【CYaRon!昔話】ルビィ「かぐや姫、がんばるビィ!」 [無断転載禁止]©2ch.net
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今は昔、竹取りのようちかというものありけり。
千歌「曜ちゃん、おはよう!」ニコニコ
曜「千歌ちゃん、おはヨーソロー!」
千歌「ほら、曜ちゃん、朝食できたから一緒に食べようよ」
曜「うん、千歌ちゃんのお味噌汁が毎日飲めるなんて曜ちゃんは世界一幸せ者であります!」ヨーソロー
千歌「あははは、曜ちゃんったらもうっ//////」テレテレ
曜「千歌ちゃんのごはんはおいしいねー」モグモグ
千歌「曜ちゃん、アレとって」モグモグ
曜「はいっ」モグモグ
千歌「曜ちゃん、ありがとう」モグモグ
曜「今日もごはん食べたら竹取ってくるから」モグモグ
千歌「じゃあ、千歌はいつもどおり家事してるからお願いね」モグモグ
曜は手先の器用さを活かして竹細工を作って生活していました。
曜「よーし、今日も千歌ちゃんの結婚生活のためにどんどん竹を切っちゃうよ」
曜「あの竹、なんか光ってない?」
曜が竹を取りに竹やぶにいくと竹が光っていました。
なんと竹を切ると中から小さな女の子が出てきました。
曜「お客さま、今日はどうしますか?」
竹「えっと、暑くなってきたんでバッサリ切っちゃってください」
曜「ヨーソロー!」ズバッ
???「ピギィ!」
曜「千歌ちゃーん! な、なんと竹を切ったら中から女の子が出てきたんだよ!」ナデナデ
???「うゅ……」ニコニコ
千歌「か、かわいい!!」
曜「この子、思わず連れてきちゃったけどどうしよう?」
千歌「うーん、そうだ! この子は千歌と曜ちゃんで育てようよ」
曜「ふへへへ、千歌ちゃんとの子どもかぁ///」
千歌「よしよし」ナデナデ
???「うゅ〜」ニコニコ
千歌「曜ちゃん、名前どうしよっか?」
曜「うーん、『千歌ちゃん大好き子』とかどうかな?///」
千歌「もう曜ちゃんったら//////」エヘヘヘ
曜「あっ、『千歌ちゃんと結婚して私は世界一幸せだよ子』もいいな♪」
???「やめるビィ」
曜「そうだよね、やっぱりダメだよね……」
千歌「じゃあさ、『曜ちゃんのこと愛してる子』とかどう?///」ニコニコ
曜「ち、千歌ちゃん//////」モジモジ
千歌「それとも『千歌は曜ちゃんといつもチューしたいんだよ子』にする?」
???「いい加減にするビィ」
千歌「ダメかぁ、じゃあ、何にしようかなぁ」
曜(今、千歌ちゃん以外の声が聞こえたような?)
千歌(今、曜ちゃん以外の声が聞こえたような?)
???「世話が焼けるビィ」バブゥ
結局、女の子はルビィと名付けられ、すくすくと育ちました。
曜「たかい、たかーい」
幼ルビィ「ピギィ♪」
千歌「曜ちゃんがいて、娘のルビィちゃんがいて千歌幸せだなぁ〜」ニコニコ
幼ルビィ「ちかおかあさん、これあげりゅ!」
千歌「すごいよ、このお洋服ルビィちゃんが作ったの!?」
幼ルビィ「ようおとうさんといっしょにつくったんだよぉ」
曜「ルビィちゃんが千歌ちゃんにプレゼントあげたいっていうからちょっとだけ手伝ったんだ」
千歌「ぐすっ、ルビィちゃんありがとう……」
幼ルビィ「えへへへ」ニコッ
ルビィは2人の愛情を受けてすくすくと育っていきました。
しかし、ファザコン気味な曜と曜が好きすぎる千歌に育てられ、ルビィは曜が大好きになっていました。
幼ルビィ「あ、あのね……」
曜「うん、ルビィちゃん、どうしたの?」
幼ルビィ「うゅ、るびぃおおきくなったらようおとうさんのおよめさんになりたいんだぁ///」モジモジ
幼ルビィ「ようおとうさんはいろんなことができてやさしいし
たけのなかにとじこめられてたるびぃをかっこよくすくってくれたんだもん///」ニコッ
千歌「だ、駄目だよっ! 大体、曜ちゃんは千歌ともう結婚してるの!」
曜「ごめんね、私は大好きな千歌ちゃんと別れる気はないんだ」ナデナデ
幼ルビィ「うゅ……」シュン
千歌「えへへへ、曜ちゃん///」
幼ルビィ「じゃあ、るびぃおおきくなったら3人でエッチすりゅ!」
千歌「くっ、これじゃ幼ルビィじゃなくてようルビだよ! 今のは幼いルビィちゃんとようルビをかけてて……」
曜「千歌ちゃん、説明しなくていいから」
ルビィはあっという間に成長しました。
大きくなったルビィはスクールアイドルをやりたがっていたので3人でユニットを組むことにしました。
千歌「ルビィちゃん、もう私達とほぼ同年代だねぇ」シミジミ
曜「すごい美少女に成長したね、ルビィちゃん」
ルビィ「あの、2人にお願いしたいことがあって……」
曜「遠慮しなくていいよ、だってルビィちゃんは私達の愛娘だもんね」ニコッ
千歌「ルビィちゃん、何かな?」
ルビィ「ルビィ、スクールアイドルやりたい! 千歌ちゃんと曜さんと!」
曜「スクールアイドル?」
千歌「へぇ〜、どんなのか一応動画見てみようかな」
ルビィ「あと洗濯する時、ルビィの下着を曜さんの下着と一緒に洗濯して欲しいです///」
千歌「それはダメなのだ、曜ちゃんの下着と一緒に洗濯していいのは千歌の下着だけだよ」
ルビィ「ぐぬぬ」
千歌「ふふん、正妻の余裕ってやつなのだ!」ニシシ
曜(千歌ちゃん、それ全然余裕を感じられないんだけど……)
μ'sのライブを見た千歌も乗り気になったので、3人はCYaRon!としてデビューしました。
千歌「いやぁー、最初のライブの時は焦ったよねぇ」
曜「千歌ちゃん、開始時間間違えるんだもん、びっくりしたよ」
千歌「でも東京での大会はいい感じだったし、次はセイントスノーに負けないのだ!」アハハハ
ルビィ「うゅ、ルビィたちは3人だけだから他のメンバーを集める分の尺をひたすら練習につぎ込んでるからね」
曜「いよいよ、ラブライブ予選だね! 千歌ちゃん、ルビィちゃん、絶対勝とうね!」
ルビィ「ルビィ、次の予選で無事にライブが終わったら曜さんとチューするんだぁ///」ニコッ
曜「えっ///」
ルビィ「曜さぁ〜ん♡」モギュー
曜「ル、ルビィちゃん///」アワワ
千歌(よし、ライブ中に走り出そう)
ルビィ「うゅ、この幸せな毎日がずっと続けばいいな……」
その頃、都では……
???「ルビィちゃんって壁ドンしたらどんな顔するのかしら」クスクス
???「ふん、堕天使ヨハネの力でルビィを私のリトルデーモンにしてみせるわ」ギラン
???「ルビィちゃんをハグするのは私かなん?」ゴゴゴゴ
???「ふふふ、最後に勝つのはマネーを一番持ってるこのマリーよ」シャイニー
???「のっぽパンおいしいずらぁ」モグモグ
ある日、有名になったルビィを妹にしようと貴族たちがやってきました。
千歌「あははは、千歌たちのCYaRon!も大分有名になってきたね」
ルビィ「ルビィも花陽ちゃんみたくラブライブ優勝するビィ♪」
曜「た、大変だよ! ルビィちゃんのお姉ちゃんになりたいっていうレズ貴族たちが押し掛けてきたよ!」アセアセ
ルビィ「レズ貴族?」
千歌「財力と権力をもった厄介なレズ、それがレズ貴族なんだよ!」
ルビィ「ルビィ、そんな人たちの妹(意味深)になりたくないよ……」グスッ
千歌「でも変に断ったらびしょぬれのまま部屋に入るような嫌がらせをされるかも」
ルビィ「ピギィ!?」
曜(うーん、貴族なのにしょぼい嫌がらせだなぁ)
ルビィ(ルビィはどうやってレズ貴族たちの申し出を断るか?)
3択―1つだけ選びなさい
1 ハンサムのルビィは突如反撃のアイディアがひらめく。
2 花陽ちゃんがきて助けてくれる。
3 断れない。現実は非情である。
ルビィ(うゅ、ルビィが○をつけたいのは2だけど、花陽ちゃんはどちらかというと助けを呼ぶ側だし
そんな都合の良い事は起きないよね……)
ルビィはハンサムだったので突如反撃のアイディアがひらめきました。
ルビィは難題を出すことで貴族たちを上手くあしらったのです。
ルビィ「あのね、ルビィの大切な『幼馴染』を連れてきてくれたら、ルビィは喜んでその人の妹になってあげます♪」
梨子「ごめんなさい、ルビィちゃん……」ガクッ
果南「これは無理かなん」シオシオ
善子「くっ、この堕天使ヨハネの闇の力を持ってしても不可能だわ!」クッ
鞠莉「ルビィとちゃんとお話したかっただけなんだけど残念ね♪」ハァ
花丸「うーん、おらは善子ちゃんの幼馴染だから違うずらぁ」モグモグ
3人でアイドル活動を続けていたある日、夜の筋トレを終えた曜は月を見て泣いていたルビィに気付きました。
曜「ルビィちゃん、泣いてるの?」
ルビィ「うゅ、泣いてないよ……」ゴシゴシ
曜「ねぇ、ルビィちゃん、我慢しなくていいよ」ギュッ
ルビィ「でも言ったら曜さんはルビィのこと嫌いになっちゃうかも……」グスッ
曜「そんなことないよ、ルビィちゃんは私達の大切なとってもかわいいルビィちゃんだよ」ナデナデ
ルビィ「でも……」
曜「ルビィちゃんは笑顔が一番だよ」ニコッ
ルビィ「よ、曜さん///」
ルビィ「……実はルビィは月から来たんです///」モジモジ
曜「そうだったんだね、竹から出てきた時点で普通の人は違うんだろうなぁって思ってたよ」
ルビィ「えっと、お姉ちゃんのアイスを勝手に食べちゃって月から追放されちゃったんです……」
曜「それでルビィちゃんはなんで泣いてたの?」
ルビィ「次の満月の夜、姉が地上にエリーチカグッズを買いにくるんですけど
その帰りにルビィを月に連れていっちゃうんです……」 3人は話し合って解散ライブをすることに決めました。
千歌「こうなったら解散ライブするのだ!」ニッコリ
ルビィ「えっ、兵士を配備したり蔵の中に隠れたり抵抗しないの!? ルビィ、月に帰っちゃうんだよ?」ピギィ
千歌「でも千歌たちじゃどんなに頑張っても月からルビィちゃんを守りきれないよ……」
曜「スクールアイドルに興味があるみたいだからルビィちゃんの頑張ってるところを見たら気が変わるかもしれない」
千歌「そのとおりなのだ! 月から来たお姉ちゃんにルビィちゃんの歌って踊るところを見せてあげようよ!」ドヤァ
ルビィ「……うゅ、ルビィ、がんばるビィ!」
千歌「ルビィちゃん、絶対にすごいライブにしようね♪」
ルビィ「うゅ!」
曜「全速前進!ヨーソロー!!」
最後のCYaRon!のライブは大成功でした。
特に月に帰ることになったルビィが2人に不死の薬を渡すところは会場はめちゃくちゃ盛り上がりました。
千歌「……ルビィちゃん、元気でね」
ルビィ「うん……」
千歌「ルビィちゃんと過ごした日々は本当の家族みたいで幸せだったよ」ギュッ
ルビィ「千歌ちゃんと曜さんこそ身体に気をつけてください……」ニコッ
千歌「千歌はルビィちゃんとスクールアイドルできて本当によかったよ」
曜「私達、絶対ルビィちゃんのこと忘れないから」グスッ
ルビィ「ルビィのこと育ててくれてありがとうございました……
ルビィ、2人のこと大好きです!」ニカッ
千歌「あははは、私もルビィちゃんのこと大好きだよ」
曜「もちろん私もルビィちゃんのこと大好きだからね!」
ルビィ「やった! ルビィたち両想いですね、曜さん♡」
千歌「ルビィちゃん、ちょっと待ったぁ! 感動的なシーンが台無しだよ!!!」
ルビィ「曜さん、新婚旅行は月ですよ ハネムーンだけに♡」
曜(ルビィちゃん、こういうところ千歌ちゃんに似てきたなぁ……)
千歌「ルビィちゃん、ダジャレは取られても曜ちゃんはあげないから!」プンプン
ルビィが月に帰って1か月がたちました。
ダイヤ(本来、地上から月へ連れてくる際には記憶を消してしまうのですが、
スクールアイドルはルビィの長年の夢、その思い出を消すことは私にはできませんでした……)
ルビィ「ピギィ……」ボー
ダイヤ(私はライブで見たあの子の生き生きとした笑顔を忘れられません)ハァ
ルビィ「…………」ボー
ダイヤ「ルビィ、聞いているのですか!」
ルビィ「あっ、お姉ちゃぁ、ごめんね……」
ダイヤ「私はこれから出かけますわ、留守番をよろしくお願いします」
ルビィ「うゅ……」
ダイヤ「……ルビィ、冷蔵庫に入っているプリンは私のプリンですわ」
ダイヤ「勝手に食べたら ま た 月 か ら 追 放 しますから」
ダイヤ「くれぐれも食べないように、わかりましたね」ニコッ
ルビィ「お姉ちゃん、ありがとう……」
ダイヤ「一体何のことですの? 私はただルビィに注意しただけですわ」フッ
ダイヤ「…………ルビィ、身体に気をつけて頑張るのですよ」
ルビィ「ピギィ!」プリンモグモグ
千歌「……ルビィちゃん、元気でやってるよね」ハァ
曜「もちろんだよ、月の方が文明が進んでるらしいからきっと楽しくすごしてるよ!」
千歌「あのね、曜ちゃん……」テツナギ
曜「どうしたの、千歌ちゃん?」
千歌「千歌ね、曜ちゃんがいてルビィちゃんがいてすごい楽しかったの」
曜「私もだよ、千歌ちゃん!」
千歌「それでね、大好きな曜ちゃんの2人暮らしもいいけど……
大好きな曜ちゃんとその子どもと暮らせたら千歌もっと幸せだなって///」アハハハ
曜「えっと、それって……///」
千歌「……曜ちゃん、子作りしよっか♪」
ルビィ「あはっ♡」
曜「えっ、ルビィちゃん!?」
千歌「ど、どうしてルビィちゃんがここに!?」
ルビィ「ルビィ言ったよ、大きくなったら3人でエッチしたいって!」(伏線回収)
曜「ルビィちゃんは月に帰ったはずじゃ……」
ルビィ「ルビィ、お姉ちゃんのプリンとアイスを食べて月から追放されたんです」
千歌「ルビィちゃん、おかえりなさい」ニコッ
曜「おかえり、ルビィちゃん」ナデナデ
ルビィ「うゅ、ただいま!」
不死の薬は手元に残しておいてもろくなことにならなさそうだったので、3人は高い山の頂上で燃やすことにしました。
そして、不死の薬を燃やした山は「不死山」、つまり富士山と呼ばれるようになりました。
千歌「2人ともラブライブ優勝目指して頑張るよ!」エイエイオー
曜「全速前進!ヨーソロー!!」
ルビィ「がんばるビィ!」
千歌「千歌たちの戦いはまだまだ続くのだ!」
曜「私達はまだ登りはじめたばかりだからね この長いスクールアイドル坂を」
ルビィ「CYaRon!のこれからの活躍にご期待ください……」
めでたし、めでたし
|c||^.- ^|| くまのこ見ていた かくれんぼ
/, つ
(_(_, ) おしりを出した子、一等賞ですわ♡
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