善子「ルビィ、あなたさえよければ私の生涯のリトルデーモンにしてやってもいいよ…いや、なれ!」 [無断転載禁止]©2ch.net
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ルビィ「いや」
善子「へ?」
ルビィ「お断りします」
善子「なんでよ!」
ルビィ「>>6」 ルビィ「普通に恋人がいいな」
善子「こ、恋人!?」
ルビィ「だってルビィたち付き合ってもう長いでしょ」
善子「それはそうだけど…」
ルビィ「ルビィ、たくさんいるヨハネ様のリトルデーモンより」
ルビィ「たった一人の恋人がいい」
善子「ルビィ…」
善子「>>14」 善子「少女以上の恋がしたい」
ルビィ「ヨハネちゃん…」
善子「私の家に来ない?」
ルビィ「いいの?」
善子「ええ、今日は誰もいないの」
ルビィ「じゃあ」
善子「ええ」
善子「>>17」 善子「朝が来るまで可愛がってあげるわ」
ルビィ「///」
〈善子の家〉
善子「さ、着いたわ」
ルビィ「お、お邪魔します」
善子「まずは夕飯を食べましょう」
ルビィ「さっきコンビニで買ってきたものだね」
善子「ええ、いただきます」
ルビィ「いただきます」
・
・
・
善子・ルビィ「ごちそうさまでした」
善子「この後なにする?」
ルビィ「うーんとね」
ルビィ「>>21」 競馬場に行って一番人気の馬に単勝狙い1000万円賭ける ルビィ「梨子さんも呼んで遊ぼう」
善子「ってなんで梨子さんを!?」
善子(恋人同士で過ごすんじゃなかったの…)
ルビィ(ごめんね善子ちゃん、ルビィまだ勇気が…)
ルビィ「じゃあ連絡するね」
善子「え、ええ」
prrr
梨子『もしもし、あ、ルビィちゃん』
ルビィ「梨子さん、今から善子ちゃんの家に来られますか?」
梨子『善子ちゃんの? うーん、そうだなあ』
梨子『>>25』 ここだけの話、そこには爆弾が仕掛けられてるわ
今すぐ逃げて 梨子『ここだけの話、そこには爆弾が仕掛けられてるわ。今すぐ逃げて』
ルビィ「え、爆弾…?」
梨子『早く逃げて!』
ルビィ「どどどどどうしよう善子ちゃん、ここに爆弾が仕掛けられているって』
善子「はあ!?」
善子「ちょっと梨子さん!冗談も休み休み――」
梨子『善子ちゃん、今は何も聞かずに早く逃げて!』
梨子『きゃあ!』
ツーツー
善子「ちょっと梨子さん!梨子さん!」
ルビィ「どうしよう善子ちゃん…」
善子「ここはひとまず逃げてみましょう」
ダダダ
ルビィ「ふう、ふう」
善子「ルビィ、大丈夫?」
ルビィ「うん」
善子「さて、うちの前まで全速力で逃げてきたけど」
ボガーン
善子・ルビィ「!!」
善子「ほ、ホントに爆発した…」
ルビィ「>>29」 これだから梨子推しは……って思わせる工作なのか
実際に空気読めないやつなのかどっちだろうか ルビィ「仕方ないから梨子さんちにお泊まりしよう」
善子「そうね」
善子「でも梨子さん、さっきから電話に出ないのよね」
ルビィ「どうしたんだろう?」
〈梨子の家〉
ピンポーン
シーン
善子「誰も出ない」
ルビィ「あれ?鍵が開いてる」
善子「電話に出ないのも心配だし」
善子「お邪魔します」
コッコッ
ルビィ「薄暗いね」
ルビィ「電気、探す?」
善子「あ、これみたよ」
パチ
善子「えっと、梨子さんの部屋は」
ルビィ「二階だったよね」
コッコッ
善子「ここだわ」
コンコン
ルビィ「やっぱり返事ないね」
善子「出かけたのかしら」
ルビィ「ここも鍵がかかってない」
善子「開けるわよ」
ガチャ
ギィィ
善子「梨子さーん」
善子・ルビィ「!!」
善子「>>35」 部屋が荒らされて、すごい数の同人誌が散乱している… 善子「曜さんを騎乗位で犯している梨子さんの姿が」
ルビィ「///」
曜「お゛っお゛っお゛っ♡」
梨子「行くわよ曜ちゃん。全速全身ヨーソロー」パンパンパン
バタン
善子「二人はお楽しみ中みたい」
ルビィ「これじゃあ梨子さんの家には泊まれそうにないね」
ルビィ「そうだ!ルビィの家に泊まろうよ。お父さんもお母さんも今夜はいないんだ」
善子「いいの?でもダイヤさんが…」
ルビィ「お姉ちゃんは今日鞠莉さんの家でお泊りって言ってたから」
善子「そっか。ならお言葉に甘えさせてもらうわ」
ルビィ「よーし、全速前進ヨーソロー」
〈黒澤家〉
善子「でも誰が私の家に爆弾を仕掛けたのかしら」
ルビィ「善子、ううんヨハネちゃん。今はそんなこと忘れて」
ルビィ「だけを見て♡」
善子「る、ルビィ///」
善子「>>38」 善子「家があんなだし、しばらくここでお世話になるかも」
ルビィ「うん、なんならずっとここにいて」
善子「ずっとってわけにはいかないわよ」
ルビィ「そっかあ」
善子「あ、そうだルビィ」
ルビィ「なに?」
善子「>>40」 善子「リリーみたいに愛を込めてよっちゃんって呼んでよ」
ルビィ「うん、分かった」
ルビィ「よっちゃん♡」
善子「///」
ルビィ「よっちゃん♡」
善子「うん///」
ルビィ「ねえ、よっちゃん」
ルビィ「梨子さんみたいに愛を込めてってどういうこと?」
善子「!」
ルビィ「もしかして、浮気?」
善子「いや、えっと」
善子「>>43」 善子「比喩よ」
ルビィ「ひゆ?」
善子「例えってことよ」
善子「ほら、梨子さんって女の子なら誰にでも愛を持っているっていうか」
善子「さっきだって曜さんが梨子さんに愛されてたし」
ルビィ「そうだったんだ。ごめんね、ルビィ早とちりしちゃった」
善子「ううん、全然気にしてないから」
ルビィ「ありがとう、よっちゃん♡」
善子「ルビィ///」
ルビィ「ねえ、よっちゃん」
ルビィ「>>45」 ルビィ「主に対する裏切りは、氷漬け地獄行きだよ?」
善子「な、なに言ってるのよルビィ」
ルビィ「さっきので本当に信じると思った?」
善子「!」
ルビィ「ねえ、白状して。梨子さんとはどういう関係なの?」
善子「だ、だから梨子さんとは…」
善子「>>47」 善子「ごめんね、なんでもないわよ」
ルビィ「ほんとのほんと?」
善子「ええ、私の例えが悪かったわ」
ギュ
ルビィ「!///」
善子「こんなに可愛いリトルデーモンがいるのに」
善子「浮気なんかするわけないでしょ」
ルビィ「よっちゃん、リトルデーモンじゃなくて恋人…」
善子「ああ、そうだったわね」
善子「じゃあこれが恋人の証よ」
善子「>>49」 チュ
ルビィ「/// よ、善子ちゃん…」
善子「ふふ、約束通り、朝まで可愛がるからね」
ルビィ「はい///」
梨子「ふふ、世話のかかる子たちだね」
曜「でもこれでまた一歩、二人は恋人に近づいたね」
梨子「うん、爆弾を使った甲斐があったよ」
曜「梨子ちゃん、それじゃあ私たちも」
梨子「ええ、第二ラウンドといきましょう」
曜「ヨーソロー///」
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