真姫「メールは難しい」 [無断転載禁止]©2ch.net
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真姫「凛と花陽と連絡先を交換したんだけど、正直メールって良く分からないのよね…」
真姫「あら?凛からメールが来てるわ」
真姫「テレビに映ってるねこちゃんがかわいい…」
真姫「今日の分の勉強は終わったし、見てみようかしら」
真姫「えっと…このチャンネルみたいね」
真姫「ふふっ、かわいらしいわ」
真姫「明日も朝練があるし、この番組が終わったら早く寝ましょう…」 真姫「おはよう。凛、花陽。随分盛り上がってるみたいだけど」
凛「昨日のねこちゃんかわいかったな〜って話してたんだよ」
花陽「真姫ちゃんは昨日のテレビ見たの?」
真姫「凛からメール貰ったから見たわよ」
凛「え〜〜っ!真姫ちゃんも見てたの!?」 真姫「凛がメールをくれたから見たのに、なんで驚いてるのよ…」
凛「それなら返事して欲しかったにゃ…」
真姫「?」
真姫(あのメールになんて返事をすればよかったのよ…)
真姫(教えてくれてありがとう…とかかしら?)
真姫(確かに、あの番組を見て癒されたわけだし、お礼の一つもないなんて失礼よね) 真姫「ありがとう。凛。あの番組面白かったわよ」
凛「も〜〜っ!そうじゃないにゃ!」
真姫「な…なに怒ってるのよ…」
花陽「あはは…」
花陽「二人とも、そろそろ行かないと朝練に間に合わないよ」
真姫「そ…そうね…」 真姫(な…なによ、凛…あんな事で怒っちゃって…)
真姫(私は、ちゃんとありがとうって言ったのに…)
真姫(はぁ…意味わかんない…) ――夜――
真姫「あの後は普通に接してくれたけど、なんで怒られたのか未だに良く分からないわ…」
真姫「って、また凛からメールが…写真付き?」
真姫「今日は、家族と行きつけのラーメン屋に行ってきた…」
真姫「行きつけってことは、凛はラーメンが好きなのかしら?」
真姫「というよりも、こんな時間にラーメンの写真を見せられたらお腹がすいてくるじゃない…」
真姫「軽く夜食を食べてきましょう…」 真姫「夜食、ちょっと食べ過ぎちゃったかしら…凛がラーメンの写真を送ってくるから…」
真姫「って、またメールが来てるわ」
真姫「えっと…今日はラーメンを食べ過ぎちゃったから、これから運動する…」
真姫「そうね。仮にもスクールアイドルなんだし体型の維持も重要になるわよね」
真姫「私も凛を見習って、軽く運動してきましょう」 真姫「ふぅ…ちょっと疲れたわね…ってまたメールが来てるわ」
真姫「新しい運動靴を買ってもらったから、いつもよりいいトレーニングができた…」
真姫「あら、中々かわいらしい靴じゃない」
真姫「今の靴がダメになったらこういう感じの靴もいいわね」
真姫「さあ、明日はお休みだしそろそろ寝ましょう…」 ――翌日――
真姫「今日は日曜日で学校も練習も休みだからか、凛からのメールが凄いわね…」
真姫「でも、凛の趣味とか色々知ることが出来て良かったわ」
真姫「その…友達みたいで…」
真姫「アイドル…始めて良かったかも…」 ――翌日――
真姫「おはよう、花陽…凛はいないのね」
花陽「凛ちゃんは先に行くって」
真姫「分かったわ」
花陽「あのね、真姫ちゃん…凛ちゃんと何かあったの?」
真姫「何っていわれても、特には…」 真姫「それに、昨日の凛は家族と出かけてたんでしょ?会う時間なんて無いわよ」
花陽「どうして知ってるの?」
真姫「あれだけ沢山メールが来たら嫌でも分かるわよ」
花陽「…」
花陽「あのね、真姫ちゃん。凛ちゃんのメールに返事した?」 真姫「してないけど」
花陽「な…なんでかな?」
真姫「えっ…だって、凛のメールって報告が多いじゃない」
真姫「今、何をしてるとか食べてるとか」
真姫「だから、凛はこんなものが好きなのねとか、今、家族とお出かけしてるのねとか」
花陽「そ…それだけなの?」
真姫「ええ、色々凛の事が分かって良かったわ」
花陽「あはは…」 真姫「ど…どうしたのよ…」
花陽「あのね、真姫ちゃん。凛ちゃんはただ伝えたかっただけじゃなくてね」
花陽「その…上手く言えないけど、真姫ちゃんとお話ししたかったんだと思うよ?」
真姫「話?それなら電話ですればいいじゃない」
花陽「そ…そうなんだけどね」 花陽「ほら、メールって、好きなタイミングで送れるから電話より気軽だし、後に残るでしょ?」
真姫「確かにそうね…」
花陽「だから、全部とはいわないけど、たまにはお返事してあげてね」
花陽「メールが苦手だと大変だもんね」
真姫「う…うん…」
花陽「凛ちゃん、真姫ちゃんと連絡先を交換できて、もっと仲良くなれるって喜んでたんだ」
花陽「いっぱいメールして仲良くなりたいって」
真姫「凛が…分かったわ。頑張ってみる」
花陽「ふふっ」 真姫「な…何笑ってるのよ…」
花陽「なんでもないよ」クスッ
真姫「意味わかんない…」
花陽「それじゃあ、凛ちゃんの誤解を解きに行こう?」
花陽「凛ちゃん、メールの返事が無いからって落ち込んでたんだ」
真姫「そ…そう…本当に悪い事をしたわね」
真姫「これからはちゃんとメール頑張ってみるから…」 花陽「ねえ、真姫ちゃん。花陽もたまにメールするからお返事してね?」
真姫「あ…当り前じゃない…花陽も友達なんだから…」
花陽「ふふっ、ありがとう」
真姫「な…なによ…」
花陽「なんでもないよ♪真姫ちゃんってかわいいんだなって」
真姫「ホント、意味わかんない…」
おわり 乙もこ
何気ないまきりんぱな見て気持ちよく眠れるわ
おっと、凛ちゃんからのメールだ 口に出して返事してる真姫ちゃん可愛い
確かに凛ちゃんはメールたくさん送ってくれそうだな こんな感じで手早く終わらせれば圧縮ラッシュは
免れると思う
今はそうするしかないんだし 気楽なコミュニケーションと無縁だった真姫はやりそうだな
かよちんは癒し メールは面と向かって言えない事も言えてしまうから真姫ちゃんには向いているかもね ?「そうだわ…これならにこちゃんに告白できるかも♡ミテナサイヨ!」ポチポチポチポチ
?「まきちゃんからのお返事まだかにゃー?」ウキウキ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています