目を覚ますと私はいつもより少し大きめな布団の上で目覚めました

「なんですかこれ...」

布団だけじゃない、本棚や机もこころなしか大きいように感じる

「ん...?昨日読んでいた本がありません...どこに置きましたっけ」

立ち上がるとその違和感はもっと大きくなりました

「目線が低い...寝ぼけているのでしょうか...」

時計もいつもとは違うみたいでした

「...はっ!お稽古に遅れてしまいます!早く準備しないと...」

私は違和感のことをすっかり忘れて部屋を飛び出しました