ダイヤ「JSの膝枕で癒されよう?」 [無断転載禁止]©2ch.net
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ダイヤ「Twitterのリプライでファンの方々から同じ動画のURLが送られてきますわね……」
ダイヤ「スパムか何かかと思いましたが、違うみたいですわ」
ダイヤ「なんでも『とっても優しいあまえちゃん!』というマンガのボイスドラマだそうで」
ダイヤ「なぜわたくしに送られてくるかと思えば、ルビィの声に似ているとか」
ダイヤ「……なぜわたくしに送りますの?」
ダイヤ「本人だけに言えばいいものを――まあ姉という立場上仕方ないことですわね」
ダイヤ「折角ですしどれくらいルビィに似ているのか聴いてみましょう」 |c||^.- ^|| あぁ!いけませんわ!いけませんわ! ダイヤ「ヘッドホン推奨ということですしヘッドホンをつけて、再生――」カチッ
『おにーさん! 今日も元気してた?』
ダイヤ「っ! 確かにルビィの声にそっくりですわ!」
ダイヤ「声質が似ているというか、そのものと言っても過言ではありませんわね……」
ダイヤ「しかしこの内容はどうなんですの?」
ダイヤ「この声の主がこの動画のタイトルにもなっている女子小学生? にしては胸が大きいようですし――」
ダイヤ「おにーさんと呼ばれているこの男性が主人公?」
ダイヤ「リプライの情報によると『おにーさん』は大学受験で挫折をして漫画家を目指す男性――」
ダイヤ「この男性まるでダメ人間ですわね」 ダイヤ「夢を追うことを否定はしませんけど、大学受験で挫折をするというのは……」
『えらいね、えらいね♡』
ダイヤ「……っ!」カチッ
『えらいね、えらいね♡』
ダイヤ「……」カチッ
『えらいね、えらいね♡』
ダイヤ「……ふふ」ニヘラッ
ダイヤ「っ! ひ、ひどい内容ですわね!」カチッ
『えらいね、えらいね♡』
ダイヤ「こほん、ルビィのような声でこんなことをいうなんて、もしルビィに風評被害がいったら大変なことですわ……!」カチッ
『えらいね、えらいね♡』 『私と結婚してくれるんだよね!』
ダイヤ「そういえばルビィも小さな頃は――」
ルビィ『ルビィ、大きくなったらお姉ちゃんと結婚する!』
ダイヤ「って言っていましたわね」ニコニコ
『疲れてない……? ぎゅってしてあげようか?』
ダイヤ「……」
『い〜っぱい元気チャージしてね♡』
ダイヤ「ルビィ……♡」 『かわいいなぁ……♡』
ダイヤ「かわいいのは! あなたの方ですわ!」
ダイヤ「っ! こほん、続きを聴きましょう」
『つらかったね、私がたくさんなでなでして慰めてあげるからね』
ダイヤ「声が急に大人っぽく!? なんですのこのギャップ!」
ダイヤ「あぁ、これが母性というやつですのね……」ツーッ
『いっぱい頑張れてえらいぞ♡』
ダイヤ「ルビィ……♡♡」 『きも……これじゃ甘えることしか能のない年中発情マシンだね……』
ダイヤ「っ!?」
ダイヤ「る、ルビィ! どこでそんな言葉を!?」
ダイヤ「どうせ善子さんですわね!? お姉ちゃんそんな汚い言葉使うの許しませんわよ!?」
『うなされてたよ?』
ダイヤ「なんだ夢でしたのね」ホッ
『凄い汗……私が拭いてあげるね?』
ダイヤ「……」 『きもちぃって? ふふ、やった! おにーさんの役にたてて、嬉しいな♡』
ダイヤ「……」カチッ
『きもちぃって?』
ダイヤ「なんですの、この滲み出るエロス……」
ダイヤ「役に立ててのところで声が少しかすれるのもポイントが高い――」
『今日は膝枕も、しよ?』
ダイヤ「る、ルビィの膝枕!?」ドキドキ 『早くしないとおあずけだよ?』
ダイヤ「し、しかし姉として妹に膝枕されるなんて――」
『ごー……』
ダイヤ「っ!?」
『よーん、さーん』
ダイヤ「か、カウントダウンが始まってしまいましたわ!」アセアセ
『わっ♡ すごい勢いで飛んできたね♡』
『元気な男の子だぁ♡』
ダイヤ「ぶふぅ!」
ダイヤ「え? なんですのそれ」
ダイヤ「元気な男の子だ、って出産でもしましたの!?」プルプル 『うんうん、つらかったね♡ 私はどこにもいかないよ?』
『今日は息ができないくらい顔をうずめてもいいからね?』
ダイヤ「さっきの謎の出産とは一転してこの優しい声――」
ダイヤ「このギャップがたまりませんわぁ……♡」
『甘えるのは10分だけ? 大人だからそんなに甘えるわけにはいかない……?』
ダイヤ「そうですわよね、姉として妹に甘えるのは――」
『私の前ではかっこよくなくていいんだよ?』
ダイヤ「っ!」ドキッ 『私の前ではかっこいいお姉ちゃんを演じなくていいんだよ(脳内補正)』
『お姉ちゃんだとか、妹だとか関係ないよ(脳内補正)』
『お姉ちゃんだって妹に甘えたいときあるもんね(脳内補正)』
ダイヤ「全てを包み込んでくれるこの包容力――」
ダイヤ「これはまるで――お母さま……?」
『今私のことママって……』
ダイヤ「っ!? 見透かされていますわ!?」 『もう一回! 隣の私の家族に聞こえるくらい大声で『ママー!!』って言って♡』
ダイヤ「ま、ママぁ♡」
『じゃあ、私がせーのって言ったらママって言うんだよ?』
ダイヤ「フライングしましたわ!」アセアセ
『お布団にごろんちょして――』
ダイヤ「ごろんちょ……♡♡♡ 素敵な言い回しですわ♡」
『せーのっ♡』
ダイヤ「ママぁ♡♡♡」 『よく言えたね♡ えらいぞぉ♡』
ダイヤ「ルビィママぁ♡」
『ご褒美なでなで、たくさんしてあげまちゅからね♡』
ダイヤ「ママぁ♡ ママぁ♡」
『もう2時間も経っちゃったね』
ダイヤ「っ!? 体感5秒ですわ!」
『甘えてるときのお姉ちゃん……すっごくかっこ悪かったね』
ダイヤ「うっ……!」 『あんなこと言う人のもらい手……もう私くらいしかいないよね』
『おいで』
ダイヤ「上げて落としてから上げる……なんというジェットコースター――」
『ずっと一緒だよ♡』
ダイヤ「ルビィ! ずーっと一緒ですわ!」ポロポロ
『あのね、今日は大事なお話があるの』
ダイヤ「大事なお話? なんですの?」
『実はね、とっても優しいあまえちゃん! のコミックス第1巻が発売されるんだよ?』
ダイヤ「……唐突な宣伝ですわね」
ダイヤ「一気に現実に引きずり戻されましたわ」 ダイヤ「なるほど、宣伝で少し別エピソードも見せてくれますのね」
『ミルクはもうすぐだぞー♡』
ダイヤ「ぶぅっ!」
ダイヤ「ミルクは! ミルクはダメですわ!」
ダイヤ「あの事故を忘れたんですの!?」
『どうだった? コミックスを買って私にいーっぱい甘えてね?』
ダイヤ「……最後の最後にぶっこんで来ましたわね」 ダイヤ「しかしながらお姉ちゃんではなくておにーさんなのが残念ですが、これはいいものですわ――」
ダイヤ「こほん、もしかするとこれはルビィが秘密裏に収録したものでは?」
ダイヤ「あまりにも声が似ていますし、もしもということはありますわね」
ダイヤ「わ、わたくしはこんな気持ちの悪いものを2度も聴きたくないですけど!」
ダイヤ「検証のためにもう一度、ルビィの疑いを晴らすためですわ!」ソワソワ
『今日も元気してた?』
ダイヤ「ふふ♡」 ――
2時間後
ダイヤ「あぁ♡ ルビィ♡」
ルビィ「……お姉ちゃん?」トントン
ダイヤ「ぴぎゃあっ!?」ビクゥ
ルビィ「あ、ご、ごめんなさい! ヘッドホンしてて全然きこえてなかったみたいだから――」
『きも……これじゃ甘えることしか能のない年中発情マシンだね……』
ダイヤ「あぁ! 驚いた拍子に端子が抜けて!?」アセアセ
ルビィ「ぴぎぃっ!? 今のルビィの声!? じゃないよね!?」
ダイヤ「こ、これはルビィの声に似ているということでファンの方から送られてきた動画ですわ!」
ルビィ「……それにしては嬉しそうに見てたけど」
ダイヤ「っ!」 ルビィ「もしかしてお姉ちゃんって――」
ダイヤ「ち、違いますのよ!? 別にルビィに母性を感じているとかでは――」
ルビィ「ひどいこと言われて喜ぶ変態さん?」
ダイヤ「は?」
ルビィ「だ、だって、今の音声ひどいこと言ってたよね……?」
ルビィ「きもちわるいー、とか」
ダイヤ「あれはあの部分だけですわ!」
ダイヤ「他の部分はもっと甘々に甘やかしてくれますの!」
ルビィ「……じゃあ、甘えたいの?」
ダイヤ「はっ!?」 ルビィ「……そうだよね、お姉ちゃんいつも大変だもんね」
ルビィ「ルビィでよかったら、どうぞ?」サッ
ダイヤ「ルビィ……♡」キュン
ルビィ「おいで、お姉ちゃん♡」
ダイヤ「ママぁ!」ダキッ
ルビィ「ま、ママ!?」
ダイヤ「ルビィママのぬくもり最高ですわ……♡」
ダイヤ「ママぁ♡ すきぃ♡」
ルビィ「…………ま、いっか♡」ナデナデ
おわり ダイヤ「ヨシフ・スターリン様あ…癒されますわ…」トロン >>28
このスレ見て即席で描いてこのクオリティかよw
このママめ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています