千歌(20)「ダイヤさーん、お酒飲みましょー!」ダイヤ(21)「飲みませんわ」
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千歌「えーそんなぁ!せっかく来たのに即答しないで下さいよー!」
ダイヤ「やかましい!また連絡もなしにいきなり訪ねてきて…今何時だと思っているんです!」
千歌「いつものことじゃないですかー!いつもみたいに一緒に飲みましょうよー!」
ダイヤ「自覚があるなら前もって連絡するとかしなさい!」 千歌「明日土曜日だから遅くてもいいじゃないですかー!入れてくださいー!」
ダイヤ「そういう問題ではありません!それに千歌さんと飲むと、毎回最後には…//」
千歌「?なんですか?」
ダイヤ「な、なんでもありません!…とにかく、いつもいつも私が許すと思ったら大間違いですわよ?今日はお帰りなさい」
千歌「だってもう終電ないですよー」
ダイヤ「あなたのアパートここから歩いて10分しないでしょう!」 任意の取り調べ中に警察官に恫喝(どうかつ)されたとして男性が訴えていた裁判で、大阪地裁は大阪府に33万円の賠償を命じた。
ICレコーダーに録音されていたのは、生々しいやり取りの数々だった。問題となったのは、ヘルパーの池田広志さん(32)が受けた2回の取り調べ。
2015年10月に大阪市内の路上で車の窓ガラスが傷付けられた事件で、池田さんは任意で取り調べを受けていた。その際、当時、国家資格の取得を目指していた池田さんに対して大声を出す場面もあったという。
池田さんは違法な取り調べを受けたことで抑うつ状態になったとし、大阪府に対して220万円の損害賠償を請求。その訴訟の判決が12日、大阪地裁であった。
大阪地裁は「警察官2人が逮捕の可能性を示しながら罵声を浴びせて不当に威圧した」と取り調べの一部が違法だったとした。大阪府は「判決の内容を精査したうえで、今後の対応を決めたい」としている。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000112023.html 千歌「…ダイヤさんは、私と一緒にお酒飲むの嫌ですか?」ウルッ
ダイヤ「そ、その言い方は卑怯ですわ!」
千歌「私、ダイヤさんに会いたかったから…ダイヤさんの好きなものいっぱい買って…ダイヤさんと一緒に飲むんだーって…」
ダイヤ「うっ…」
千歌「やっぱり、いきなり過ぎて迷惑でしたよね…ごめんなさい、今日は帰りますね」
ダイヤ「えっ、その…」
千歌「おやすみなさい、ダイヤさん…」グスッ
ダイヤ「あーもう!わかりましたわよ!どうぞお上がり下さい!」
千歌(ちょろい) …………
千歌「お邪魔しまーす…うわー、いつ来ても綺麗ですねダイヤさんの部屋」
ダイヤ「このくらい当然です。黒澤家の長女たるもの、自分の身の回りくらい完璧に整えませんと」
千歌「…なんというか、お家離れてもダイヤさんは相変わらずダイヤさんですね」
ダイヤ「どういう意味ですのそれ」
千歌「ふふっ、褒めてるんですよー」 千歌「さあさあダイヤさん、今日は沢山飲みましょう」ドサッ
ダイヤ「またこんなに買って…全部処理できるのですかこれ」ガサッ
千歌「ダイヤさんお酒強いから大丈夫ですよー。私もわりと飲めますし」
ダイヤ「いくら強くてもこれは多すぎると思いますが…あ、日本酒…」
千歌「ふっふっふ〜。ダイヤさんが好きなの買ってきたって言ったじゃないですか!もちろんおつまみも!」
ダイヤ「チーズですか…ふふっ、わかってますわね千歌さん」
千歌「えへへっ、ダイヤさん何気にノリノリですねえ」
ダイヤ「う、うるさいですわね…せっかく飲むことに決めたんです。美味しく頂きましょう」 …………
千歌「じゃあダイヤさん、かんぱーい」チン
ダイヤ「はい、乾杯」チン
ゴクゴク
千歌「…かー!染みるー!」
ダイヤ「おじさんですかあなたは…」
千歌「ダイヤさんの日本酒も飲ませてくださーい」
ダイヤ「いいですわよ。それでは私は千歌さんのを…これ、なんのお酒ですか?」
千歌「カシスみかんですよー」
ダイヤ「みかんじゃなくてオレンジでしょう」 千歌「そういえばダイヤさん、最近どうですか?面白いこととかありました?」
ダイヤ「そんな雑な話題の振り方がありますか」
千歌「だって久しぶりじゃないですかー。えーっと、前会ったのいつでしたっけ?」
ダイヤ「確か3週間ほど前ですわね。久しぶりと言うほどでもないでしょう」
千歌「えー、3週間は長いですよー!ほとんど1ヶ月ですよ?」
ダイヤ「違う大学に通っていながら月一で会っていれば充分だと思うのですが…」
千歌「それは逆ですよ!大学が違くて普段会えないからこそ、それ以外の時間に沢山会わないと!」
ダイヤ「とは言っても、お互い何かと多忙でしょう。私は課題とアルバイトがありますし」 ダイヤ様の口調が若干違う
最後に「わ」とかが付く優しさがない 千歌「ダイヤさんのバイトって家庭教師でしたっけ?」
ダイヤ「ええ。最近生徒が増えまして…少し大変です」
千歌「すごいなー。勉強教えるなんて私には絶対無理です」
ダイヤ「言うほど大変ではありませんが…まあ、確かに千歌さんが人に教える姿は想像できませんわね」
千歌「むう…悔しいけど否定できない」
ダイヤ「ふふっ」
千歌「それにしても、ダイヤさんが家庭教師かー…」
千歌(…)
千歌「…なんかちょっとやらしいですね」
ダイヤ「家庭教師を何だと思っているのですか」 …………
ダイヤ「千歌さんの方こそどうなのです。最近何かありましたか?」
千歌「あ、そうそう聞いてください!この前曜ちゃんと梨子ちゃんと久しぶりに遊んだんですよ!」
ダイヤ「あら、そうなのですか。会ったのはいつ以来です?」
千歌「多分5ヵ月前とかです。やっぱり皆忙しいみたいで」
ダイヤ「まあ住んでいる場所も遠いですしね…何をして遊んだんです?」 千歌「2人がこっち来てくれたんで、軽くそのへんブラブラして…夜はうちで飲みました」
ダイヤ「あなた本当に飲むの好きですわね…どうでしたか、お2人は?」
千歌「えへへ…二人とも元気そうでしたよ。でもすっごい美人になってて驚きました!特に梨子ちゃんが!」スマホサシダシ
ダイヤ「梨子さんは元から美人でしたからね…なるほど、確かにもっと綺麗になっていらっしゃいます」
千歌「梨子ちゃんオシャレだから、チカなんて初めて会ったとき梨子ちゃんのこと女子大生と勘違いしてましたけど…なんかあの時よりも更に色っぽくなった感じです」 ダイヤ「曜さんも綺麗になられましたね。何が変わったんでしょう…」
千歌「お化粧くらいしなさいってお母さんに怒られたらしいです。面倒だけど仕方ないからやってるーって言ってました」
ダイヤ「アイドルやってた人とは思えませんわね」
千歌「裁縫得意だったりとか、女の子らしいところもちゃんとあるんですけどねえ…」
ダイヤ「可愛いの基準がたまにおかしいときありましたからね…」クスクス …………
ダイヤ「そういえば、この前私も鞠莉さんと果南さんと遊びました」
千歌「え、鞠莉さん帰ってきてたんですか!?」
ダイヤ「ええ、この前ですけど。本当に相変わらずいきなりで…」
千歌「えーいいなー!なんで私も呼んでくれなかったんですかー?」
ダイヤ「あなたその時期忙しそうにしてたでしょう…それに、連絡する暇もありませんでしたわ」
千歌「?どういうことです?」 ダイヤ「確か日曜日でした…昼間いきなりチャイムがなったと思ったら鞠莉さんがいまして」
千歌「その時点でだいぶ驚きですよね」
ダイヤ「私が呆気に取られている間に引っ張り出されて…車に連れ込まれたと思ったら既に拉致されていた果南さんが車に乗っていらっしゃいまして」
千歌「ああ、やっぱり果南ちゃんも捕まってたんですね…」
ダイヤ「鞠莉さん、半日程度暇になったから思い付きで帰ってきたようで…『全員回収してる時間はないから今日は私達だけで遊ぶわよ!』と仰ってました」
千歌「あ、相変わらず凄い行動力ですね…」
ダイヤ「そのままひたすら鞠莉さんに付き合わされましたわ…いろんな場所を案内したり、やたら高級な料理を食べに行ったり」 千歌「ふふっ、でも楽しそうですねっ」
ダイヤ「まあ、それはそうなのですけど…鞠莉さんはいつも唐突すぎます」
クスッ
千歌「鞠莉さんとも果南ちゃんとも暫く会ってないなあ…写真ありませんか?」
ダイヤ「そのとき撮ったのでよければありますわ。これです」スッ
千歌「どれどれ…あれ、鞠莉さんも果南ちゃんも髪切ったんですね?ていうかこれ髪型お揃いですか?」
ダイヤ「ええ。2人とも髪が伸びて邪魔になってきたとかで…『せっかくだからお揃いにしましょう!』と鞠莉さんが言い出したのです」 千歌「ダイヤさんは短くしないんですね?」
ダイヤ「私は長くないと落ち着きませんから…鞠莉さんはしつこかったですけど断りました」クスッ
千歌「ダイヤさんずっと長いままですからねー…お手入れ大変じゃないんですか?」
ダイヤ「慣れればそうでもありません。千歌さんは伸ばさないのですか?」
千歌「いやー、私は伸びてきたら面倒くさくなっちゃうタイプなんで」
ダイヤ「だから頻繁に短くしてるのですねあなた」クスッ ダイヤ「そう言えば髪で思い出したのですが、ルビィも今髪を伸ばしているのですよ?」
千歌「え、ルビィちゃんがですか!?」
ダイヤ「まあ、元からそれなりの長さはありましたが…今は伸ばして、髪を下ろしてますわね。これです」スッ
千歌「…うわっ、ほんとだ…なんか大人っぽく感じる…」
千歌(これ絶対ダイヤさんのこと意識してるよね…) ダイヤ「まあ見た目は変わっても中身は変わっていないのですけど…」クスッ
千歌「花丸ちゃんと善子ちゃんも写ってる…この三人も最近遊んだんですか?」
ダイヤ「そのようです。善子さんの家に泊まりに行った、だとか」
千歌「そう言えば、あの三人高校の頃もよくお泊まり会やってましたね」
ダイヤ「懐かしかったととても嬉しそうに話していましたわ。花丸さんも善子さんも相変わらずだそうです」 千歌「そうなんですか…えへへ、やっぱり皆相変わらず仲良しなんですね」
ダイヤ「まあ、あれだけ濃密な時間を共にした仲ですからね」
千歌「そうですよね…Aqoursで活動してた時間、ほんとに楽しかったですもん!」
ダイヤ「ふふっ、そうですね…大変ではありましたけど、とても大切な思い出ですわ」
千歌「…だけど、やっぱり9人で会ったりするのは難しくなっちゃいましたね」
ダイヤ「…そうですね。皆さんそれぞれ忙しい身ですから」
千歌「…ですよね」 なんか見てて思ったけどハゲってキャラ弱いわ
頑張ったんだろうけどお疲れさん ダイヤ「…どうしたのですか?千歌さん」
千歌「…へ?何がですか?」
ダイヤ「いつもより大人しい気がしたので…具合でも悪いのですか?」
千歌「…あはは、そういうわけじゃないです。ただ…」
ダイヤ「?」
千歌「皆変わったなーって…時間が経ってるんだなーって…当たり前なんですけど」
ダイヤ「…」 千歌「…えへへ、何言ってるんですかね私。当然のことなのに」
ダイヤ「千歌さん…」
千歌「ちょっと懐かしくなっちゃいました!今度は全員で会いたいですね!」
ダイヤ「…ええ、そうですわね」ニコッ
千歌「…」
ダイヤ「…」
千歌「…隣、座っていいですか?」
ダイヤ「…ええ、いいですわよ?」
千歌「えへへ、失礼しまーす…」
ダイヤ「…」
千歌「…」
ダイヤ(…なんでしょうこの空気) 千歌「…んー」コテン
ダイヤ「ちょ、もたれかからないで下さいな」
千歌「じゃあ寝っ転がります…えへへ、膝枕ー♡」
ダイヤ「ハタチにもなって何をしているんですかあなたは…」
千歌「いいんですー。今はそういう気分なんですー」
ダイヤ「まったくもう…」ハァ ダイヤ「…」
千歌「…」
ダイヤ「…」
ダイヤ(…また大人しくなりましたわね)
千歌「…ダイヤさん」
ダイヤ「…なんです?」
千歌「…頭撫でてください」 あ、意地でも続けんだ
これの信者ってブスハゲをフォローしないと行けないから可哀想な本当 ダイヤ「…」ナデナデ
千歌「ん…気持ちいい…」
ダイヤ「…そうですか」ナデナデ
千歌「…」
ダイヤ「…」ナデナデ
千歌「…」
ダイヤ「…千歌さん?」
千歌「…なんですか?」
ダイヤ「…寂しいのですか?」 千歌「…そう見えますか?」
ダイヤ「…違いましたか?」
千歌「…わかりません」
千歌「今の生活だって、十分に楽しいんです。友達はみんないい子だし、いろいろ新鮮だし」
千歌「でもたまに、ふと高校を…Aqoursの皆を思い出すんです」
千歌「皆と一緒にいた、あの時間を」 千歌「戻りたいって、思ってるんですかね」
千歌「寂しい…のかはわかりませんけど」
ダイヤ「…そうですか」ナデ
千歌「…」
ダイヤ「…千歌さん」
千歌「…はい?」
ダイヤ「確かに、以前の生活はかけがえのないものです。本当に楽しい日々でしたから」
ダイヤ「ですが、Aqoursの皆があの頃よりも成長した今だからこそ、楽しめている瞬間もあるはずです」 ダイヤ「だから、私はその瞬間を大切にするべきだと思います」
ダイヤ「昔を懐かしんでしまうような、今を含めて…大切にするんです」
千歌「ダイヤさん…」
ダイヤ「会える時間が減ってしまったのはどうしようもないことです。それが寂しいと感じるのは当たり前です」
ダイヤ「ですが少なくとも」
ダイヤ「歩いて10分の距離に、私がいます」 漫画時空かと思ったけどあっちはダイヤちゃん呼びやったな 千歌「…でもダイヤさん、今日私が来たとき怒ってたじゃないですかー」
ダイヤ「それはいきなり来られたからですわ。何度も言っていますが、今度は前もって連絡をしてください」
ダイヤ「そうすれば…少しくらいは、おもてなしの準備ができますから」
千歌「ダイヤさん…」
ダイヤ「ま、まあとにかく。今の時間は今の時間で、いっぱい楽しみましょうっていうことです」
千歌「ふふっ…そうですよね。ありがとうございます」 ダイヤ「…わかればよいのです、わかれば」
千歌「ダイヤさん、照れてます?」クスッ
ダイヤ「や、やかましいです!」
千歌「えへへー、ダイヤさん可愛いー♡」
ダイヤ「調子に乗るんじゃありません」チョップ
千歌「あいたっ」 千歌「いたいですよぅダイヤさん…」
ダイヤ「お黙らっしゃい。調子に乗ったバツです」
ダイヤ「…それで、もう大丈夫なのですか?」
千歌「…えへへっ、大丈夫です!ダイヤさんのおかげで!」ニコッ
ダイヤ「そ、そうですか…///」 千歌「んー、でも…」
ダイヤ「はい?」
千歌「でも…やっぱり飲まなきゃやってられないです!」グビグビ
ダイヤ「ちょ、あなた既に酔ってるのにそんなに飲んだら…」
千歌「いいんですー!…んくっ、んくっ」グビグビ
ダイヤ「か、顔真っ赤ですわよあなた」 千歌「なんかさっきよりもお酒美味しいです」グビグビ
ダイヤ「ち、千歌さん!さすがに飲みすぎでは…」
千歌「ぷはーっ!ほらほら、ダイヤさんもとっと飲みましょうよー!」
ダイヤ「い、いえ私はこれ以上は」
千歌「えー!ダイヤさんチカのお酒が飲めないんですかー!?」
ダイヤ(完全に絡み酒に…) ダイヤ(仕方ありませんか…)ゴクゴク
千歌「さすがダイヤさん!いい飲みっぷりですねー!」
ダイヤ(もうただの酔っ払いですわね…)
千歌「んふふー…ダイヤさーん…」ジー
ダイヤ「な、なんですの?」
千歌「…」ジー ダイヤ「あ、あんまり見つめられると恥ずかしいのですけど…」
千歌「…」ジー
ダイヤ(い、いったい何なのですか…)
千歌「…」ジー
ダイヤ「…」
千歌「…ダイヤさん」ジー
ダイヤ「は、はい?」
千歌「ちゅーしていいですか?」
ダイヤ「」 千歌「えへへ…♡」ジリジリ
ダイヤ「ちちちちちちちちょっとお待ちなさい!何ですのいきなり!!」アトズサリ
千歌「だから、チカとちゅーしましょー?」
ダイヤ「聞こえてはいますわよ!なんでさっきの話からこうなるのですか!」
千歌「チカがしたくなったからです♡」
ダイヤ「あなたついさっきまでしおらしく感傷に浸っていましたわよね!?」
千歌「それはそれです。観念してください♡」ガバッ
ダイヤ「な、ちょ、きゃっ」ドサッ 千歌「えへへ…ダイヤさん捕まえたー♡」
ダイヤ「は、離してください!」
千歌「ふふふ、無駄ですよ…ダイヤさんの力じゃ振り解けないのはもう分かりきってます」
ダイヤ「だ、だから何故あなたはお酒を飲むと毎回襲いかかってくるのですか!」
千歌「うーん…何でかって言うと、ダイヤさんのせいです♡」
ダイヤ「な、なんで私が悪いので…ひゃんっ///」ビクッ
千歌「ふふっ…可愛い声ですね…♡」
ダイヤ「へ、変なところ触らないで下さい…」ナミダメ
千歌「…」ゾクゾク 千歌「…やっぱり、悪いのはダイヤさんです」スッ
ダイヤ「で、ですから何が…んっ///」ゾワッ
千歌「こんなに優しくて…こんなに可愛くて…こんなに素敵だから、こうなるんです」
ダイヤ「や、やめ…くすぐった…///」
千歌「ダイヤさん?ちゃんとチカの顔見てください…♡」
ダイヤ「う…ち、ちか、さん…待って…」ナミダメ
千歌「っ」ゾクゾク
千歌「ふふっ…ごめんなさい、待てません♡」
千歌「ダイヤさん…いただきます♡」 …………
チュンチュン
千歌「…ん−」
千歌(もう朝なんだ…ねむい…ちょっと頭痛い)
千歌「…ん?」
千歌(なんか布団の感じがいつもと…って)
千歌(そうだ、ここダイヤさん家だ)
千歌(ということは…やばい!)ガバッ
千歌(ダイヤさん絶対怒って…って) 千歌「…あれ?」
千歌(…いない)
千歌(こういうとき、毎回涙目で怒りながらベッドのそばに立ってるはずなのに)
千歌「…いい匂い」スンスン
千歌(…お魚焼いてる匂い?)
ダイヤ「ああ、起きましたか。おはようございます、千歌さん」 千歌「…へ?」
ダイヤ「どうしたんです?そんなに呆けて」
千歌「え、いやなんていうか…ダイヤさんは何をして?」
ダイヤ「ご覧の通り、朝食の用意ですけれど」
千歌「えっ…なんで?」
ダイヤ「いや何故と言われましても…いりませんか?」
千歌「いや食べたいですですけど…?」
ダイヤ「とりあえず顔を洗ってきてください。少し手伝って欲しいので」
千歌「あっ、はい」
千歌(なんでダイヤさんこんなに優しいの…) 千歌「えと、洗ってきました」
ダイヤ「早かったですわね。もう少ししたらお手伝いをお願いしたいので待っていてください」
千歌「わ、わかりました」
ダイヤ「?だからどうしたのですかさっきから」
千歌「いや、その…ダイヤさんエプロン似合いますよね」
ダイヤ「ふふっ。なんですの、いきなり 千歌「いや、えっと、そうじゃなくて」
ダイヤ「だからなんです?」
千歌「…ダイヤさん?」
ダイヤ「はい?」
千歌「…怒ってないんですか?」
千歌(いつもは朝起きたら涙目で怒ってて、機嫌とるの大変なのに…) ダイヤ「怒られるようなことをしたという自覚はあるのですね」クスッ
千歌「い、いやー。なんというかー…」
ダイヤ「まったく…千歌さんときたら、お酒を飲むたびにこうなるのですから…」
千歌「うう…」
ダイヤ「…まあ、いつものようにただ酔った勢いで襲ってきただけだったなら怒っていますけど」
ダイヤ「でも、寂しいっていう気持ちは本音だったのでしょう?」
千歌「ーっ」 ダイヤ「さすがに長い付き合いですからね。そのくらいのことはわかりますわ」
千歌「…」
ダイヤ「正直な話、気持ちはとてもわかるのです。私も普段はなかなか皆さんと会う機会がありませんから」
ダイヤ「…だからまあ、何と言いますか…たまには優しくしてあげようと思っただけです」クスッ
千歌「…」
千歌(やっぱり、ダイヤさんはダイヤさんだな…)
千歌(しっかりしてて、普段は厳しいけど…それでも…) 千歌「…えいっ」ギュッ
ダイヤ「ちょ、どうしたのですか急に抱きついてきて。まだ料理の途中なのですから危ないですわよ」
千歌「いいんですー」
ダイヤ「いやですから…まあ、たまにはいいかもしれません」
千歌「えへへー♡」ギュッ
ダイヤ「腕は掴まないでくださいね?」
千歌「はーい。腰に絡みつくだけにしておきます」
ダイヤ「変な言い方するんじゃありません」 千歌「…なんか私、すっごい幸せです」
ダイヤ「ふふっ、なんですか急に?」
千歌(好きな人が、私を理解してくれて)
千歌(受け入れてくれて、優しくしてくれて)
千歌(朝ごはん作ってくれたりして)
千歌(こうして、一緒にいられて)
千歌「なんかこういう時間が…幸せだなーって」 千歌(ダイヤさんが私のことどう思ってるか、まだ聞けてないし)
千歌(それどころか、私も自分の気持ちは伝えられてなくて)
千歌(今はよくわからない関係になっちゃってるけど…いつかは…)
ダイヤ「千歌さん、出来上がりました。お皿を出してくださいませ」
千歌「はーい!あーお腹空いたー!」
千歌(でもまあ、とりあえずしばらくは…)
千歌「…ねえねえ、ダイヤさん?」
ダイヤ「はい?なんですの?」 終わり
何故かリンク貼れないのですが前書いたやつらもよかったら
曜「ふざけて梨子ちゃんに壁クイしたら間違ってキスしてしまった」
梨子「プレゼントは…私だよ///」
梨子「堕天使ヨハネはとってもちょろい」
等 めちゃくちゃ良いダイちかだった…社会人SS流行れ! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています