【SS】 凛「この新聞紙を100回折ってほしいにゃ」 [無断転載禁止]©2ch.net
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絵里「遅くなってごめん」ガラララ
凛「えりちゃんえりちゃんえりちゃーん!」
絵里「り、凛、どうしたの?!」
凛「ちょっとやってほしいことがあるにゃ」
絵里「いいけど、来てるのは凛と希だけ?」
希「うん」
凛「それよりはやく聞いてよー」グイグイ
絵里「わ、わかったから」
凛「あのね、ここに新聞紙が1枚ありまーす!」ガサガサ
絵里「そうね」
凛「でね?この新聞紙を100回折ってほしいにゃ」
絵里「ん?!」
希(それ、昨日うちが凛ちゃんに教えたネタやん…) 凛「もし、100回折れたら…」
絵里「折れたら?」
凛「1万円あげまーす!」
絵里「えっ、ほんと?」ガタタッ
希(えりち…)
凛「ただし!」
絵里「ただし?」
凛「100回折れなかったら…」
絵里「なに?」
凛「ジュースおごってね」
絵里「のぞむところよ!」
希「…」 希「えりち…悪いこと言わんからやめとき?」
絵里「なんで?100回折るだけで1万円よ?」
凛「そうにゃそうにゃ。希ちゃんよけいなこと言わないでー」
海未「遅くなりました」ガラララー
凛(あっ、まずい…)
希(このタイミングで…) 海未「希に凛?まだ部室にいたのですか?」
希「い、いやぁ〜、いまから行くとこなんよ」
凛「そ、そうでーす」
海未「今日はユニット練習のはずでは?」
海未「私は生徒会が終わり次第すぐに参加しますから」クドクド
海未「先に柔軟体操だけでもしておくように言いましたよね?」クドクドクド
海未「それなのに何故いまだに部室でまったり過ごしているのですか?」クドクドクドクド 希「り、凛ちゃん、そろそろいこか?」
凛「う、うん」
絵里「ちょっと待って!まだ勝負を始めてないじゃない?!」
海未「勝負?」
絵里「ええ、今から凛と希と勝負をするところなの」
希「う、うちは関係ないやん?!」 半分に折ってとは言ってないから端からちょっとずつ折ればいける 海未「いったいなんの勝負ですか?」
絵里「わたしがこの新聞紙を100回折ったら凛と希から1万円もらえるのよ!」
凛「ちょ、絵里ちゃん!」
希「う、ウチ、知らんよ?」
海未「折れなければどうなるのです?」
絵里「私のジュースおごりだけど、100回なら問題ないわ」
海未「あなたたち…」クルリ
凛「ひっ…」
希「だからうちは関係ないんやって!」 海未「ところで、絵里」
絵里「なに?」
海未「人間に新聞紙を100回も折ることは不可能なのです」
絵里「えっ?」
海未「あくまでも計算上の話ですが」
海未「仮に100回折れたとして」
海未「その厚さは銀河系の直径をはるかに超えて」
海未「100億光年以上になると言われています」 絵里「…そうなの?」
海未「あとで計算してみてください」
絵里「うん…」
海未「さてと…」クルッ
凛「は、はやく練習いくにゃ〜」
希「ほ、ほら、行くで〜」 海未「あなたたち」
のぞりん「「はいっ!」」
海未「絵里が知らないのをいい事に」
海未「ジュースをせしめようなどと考えるとは」
海未「その性根を叩き直してあげます」
凛「ご、ごめんなさーい」
希「だ、だからウチは関係ないんですぅ〜」 海未「まずはトラック20週して基礎体力作りです!」
希「でも、外は35度超えたって…」
凛「しんじゃう、死んじゃうにゃ」
海未「さっ、いきますよ!」ズルズル
希「ああっ、首根っこつかまんといて…」
凛「かよちーん、たすけてー」
絵里「いっちゃったわね…」 えりちはこういうの知ってても知らなくても美味しいからずるいんよ 絵里「ほんとに銀河系より長くなるのかしら」
絵里「…」
絵里「…計算してみよう」
絵里「1枚が0.1ミリだとして」ポチポチ
絵里「」
絵里「桁がたりない…」 真姫「遅くなったわね」ガラララ
ことり「穂乃果ちゃんは…いないみたい」
花陽「どこに行っちゃったんだろう」
絵里「三人とも、いいところにきたわ!」
真姫「なによ?」
ことぱな(いやな予感…) 絵里「まあまあそこに座って」
真姫「どうせくだらないことでしょ」
ことり「真姫ちゃん…」
花陽「そんな言い方…」
絵里「いいからいいから」
絵里「ここに新聞紙が1枚ありまーす」
絵里「もしこれを100回折ることが出来たら」
絵里「1万円あげるわ!」フフンッ
ことり(ああ、そのネタ…)
花陽(小学校の理科の時間に聞いたような…) 真姫「本当なのね?」
絵里「もちろん。でも出来なければジュースおごりよ?」
真姫「でも絵里?」
絵里「なにかしら?」
真姫「私なら、もし絵里がその新聞紙を真ん中で二つ折りを繰り返して」
真姫「たった10回折ることが出来たら」
絵里「できたら?」
真姫「10万円あげるわ」
絵里「えっ?!」 真姫「ただし、万力とか道具を使わずに自分の手だけでするのよ」
絵里「10万円は本当ね?」
真姫「もちろんよ。でも出来なければ絵里のジュースおごりよ?」
ことり「絵里ちゃん、やめといた方が…」
花陽「いいとおもいます…」
絵里「受けて立つわ!」
ことぱな(あーあ…) 絵里(よく考えたら100回は無理だとしても)
絵里(10回なら余裕じゃない)
真姫「じゃあこの新聞紙で」ペラペラ
絵里「すでに折れてるのも1回に数えていいのよね?」
真姫「ええ」
絵里「じゃあ次は2かいめー」 絵里「3回、4回…」
絵里「5回…」ググ
絵里「6回っ…」グググ
絵里「なな…かい…」グギグキ
絵里「は…はち…はちかい」グギグキグギグキ
絵里「きゅ…きゅ…き…ゅう…」フヌヌヌヌヌー
真姫「どうしたのよ?8回で終わり?」
絵里「ま、まだよ!」
ことり「絵里ちゃん、もうやめよ?」
花陽「絶対むりだよぉ…」
絵里「ぐぐぐぐっぐぅうううう!!!」
真姫「おとなしく負けを認めなさい」 絵里「はぁっ、はあ…」
真姫「じゃあジュースおごってもらうわよ」
絵里「…はい」
真姫「ことりと花陽はなんにする?」
ことり「えっ?!」
花陽「私たちはいいよ…」
真姫「そう?じゃあわたしはスタバのカフェラテおねがい」
ことり(あっ、高いヤツだ…) 絵里「…どうぞ」コトリ
真姫「ありがとう」
真姫「そういえばにこちゃんはまだなのね」
ことり「穂乃果ちゃんもいないし」
花陽「どこにいるんだろう」 えりちや凛ちゃんと違って真姫はちゃんと言葉考えて使ってそうやな 真姫「今日はユニット練習だし、にこちゃん探してくるわ」
ことり「わたしたちも穂乃果ちゃんさがさなきゃ」
花陽「いこっか?ことりちゃん」
ガラララピシャン
絵里「」
絵里「100回は無理ってバレてたのかしら…」
絵里「…手がいたい」サスサス にこ「遅くなってごめーん」ガラララ
穂乃果「穂乃果もごめーん」ピシャン
絵里「ふたりとも!」
絵里「いいところにきたわね!」
にこ「ん?」
穂乃果「どうしたの?」
絵里「まま、そこに座って?」
にこ「絵里だけなの?真姫は?」
穂乃果「ことりちゃんも花陽ちゃんも先にきてると思ったのに」
絵里「そんなことより」
絵里「ここに新聞紙が1枚ありまーす」
にこ「いきなりなによ」
穂乃果「なにー?!」 絵里「まあまあ」
絵里「でね、この新聞紙を10回折れたら」
にこ「折れたら?」
絵里「なんと、1万円あげるわ!」フフンッ
穂乃果「おぉーっ」
絵里「でも出来なければジュースおごりよ?」
絵里「どう?」
穂乃果「やるやるやるー!」 にこ「まちなさい、穂乃果」
穂乃果「なに?にこちゃん」
にこ「わたしがやるわ」
穂乃果「ずるいよー、穂乃果が先にやりたいっ!」
にこ「まあいいから。ちょっと見てなさい」
絵里「わたしはどっちでもいいわよ?」
穂乃果「ちぇーっ」 にこ「でも絵里」
絵里「なに?」
にこ「もし10回折れても1万円もいらないわよ」
絵里「???」
にこ「そのかわり私と穂乃果にジュースおごってよ」
絵里「えっと…いいわよ」 にこ「10回折るだけでいいのね?」
絵里「ほんとは100回だけど今回は10回でいいわ」
にこ「100回でもいいけど…」ボソッ
絵里「ん?なにか言った?」
にこ「いや、なんにも。他にルールは?」
絵里「あっ、万力とか道具を使うのはなしね」
にこ「了解」
絵里「すでに折れてるのも1回に数えていいわよー」 にこ「じゃあ、さっそく」オリオリ
絵里(ん?あんな端っこから折って…)
にこ「3回め」ヤマオリ
にこ「4回、5回…」タニオリヤマオリ
絵里「ちょっと、にこさん?」
穂乃果「えっ、えっ?」 にこ「はち、きゅー、…10かいっ、と。」ヤマオリタニオリツヅラオリー
穂乃果「ハリセンができちゃった」
絵里「そんなやり方…認められないわー!」
にこ「特に折り方の指定は無かったわよ?」
絵里「ぐっ…」
穂乃果「どうゆうこと?」
にこ「あのね、穂乃果」
にこ「あんたが考えてる折り方じゃ10回なんて絶対無理なのよ」 穂乃果「うそだー」
にこ「ほんとよ?やってみなさい」
にこ「あんた、どれだけ分厚くて小さくなるか考えてないでしょ」
穂乃果「じゃあ、やってみよっと」
にこ「普通の人ならせいぜい8回が限界ね」
にこ「ちからの弱い女の子なら7回ぐらいかも」
穂乃果「」オリオリ
絵里「あのー、ジュースは…」
にこ「もちろんもらうわよ?」
絵里「」
にこ「ふふっ…新聞紙の真ん中を二つ折りで繰り返して10回折れたら、って言うべきだったわね」 にこ「わたしのは半分子供だましみたいなもんだけど」
にこ「これに懲りたら今後は、負けた人おーごりっ、とか言わないことね」
絵里「…はい」
穂乃果「ぐぎぎぎぎー!!」
にこ「穂乃果、やめときなさい」
にこ「10回も折れるヤツなんてバケモンだから」 絵里「どうぞ…」コトリ
にこ「ありがと」
穂乃果「あー、ファンタおいしー」グビグビ
にこ「さてと…」
にこ「真姫をさがさなきゃ」
にこ「いくわよ、絵里」
絵里「うん。」
穂乃果「穂乃果もことりちゃんと花陽ちゃんさがさなきゃ」 夏休み
穂乃果「あー、海未ちゃんの部屋は広くて落ち着くなー」ノビノビ
海未「穂乃果!夏休みの宿題は少しでも進んだのですかっ!」
穂乃果「んー、ぜんぜーん」グデー
ことり「あっ、気分転換におやつにする…?」ガサゴソ
海未「だめです!穂乃果が予定の範囲を済ませてからです!」
ことり「あっ、はい…」
穂乃果「ところでさー、海未ちゃん」
海未「なんですか?」
穂乃果「ここに新聞紙がありまーす!」ガサガサ
ことり(またなの…?) 海未「それがなにか?」
穂乃果「この新聞紙を10回折れたら…」
海未「折れたら?」
穂乃果「1万円あげるよっ」
穂乃果「でも折れなかったらジュースおごって?」
ことり「ほのかちゃん…やめとこ?」
海未「いいですよ」
ことり「うみちゃんもー」 穂乃果(やったー)ウシシ
海未「ですが穂乃果」
穂乃果「ん、なーに?」
海未「私が折れたとしても1万円はいりません」
海未「そのかわり」
穂乃果「そのかわり?」
海未「明日までに夏休みの宿題を全て終わらせてください」
穂乃果「はい?」
海未「そして残りの夏休みはライブの練習に専念しましょう」 海未「どうですか?」
穂乃果「あっ、あーもちろんいいよ」
海未「では交渉成立ですね」
ことり(ふたりとも…)
海未「では始めますか」
穂乃果「あっ、万力とか道具を使うのはなしね」
海未「わかりました」
穂乃果「あっ、あと折り方は新聞紙の真ん中を二つ折りで10回繰り返すこと!」
海未「他には?」
穂乃果「もう…ないかな?」 海未「では1回目」
穂乃果(ジュースなんにしようかな)
海未「5回、6回」スッスッ
ことり(海未ちゃん、知らないよー?)
海未「7回、8回」グイグイ
海未「きゅう…かい」ググググ
穂乃果「えっ?!」
ことり「うそ…」
海未「10…か…い、」ゴゴゴゴゴゴ
ことり(…折っちゃった)
穂乃果(バ…バケ…) 海未「10回折りましたよ?」
穂乃果「そ…そうだね」
海未「約束です。明日までに宿題を終わらせてください」
穂乃果「…はい」
海未「では今日はこのままうちに泊まり込んでもらいます」
穂乃果「えっ?」
海未「今夜は徹夜です」キリッ
穂乃果「」
海未「ことりも大丈夫ですよね?」クルリ
ことり「えっと…うん…」
おわりよ 絵里「1枚が0.1ミリだとして」ポチポチ
絵里「0.1 * 100 = 10ミリね! 余裕だわ!」
かしこくない >>55
エリチならやらかしそうだから困る
かわいい ..ィ⌒¨¨:.:.......
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| | | | l、_ 人_ _ _ ,| _/ | |
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| | / / 〈 」 0.1ミリだとして10回折り返したら
102.4センチ
園田どうなってんねん >>69
0.01センチか102.4ミリに単位を合わせろよw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています