曜「今日は千歌ちゃんの誕生日……!」 [無断転載禁止]©2ch.net
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曜「もちろん私は千歌ちゃんとふたりきりで祝うよ!」
曜「でも幼馴染とは言っても、ふたりきりなのを想像するとドキドキで鼓動がはじけちゃいそうだよ……」
曜「なんて、自分たちのユニットの曲の歌詞みたいなこと言ってなんか恥ずかしいや」
曜「だけど千歌ちゃんはそれほどまでに大切なんだよね……えへへ」
曜「だから誕生日はいっぱい祝っちゃうぞー!」
曜「幸せな近未来に向かって全速前進ヨーソロー!!」ビシッ ―誕生日当日、十千万前―
曜「つ、ついにこの時がやってきた……!」ゴクリ
曜「緊張と暑さで汗かいてきちゃったけどにおわないよね……?」クンクン
曜「でもここまできたからにはこの渡辺曜、引き返すわけにはいかないのであります!」
曜「とりあえずいつものように裏に回って……と」
曜「いざ運命の時!」ピンポーン
千歌「はーい!」ガチャ
曜「ち、千歌ちゃん!?」
千歌「えへへ、よーちゃんが来るのをずっと待ってたんだよ」 曜「う、嬉しいよ千歌ちゃん!」ギュッ
千歌「あはは、よーちゃんったらいきなりなんだからぁ」
曜「私のことをずっと待っててくれるなんて嬉しかったからつい……///」パッ
曜「……と、気を取り直して……お誕生日おめでとう、千歌ちゃん!」
千歌「ありがとう、よーちゃん♡」ギュー 美渡「……コホン」
千歌「あっ、みとねぇ……」
美渡「嬉しいのはわかるが、イチャイチャするのは自分の部屋でやれバカチカ」
千歌「ごめんなさい……」
曜「私も浮かれすぎてて……」
美渡「まぁ、場所は選べよな……それはともかくいらっしゃい曜ちゃん」
曜「お邪魔します」 ―千歌の部屋―
曜「じゃあ改めて……お誕生日おめでとう千歌ちゃん!」
千歌「うん!」
曜「では早速だけど私が作ってきたケーキをどうぞ!」パカッ
千歌「すごい……みかんがいっぱい使われてて美味しそう……♡」
曜「やっぱり千歌ちゃんといえばみかんだもんね! 私もみかん大好きだし」
千歌「この水色のゼリーはよーちゃんみたい」
曜「ブルーハワイの味のゼリーだよ、私からのプレゼントって強調したかったからさ」
千歌「早くたべたーい」
曜「そう焦らなくても大丈夫だよ」 曜「……じゃあこれで両方に行き渡ったね」
千歌「早く、はやく!」
曜「千歌ちゃんったら……でも私も早く食べたいから……いただきます!」
千歌「わーい!」モグモグ
曜「ど、どうかな?」
千歌「とっても美味しい♡」
曜「よかったぁ」
千歌「みかんとブルーハワイがいい感じにマッチして、まるで口の中で私とよーちゃんが溶け合ってるみたい」
曜「そ、それはなんか誤解を生むからやめようね……///」
曜「だけどそれほどまでに美味しくて作った甲斐があったよ」 千歌「はあぁ……美味しくてあっという間だったよぉ♡」
曜「我ながらとてもいいデキで私も大満足♡」
千歌「よーちゃん、こんなに美味しいケーキありがとう」
曜「えへへ、どういたしましてだよ」
曜「さてと……千歌ちゃん!」
曜「はい、誕生日プレゼント」
千歌「ありがとう!」 千歌「さっそく開けてもいいかな?」
曜「うん!」
千歌「じゃあ開けるね……」ガサガサ
千歌「うわぁ、オレンジのワンピース……!」
曜「一生懸命作ったんだ、どうかな?」
千歌「これよーちゃんが……嬉しい!♡」モッギュー
曜「ちょっ、飛びつかないでよ千歌ちゃん……」
千歌「とても嬉しかったからつい……」テヘペロ 千歌「デザインはオレンジが基調で、ボタンやリボンや襟とかに水色なんだね」
千歌「私をイメージしつつ、よーちゃん要素も大事なところに使われてていいよ」
曜「喜んでくれて嬉しいよ千歌ちゃん」
千歌「えへへ、こんなオシャレなワンピースただでさえ嬉しいのに、よーちゃんがずっと一緒に居る感じがして幸せだよ」
曜「そう言ってくれると私も嬉しいよ」
千歌「せっかくだから今着てもいい?」
曜「もちろんだよ」 少女着替中
千歌「……ど、どうかな……よーちゃん……///」
曜「やっぱりすごく似合ってるよ千歌ちゃん!」
千歌「よーちゃん!」ギュー
曜「えへへ」ギュー
千歌「これからよーちゃんと出かける時は絶対この服着て行くね」
曜「それは嬉しいけどちょっと恥ずかしいね……///」
千歌「そのためにプレゼントしてくれたんじゃないの?」
曜「そ、それはそうだけど……」 千歌「じゃあ決まりだね、よーちゃんにはこんなオシャレな服をくれたお返しもしたいからね」
曜「どこへでも付き合うよ千歌ちゃん」
千歌「今からよーちゃんとのデート楽しみだなぁ♪」
曜「で、デートって……///」
二人がデートに行くのはまた別のお話
おしまい 何とか千歌誕が終わるまでに書けてよかった
千歌ちゃん、ハッピーバースデー! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています