穂乃果「た、助けて……海未ちゃん……」ポロポロ 海未「!」 [無断転載禁止]©2ch.net
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※注意
・キャラの口調に違和感有ります
・ほのうみ要素
・話は短い
・ちょっとホラー ―――山頂―――
穂乃果「わ〜〜、良い眺め〜〜♪」
穂乃果「ありがとう!海未ちゃん♪ハイキングに誘ってくれて!」
海未「喜んでもらえて何よりです」
穂乃果「今日は本当に嬉しい日だな〜〜。この山頂で海未ちゃんと二人きりになれるだけじゃなく、山の景色と海未ちゃんを独り占めできるんだもん♪」
海未「私を独り占めって……、何を言っているのですか!///」赤面
穂乃果「えへへ♪ん?」
男「……」ニヤリ
穂乃果「(あれ?穂乃果達以外にも山頂に人がいたんだ……。気づかなかったな……。)」
穂乃果「(でも、あの男の人……、ちょっと怖そうだな……)」
海未「穂乃果?どうかしましたか?」
穂乃果「へ?あ、うん……。穂乃果達以外にも人がいたんだな〜〜と、思って……」
海未「え?この山頂に到着した時には、私達以外に人がいなかったと思いますが……。」
海未「それに、人の気配も感じられませんが……」クルッ(後ろを振り向く) 海未「……ほら、やっぱりいませんよ?」
穂乃果「え!?」
穂乃果「そんな……。男の人がいない……。さっきはいたのに……」
海未「きっと、見間違いをしたのですよ」
海未「ほら、あの木が人の形をしています。それを男性と勘違いしたのでしょう」
穂乃果「う〜〜ん……。そうなのかなぁ……」
グゥ〜〜
穂乃果「あ……、お腹空いちゃった……///」赤面
海未「ふふ。では、そろそろお弁当にしましょうか?」
穂乃果「うん♪」 ―――数分後―――
穂乃果「ふ〜〜、お弁当美味しかった♪」
海未「山頂で食べるお弁当は格別の美味しさでしたね!」
フュルルル……
穂乃果「あっ!穂乃果の髪を結ぶリボンが風で飛ばされちゃった!」
海未「ならば、私が取って……」
穂乃果「大丈夫!穂乃果が一人で取って来るから、海未ちゃんはここで待ってて!」
海未「……わかりました。気をつけて下さいね」
穂乃果「うん!」タタタ ―――山道―――
穂乃果「うーん……、この辺りまでリボンが飛ばされたと思うんだけど……」
?「お姉ちゃん、何を探しているの?」
穂乃果「え?」
おかっぱの女の子「ふふふ……」
穂乃果「(女の子?いつの間にいたんだろ?)」
穂乃果「(それにしても……、あんまり見ない格好だね……)」
穂乃果「(おかっぱの髪型に、えーと……、もんぺだったかな?この女の子のはいているズボンの名前……。学校の授業とかでそんなズボンの名前を聞いたことがあるような気がする……)」汗
おかっぱの女の子「ねえ!何を探しているの?」
穂乃果「えっ!?あ……、えっと……、穂乃果の黄色のリボンがこの辺りに飛んで来たと思うんだけど……。」
おかっぱの女の子「リボン?黄色の細い布みたいな物なら、すぐ近くの森に飛んでいくのを見たよ!」
穂乃果「本当!わーい!ありがとう!!」タタタ
おかっぱの女の子「……」ニヤリ
―――山頂―――
海未「穂乃果は大丈夫と言っていましたが……、やはり穂乃果一人では心配です!」
海未「私も一緒に、穂乃果のリボンを探しに行きましょう!」 ―――山道―――
海未「う〜ん……、いませんねぇ……。穂乃果は、どこまでリボンを探しに行ったのでしょうか……」
海未「おや?あの低木の枝に引っ掛かっているのは、穂乃果のリボン!?」
海未「こんな所に引っ掛かってたのですね……。リボンがここにあるって事は、穂乃果はどこまで探しに行っているのでしょうか……」
海未「ん?茂みの中に、立て札が倒れていますね……」
海未「どれどれ……」(立て札を起こす)
海未「『この先の森に古井戸がある。危険!近寄るな!』」
海未「ふむ、この森に古井戸があるのですか……」
海未「……まさか、穂乃果はこの先の森に入ったのでしょうか?」汗
―――山道近くの森―――
穂乃果「う〜ん……、全然見つからないよ〜〜」泣
穂乃果「もう穂乃果、疲れたよ……」ポロポロ
?『こっち……、こっちだよ……』
穂乃果「な、何?」
?『こっちに来なさい……』
穂乃果「??」トコトコ
?『そうだ、こっちだ……』
穂乃果「(誰かいるのかな?)」トコトコ 穂乃果「……井戸がある……」
穂乃果「誰だったんだろ?穂乃果を呼んだのは……」
穂乃果「ここに、穂乃果のリボンがあるのかな?」
―――数分後―――
穂乃果「全然、見つからない……」汗
穂乃果「……まさか、この古井戸の中にリボンが落ちちゃったのかな?」
―――古井戸―――
穂乃果「う〜ん……、暗くて見えない……」(古井戸の上をのぞく)
穂乃果「……やっぱ、この古井戸の中にリボンが有るわけないか……。他を探……」
ドンッ
穂乃果「へっ?」
穂乃果「うわぁぁぁっ!」ヒュー(井戸の中に落ちる) ―――古井戸の中―――
穂乃果「ふぅ〜〜、井戸の中の周りに生えている草を掴んだお陰で、井戸の底に落ちずにすんだけど……」
穂乃果「でも、どうやって井戸の中に出ればいいんだろ……」
穂乃果「誰かが、井戸の上から穂乃果の手を掴んで引き上げてくれないかなぁ……」
穂乃果「このままの状態は結構つらいよぉ〜〜」
?『ならば、その掴んでいる草を放しなさい……』
穂乃果「え?な、何?」
老爺『さあ、手に掴んでいる草を放しなさい……』
穂乃果「(暗闇の中から人の顔が浮かび上がっている!?)」汗
女性『手を放して楽になりな……』
兵隊『つらいだろ?こっちに来なさい……』
坊主頭の少年『お姉ちゃん、落ちてよ……』
男『無理するな……。手を放すんだ……。我々の元に来い……』
おかっぱの女の子『ふふふ、お姉ちゃん……。私達の仲間になろうよ……』 穂乃果「(山頂にいた男の人と、山道にいた女の子!?)」
老爺『手を放せ……』
女性『手を放せ……』
兵隊『手を放せ……』
坊主頭の少年『手を放せ……』
男『手を放せ……』
おかっぱの女の子『手を放せ……』
穂乃果「うう……、体が重くなってきた……」汗
穂乃果「だ、駄目……、草を掴んでられないよぉ……」
穂乃果「た、助けて……海未ちゃん……」ポロポロ ?「穂乃果ぁ!!」
穂乃果「この声は……」
海未「穂乃果!ここに居たのですね!」
穂乃果「海未ちゃん……」ポロポロ
海未「今すぐに助けます!」ガシッ(穂乃果の手を掴む)
海未「はぁ!!」グォッ(穂乃果を引き上げる)
穂乃果「うわぁっ!!」
ドサッ
穂乃果「あいたた……。で、出られた〜〜」泣
海未「大丈夫ですか?怪我は無いですか?」
穂乃果「大丈夫……。怪我は無いよ……」グスッ
穂乃果「それよりも速く下山しよ!?穂乃果、ここに居たくないよ!!」
海未「え?」
穂乃果「速く!」
海未「は、はい!!」汗
海未(私は穂乃果に言われるがまま、彼女と一緒に急いで下山しました) ―――電車内―――
海未「穂乃果、あの井戸の中で何かあったのですか?」
穂乃果「……」ギュッ(海未に抱きつく)
海未「何か見たのですか?」
穂乃果「うう……」ガクブル ポロポロ
海未「穂乃果……」ナデナデ(穂乃果の頭を撫でる)
海未「(私は穂乃果に、これ以上井戸について聞くのをやめました)」
海未「(穂乃果があまりにも怯えていましたので……)」
海未「(あの古井戸には、一体何があるのか?)」
海未「(そして穂乃果は、あの古井戸の中で、一体何を見たのでしょうか?)」 ―――古井戸の中―――
老爺『来なさい……』
女性『来て……』
兵隊『さあ、来なさい……』
坊主頭の少年『こっちに来なよ……』
男『ここに、来るんだ……』
おかっぱの女の子『来てよ……。仲間になろう?』
おわり アクエリミスリードかと思って開いたらガチ怪談だった
即死落ち防いだのならもっと続けてほしい 自分の実力が足りなかっただけなのに、わざわざ保守してまで読んでもらおうとするその醜さが一番怖い 今なら保守しなくても地震なしが自動でやってくれるぞ いやそうとは限らん
スルーして落ちるスレもある
何を基準に選んでんのか分からんが ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています