曜「暑すぎて眠れない…」 [無断転載禁止]©2ch.net
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曜「暑すぎて寝れない…」
千歌「ぇへへ……曜ちゃぁ…」ギュッ
梨子「んうぅ……曜ちゃん…」ギュッ
曜「と思って左右を見たら、何だこれ…」
曜「三人で川の字になって寝てたハズなのに、千歌ちゃんと梨子ちゃんは私の布団に寝返りで入ってきちゃったのかな」
曜「このままだと動けないや……」
千歌「はぅ……」ギュゥゥ
梨子「ん…ぅ……」ギュゥゥ
曜「二人共、私は抱き枕ではないんですよぉ〜……っと」ボソッ
曜「どうしよう」 曜「これはこれで心地良いんだけど……」
曜「このままだとちょっと暑苦しい、と言いますか」
曜「……せめて、ここからエアコンのスイッチを入れられたら」
千歌「……」ギュム!!
曜「わわ! 千歌ちゃん、そんなにくっ付かれると…っ」
曜「千歌ちゃんの豊満な胸とか、いろいろと当たってるからまずいであります……」
梨子「……」スリスリ
曜「り、りり梨子ちゃん!? ち、近くありませんか……」
曜「うわ……梨子ちゃんから良い匂いする……」 曜「……じゃなくて!!」ブンブン
曜「起こした方がいいのかな」
曜「でも二人が気持ち良さそうに寝てるところを邪魔するのも、気が進まないというか……」
千歌「……」ギュッ
曜「っ…!」
梨子「……」ギュゥゥ
曜「あはは……」
曜「このままじゃちょっと暑苦しくて寝れないし、参ったなぁ…」
曜「うぅ〜ん」
曜「そうだ…っ!! 服を脱げば少しは快適になるかな」 曜「とりあえずは上着と……」スッ
曜「それから、下も脱いじゃっていいかな」ヌギヌギ
ポイッ
曜「部屋の中だし、せめて下着さえ身に付けて付けておけば大丈夫だよね」
曜「ふぅぅ……」ボスッ
曜「うん、これでだいぶ快適になったかな……」
曜「なんとか寝れそう……」
千歌「……」スリスリ
梨子「……」ギュゥゥ
曜「ぅ……くっ」
曜「二人が肌に直に当たってまずい」 曜「これはまずいよ…!!」
曜「二人のことを余計に意識しちゃう……」
千歌「んへへ……」スッ
ムギュゥ
曜「あわわ! 私の腕が千歌ちゃんの胸の中に押し込まれてる……!」
千歌「んぅぅ……」ムニュゥゥ
曜「う、わ……柔らかい」
曜「さっきまでは半袖のTシャツを身に付けてたからいいけど、今は直に感触が伝わりすぎて……」
千歌「……」ムニュ ムニュゥ
曜「はぁ…はぁ」 梨子「んく、曜ちゃん……」
曜「ち、ちちちょっと待って! 梨子ちゃんの手の位置……」
梨子「んうぅ……」ススッ
曜「なんで私の下半身の方へと手を」
ギュッ
曜「はぅう!?」
梨子「ぇへへ……」サワサワ
曜「え、ええっと……り、りりり梨子ちゃ」ガクガク
梨子「……」ギュッ ギュッ
曜「な、なんで下着ごしに私の股間を触って……」 生えてるか生えてないか
それによってパンツをぬぐか
全裸になるかが決まる 梨子「んぅぅ……」サワサワ
曜「はぅう…!! 梨子ちゃん、なんで……」
梨子「ん、曜ちゃん…」ススッ
ギュゥゥ
曜「ぁああ…っ! 梨子ちゃんに握られてる……!!」
梨子「好き……」スリスリ
千歌「曜ちゃーん……好きぃ」ムニュゥゥ
曜「……もう寝れる訳ない」
曜「……」ギンギン
曜「二人に全速前進ヨーソロー」
おわり 曜「このままじゃどうしようも無いよね。う〜〜ん……」
そう呟いて目を閉じると、幾つかの解決法が浮かんできた
@アイスを食べて涼しむ
A窓を開ける
B諦めて夜更かし
C全部脱いで裸で寝る! 曜(まずは@かな? 前に果南ちゃんから貰ったのがあるんだよね♪)コソコソ
カパッ
曜「! こ、これは……」フルフル
『新鮮! 刺し身アイス マグロコーラ味』 曜「――ッッッッッ!!!!!」
曜(え、何これ? 刺し身? 刺し身アイス…?)ダクダク
曜(なんで刺し身なの? こんなのどこで売ってるの?)ダクダクダク
曜(ていうか、なんで私に渡したの果南ちゃぁぁぁぁぁ〜〜ん?!?!?)
果南『祖父ちゃんに買ってきたのと間違えちゃった?』テヘ
曜(これは後でルビィちゃんにあげよう……)スッ 曜(はぁ…冷蔵庫涼しい。部屋に持っていきたい)ヒヤーリ
曜(――さて、次はAの窓を開ける…か)ガラララ
フワリ
曜(お、これはいい風。気持ちよく眠れそう……)ツムリ
――――――――――
――――――――
―――――― プゥーーーン
曜「!! わあああああ!!」パァン!!
曜「……吸われてない。セーフだ」
曜「やっぱ網戸じゃ駄目かなぁ。でも、そんなに何度も入ってきたりは…――!」ハッ
曜「そういえばこの前、私が調子に乗ってケガをした時、傷口を舐めたよっちゃんが」
善子『! これって吸血行為…? ククク、あなたの血ってとってもまろやかで甘いわ♡』
曜「とかなんとか言ってたし、私って結構狙われやすいのかも……」アワワワワ 曜(仕方ない。他の方法を試そう)ピシャリ
曜(B諦めて夜更かし! 他に誰か起きてる子は居ないかな?)スッスッ
曜<誰か話しヨーソローーーーーー!!!!!
ダイヤ<早く寝なさい。
曜「――!?」 曜(ダイヤさん、返信早っ! 監視でもしてるの!?)スッスッ
曜<でも暑くて眠れないんです……
ダイヤ<ならば、マルちゃんがたまにする怖い話を思い出してみては?
鞠莉<シャイニー☆
ダイヤ<こら、鞠莉さん。
曜(怖い話…? ――ああ、肝を冷やして涼しめってことか!)ポン 曜(花丸ちゃんの怖い話かぁ…。色々してた気がするけど、最近のだと)
花丸『死んだ人がもう一度、人に生まれ変わる確率は限りなく0ずら』
花丸『地球上の殆どの生き物は虫さんだから、マル達もきっと虫さんになるずら』
花丸『どんな虫さんだってマル達のご先祖様かもだから乱暴しちゃダメずらよ?』ニコッ
曜(ごめんよ、さっきの蚊ッ!! ごめんよ〜!!)ダクダクダクダク 曜(そうだ、私は罪を償うべきなんだ……)スルリ
私はもう一度窓を開けると、着ているものを全て脱ぎ、ベッドの横たわった
曜(さぁ、ご先祖様たちよ! 曜ちゃんの血を存分に吸ってやって下さい!)
暑さで私は少しおかしくなっていたが、頭を使ったからか程なくして眠りについた
――――――――――
――――――――
―――――― 曜(――身体中が痒い)
千歌「曜ちゃん、早く着替えないと体育遅れるよー」
曜「了解〜ヨーソロー……」ヌギヌギ
梨子「――!」
梨子(曜ちゃん、その身体中の赤い跡って……えっ?! ///)カァァ その後、しばらく梨子ちゃんの私を見る目がおかしかった
練習の休憩中に昨晩の話をすると、梨子ちゃんはどこかホッとした表情を浮かべていた
今日の梨子ちゃんは一体何だったのだろうか…?
梨子(よく考えたら裸で蚊に身体を捧げるっていうのも十分…… ///)モンモン
梨子(どうしよう! 身体が火照って眠れないよ〜〜!! ///)バタバタ
お わ り ! こんにゃくは江戸武蔵とは別人か
続きを書いたって訳でもないのか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています