海未「え?私と旦那さまの馴れ初めを知りたい?」 [無断転載禁止]©2ch.net
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海未「……そうですね、あれは私が>>3歳のころ、>>5をしているときでした」 海未「少し汚い話になってしまうのですが、初めて会ったときは……」
海未(14)「ぁ……うぅ……」
海未(なにか悪いものでも食べたのでしょうか。お腹の調子がすごく悪いです)
海未(どこかのお店にお手洗いを借りるだけでお邪魔するのも悪いですし、公衆トイレがあれば良いのですが……)
海未「もう、少しで……公園です……」フラフラ
海未「も……限界……はやく便器に座りたい……」
カチャ、カチャカチャ
海未「ウソ……鍵が閉まらない……!?」 海未「あ」 ブリッ!
海未「駄目です」ブリブリブリブリッ!ブパッ!ブボボッ!ブリブリブッ !? 海未(どうしましょう……ここしか便器はありませんし、するしかないのですが……)
海未(万一見られては園田の恥……『園田家の次女は公衆トイレでドアを開けっ放しで用を足す気◯い』だと末代まで語り継がれてしまいます)
海未「誰か……たすけてください……」ポロポロ
ダッ
海未「!?」
海未「あなた……誰ですか?」
海未「すすり泣くような声が聞こえたから何事かと思った、ですか?……はい、実は鍵が……」
海未「え?そちらから扉を抑えてくれる?でも、見ず知らずの人にご迷惑では……」グギュルルル
海未「あぅっ!……すみません、お言葉に甘えさせてください」 海未(よかった……心優しい方のおかげで変な噂は立てられずにすみそうです)
〜〜〜!!(とても海未ちゃんのお尻から出るとは思えないような音)
海未「っ!?///」
海未「み、耳を塞いでください!!////」
海未「塞いでいますね!?絶対ですよ!?もし塞いでいなかったら家の力であなたの社会的地位をもみ消しますからね!?」
ジャー
海未「……すみませんでした///気が動転してしまっていて……」
海未「それと改めて、本当にありがとうございます。あなたがいなければ私今頃……」
海未「?この地図は……公衆トイレを示した千代田区全体のマップ?あ、ありがとうございます///」
海未「あの、見た所学生のようですがお名前を……あっ、行ってしまいました……」
海未「状況こそ変な時でしたが、私にはその人が王子様……いいえ、ずっと憧れていた大和武士そのものに見えたのです」 海未「偶然とは恐ろしいもので、その人とまた再開することになります」
海未「あの人は>>14していて、それに気づいた私はトイレの一件のお礼を言いに行こうと思いました」 海未「その日、私は祖母が入院している病院に見舞いに行っていました」
海未「頑固な人ですから、すぐに追い返されてどうしたものかと院内をウロついていると……」
海未「あの人がいたのです」
海未「両手が包帯とギプスでぐるぐる巻きにされてよほど大きな怪我をしたのだろうと思いましたが、私の名誉の恩人が目の前にいるという事実につい駆け寄って話しかけてしまいました」
海未「この時初めてお互いの名前を教えました」 海未「そしてほぼ一方的に私が話しかけて数十分後が経過していた時です」
ぶるっ
海未「どうかしましたか?」
海未「用事ができたからまた今度?何処か行くのですか?」
海未「その腕では不便でしょう、目的地までお供いたします」
海未「まあそう遠慮なさらずに」ギュッ
海未(あの人の腕をとり、エスコートした先は……)
海未「あ……お、お手洗いだったのですね……///失礼いたしました///」 海未(恥ずかしがる私でしたがすぐにそれはある決心に変わります)
海未「その腕で用が足せるのですか?ぜひ手伝わせてください!」
海未(驚くあの人を、強引に便器に座らせます)
海未「ズボン下ろしますね」ズリッ
海未(あの人の大切なものがもろに見えていましたが、はれんちとか、恥ずかしいとかそんな気持ちは全くありませんでした。ただ、あの人の助けになってあげたい。その一心です)
海未(腰を支えてあげて……)
海未「はい、いつでもいいですよ。しーってしてください……」ボソッ
ビクッ
ショワァァァァァァ
海未(ぶるぶる震えながら用を足すあの人にどきどきしてしまったり……変態っぽいですか?)
海未(排尿しているあの人の横顔をみると、恥ずかしそうに耳まで真っ赤だったのを覚えています。その愛らしい表情に、私は惹かれて行ったのだと思います) 海未「それから私は祖母の見舞いという名目で、あの人の顔をみに病院を訪れました。さすがにお手洗いは看護師さんに頼んでいましたが」
海未「転機が訪れたのは、あの人の快復祝いにどこか一緒に出かけたとき……世間では初デートというものですが、その時です」
海未「あの人と>>22にいるときに、>>25していたのをみて、心を打たれました」
海未「なんて素敵な人なのだろう、と……」 海未「あの人が入院中面倒を見てくれたお礼にご飯を奢らせてほしいというので、お言葉に甘えたんです」
海未「中は落ち着いた雰囲気のロシア料理店で、あの人のおばあさまが個人経営しているお店でした」
海未「日本人の舌にあうように研究を重ねられた料理に舌鼓をうちつつ、おばあさんの自慢をしているあの人を微笑ましく思っていると……」
「今日は私の最愛の孫がお店に来てくれました。せっかくですからみなさんに孫の自慢であるバレエをみせたいと思います」
海未「ば、バレエ?」
海未(聞くとあの人は照れ臭そうにお店の奥にある申し訳程度のステージに立ち、一礼)
海未(私にずっとみせていた柔和な表情から、気を引き締めた、しかし楽しそうな顔で軽快に飛ぶあの人をみて)
海未「きれい………」
海未(思わずそう口走ってしまいました)
海未(あの人が席に戻って来ても放心状態で、心配になってあの人が近づいて声をかけて来たときなどは、顔や仕草がとても美しく見え目を逸らしてしまうほどでした) 海未(そのまま夢うつつで食事を終え、そろそろ別れようとしてうるとき……)
海未(あぁ……素晴らしい時間がもう終わってしまうのですね。こんなにも素敵な方と過ごす時間が……)
海未(離れたくないです。もっと一緒にいたい。病院という繋がりがなくなって、この方と一緒にいられなくなるのはイヤです……)
海未「そう思ったとき、最初に口を開いたのは>>32」
>>32
1.私でした
2.あの人でした 猟犬にかまれて93歳女性が死亡、飼い主の男(75)に執行猶予付き有罪判決 和歌山県田辺市
http://blusho.tosalog.com/DogNews/20170615dog 海未「それでは、今日はこの辺りで。また……お会いしましょう」
海未(そう言ってあの人に背を向けようとすると……)
パシッ
海未「っ!ど、どうしたのですか?なにか……」
チュッ
海未「んっ!?」
海未「んぁ……ふ……♡」
海未「……あ、だ、大丈夫です。びっくりしただけで、イヤではありませんでしたから……///」ポーッ
海未「え?す、すき!?私のことがですか!?」
海未「病院で親身に介抱してくれて嬉しかったって……そんなの、お礼のつもりでしたし、あなたが私にしてくれたことの方が本当に私、助かりましたから……」
海未「何週間も一緒にいてくれたのはただの『お礼』だったか、ですか……ち、違います。それは、あなたと一緒にいたいと思ったからで……」
海未「あなたも同じ気持ちだったのですか?今も、ずっと……?///」
海未「……はい///不束者ですが、よろしくお願いします///」ギューッ 海未「……とまあ、私と旦那さまが出会ってから付き合うまでのお話でしたが……いかがでしたか?絵未」
「えっ、じゃあママはお母さんの返事聞く前にチュウしちゃったの!?断られたらどうするつもりだったの!?」
海未「私が断るつもりがないと最初からわかっていたか……強引にも通すつもりだったか……あの人は肉食系のところがありますから///」クネクネ
「ねえねえお母さん、それ付き合うまでのお話でしょ?結婚するまでの話もしてよ」
海未「それは……もう少し絵未が大きくなったらということで……///色々ありますので//」
「えーお母さんのいじわる!お母さんよりおっぱい大きいしママと同じくらいだからもう私も大人よ?」
海未「体型はあの人に似ましたものね……あなたは」
ガチャ
海未「!」パタパタ
海未「おかえりなさいっ、あなた!」 海未ちゃんだったら旦那さまじゃなくて主人とか夫とか言うと思うんだけどそこは譲れんのやろな 海未「今日もお仕事お疲れ様でした、──さん」
「あら、さん付けだなんて奥さま気分?でも私は呼び捨てしてくれた方が海未との距離が近くて好きよ♡♡」
海未「も、もう///」 海未ちゃんには普通に殿方と幸せになる権利はないのか なんでもロシアンレズの流れにしようとするの好きじゃない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています