ダイヤ「お任せしますわ」千歌「何で任せちゃうの!?」 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ダイヤ「何でって私は千歌さんの行きたいところに…」
千歌「そこだよ!」
ダイヤ「そこ、といいますと…」
千歌「ないの!?ダイヤさんの行きたいところは!?」
ダイヤ「ですから、千歌さんの行きたいところが…」
千歌「私の行きたいところならどこでもいいの?」
千歌「私がもう帰るって行ったら家までついてくるの?」
千歌「私が心中するっていったら心中するの?」
千歌「私がお腹痛いからお手洗いって行ったらついてくるの?」
ダイヤ「いやそういうことでは…」
千歌「そういうことだよ!」 千歌「ダイヤちゃんは主体性なさすぎるの!」
千歌「生徒会長でしょ?三年生でしょ?」
千歌「チカだってリードされたいもん!もっとリードしてよ!」
ダイヤ「だって千歌さんはAqoursのリーダーで…」
千歌「それはAqoursの話でしょ!?今は二人っきりでデートしてるんだよ!?」
ダイヤ「それはえっと…ごめんなさい…」
千歌「なんでそこで謝るの!」
ダイヤ「え、えぇ…!?」
千歌「女々しすぎるよ!」
ダイヤ「いや、私もあなたも女ですし…」
千歌「そういうのじゃないよ!このヘタレ!」
ダイヤ「へ、ヘタレ…」 千歌「もういいよ!ダイヤさんなんて知らない!」ダッ
ダイヤ「…行ってしまいましたわ…」
ダイヤ「ということがありましたの」
ルビィ「うん、何で追っかけなかったの?」
ルビィ「後なんでそれをルビィに聞いちゃうの?」
ダイヤ「それは…私はルビィのこと信じていますから」キリッ
ルビィ「いやそれだけ聞くとかっこいいけどさ」
ルビィ「妹の、しかも自分で言うのもなんだけどルビィみたいな子に聞く話じゃないかと…」
ダイヤ「ルビィ…」 ルビィ「お姉ちゃん、きっと千歌さんは、お姉ちゃんに包容力を求めてるんだと思う」
ダイヤ「包容力…ですか」
ルビィ「うん、お姉ちゃんは優しすぎるせいでたまに不器用になっちゃうけど…」
ルビィ「ホントはとってもしっかりしてて頼れるお姉ちゃんだから、遠慮せずに振る舞えばいけルビィ!」
ダイヤ「何がどういけるのかは存じ上げかねますが…」
ダイヤ「ルビィのお陰でわかりましたわ…包容力を求められていたのですわね…!」
ルビィ「そうだよ!お姉ちゃんがんばルビィ!」
ダイヤ「それで、包容力のある行いとは…具体的にどうしたらよいのでしょうか?」
ルビィ「うん、お姉ちゃんほんとに今話したことわかってる…?」 ダイヤ「そういうわけで、ルビィに言われた通り千歌さんの家まで来ましたわ」
ダイヤ「実は徒歩約8分ですわ すごいでしょ」ドヤッ
ダイヤ「…とはいえ、喧嘩別れしたばかりでお尋ねするのは緊張しますが…」ピンポーン
志満「はぁい」
ダイヤ「夜分遅くに申し訳ございません」
志満「あら?ダイヤちゃんじゃない、いつも妹がお世話になっております」
ダイヤ「いえいえ、恐れ入ります こちらこそ千歌さんにはお世話になってばかりで…」
ダイヤ「あの、千歌さんいらっしゃいますでしょうか?」
志満「千歌ちゃん、ちょうど部屋にいるし、せっかくだからあがっていったら?」
ダイヤ「え、で、でも…」
志満「そんなに遠慮しないでいいのに」
ダイヤ「ですが…」
ダイヤ(喧嘩したばっかなのに家にあがるなんてさすがにきまずすぎますわ…) 志満「一応千歌ちゃんに聞いてくるわね?」
ダイヤ「お願いしますわ…」
ダイヤ「駄目って言われたら…さすがの硬度10の私の心もまっ二つに折れますわね)
志満「部屋まで来てって!」
ダイヤ「え!?よいのですか!?お邪魔します!夜分遅く失礼します!」
志満「いらっしゃい」ニコニコ ダイヤ「あの…千歌さん、はいりますよー…?」コンコン
千歌「どうぞー」
ダイヤ「では、失礼します」ガチャ
千歌「ん、それで、何で来たの…?」
ダイヤ「ルビィに言われたので…」
千歌「は?」
ダイヤ「あ、いや言われたのは家に行けっていうことではなくて、今すぐ謝りに行けとですね…」
千歌「なんか、ルビィちゃんがかわいそうだよ…」
ダイヤ「面目ないです…」 千歌「…怒ってないよ」
ダイヤ「え…?」
千歌「チカ、怒ってない」
ダイヤ「え、どうして…?」
千歌「むしろ千歌がごめんなさい、デート中に勝手に怒って勝手に帰って…」
千歌「わがままだったよね…」
ダイヤ「それは私が不甲斐なかったから…優柔不断だったせいですわ」
千歌「そうじゃないよ」
ダイヤ「え!?私しっかりできてました!?」キラキラ
千歌「そういう事は言ってないよ」
ダイヤ「…はい」シュン 千歌「でも、チカが悪かったの」
ダイヤ「どうして…」
千歌「チカは、ダイヤさんにリードしてもらいたい、ヘタレなダイヤさんは嫌だっておもったけど」
千歌「でも、優柔不断でヘタレでポンコツなのがダイヤさんなんだって気づいたの」
ダイヤ「あの…ちょっと言い過ぎではありませんか…流石に傷つきますわ」
千歌「チカが押し付けてただけなんだって…」
千歌「ただあの頃の、チカの意見に反対したり自分のやり方で学校存続を目指したり…」
千歌「そういうダイヤさんの憧れてた姿を押し付けちゃってただけなんだって」ポロッ
千歌「だから、チカが…悪いの!ごめ…んなさい…」ボロボロ ダイヤ「…泣かないの」ギュッ
千歌「!?」
ダイヤ「千歌さんをそこまで悩ませてしまったのも泣かせてしまったのも」
ダイヤ「全部不甲斐ない自分のせいですわ だから千歌さんは謝らないで」
千歌「で、でもチカが勝手に憧れて…」
ダイヤ「違いますわ」
千歌「どうして…」
ダイヤ「千歌さんが憧れた姿は、私が意図的に千歌さんにみせてた面でもあるし」
ダイヤ「それにアレも自分の素でしたから、あのように振る舞えなかったのは一重に自分の甘えのせいですわ」
ダイヤ「千歌さんに甘えて、頼りすぎちゃったみたいです」
ダイヤ「だから…ごめんなさいね…?」ナデナデ 千歌「うぅ…ダイヤ…さん…」
ダイヤ「んー?どうなさいました?」
千歌「…大好き…」
ダイヤ「私もですわ」クスッ
ダイヤ「そうだ、明日は空いてますか?」
千歌「え?千歌は空いてるけど…」
ダイヤ「では、一緒に三津シーパラダイスに行きましょう」
千歌「え、なんで?」
ダイヤ「前に行ってとても楽しかったので、是非千歌さんとご一緒したいなと思いまして」
ダイヤ「ご不満ですか…?」
千歌「ううん!!行く!!」
ダイヤ「では、決定、ですわね!」クスッ 千歌「うん!!ねぇ」
ダイヤ「はい、どうされました?」
千歌「今のダイヤさん、とってもかっこいい!///」
ダイヤ「な!?///あ、ありがとうございます!?///」
千歌「あ、赤くなってかわいー!///」
ダイヤ「お、お、おだまらっしゃーい!///」
志満「あの二人、仲いいわねー」
美渡「バカチカだけに、バカップルって感じだなー」
志満「そういうわりには美渡ちゃん嬉しそうね?」
美渡「うるさい、ほっとけ///」
※この後ダイヤはお泊りしました くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
実は、友人とSSに関して雑談したらダイちか書いてと持ちかけられたのが始まりでした
本当はダイまる、ようちか派だったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので初心者ながら挑んでみた所存ですw
以下、Aqours達のみんなへのメッセジをどぞ
鞠莉「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
曜「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
花丸「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいずら・・・」
果南「見てくれありがと!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
善子「・・・ありがと」ファサ
では、
鞠莉、曜、花丸、果南、善子、梨子、しいたけ「皆さんありがとうございました!(わん!)」
終
梨子「って、なんでしいたけちゃんが!?」
鞠莉、曜、花丸、果南、善子「改めまして、ありがとうございました!」
\チカチャーンツナイドイテッテイッタデショ-/
本当の本当に終わり ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています