絵里「たまにはおしゃれにかしましく」 [無断転載禁止]©2ch.net
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絵里「まだ誰も来てないのかしら……?」キョロキョロ
「とぉっ!」ガバッ
絵里「ごふっ!?」
凛「絵里ちゃんみっけー♪」ギュー
絵里「え…ええ…凛、出来れば普通に登場してほしかったわ」
凛「えー…それじゃつまんないにゃ」
絵里「待ち合わせに面白さは求めてないんだけど…」 「絵里ちゃーん!凛ちゃーん!」
凛「ことりちゃんと真姫ちゃんだ!おーい」フリフリ
ことり「お待たせー」ハァハァ
絵里「随分息があがってるわね?大丈夫?」
真姫「ことりが…バスの時間間違えるから…」ハァハァ
ことり「えへへ…違うバスの時間を調べてたみたいです…」
凛「かよちんもよく間違えるにゃ」 絵里「ふふっ、私達もちょうど来たところだから大丈夫よ」
凛「で、どこいくの?」
絵里「美味しいところ♪」クスッ
真姫「まぁ絵里の選ぶ所ならハズレはなさそうだから安心ね」
ことり「絵里ちゃんオシャレなところいっぱい知ってそうだもんね♪」 モラルの欠片もないバカ飼い主と関わりたくない。
他人に迷惑かけずに飼えばすむ話。
当たり前が当たり前に出来ない奴に限って犬飼いたがるだよ。 凛「お、おしゃれなところ…うー…」
ことり「凛ちゃん?」
凛「凛あんまりおしゃれなところ行かないからなんか緊張しちゃうにゃ…」ドキドキ
絵里「そんなに格式高い所じゃないから身構えなくて大丈夫よ」ナデナデ
凛「凛浮いたりしないかなぁ…?」
真姫「いつもみたいにはしゃいだりしなければ大丈夫でしょ」 凛「が、頑張る!」
ことり「頑張らなきゃいけない事なんだ…」
絵里「予約までまだ時間はあるけど少し歩くから、そろそろ行きましょうか」
ことり「はーい♪」 凛「何だか静かだね」
真姫「いつも人が沢山いるところにいるから余計にそう思うのかも」
ことり「ちょっとバスに乗るだけで全然違うよねー」
絵里「あ、あそこよ、あの白い看板のところ」
ことり「わぁ♪可愛い〜♪」キラキラ
真姫「へぇ、いい雰囲気の店構えね」
凛「にゃ…入りづらそうにゃ…」ビクビク 絵里「んー…少し早く着いちゃったわね、大丈夫かしら…ちょっと待ってて」
カランコロン
ことり「なんかファンタジーの世界に来ちゃったみたいだね♪」
真姫「えぇ、少し郊外だから無駄に人もいなくて落ち着けそう」
凛「凛はむしろ落ち着かない…」
ことり「すぐに慣れるから大丈夫だよ〜」ナデナデ カランコロン
絵里「みんな、大丈夫だって♪」
真姫「待ちぼうけにならなくてよかった」
ことり「さ、凛ちゃん入ろ♪」
凛「ことりちゃん手を離さないでほしいにゃ…」ビクビク
イラッシャイマセ
オクニオセキゴヨウイシテオリマス ことり「わぁ…」
真姫「へぇ、ここってフィリピン産の珈琲なのね」
凛「た、高そうにゃ…」
絵里「こっちよ」
ことり「中もすごく可愛い♪」
シツレイイタシマス
コチラガヒガワリノランチデゴサイマス
ソノホカハコチラノサッシカラドウゾ 真姫「美味しそうね」ペラッ
凛「むむむ…」ジィー
絵里「ここはガレットが凄く美味しいのよ♪」
ことり「ガレットかぁ♪あ、こっちのワッフルもいいなぁ♪」
凛「が…ガレットって何…?」
真姫「んー…クレープみたいな生地に色々乗せて食べる料理よ」
凛「クレープとは違うの?」 絵里「食べてみれば分かるわ♪」
凛「食べるまで分からないのはなかなか怖いよ…」
ことり「ことりはこのクリームチーズとサーモンのハーブガレットにしようかなぁ♪」
真姫「私は生ハムとフルーツトマトのシーザーガレットとバラココーヒーで」
凛「二人が何言ってるかさっぱり分かんない…んー…」 絵里「迷っちゃうなら日替わりはどう?今日はスモークチキンと焼きナスのガレットよ?」
凛「んと…じゃあ…それにする」
絵里「オッケー♪すいませーん」
真姫「絵里はどれ?」
絵里「私はエッグベネディクトガレット♪」 オマタセシマシタ
ソレデハゴユックリドウゾ
凛「何これ…四角いよ?…クレープなの?」
ことり「クレープと違ってあんまり甘くないの」
凛「だから野菜とかお肉とか乗せるの?」
絵里「ええ、本場ではこれが主食なのよ」
凛「はぇぇ…不思議だにゃ…」 真姫「ほら食べないと冷めるわよ」
絵里「そうね、じゃあいただきます」
ことりんまき「いただきまーす」
ことり「んー!はぁ…おいし〜♪」キラキラ
真姫「ほんとね、流石絵里、珈琲も合うわ」モグモグ
絵里「でしょ?凛はどう?」
凛「……」モグモグモグモグ 絵里「凛…?」
凛「んく…美味しい!凄く美味しいにゃ!」パァッ
絵里「ふふっ♪よかった♪」
真姫「ただもう少し静かにね」
凛「あ…ごめんなさい…」テヘッ
ことり「えへへ♪凛ちゃんも気に入ったみたいだね♪」
凛「うんっ♪」 アイテルオサラオサゲシマス
ゴユックリドウゾ
凛「なんかお嬢様になった気分だよ〜♪」
ことり「ホントだよね♪」
真姫「えーそうかしら?」
絵里「真姫は本当のお嬢様だから分からないのよ」クスッ
凛「そうにゃそうにゃ」ウンウン
真姫「意味わかんない」プクゥ ことり「あ、真姫ちゃんが拗ねた♪」
凛「真姫ちゃんはお子様だねー」フフン
真姫「緊張でガチガチだった凛に言われたくないわ」
凛「にゃー…それは言わないでほしいよぅ…」
絵里「ふふっ、でもそれも今日で卒業ね♪」
凛「大人のレディに成長したにゃ!」ドヤッ 真姫「全然変わってないわよ」
凛「今日は真姫ちゃん意地悪だっ」ガーン
ことり「きっと凛ちゃんが可愛くてしょうがないんだよ♪」
真姫「なっ!そんなわけないでしょ!」アワアワ
絵里「どうかしら♪」クスクス
真姫「もぅ…二人して」プイッ 凛「あ、砂時計終わった!」
ことり「絵里ちゃんも終わってるよ?」
絵里「あ、ホントだわ」
凛「真っ赤っかだにゃ」トポトポ…
絵里「凛はトロピカルだったかしら?」
凛「うん、絵里ちゃんのは青いにゃ…」
ことり「マロウブルーは面白いハーブティーなんだよね♪」 真姫「初めて聞く名前ね」
絵里「見ててね、レモンを搾ると…」キュッ
凛「お、おー!?」
真姫「紫になった…」
絵里「まだまだいくわよ…」
真姫「あ、ピンクっぽくなってる」
凛「すごーい…」マジマジ ことり「でしょ?喉にも良いからことりもオススメだよ♪」
真姫「ちょっと貰ってもいい?」
絵里「ええ、どうぞ」
真姫「ありがと…ん、思ったよりレモンの味するのね」 絵里「マロウブルー自体はそんなに味が強くないのよ」
凛「凛も少し飲みたい」
絵里「じゃあ凛の少し貰うわね」
凛「うん!…おおっ!爽やか!美味しいにゃぁ♪」 アリガトウゴザイマシター
カランコロン
絵里「さて、この後はどうする?」
凛「凛はこの辺り初めて来たから全然分かんない」
真姫「適当に散策でもする?」
ことり「……んー」
真姫「ことり?」
ことり「ここの住所に似たのを見た覚えがあるんだけど…」ケンサクケンサク 絵里「この近く?」
ことり「多分…あ、あった♪」
凛「何のお店?」
ことり「ここ♪可愛い洋服がいっぱいでね♪」キラキラ
真姫「急用を思い出したわ」
凛「り、凛も!」
ことり「えへへ♪」ガシッ 真姫「ひっ」ビクッ
凛「ひぃっ」ビクッ
ことり「ちょっと見に行こうよー♪」キラキラ
真姫「そ…そうね…」ガックリ
凛「ちょっとだけ…ちょっとだけ…」ガックリ ことり「絵里ちゃん♪」ニコッ
絵里「っ…」ビクッ
ことり「お店そっちじゃないよー♪」
絵里「あ、あら…そう…」キョドキョド
ことり「こ っ ち ♪」
絵里「……はい」シュン あんまり見ない組み合わせだけど凄くいい
こういう凛ちゃん本当に好き 乙ハラショー
こういうSSに出会えるからラ板がやめられない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています