海未「すみません、お饅頭を――」ガラッ 穂乃果「あっ、海未ちゃんだ!やっほー!」 [無断転載禁止]©2ch.net
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海未「穂乃果……」ハァ…
穂乃果「えっ?何でいきなりため息なの!?」
海未「あのですね穂乃果、いくら私以外にお客様がいないとはいえ店員としてその接客は――」
穂乃果「あ、あー!えっとお饅頭だっけ!?」
海未「遮らずにちゃんと聞いてください。私は穂乃果の為を思って――」
ことり「ごめんくださ〜い」ガラガラ
穂乃果「あっ、ことりちゃんだ!ことりちゃ〜んっ!」
ダキッ ことり「きゃっ!ど、どうしたの穂乃果ちゃん……?」
穂乃果「ことりちゃん助けて!海未ちゃんが穂乃果のこと虐めるの!」ウルウル
ことり「ふえぇ!?う、海未ちゃん!?」バッ
海未「い、いえいえ!そんな事はありませんからね!?」
ことり「……って海未ちゃんは言ってるけど」
穂乃果「ことりちゃんは穂乃果の言うこと信じてくれないの!?」
ことり「え、えっと……もちろん信じるよ?」
穂乃果「だよね!じゃあちょっと海未ちゃんにお説教してあげてよ!」
海未「穂〜乃〜果〜?」ゴゴゴゴ……
穂乃果「ひいぃ!ことりちゃぁ〜ん……」ササッ
ことり「ぴいぃ!?ことりを盾にしないでよ、穂乃果ちゃぁ〜ん!」
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< [] []  ̄ >′ V ヽ/ .V ’ノ⌒⌒⌒⌒〉〉
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ /、 { Y∫ ことり「……な〜んだ、そういう事だったんだね」ホッ
穂乃果「お騒がせして申し訳ありませんことりちゃん!」ペコリ
海未「全くです」ハァ
穂乃果「なにさぁ!元々は海未ちゃんがいきなり穂乃果にお説教してきたからだからね!」
海未「ですから、私は穂乃果のことを思ってですね……」
ことり「ま、まあまあ……少し落ち着こ?」
海未「私は元々落ち着いています」
穂乃果「穂乃果だって落ち着いてるもんねー!」
ことり「もうっ、海未ちゃんも穂乃果ちゃんも……」クスッ 穂乃果「まあいいや!それで?海未ちゃんはお饅頭買いに来たんだよね?ことりちゃんは?」
ことり「あ、ことりは穂乃果ちゃんと遊ぼうかな〜って思ってたんだけど」
穂乃果「おっとー、そっかぁ……ごめんね?」
ことり「ううんっ、気にしてないよ♪お家のお手伝いだもんっ」
穂乃果「で、海未ちゃんはお饅頭なんだよね?今日は何にする?」
海未「では、いつも通りほむまんで」
穂乃果「……やっぱり?」
海未「どうしました?」
穂乃果「いやー……ごめん海未ちゃん!」
海未「?」 穂乃果「ほむまん、今日はもう売り切れちゃったの!」
海未「そうなのですか……それは残念ですね」
穂乃果「あれ?怒ってないの?」
海未「流石にこれぐらいでは怒りませんよ。それに、一応家にまだ少し予備を残しています」
ことり「流石ほむまん大好き海未ちゃんだねっ♡」
穂乃果「ありがとう海未ちゃん!こんなにほむまんの事を愛してくれて穂乃果は嬉しいよ!」ギュッ
海未「そこまで感謝される程の事でもないと思いますけど……」
穂乃果「じゃあ代わりに他のお饅頭買ってく?」
海未「いえ、また今度の機会にします」
穂乃果「そっか、家はいつでもウェルカムだからね♪」 海未「では穂乃果、引き続き店番頑張って下さい」ペコリ
ことり「また明日、学校でね♪」フリフリ
穂乃果「ええっ!?二人とも帰っちゃうの〜!?」
ことり「え……だって、ここでずっとお話してたら他のお客さんの迷惑になっちゃうし」
海未「穂乃果だっていつまでもサボるわけにもいかないでしょう」
穂乃果「別にサボってないからね!今だって一応店番してるんだから!」
海未「はいはい……」
穂乃果「けどさ、それじゃあこの後は海未ちゃんとことりちゃんだけで遊びに行っちゃったりするの?」
海未「いえ、特にそれは決めてませんけど……」 穂乃果「ずるい!穂乃果だって一緒に遊びたい!……よし!」
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「おかーさーん!」ダッ
ことり「あ、あれ!?穂乃果ちゃん!?」
海未「ちょっと穂乃果!お店を放り出して一体何処へ!?」
ガラガラ
ことり「ふぇ!?あ、う、海未ちゃん!お客さんだよ!?」アセアセ 海未「そ、そう言われましても穂乃果がまだ……」
ことり「え、えっと……ごめんなさい、ことりはここの店員さんじゃ……」オロオロ
海未「……」
ことり「う、海未ちゃぁ〜ん!」
海未「……くっ、仕方ありません」
海未「い、いらっしゃいませー!」ニコッ
―――――― 穂乃果「えへへ……面目ないです」ペコリ
ことり「ことり達と遊ぶ為にお母さんにお願いしてくれるのは嬉しいけど……」
海未「仕事を疎かにするのはどうかと思いますよ?」
穂乃果「だ、だからほら、謝ってるじゃ〜ん……」
海未「……まあ、反省してくれているのでしたらこれ以上は言いません」
穂乃果「海未ちゃんが珍しく優しい……!」
海未「まるでいつもは優しくないと言われているようですが?」ニコッ
ことり「そ、そんな事ないよ!海未ちゃんはいつも優しいよね!ね、穂乃果ちゃん!?」
穂乃果「い、イエスイエス!海未ちゃんは神様みたいに優しいよ!うん!」ブンブン 海未「それはいくら何でも言い過ぎです……」ハァ
穂乃果「まあ、確かにね〜」アハハ
ことり「ほ、穂乃果ちゃぁん……」
穂乃果「え?」
海未「穂乃果?」ニコニコ
穂乃果「嘘っ!?穂乃果何か地雷踏んだ!?」
海未「貴方という人は本当に……」ハァ…
穂乃果「しかも何故か呆れられた!」ガ-ン!
海未「いえまあ、いつもの事なのであまり気にしてませんけどね」
穂乃果「おぉ……心が痛い……」 ことり「う、海未ちゃんもその辺で……ね?穂乃果ちゃんも大丈夫?」
穂乃果「うぅ……やっぱりことりちゃんだけだよ〜!穂乃果にいつも優しいのは!」ギュッ
ことり「ひゃぁ!?ほ、穂乃果ちゃん///」
穂乃果「あ、海未ちゃんも偶には優しいよ!」
海未「そんなついでみたいに言われても嬉しくありません……って、そんな事はどうでもいいんです。それより、遊びに行くんじゃなかったんですか?」
穂乃果「うんうん!行くよ!」
ことり「何処行くかは決めてるの?」
穂乃果「全然!」
海未「……だと思いました。ことり、代わりに決めてください」
ことり「え!?ことりなの!?」 海未「穂乃果に任せていては日が暮れてしまいますので」
穂乃果「そんな事ないよ〜!穂乃果だって決める時はちゃんと決めるんだから!」
海未「では、今すぐに決められますか?」
穂乃果「無理!」
海未「……という事です。すみませんが、お願いします」
ことり「う、うーん……皆で遊びに行く場所……」
穂乃果「楽しい所がいいよね〜」
海未「穂乃果は少し静かにしてください」
穂乃果「酷いよ海未ちゃん……」 ことり「……あ、そうだ!」
穂乃果「おっ?決まったのー?」
ことり「あのね、遊べる場所じゃないんだけど……」
海未「別に構いませんよ。何処ですか?」
ことり「いいの!?」
海未「え、ええ……変な場所でなければ……」
ことり「そっか、じゃあ大丈夫だね♪」
穂乃果「どこなの〜?」
ことり「えーっとね……」
―――――― 穂乃果「へー、なるほどなるほど〜。これはことりちゃんらしいね」
ことり「えへへっ♪」
海未「ケーキバイキングなんて……太りますよ?」
ことり「ちゃんとその分運動するから大丈夫っ!」
穂乃果「色んなケーキがあって目移りしちゃうなー」
ことり「それならことりと一緒にケーキ選ぼっか?」
穂乃果「おっ!スイーツマスターのことりちゃんがいれば百人力だ!」
ことり「あははっ、そんな事ないよ〜」
ことり「でも、穂乃果ちゃんはやっぱり最初はショートケーキがいいよね?」
穂乃果「うんうん!苺♪苺♪」 海未「穂乃果は本当にそればかりですね」
穂乃果「だって美味しいじゃん!そういう海未ちゃんは何にするの?」
海未「私は……後々の事を考えてガトーショコラで」
穂乃果「……」ジ-
海未「な、何ですか?」
穂乃果「聞いたことりちゃん?海未ちゃんってば、折角ケーキバイキングに来てるのに、食べる前からもう体重の事考えてるよ」
ことり「そんなこと考えちゃうとケーキが美味しく食べられないのにね〜」
海未「そ、そうは言いますが、私達は一応アイドルなんですよ!ファンの方々だって私達の太った姿なんて見たくないはずです!」 穂乃果「海未ちゃんの言うことも分かるけどさー、運動ならちゃんとするって〜」
ことり「それにね海未ちゃん?別に今日仮にいっぱい食べたとしても、流石にそんなに一気には太らないんじゃないかなぁ……ってことりは思います」
海未「くっ……」
穂乃果「ことりちゃん!もう一押し!」
ことり「だから、ことりは海未ちゃんにも沢山……とまでは言わないけど、せめてことりのオススメするケーキぐらいは食べて欲しいの。……ダメ?」ウルッ
海未「……っ」
ことり「海未ちゃん……」 海未「だ……」
穂乃果「だ?」
海未「ダイエットする事になっても……知りませんからね?」
ことほの『!!』パアァ
ことり「じゃ、じゃあさっそくケーキ取ってくるね!」ダッ
穂乃果「ことりちゃん待って待って〜!穂乃果も行くよ〜!」ダッ
海未「ちょっと!程々にしておいてくださいよ!?」
―――――― ここまで純粋なことほのうみの日常を見たのくっそ久々だな 海未「ふぅ……ご馳走様でした」フキフキ
ことり「や〜ん、すっごく美味しかった〜♡ね、穂乃果ちゃん!」
穂乃果「」
ことり「ホノカチャン!?」
穂乃果「食べすぎた……気持ち悪い……」グデ-
海未「ことりのペースに付いていくからですよ。ことりは甘い物を食べる時だけは底無しですからね」
ことり「や、やめてよぉ海未ちゃん///」
穂乃果「忘れてたよ……もうチーズケーキいくつ食べたか覚えてない……」
ことり「ごめんね穂乃果ちゃん……大丈夫?」ヨシヨシ 穂乃果「う、うんちょっと休んだら大丈夫……と思う」
海未「これからはきちんと自分にあったペースで食べる事です」
穂乃果「海未ちゃんも色々オススメされてた筈なのになんでそんな元気なの……?」
海未「私も以前穂乃果と同じ状況になった事がありましたので、今回はことりのケーキを一口、二口頂いただけですから」
穂乃果「そんな……卑怯な……」
海未「……そうでもありませんよ」
穂乃果「へ?」
ことり「うんっ、その代わり全部あ〜んで食べてもらったの♡」
海未「穂乃果は既にダウンしていたので気付かなかったでしょうけどね……」
穂乃果「……ご愁傷さま」ポンッ
海未「ええ……ありがとうございます……」 ことり「……あれ?こ、ことり、悪くないよね?」
海未「ことりは悪くないですよ。所で、これからどうします?公園かどこかで一休みしますか?」
穂乃果「さんせ〜い……」
ことり「穂乃果ちゃん、肩貸すよ?」
穂乃果「ありがと、ことりちゃ〜ん……」
海未「全く……本当に穂乃果は世話が焼けますね。ほら、行きますよ」
穂乃果「海未ちゃんもごめんね〜……」
海未「今に始まったことではありませんよ」
穂乃果「……ちょっと傷付いた」
ことり「海未ちゃんっ!」
海未「す、すみません。少し言いすぎました」
穂乃果「許す……」
海未「ありがとうございます」
ことり「ふふっ、それじゃあ行こっか♪」
―――――― 穂乃果「公園だー!」
海未「うるさいです」
ことり「すっかり元気だね、穂乃果ちゃん」アハハ…
穂乃果「いやー、何か公園まで歩いてたら直ったよ〜!」
海未「まあ、何はともあれ元気になってよかったです。元気の無い穂乃果はこちらもどうにもやりにくいので」
穂乃果「心配かけてごめんね!もう大丈夫だよー」
ことり「流石穂乃果ちゃん♪」
穂乃果「それにしてもさー……空いてたら三人で久しぶりに何かして遊ぼうかと思ってたんだけど、子どもでいっぱいだねぇ」
海未「良いことではないですか、外で遊ぶのは」 ことり「昔はよく遊んだよね〜、ことり達も」
穂乃果「遊んだねー、鬼ごっことかかくれんぼやると海未ちゃんが負けちゃっていっつも泣いてたよね」フフッ
海未「……昔の話です///」
ことり「可愛かったなぁ〜、あの頃の海未ちゃん♡」
穂乃果「今のお説教ばっかりの海未ちゃんとは大違いだよ〜、ホント」
海未「お説教されるような事をする穂乃果がいけないんです」
穂乃果「ちょっと遅刻したり、忘れ物しちゃったりするだけじゃーん……」 海未「そのちょっとだけという精神が駄目なのです。貴女は仮にもμ'sのリーダーであり、生徒会長なんです。人の前に立つ機会も多いのですから、もっと自分の生活を見つめ直して――」クドクド
穂乃果「……」ソ-
海未「それに今日だって本来であれば穂乃果は店番があったのですよ?それを自分の都合で早退して……まあ、これについては私も強くは言えないのですけど――」
ことり「海未ちゃ〜ん……」
海未「ただ、それでもですよ……って、どうかしましたか、ことり?」
ことり「穂乃果ちゃん……あっち」スッ
海未「はい?」チラッ
穂乃果「……うげっ!?」ビクッ 海未「ほぅ……お説教の最中に逃亡ですか。いい度胸してますね」ユラリ
ことり「ほ、穂乃果ちゃん早く逃げて〜!」
海未「ことり?」ニコッ
ことり「ぴいっ!?」ビクッ
海未「ことりだって穂乃果の駄目な部分は直した方がいいと思いますよね?」
ことり「!!」コクコク
海未「ありがとうございます。すぐに穂乃果を連れて戻りますので、少しだけ待っていてください」
ことり「は、はぁ〜い……」
海未「さて……」クルッ
穂乃果「ほ、穂乃果はそう簡単に捕まらないもんねっ!」
海未「今は私の方がずっと足も早いですよ?」 穂乃果「そ、それでも穂乃果は捕まらない!」ダッ
海未「ふふっ、鬼ごっこですか。いいですね、乗りましょう!」ダッ
穂乃果「うわああぁ!?海未ちゃん速すぎぃ〜!」
海未「穂乃果が遅いんです」
穂乃果「ひいいぃ!?」
海未「覚悟なさい、穂乃果!」
穂乃果「無理無理ぃ!」
ことり「あ、あはは……二人とも怪我だけはしないでね〜……」 乙
2年組の日常話にラブライブSSの原点を見た
できれば1年組、3年組のも見たいです ひねくれ思考としてはどうもことりは穂乃果だけを誘いに来てて、海未に遭遇して誘わなきゃ行けない気まずい空気になりそうな所を穂乃果が空気読んで三人で遊べるようにしたと思ってしまう
実際はことりと海未の二人でケーキバイキング行ってたような描写入ってたから二人でも遊んだりしてるんだろうけどね >>43
ことりが海未の家に行って1年か3年のメンバーがそこにいて…ならまだわかる(出会って1年も経ってないし)けど
ことほのうみは別だと思うな
最初から3人で遊ぶつもりなくても
穂乃果ちゃんと遊ぼ→穂むらいく→海未ちゃんもいた!→ラッキー♥3人ならもっと楽しいね!
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