなんて』
千歌「いやー、作詞に行き詰まりまして」
朱夏『あんちゃんらしくないなー』
千歌「朱夏ちゃん、手伝ってくれる?」
朱夏『...』
千歌「朱夏ちゃん...?」
朱夏『船長!戦艦朱夏は目標あんちゃん島まで一直線であります!』
千歌「うむ、全速前進!」
朱夏『ヨーソロー!』
千歌「あっ、救援物資もお願いね」
朱夏『了解であります!』 ブォォォォー
千歌「えっ?汽笛の音?」
空き瓶を吹く朱夏「ブォォォー」
千歌「なんだぁ来てたんなら言ってよー」
朱夏「いやーあんちゃんをびっくりさせたくて」
朱夏「それで、作詞はどんな感じ?」
千歌「うーん...秋っぽさを全面に出したいんだよね〜」
朱夏「ふむふむ」
千歌「秋...秋...」
朱夏「秋かぁ」
ちかしゅー「駄目だぁ!全然思いつかない!」
朱夏「あんちゃん船長...戦艦朱夏は作詞軍の爆撃により沈没寸前であります...」
千歌「よーし、救援物資を持ってくるんだ...」
千歌「斉藤二等兵、これより腹ごしらえ作戦を決行する!」
朱夏「了解であります!」
朱夏「って、私二等兵!?」
>>33 しゅかしゅーの差し入れ 千歌「ガチ非常食!」ガビ-ン
朱夏「だって、救援物資って言ったのあんちゃんだよ?」
千歌「そうだけど...そうだけど!言葉の綾ってものがあるじゃん!」
朱夏「?」キョトン
千歌「そんな可愛い顔をしても許しません!」
朱夏「ユルシテゴメンチャイ♪」
千歌「ルビィちゃんの真似してもダメ!」
朱夏「まぁまぁ、これから台風も酷くなるんだしワンチャンあるよ!」
千歌「ノーチャンだよ!ていうかそんなチャンス欲しくないよ!!」
千歌「くぅぅ...ハンバーグが食べたかったのにぃ」サクサク
朱夏「うっめw乾パンうっめwww」パリポリ
千歌「って、非常でもないのに食べちゃダメじゃん!!」
朱夏「そうだった!」 千歌「取り敢えずこれは非常袋に入れておくね」ガサゴソ
朱夏「その方がよさそう」
千歌「さてと、作詞の続きしなきゃ」
朱夏「うん、そうだね」
〜♪(軍艦マーチ)
朱夏「ごめん、ちょっと電話」
朱夏「あ、もしもしあんちゃん?」
朱夏「うん、今あんちゃんと作詞してるところ」
朱夏「へ?何?」
朱夏「やだなぁあんちゃん、あんちゃんはあんちゃんでしょ?」
朱夏「もー、わかった。すぐ戻る」ピッ
朱夏「あんちゃんごめんね。あんちゃんから呼び出しがあって帰らなくちゃ行けなくなったヨーソロー」
千歌「ありゃりゃ」
朱夏「あんちゃんなら絶対出来るって信じてるよ。ほら、ルビィちゃんも」
朱夏「エヘwアンチャンガンバエ-www」
千歌「うん、頑張るよ」 マタネ-
ブォォォォー
千歌「うぅ...乾パンってお腹に溜まるなぁ」
千歌「でもこんな事でくじけないよ」
千歌「千歌ちゃん、やめる?」
千歌「やめない!」
千歌「...」
千歌「恥ずかしいくらい似てねぇな」
千歌「さてと、気を取り直して次の人呼びますか」
千歌「うーん...>>40なら暇してるかなぁ」
ザァァァァァ
千歌「何か雨強くなってる気がするけど」 千歌「善子ちゃん暇してるだろうなぁ...」ピップルル
善子『クックック...この堕天使ヨハネを呼び出すとは...何を所望するつもり?』
千歌「あ、善子ちゃん?暇?」
善子『今は堕天使降臨の儀式の最中よ...下界に赴く暇なんて無いわ』
千歌「あらら...作詞を手伝って欲しかったんだけどな」
善子『行きます』
千歌「ほぇ?」
善子『あれよね?差し入れ持ってくるやつよね?行く!絶対行くわ!てか行かせていただきます!』
千歌「う、うん...ありがとう」
善子『...』
善子『よ...よかった...千歌さんに嫌われてなかった』グスッ
千歌「えっ、善子ちゃん泣いてるの?」
善子『ヨハネよっ!それにこれは儀式を中断した副作用!!』
千歌「雨強いから気をつけてね」
善子『雨なんて堕天使にはいつもの事よ』
善子『あ、後差し入れ作るので少し時間かかります』
千歌「はーい」 〜数分後〜
チカサ-ン
千歌「善子ちゃんだ!」ドタドタ
善子「お待たせしました...」グッショリ
千歌「ごめんねぇ遠いところから。折角だしお風呂使って。風邪ひいちゃう」
善子「えっ/////」
千歌「多分お客さんいないからへーきだよ」
善子「で、でも...お家の人が」
千歌「お姉さんにお任せなのだ!」フンス
善子「じ、じゃあ...遠慮なく」
善子「あ、後これ差し入れ」スッ
千歌「おぉっ!待ってました!」
善子「千歌さんの口に合えばいいんだけど...」
千歌「ほんのりあったかい」
善子「クックック...地獄の業火を使用したからよ。如何なるものも焼き尽くす炎よ」
千歌「ありがとう善子ちゃん!」ギュ
善子「へぁ!?」
善子「は、はい.../////」 ちかダイを期待してしまった俺様
りきゃこのほうだった… カポーン
善子「あ〜^生き返るわぁ〜^」
善子「はーさっぱりした/////」ホカホカ
千歌「お風呂上がりの善子ちゃんって、いいね」
善子「えっ!?」
千歌「玉のない髪型がセクシー...エロい!」
善子「もぅ!そういうのはナシ!」ブンブン
善子「と言うか...こんな高そうな服着てもいいのかしら?」
千歌「へーきへーき、どうせ美渡姉のだし」
善子「...」
千歌「さてと、善子ちゃんの差し入れを食べますか」
善子「ヨハネだってば!」
千歌「どっちでもいいじゃん」
善子「よくないっ!」
千歌「では、差し入れとのごたーいめーん!」パカッ
>>47 善子の差し入れ 千歌「おぉっ!唐揚げだ!」
善子「違うわよ!これは堕天使の宝珠(オーブ)!」
千歌「ニアピンってところかな〜」
善子「何よその反応!ちゃーんと揚げたてなのよ!」
千歌「いただきま〜す」パクッ
千歌「〜!!!!」
善子「」ニヤリ
千歌「辛い!」
善子「直球!?」
千歌「うわめっちゃ辛いよ!けど美味しい」パクパク
千歌「これお母さん絶対好きなやつだろうなぁ...ていうかウチのメニューに追加したい」パクパク
善子「クックックッ...タコは海外では悪魔として扱われているわ。貴女も悪魔の力を受け取りなさい」
千歌「いやー美味しかった♪満足!」
善子「もう食べたの!?」
千歌「それだけ善子ちゃんの唐揚げが美味しかったんだよ」
善子「善子って言うな!あと唐揚げも!」
千歌「でもまーだ物足りないんだよねぇ」
善子「そうなの?」 千歌「いやだってさ、今食べたいのってハンバーグでしょ?」
善子「知らないわよ...ていうか初耳なんですけど」
千歌「まず、レトルトハンバーグ食べてー」
善子「初っ端から食べてるじゃない!」
千歌「いやいや」
千歌「で、乾パン食べたでしょ」
善子「何で非常食...」
千歌「そして今タコの唐揚げを食べました!はい!」
善子「結構食べてるわね...」
善子「千歌さん、天高く馬肥ゆる秋って知ってる?」
千歌「?????」
千歌「ちかは わけもわからず じぶんを こうげきした」ペチペチ
善子「あぁっ、混乱しちゃった...」
善子「簡単に説明すると食べ過ぎ注意ってこと!わかった?」
千歌「大丈夫大丈夫、へーきへーき」ゲフッ 千歌「よーし、張り切って次行ってみよー!」
善子「この雨の中私以外に2人も来たのね...」カキカキ
善子「堕天 悪魔 漆黒 宵闇...」カキカキ
千歌「秋っぽいイメージだから」
善子「んなっ!?」
千歌「と言うわけで、>>53を呼ぼーう」
善子「どういうわけよっ!」 千歌「もしもーし果南ちゃん?」
果南『差し入れ何がいい?』
千歌「物分り早っ!」
果南『だってまぁ...最近千歌からの電話って差し入れの件しかないし』
果南『まーた馬鹿みたいに差し入れ頼んでるんでしょ』
千歌「さっすが果南ちゃん!ご名答!」
善子「ガッツリ馬鹿にされてるわよ...」
果南『で、今回は何かなん?』
千歌「ハンバーグ!」
果南『はぁ?』
千歌「ハンバアアアアアアアアアアグ!!!!!!!!」
果南『っせーな...ちゃんと聞こえてるよっ!!』
果南『ハンバーグだね?りょーかい』
千歌「どら焼き持ってきたら怒るよ」
果南『2回もしないよ』
ピッ
千歌「ねぇ善子ちゃん」
善子「はい?」
千歌「この雨の中、頭にハンバーグ乗せて泳いで来る果南ちゃん想像してみて」
善子「ブフッ!」 千歌「雨すごいね〜」
善子「そうね。まるでヨハネが外へ出ることを知っていたかのようね」
千歌「台風だからでしょ?」
善子「...」
善子「もーっ!千歌さんにはロマンってものがないの!?」
千歌「ロマン?プエルトリコのピッチャー?」
善子「逆に誰よそれ!!」
善子「とにかく、そうやって表現する方がカッコいいの!」
千歌「ほぇ〜」
オ-イチカ-!
千歌「あ、果南ちゃんだ」
果南「いやー、濡れた濡れた」
千歌「毎回ごめんねぇ」
果南「もう慣れっこだよ」
善子「果南さん...こんにちは」
果南「おっ、善子じゃん。うりうり」
善子「やめてくださいよ...」
千歌「果南ちゃんもお風呂入る?いいお湯湧いてるよ〜」
果南「マジ?お言葉に甘えよっかなん」
千歌「服は志満姉のがあるからそれ使っていいよ〜」
果南「はいよ〜」
果南「あっそうだ」スッ
善子「(胸のところから!?)」
果南「はい差し入れ」
千歌「おぉーありがとー」 千歌「さて...と」
千歌「果南ちゃんの差し入れは今度こそ私の希望通りでしょうか!?」
善子「(ハンバーグだとしたら熱くなかったのかしら...)」
千歌「差し入れ...オープン!」
善子「(くっ!このヨハネの能力を持ってしてでもハンバーグは挟めないというの!?)」
>>60 果南の差し入れ 千歌「」
善子「ひ、干物...果南さんらしいと言えば果南さんらしいけど」
果南「はーさっぱりした。」フキフキ
千歌「フンッ!」
ペチッ
果南「あうっ!」
果南「何するの!」
千歌「何するのじゃないよ」
千歌「なに?これ?果南ちゃんにはこれがハンバーグに見えるの?」ペチペチ
果南「どう見ても干物じゃん。馬鹿かなん?」
千歌「チェストー!」バキッ
善子「綺麗な正拳突き...!」
ポヨン
果南「チチメットがなければ即死だった...」
千歌「くそぅ!」
善子「くそぅ!」
果南「何で善子が悔しがるん?」
千歌「そんなは事いいんだよ!ハンバーグ持ってきてって言ったじゃん!!」
果南「いや、私以外の誰かが持ってきてくれるだろうなぁ...って感じで」
千歌「は〜〜〜〜〜?」
千歌「果南ちゃんのそういう所よくないと思う。ていうか3回やって3回ともろくなの持ってきてないし」
果南「大丈夫?干物食べる?」
千歌「塩分過多で死んじゃうよ!」
善子「今まで充分塩分摂ってたような...」
果南「てか常識で考えたらハンバーグ持ってこいとか言う方がおかしいと思うんだ」
善子「百万里くらいわるわね」 果南「じゃあそろそろ帰るかなん」
善子「わ、私も...この雨だからバスがいつなくなるか分からないし」
千歌「あーはいはい。帰って、どうぞ」シッシッ
果南「作詞頑張りなよ」
善子「これ、参考に使ってよね」
千歌「はーい」
果南「そんじゃ、また明日学校があったら」
善子「お邪魔しました」
千歌「またねー」
千歌「...」
ピロリンッ
千歌「!」
千歌「曜ちゃんからだ...」
『やめる?』
千歌「やめないっ!」
千歌「って、何で知ってるの!?」
???「ウフフフフフ」 千歌「これ以上迷惑はかけられないし、最後かなぁ...」
千歌「お願いします...!」ピップルルル
>>67 電話をかけた人 ハンバーグネタとかしゅかのモノマネネタはしっかり押さえておきながらしゅかのあんちゃん呼びだけは解せぬ 『...現在話し中です』
千歌「あれー?話し中だ」
千歌「って自分の番号に電話してたよー!」
千歌「ドジだなぁ私」
「ホントにね」
千歌「ふぇ?」
杏樹「中々自分の番号にかけたりしないよ」
千歌「えっえっ、どちら様ですか...?」
杏樹「私?私はね...」
杏樹「高海千歌、高校2年生!よろしくね」
千歌「私と同じ声...というか何で私の名前知ってるの!?」
杏樹「ふふん、内緒〜」
千歌「と、取り敢えず警察に...」ピポパ
杏樹「あっちょ、ちょっと待って!」
千歌「待つわけないじゃん!いきなり知らない人が部屋にいるんだよ!?」
杏樹「私は千歌のことを知ってるから大丈夫!」
千歌「知ってても知らなくても不審者には変わりないよ!!」
杏樹「...」
杏樹「とりゃ!」マワシゲリ-
千歌「あっ携帯...」 杏樹「落ち着いた?」
千歌「はい...」
杏樹「よしっ、じゃあ差し入れを...」
千歌「ど、どうして差し入れのことを?」
杏樹「だって千歌が呼んだからじゃん」
千歌「私が?」
杏樹「ハンバーグ、食べたいんでしょ?」
千歌「(夢なのかな...落ち着いたからかわからないけど、何だか昔から知ってる人みたいな気がする)」
杏樹「作ってあげるよ」
千歌「ホントですか!?」
杏樹「任せて!」 ちかっちのツッコミがドラマCDっぽいノリで好きやぞ 〜数分後〜
杏樹「はい、出来上がり」
千歌「おぉ...!これだよ!これこそが私の求めていたハンバーグだよ!」
千歌「レトルトなんかじゃない...本物のハンバーグ...!」
杏樹「冷めない内にどうぞ、召し上がれ」
千歌「はいっ!いただきまーす!」
千歌「美味しい!」モグモグ
千歌「美味しいです!」
杏樹「ふふ、よかった」
千歌「何だか...初めてなのに、初めて食べた気がしないです」
杏樹「かもしれないね」
杏樹「さ、ハンバーグも食べたことだし作詞の続きだね」
千歌「それが...」マッシロ-
杏樹「これはやべぇ」
千歌「も、もし良かったらお手伝いも...」
杏樹「...仕方ない、元々こっちが
メインなんだし」
杏樹「いいよ。手伝ってあげる」
千歌「!」 杏樹「ここはこんな表現で...」
千歌「ふむふむ...」
杏樹「ここの所はもっと直球でもいいんじゃないかな」
千歌「だったらこういうのは」
杏樹「おっ、それいーね!」
千歌「でしょー?」
杏樹「じゃあサビの所は...こんな風に」
千歌「何だかプロの歌手みたい!」
杏樹「ふふ、どんなもんよ?」
千歌「...何だかもう一人の私と作詞しているみたいで楽しいなぁ」
杏樹「当たり前じゃん。私は千歌なんだから」
千歌「えー、高海千歌は1人だけだよ〜。じゃあ私は誰なの?」
杏樹「貴女も高海千歌だよ♪」
千歌「だよね〜♪」 千歌「...っと」
千歌「出来たー!」
杏樹「おー!」パチパチ
千歌「やった...これはベストの出来だよ」
杏樹「絶対梨子ちゃんも褒めまくりだね」
千歌「うん!」
千歌「あの...」
杏樹「どうしたの?」
千歌「ありがとうございました。本当に、ハンバーグから作詞まで」
杏樹「いいよいいよ。貴女が頑張ってくれることが私にとって一番なんだから」
杏樹「梨子ちゃんにいい曲作ってもらいなよ」
千歌「はいっ!」
杏樹「それじゃ、またどこかで会いましょう」
千歌「あ、あのっ!」
杏樹「?」
千歌「貴女の名前は...」
杏樹「私?」
杏樹「...」
杏樹「いつかきっと、わかる日が来るよ」 ...カ-
チカ-!
千歌「...んん」
美渡「アンタこんな所で寝ちゃ風邪引くよ?」
千歌「美渡姉...?」
美渡「晩御飯できたから、降りてきな」
千歌「私もうハンバーグ食べたからお腹いっぱい」グ-
千歌「あれ?」
美渡「ぷっ!夢ん中で食べたんでしょ?お腹鳴ってるわよ?」
千歌「夢じゃないよ!だって私にそっくりな人がハンバーグ作ってくれたもん!!」
美渡「はぁ?アンタのそっくりさんなんていられても困るわよ!馬鹿が増えるなんて溜まったものじゃないわ!」
千歌「ホントだってば!作詞だってほら...」ヨダレビチャ-
美渡「うわきったな...」
千歌「あれ?」
千歌「え?え?なんで?なんで白紙なの?」
美渡「顔でも洗ってきたら?先に降りとくからね」
千歌「おかしいな...やっぱり夢だったのかな」
千歌「あーあ、変な夢見なきゃ良かった」タッタッタ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています