ダイヤ「クールにおける、クールの欠片もない日常」 [無断転載禁止]©2ch.net
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2年教室
先生「あー、桜内。ちょっといいか?」
梨子「はい、なんでしょうか?」
先生「この荷物、ちょっと生徒会室まで持っていってくれないかな?先生ちょっと手が離せなくて・・・」
梨子「わかりました」 梨子「よいしょ・・・お、重い」
善子「?・・・あれ、梨子さん。どしたの?そんなに大量の荷物」
梨子「あ、善子ちゃん。実はちょっとコレを生徒会室に持っていくように先生に言われて・・・・」
善子「これを?なんでまた・・・」
梨子「まあ、色々とね」 善子「何か量多くない?そもそもこんな大荷物、女の子1人が持てる量じゃないんだから千歌さんか曜さんの力借りればよかったじゃない・・・」
梨子「先生が言ってた急用の内容っていうのが、あの2人の補習なんだ・・・」
善子「・・・・・あー、なるほどね」 善子(じゃあ他の人に頼めばいいんじゃないか?という野暮なツッコミはしないわ。コミュ障にとってその質問がどれほどの苦痛になるかはよーくわかってるから)
善子「手伝いましょうか?」
梨子「あ、ありがとう・・・実はもう腕限界が近くて・・・」プルプル 生徒会室前
梨子「や、やっと着いた・・・」ガクガク
善子「こんな荷物、適当な場所に置いてさっさと帰るに限るわ・・・」
この時私達は、腕の痛みからノックをする、という概念が頭からすっかり離れていました・・・
それがまさか、あんな後景を目の当たりにすることになるなんて、この時の私達には想像もつきませんでした・・・・ |c||^.- ^||わたくしの出番はまだですの? よしりこ「「しつれいしま〜〜・・・」」
ダイヤ「あー、書類に印するだけの仕事かったる〜い・・・家に帰って抹茶プリンでも食いて〜〜」ゴロゴロ
よしりこ「「」」
ダイヤ「なんで生徒会なんてのは生徒の上に立つ存在・・・みたいな言われしてるのかしら?実際は生徒がやりたがらない雑用を無駄に先生から押し付けられるだけの、所謂奴隷みたいなものなのにね〜〜」ゴロゴロ ダイヤ「特にこんな廃校の危機迫るようないいところが中々見つからない学校の生徒会なんかに威張り散らせるだけの価値なんてあるのかしら?あーやだやだ。こんな暑い日にこんな地味なこと」
梨子「」
ダイヤ「そうだ。アイスでも食べようかしら?どうせ今は私1人だけですし、ちょっとぐらいサボっても罰あたらないわよ」
善子「・・・・・あの〜〜」
ダイヤ「はい?・・・・・・・・あ」 ダイヤ「・・・もしかして、見られた?」
梨子「・・・はい」
善子「抹茶プリンのくだりからずっと・・・・」
ダイヤ「マジですか・・・ルビィにさえ見せたことのないようなダラけた1面を、まさか同じAqoursのメンバーに晒すことになるとは・・・・」
梨子「ええっと、この件については黙っていたほうが?」
ダイヤ「そっちのほうがありがたいわ。それにしてもしくじったわね。まさかいつものような見せるためのポンコツではなく、ガチでドジを踏むことになるとは・・・」
よしりこ((あのお嬢様口調とかはわざとだったのか!?)) 桜内家
梨子「それにしてもまさかダイヤさんにあんな1面があったなんてね・・・ん?LINE?あ、ダイヤさんからだ」
ダイヤ『明日練習が終わったら生徒会室に集合できますか?』
梨子「『了解しました』・・・っと!」ピロン
梨子「多分今日のことをまた明日話し合うことになるんだよね?うわぁ・・・明日はいつも通りに出来るか不安になってきた・・・」
第1話、完! 学校の廊下
曜「ヨーソロ!ヨーソロ!本気になったら、ヨーソロ!!いや〜〜本当に毎日が楽しくてしょうがないなぁ♪」
とこのように、浮かれながら・・・ふと部室に忘れ物をしていたことを思い出した
曜「取りに行こ〜〜っと」
まさかこの決断が、後にあんな恥ずかしい目に遭うことになるとは・・・この時の私には知る術はありませんでした 部室前
曜「〜〜♪〜〜♪」
梨子『や、やめて善子ちゃん!』
曜「うぇっ!り、梨子ちゃん!?まだ部室にいたんだ・・・」
善子『口では抵抗してるみたいだけど、体は正直みたいよ?』
梨子『そ、そんなことな・・・あっ!やめ・・・・』
曜(あわわわわわっ!?え、あの2人そういう・・・?ってか、部室でナニしてるの!?) 善子『ほら、ここが気持ちいいんでしょ?』
梨子『わ、私は別に気持ち良くなんか・・・!』
善子『嘘は良くないわよ?ほら、体もどんどん熱くなってる♡』
曜(よ、ヨーソロォォォ////)プシュー
ねぇ、もう我慢出来ないんでしょ?今私が楽にしてあ・げ・る♡
曜「だ、ダメええええ!そ、そういうのはもっと、高校を卒業してから・・・・!」
2人の会話に耐えきれず、部室のドアを勢い良く開けました・・・ よしりこ「「は?曜ちゃん(さん)、何言ってるの?」」
曜「・・・へ?」
ブラックピット『電気ショッカー!』
カービィ『いやああああああ!!』キラーン 曜「・・・・ゲーム?スマブラ?」
梨子「また飛ばされた・・・だからやめてって言ったのに!」
善子「でも気持ちよかったでしょ?」
梨子「それは善子ちゃんだけだよ!こっちはカービィから湯気が出ても痛め付けられて・・・ゲームなのに心折れそうだよ」
善子「あー楽しいwww」アピール
ブラックピット『死にたいやつから前に出ろ!』 ダイヤ「そこまで言うのでしたら、ぶっ飛ばして差し上げましょう!」
アイク『ぬぅん!』
ブラックピット『うごぉ!・・・うわあああああ!!』
善子「あああっ!ブラピいいぃぃ!!」 遡ること1時間
梨子「善子ちゃんもダイヤさんから呼び出された?」
善子「ええ・・・まぁ」
梨子「絶対昨日のことだよね?」
善子「そりゃそうでしょ?今日割りと危なかったし・・・」
ダイヤ「あ、2人とも来てくれたのね。じゃあいいわ。早速だけど・・・」
よしりこ「「ゴクッ・・・」」
ダイヤ「スマブラしましょ?」つ3DS
よしりこ「「は?」」 ダイヤ「いやね、今夏休みだから生徒会の子達が皆中々学校に来てくれなくて・・・仕事はたまってるのに」
よしりこ「「」」
ダイヤ「でもなんか仕事多すぎてすぐに手をつける気が起きないからとりあえずゲームでもしようかな・・・って」
梨子「い、いや待ってくださいよ!昨日のこと話すために呼び出したんじゃないんですか!?」
ダイヤ「?なんで昨日のことで呼び出さなきゃいけないの?」
梨子「いや・・・それは・・・・」 ダイヤ「2人は昨日のこと黙ってくれるって約束してくれたんでしょう?ならそれで充分よ」
善子(ええっ・・・・)
ダイヤ「それより2人とも、スマブラしーましょ?」 現在
梨子(なんだかなぁ・・・)
善子「不意打ちは卑怯じゃない!?」
ダイヤ「スマブラに卑怯なんて言葉はほぼ存在しないのよ!」
善子「ムッキー!!!」
梨子(まあ楽しそうだし、いっか) 梨子「あ、曜ちゃんもスマブラしない?」
曜「・・・・うん!」
曜は考えるのを放棄した。第2話、完! 黒澤家
ダイヤ「お腹空いた・・・今日両親が旅行、ルビィは花丸さんとお出掛け・・・・」
ダイヤ「・・・・よしっ」 プルルルルッ・・・
ダイヤ『カップ麺買ってきて』
梨子「という呼び出しくらって、いきなりパシリに使われた」
ダイヤ「ありがとー」ズルズル
善子「梨子さんが呼ばれた理由はわかったけど、じゃあヨハネはなんで呼ばれたの?」
ダイヤ「ズル・・・あれ?善子さん、どうしてこちらまで?」
善子「あんたが呼び出したんでしょうが!人を呼び出してそれはないでしょ!」ウガー! ダイヤ「冗談。冗談ですから。今日2人を呼び出した理由はお昼わざわざ作るのが面倒だからお使いのためだけじゃないわよ」
梨子(あ、一応そっちも理由だったんだ・・・)
ダイヤ「はい、コレ」
善子「何これ・・・?」
ダイヤ「期間限定の抹茶プリン。この間の一件を黙っててくれたお礼がまだだったからね」
梨子「え?でもこんな高そうなの・・・いいんですか?」
ダイヤ「1人で食べるよりも皆で食べた方がおいしいものなのよ」
善子「そういうことなら遠慮なく!いただきまーす!」パクッ 善子「んー、とっても美味しい!」
ダイヤ「気に入って貰えてよかったわ・・・」 ダイヤ(これからも、こんなダラけた素の私を含めて皆と仲良くしていけたら、それは凄く楽しいことでしょうね)
梨子「ダイヤさん?」
ダイヤ「・・・じっくり味わって食べるのも、乙なものなのよ?何事もね」 こんなダイヤさんおったら俺はきっと恋してしまうのだろうな ダイヤさんではできなかったから
でも
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