穂乃果「忘れてしまう。」 [無断転載禁止]©2ch.net
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ーー一つになった9人の女神、μ's。
彼女たちは、思い出の高校に何を残すのか。
絵里「タイムカプセル?」
穂乃果「うん!みんなで校庭に埋めよーよ!」 真姫「本当にやるのぉ?」
花陽「もしかして真姫ちゃん、いや?」
そういうワケじゃ...と顔をそらす真姫。
にこ「真姫ちゃんの気持ちわかるわ。どうして今更そんなこと?」
にこは、穂乃果の手元にある箱を指差して言う。
ことり「えーっ、ことりはいいと思う♪」 そして命あったらまた会おう
桜の花咲く音ノ木坂の校庭で 海未「そうですね。きっと見つからないと思うので...」
希「そーやね。それに...」
絵里「〜♪初めての『タイムカプセル』だわ♪」
8人「くすっ」
絵里「?」
穂乃果「これで、よしっ」 海未「埋め終わりましたね」
ことり「土に還りそう...」
真姫「大丈夫デショ」
にこ「まったく、みんな子供みたいにはしゃいじゃって」
希「にこっちはここが子供やんな♪」ワシワシ
にこ「ぎゃあああ〜〜!!」
凛「あと身長もね☆」ニヤニヤ
にこ「何笑ってんのよ凛〜!あんた私と胸も身長もほぼ変わらないでしょっ!」
花陽「にこちゃん楽しそう♪」
絵里「みんな何書いたの?私はね!」
穂乃果「ちょっ言っちゃダメ〜〜!」
絵里「??」モゴモゴ
2年後。 穂乃果「いやぁ、久しぶりのμ's全員集合だねっ!」
真姫「ま、3ヶ月くらいだけどね」
凛「3ヶ月でも凛は寂しかったよぉー」
花陽「ふふっ。ていうか、海未ちゃん髪切ったね!似合ってる♪」
ことり「凛ちゃんも、髪ちょっと伸びたね!今
の海未ちゃんの髪型にそっくり♡」
海未「ええ、穂乃果くらいの長さにしてみたので」
凛「えへへ...」テレ
真姫「それにしても、にこちゃんたちおそいわね...」
ことり「3年生で合流してから来るって言ってたけど、もう合流してるのかな?」 花陽「うーん、ちょっと電話してみるね」
prrr...prrr...prrr...prrr...prピッ
花陽「あ、希ちゃん?どうしたの?遅く...ん?」
花陽「ど、どうして絵里ちゃん泣いーーー
え?」
その時、場の空気が凍った。
全員「...?」
花陽「...うそだよね?さすがに......え、そ、うそ、だ、え、え、はっ?」
何かに戸惑う花陽。
真姫「あっ」
凛「あ、3人とも来た...」
穂乃果「遅いよ...あの、な、何かあったの?」
絵里「っふ、ひっ、っ、ひぐ、うっぐっぐふ、ぅ」ボロボロ
海未「...絵里...?何故...」
にこ「...」
希「......実はな、 希「にこっちは、
...............癌ねん」 それからはみんな忙しかった。
穂乃果「...え、う、嘘でしょ?ねぇ、信じら、れない...よ、何か、言ってよ!!」
にこ「...」
真姫「やだ!!離して!!私が!!私がにこちゃんを!救うの!!!私が...!!」
海未「...ことり」
ことり「...」
海未「にこのお見舞いに行きましょう?ほら、ドアを開けて下さい」
ことり「やだ!!」
海未「気持ちは分かりますが、そんなこと言わずに、少しでもにこと顔を合わせま...
ことり「やだやだやだやだやだやだ!!!」
海未「...っ、貴方という人は!!」
ことり「っ、」ビクッ
海未「...明日も来ます」
ことり「...!」
花陽「にこちゃん...にこちゃん...にこちゃん...」
凛「...かよちん、凛、そんなかよちんは嫌いにゃ」
花陽「あはは...嫌わないで、お願い...う、ぅぐっ...」
凛「泣かないでよ、かよちんの泣いてるとこ見た、ら...っふぐ、ぅぅ...!!」
絵里「...」
希「...絵里ち」
絵里「っ!!やだ行かないで!!お願い私のこと離さないで、お願い!!」
希「絵里、ち...」
絵里「...苦しいの...怖いの...嫌なの、嫌なのよ...」
希「...わかっとるよ、今日も泊まろか」 ーーーー
穂乃果「...ん?」
穂乃果「...やだよ、そんなの」
穂乃果「嘘つき」
海未「嘘じゃありません、
にこは死にました。」 膝から崩れ落ちる音。
花陽「...え、あ??...ああああああああああああ!!!」
凛「......嘘、どうして、なの...?にこちゃんは、どうして、なんで!!なんで...!!!」
海未「...私は、ことりの家に行ってことりに伝えてきます。」 穂乃果「...んで」
頬を殴る音が響きわたる。
何度も何度も。
海未「...!?ぅ...やめ...!」
穂乃果「なんで!!なんで!!海未ちゃんは!!」
穂乃果「大事な!心友をッ!!失ったんだよ!?!」
海未「...!!ど、きなさ...いッ!!」
穂乃果「やっぱり嘘なんでしょ!!!じゃないとそんなに冷静じゃないもん!!!」
海未「ゴホッ...ゲホッゴホッ!!嘘、をつく時...に...演技をしない...馬鹿、が...ありますか...」
穂乃果「ーーー!!!」
パァン!! ダッ
海未「いっ...穂乃果!待ちなさい!!」
ダダダ...
真姫「ねぇ」
凛「.........?」
真姫「今の話、嘘よ?」
りんぱな「!?!!?!??!」
凛「え、そうなの!?」
花陽「なんだ、よかった...よかったよ...海未ちゃんったら...」
凛「そうだよね、にこちゃんは真姫ちゃんちの病院にいるんだから真姫ちゃんは信じられるよ!」
真姫「そうよ、当たり前じゃない。だって、 にこちゃんはきのうからずっと、わたしのとなりでわらってるじゃない。」 花陽「え」
真姫「にこちゃん、こんなにたのししょうにわらってりぅ。
きのうからじゅっといっしょなの。いっぱいおはにゃししたのよ。らいぶのこととか、ぶしちゅのこととか、たべたいものとか。
わたひといっしょにおどれたらいぶならぜんぶたのひかったって。ぶしつのぽすたーはげんていもにょなんだったって。しゅごいわよね。いまはおかしがたべたいらしいわ。かわいいわよね。」
凛「ひっ」 花陽「あ、あ、真姫ちゃ、しっかりしてよぉ...」グスッ
凛「......真姫、ちゃん............」ポロポロ
真姫「???どひたの?りんちゃ?はなよちゃ??そろそろれんしゅはじまぅわよ?にこちゃんはもうきがえてりゅわよ???」 花陽「ヒッ...こわいよ、真姫ちゃん...冗談やめてよ......」ガタガタ
凛「...かよちん。」
花陽「な、なに...?」
凛「こんなの真姫ちゃんじゃない。行こう」グイッ
花陽「?え、え!?」ダッ
ダダダ...
真姫「あれ??りんちゃとはなよちゃきえちゃった。にこちゃん、2人でれんしゅしよっか...」ブツブツ 花陽「はぁ、はぁ...りんちゃっ!」ゼエゼエ
凛「...。」グスッ
花陽「(...!泣いて...)」
凛「かよちん、一緒に希ちゃんちにいくにゃ...」
凛「希ちゃんと絵里ちゃんなら、本当のこと知ってるはず...」
花陽「う、うん...」
希宅 凛「う...希ちゃーん。」コンコン
花陽「あ、空いてる?おじゃましまーす...」ガチャ
希「あれ?凛ちゃんにかよちゃん?」
凛「!希ちゃーーー
絵里「」ブランブラン そこには、天井に繋がれた縄に首をかけて
糞尿を垂らし、揺れる絵里の姿が。
花陽「え、あ、え?は、は、あ、」
凛「」ドサッ
希「みてのとぉーーーり、絵里ちは自殺したよ。」
凛「い、いや、なんで、なんでああああ...」ガタガタ
希「あれ?聞いてない?にこっち死んだんよ。」
花陽「う、そ...」ガタガタ
希「ひどいよなぁ。心友2人をおいてくなんて。なぁ絵里ち?」ポン
絵里「」ユラユラ
りんぱな「あ、あああああ」ガタガタブルブル 希「うちら、ずっとにこっちのこと好きやったのに。」
希「絵里ちはにこっちのとこに行った。」
希「ウチも最初は怖かったけど。」
希「こうやって、友達に見守られながら2人のとこに行くの、いいなって思った。」
希「だから、いってきます、バイバイ凛ちゃん、かよちゃん。」ギシッ
凛「いや、やめて、やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて!!!!」
花陽「うあ、あ、あ、」
希「2人も早くきてなー」グッ
プラーン...プラーン...
ボタボタボタ...ブリッブリィグチャ
凛「のぞ」
花陽「ははは」 希「」ブランブラン
花陽「」
凛「...起きてよ、かよちん」ペチペチ
凛「凛も、眠くなっちゃうよ」
凛「なんかこのまま寝ちゃうと、凛たち2度と起きれない気がするにゃ」
凛「...まぁ、いっか、それでも」
凛「おやすみ」 凛「」
ーーーー
ことり「はぁ、はぁ、はぁ」ポタポタ
穂乃果「ひ...いや...」ガタガタ
ことり「海未ちゃんが...悪いんだよ...海未ちゃんが...」
ことり「穂乃果ちゃんに嘘を言うから、穂乃果ちゃんに追いつくから、ことりの家に来るから」
〜〜回想?〜〜
ドア「」ドンドン
ことり「!?」ビクッ
穂乃果「あけて!ことりちゃん!!」
ことり「ほ、穂乃果ちゃ...?」ガチャ
穂乃果「はぁはぁ...海未ちゃんが...にこちゃんが死んだ、って...嘘...つくの...」
ことり「...に、こちゃんが......?」
穂乃果「ぜったい...うそ...だよ、ね?」
ことり「...うん!ぜったい、嘘だよ」
ことり「海未ちゃんの、嘘つきさん」ギリッ ドア「」ドンドンドンドン!!
ことほの「!!」
海未「ことり!穂乃果!そこにいるんでしょう!?出てきて下さい!2人まとめて説教です!!!」ドンドン
穂乃果「あ、あ、やだよ、やだよ」ブルブル
ことり「...」
海未「おらぁ!!開け!!」バーン
海未「!!よし、開い...」
ことり「」ザクッ
海未「は?」クラッ
穂乃果「...え」 海未「は.........?なに、刺し...」ドサッ
海未「......」ドロォ...
穂乃果「え、え、は?ちょ?ちょ?こと...りちゃ?」
ことり「...やった!」
穂乃果「ひ、」ゾクッ
ことり「やった!やったよ!穂乃果ちゃん!海未ちゃんを殺せたよ!よかった、包丁持ってて!穂乃果ちゃんの嫌がるものは、潰さないとね!」ピョンピョン ことり「あははは!ははははは!!アハハハハハハハハ!!」
ことり「前からウザかったの!!穂乃果ちゃんを奪ってきたり!!ガミガミ説教してきたり!!頑張って作ったミニスカ衣装履きたくないとか言って返してきたり!!毎日毎日家にきたり!!」
穂乃果「こ、ことりちゃ...?そんなこと、思ってた、の...?」
ことり「そうだよ?だって、
穂乃果ちゃんもそうでしょ?」 穂乃果「......な」フラッ
ことり「穂乃果ちゃんも実は、海未ちゃんのこと嫌いだったでしょ?ウザかったでしょ??邪魔だったでしょ???」
穂乃果「な、ちが...穂乃果は、そんな、こと...!」
ことり「ねぇ?どうなの!?ねぇ?!」
穂乃果「ちが...ちがう......穂乃果は......!そんなっ......っ...!」フルフル
ことり「ねぇ穂乃果ちゃん、
素 直 に な り な よ !!」
穂乃果「ーーーーーーーッ!!!」ガッ ことり「ちょ、穂乃果ちゃ、あぶな」
グラッ
ことり「あ」
ヒュウウウ
グチャッ
穂乃果「...あ?」
ことり「」グチャァ...
穂乃果「え っ ?」
穂乃果「うそ、ほ、ほのかことりちゃんを、」
穂乃果「おと、落とし...」ガタガタ
穂乃果「ころ...し...!!」ガタガタ
穂乃果「いやあっ!!!」ダッ ーー音乃木坂学院校庭ーー
穂乃果「はっ、はっ、はっ」ダッダッダッ
穂乃果「ふう、はぁ、はっ、はぁ...」ガクガク
穂乃果「っあ、足が...」ガクガク
穂乃果「...あ、ここ...校庭...」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
穂乃果「タイムカプセル、埋めたいの!」
〜〜〜
真姫「ふう、これでよしっ...ふふっ///」カキカキ
〜〜〜
花陽「凛ちゃん何書いたの?」
凛「秘密にゃ!」フフーン
〜〜〜
ことり「マカロンいっぱい...いや、やっぱりー...」
海未「食べ物のことを未来へのメッセージにしないでくださいよ?」クスクス
〜〜〜
希「ほんと、穂乃果ちゃんはいいこと思いつくなぁ」
〜〜〜
にこ「絵里ったら、そんなにタイムカプセル作りたかったの?」
絵里「べ、別に!」ミエハリ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
穂乃果「...」ザッザッ 穂乃果「はぁ...はぁ...あった...」ガッ
穂乃果「土まみれ...」パッパッ
穂乃果「...」パカッ
穂乃果「紙、湿ってるよ...」カサッ 穂乃果「これは...ことりちゃん」
穂乃果「ふふふ」
穂乃果「これは海未ちゃんの」
穂乃果「すごい...」
穂乃果「これが凛ちゃん」
穂乃果「変わらないなぁ」
穂乃果「これは、真姫ちゃんで」
穂乃果「はは、えらいなー」
穂乃果「花陽ちゃんがこれ」
穂乃果「かわいいっ」
穂乃果「絵里ちゃん...だね」
穂乃果「あははっ、面白い!」
穂乃果「これ...希ちゃんでしょ」
穂乃果「よくわかんないや」
穂乃果「えーと、にこちゃん」
穂乃果「...」
穂乃果「最後、私の」
穂乃果「...っ」ポロポロ まだ終わってないだろ一年の三人はのうのうと生きてるんだぞ殺さなきゃ 穂乃果「お願い...」
穂乃果「時を巻き戻してよ...」
END
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