自分の持ってる傘を半ば無理やり持たされて困惑する絵里ちゃん
ハッと気づいた時には海未ちゃんは濡れたまま階段を降り始めていた
「ちょっと待ちなさい」と言うも雨音に打ち消され呼び止められず名前も知らない後輩に傘を預けられた自分に苛立ちを感じ
「あの二年生……絶対に見つけてお礼してあげるわ……!」と決心する生徒会長時代の絵里ちゃん