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凛ちゃんラーメンの在庫ダンボールを積んだ台車を押して露頭に迷う凛ちゃん [無断転載禁止]©2ch.net
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0001名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/08/07(月) 15:58:33.93ID:vXp4JGer
かわいそう
0004名無しで叶える物語(庭)@無断転載は禁止
垢版 |
2017/08/07(月) 16:43:22.40ID:mBL6H106
今日も凛ちゃんラーメンの売り上げは散々だった
むなしく響く凛ちゃんラーメンはいりませんかの声
無言で帰り始める人達の中、ラーメン売りの凛は独り道端で泣いていた
凛ちゃんラーメンという約束された大ヒット商品・・・
それを今現実にすることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいのかな・・・」凛は道端に座り込んで涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、少女ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいの感覚が現実に引き戻した
「ぐすん、早くラーメンを売らなくちゃ」凛は涙を拭いながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、凛はふと気付いた
「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
凛が目にしたのは、周りを埋めつくさんばかりの客だった
凛ちゃんラーメンは飛ぶように売れ、あっという間に売り切れてしまった
どういうことか分からずに呆然とする少女の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「凛ちゃん、ライブ開始だよ、はやく行こ」声の方に振り返ったにこは目を疑った
「か・・・かよちん?」  「どうしたの凛ちゃん、居眠りでもシテタノォ?」
「こ・・・ことりちゃん?留学は?」  「なによ凛、かってにことりを留学させて」
「真姫ちゃん・・・」  にこは半分パニックになりながらセットリストを見上げた
1番:僕らは今のなかで
2番:WILD STARS
3番:ススメ→トゥモロウ
4番:これからのSomeday
5番:Wonder zone
6番:輝夜の城で踊りたい
7番:No brand girls
8番:START:DASH!!
9番:きっと青春が聞こえる
アンコール: 僕らのLIVE 君とのLIFE
暫時、唖然としていた凛だったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
ヒデコからハンズフリーマイクを受け取り、ステージへ全力疾走する凛、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、道端で冷たくなっている凛が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
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