曜「……今ここで千歌ちゃんのおっぱい触ったらどうなるんだろう……?」 [無断転載禁止]©2ch.net
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ワンツースリーフォー!
曜(……)
曜(ぐへへ……)
曜(練習中の千歌ちゃんのおっぱい……)
曜(最高だなぁ……)
曜(ぐへへ……)ジーッ
曜(立体的すぎてぼいんぼいんするたび10m離れてても目の前に迫ってきそうな気迫を感じる……) ダイヤ「……ちょっと曜さん!」
曜「……ん?」
曜「あ、胸がナイヤさん」
ダイヤ「は?」
曜「どうしたの?」
ダイヤ「どうしたのじゃ有りませんわ」 ダイヤ「なんなんですの、さっきから千歌さんばかり見て……?」
曜「え、いや、あの、胸が……」
ダイヤ「む、胸……?」
曜「あ、いや、胸に刻んだ友情を感じてたって言うか……その……」
ダイヤ「は、はぁ……」
曜「と、とにかく何でもない!うるさい!練習に集中してよ!」 ダイヤ「……ご、ごめんなさい……」
曜「……」
曜(ふぅ、危ないところだった……)
曜(ダイヤさんちょろいなぁ)
曜(告白したら即付き合えそう)
曜(さて、邪魔者も去ったところで)
曜(練習しつつおっぱいウォッチングだ……ぐへへ……) オツカレー
オツカレサマー
千歌「あー疲れた!」
千歌「あれ?曜ちゃん目が充血してるよ?」
曜「え?本当?」
曜(やばい、千歌ちゃんの卑猥を凝視してたせいだ……) 曜(な、なんとか話題を変えないと……)
曜「そ、それより千歌ちゃん、自分の胸を誰かに触らせようとか思った事ない?」
千歌「へ?何で?」
曜「……」
千歌「……」 曜「……わかんない」
千歌「……え」
曜(間違えた……)
千歌「ど、どうしたの曜ちゃん……」
曜「どうしたんだろうね……」 千歌「えぇ……」
曜「……」
曜「うん」
千歌「ん?」
曜「おかしいのは私じゃない」
千歌「えっ」 曜「全部千歌ちゃんが悪い」
千歌「……!?」
千歌「何が!?」
曜「……」ジーッ
千歌「……」
曜「千歌ちゃんのスケべ、エッチ、変態」 千歌「……曜ちゃん今自分のナイフで自分を刺してるんだよ?」
曜「私はスケべでもエッチでも変態でも無いから」
千歌「……」
千歌「……うん、そうだね……」
ブロロロロ…… 曜(……)
ザァァァ
曜(雨のせいでバスが遅れるなんて……)
曜(いつもなら間に合うはずなのに)
曜(付いてない) 曜(……)
曜(あと1分……)
ダッ
曜「はっ……はっ……」
タッタッタッ
曜(急がないと……) 千歌「おーい!」
曜「……!」
曜「千歌ちゃん!」
曜(校門で待っててくれたんだ)
曜(こんな天気の中) 千歌「あと30秒でチャイムなっちゃうよー!」
千歌「早く坂登ってきてー!」
曜「……う、うん!わかってる!」
曜「はぁ……はぁ……」
曜(ついた!) 曜「おまたせ千歌ちゃん!」
千歌「もう!おまたせじゃ無いよー!」
千歌「急いで急いで!」
曜「うん」
曜「……」
バチャバチャ 曜(千歌ちゃんの透けたブラ……)
曜(走って揺れるおっぱい……)
曜(……)
曜(ぐへへ……触りたいなぁ……)
曜(今ここで触ったら……)
曜(千歌ちゃん……怒るんだろうなぁ……) 曜(……)
モニュン
千歌「ひぇっ!?」
千歌「っと……うわっ!?」ズルッ
曜「……へ?うわっ!?」
ズデン
曜(ヤバっ!無意識の内に揉みに行っちゃった……!)
ガンッ 曜「いっ!」
千歌「痛っ!?」
曜「もう……いきなり引っ張らないでよ……」
千歌(……お?)
千歌(おっぱい揉みに行ったとはバレてないっ……ぽい……?)
曜「いてて……制服がびちょびちょだよ……」 千歌「それより大丈夫?頭ぶつかっちゃったけど……」
曜「うん……大丈夫……」
千歌「そ、そっか……良かった……」
千歌(この感じっ!バレてない!やったっ!)
千歌(ノーリスクで揉んだぞ!) キーンコーン
ようちか「「……あ」」
千歌「は、始まっちゃった……」
曜「うん……あとそろそろどいて欲しいな……」
千歌「あ、ごめん」 千歌「……ん?」
千歌「……え?」
曜「……?」
曜「どうした……の……あれ?」
千歌「な、何で私が目の前に居るの……?」 曜「……そ、そっちこそ……」
千歌「……いやいや……そんな……」
千歌「……」
曜「……」 千歌「……千歌……ちゃんだよね……?」
曜「……うん……」
千歌「……」
千歌「私達……もしかしてさ……」 ヽ、 ,ノ
`ー 、_________, ´
○ , -―- 、
o z= / _ \ ― 、
。 / ´ ` 、 \ \
/ / / / ヽ ヽ ヽ
/ / ノ i / ヽ ヽ ヽ
/ / /{ / :{ 、 \ ヽ ヽ ハ
, ,' / { :{ 、:{ \ \ ', ', ハ
} {' ヽ{ ヽ、 ` \_ } } ハ
| | \_ ` / } } {
} マ ̄ ̄ ̄マ`ーイ ̄ ̄ ̄ マュ,' / / 、 ヽ と思う曜ちゃんであった
} ヽ }/ ヽ{ // / / `ー`ー
} 、ヽ _ ノ ヽ __ノ/イ,/| } ヽヽ
/} }i`////////////////// ノ} / ノノノ
〃- / { / 、 __⊂ 〜っ U ィニ二ノ'⌒ヽ (_
/-―  ̄ ̄ \_ , -==― 、 ヽ ̄
/ z/ ̄ ー ヽ ヽ
__` __ //____________)__ } 服装入れ替えネタは見たことあるけど精神入れ替えは初めてかな キーンコーン
曜(……)
曜(……曜ちゃん爆笑しながらどっか言っちゃったけど大丈夫かな……)
曜(私の身体で風邪ひかれても困るしなぁ……)
曜(そもそも元に戻れるのかなぁこれ……)
曜(……)
曜(曜ちゃんの事だから……千歌の身体に変な事されてそう……)
曜(……うーん)
曜(……いろいろ心配だなぁ……) ザァァァ
千歌「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
千歌「やったぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
千歌「神様のお恵みだよ!」
千歌「すごい!千歌ちゃんの身体で何でもできちゃう!!!」 千歌「今千歌ちゃんの身体でゴキブリウォークしてまーす!!!」カサカサカサ
千歌「Foooooooooooooooooo!!!!!」
千歌「……」
千歌「はぁ……はぁ……」
千歌「ち、ちちちち千歌ちゃんのおっぱい……」
千歌「私の胸についてるよぉ……」 千歌「はぁ……はぁ……」
千歌「ふへへ……ふへ、ふふ……」
千歌「……」
千歌「……いや、まだ早い」
千歌「メインディッシュは取っておかないと」 千歌「……」
千歌「あああああああああああああああああああああああああああああああ耐えられない!!!!!!!!!!!」
千歌「ちちっちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」モニュモニュモニュモニュ
千歌「あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ゴロゴロゴロゴロ
一般通過レズ(あの子こんな所で何やってるんだろう……) 千歌「ああああとりあえず携帯で裸体の写真を撮ろう……」
千歌「……あ」
千歌「そっか、私の携帯は今私の身体が持ってるのか……」
千歌「……とりあえず帰って」
千歌「千歌ちゃんの身体であんな事やこんな事しよう」
千歌「……うん」 ダイヤ「ちょっと千歌さん!」
千歌「ほえ?」
ダイヤ「何やってるんですの!こんな所で」
千歌「ナイヤさん!」
ダイヤ「あ"あ"?」 千歌「今は学校じゃあ……」
ダイヤ「こっちのセリフですわ!」
ダイヤ「校庭から奇声が聞こえたと思って窓の外を見てみれば!」
ダイヤ「ブリッジしながら学校を出る千歌さんとドン引きする曜さんが見えるんですもの!」
千歌(やばっ、見られてたんだ) ダイヤ「生徒会長として、あなたを連れ戻すように先生に言われてきたんです!」
千歌「は、はーい……」
千歌(こ、このままじゃお楽しみができなくなる……)
千歌(なんとかしないと……)
ダイヤ「ほら、傘に入りなさい、風邪引きますわ」 千歌「う、うん」
ダイヤ「もう、千歌さんがあんな事するとは思いませんでしたわ」
ダイヤ「少しは浦ノ星女学院の生徒として……」
千歌「……」
千歌(そうだ!) ダイヤ「もっと自覚を持った行動を……」
千歌「でもさ」
ダイヤ「……?」
千歌「ダイヤさんおっぱいちっちゃいじゃん」
ダイヤ「!?」
ダイヤ「な、何を言って……!?」 千歌「私よりおっぱい小さい癖に私に説教してるの?」
ダイヤ「今は胸の大きさは関係……」
千歌「関係ないと思ってるのはダイヤさんだけだよ!」
ダイヤ「で、でも私は生徒会長……」
千歌「生徒会長でも胸は小さいよね?」 千歌「80しかないもんね?」
ダイヤ「ち、違っ」
千歌「違う?嘘つこうとしたの?小さい上に嘘つくの?」
ダイヤ「そ、そうじゃなくて……」
千歌「いい?世の中では胸が大きい人ほど偉いんだよ?」
千歌「なのに私に説教するのはおかしいよね?」 ダイヤ「そ、そんな……」
千歌「分かったら巨乳になるまで私に文句を言わない事!」
ダイヤ「うぅ……」
千歌「返事は?」 ダイヤ「それでも私は生徒会長だから……」
千歌「胸の小さいね」
ダイヤ「せ、生徒会長ですの……」
千歌「だからそれは……」
ダイヤ「うるさいうるさい!」 ダイヤ「私はかしこいかわいい生徒会長ですのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ダッ
バチャバチャ
千歌「あっ」
千歌「どっか言っちゃった……」
千歌「……」
千歌「ちょろいなぁ」
千歌「明日適当に慰めておこう」
千歌「さて、帰ってお楽しみだ!」 曜ちゃん畜生で笑う。一概にようちかとも言えないなこれw 千歌「ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
千歌「す、凄い!千歌ちゃんのここってこんなふうになってるんだ……」
千歌「え!?ここまでこうなんて……」
千歌「う、嘘!?こっちも!?」
千歌「それどころか……あんな……」 千歌「うわぁ……やばい……」
ピンポーン
千歌「えぇ……凄く卑猥だ……」
千歌「まるで卑猥界のスティーブン・セガール……」
ピンポンピンポ-ン 千歌「このままでは千歌ちゃんの卑猥で内浦が……」
ピンポーン!
千歌「……」イラッ
千歌「もう!誰!?」
千歌「私が千歌ちゃんの卑猥に卑猥をしてる時に!」 千歌「うるさいなぁ!」
ピンポーン
千歌「はいはい!」
ガチャ
果南「……千歌?」
千歌「げ、果南ちゃん」 果南「奇声を上げて謎の動きで学校から出ていった千歌を呼びに行ったダイヤが『誰がなんと言おうと私は生徒会長ですのぉ!』って号泣しながら帰ってきたんだけど?」
千歌「それはダイヤさんの胸が小さいから……」
果南「関係ないでしょそれは」
果南「今は学校にいる時間なんだから戻ってきなよ」
果南「あと胸揉むのやめて」 千歌「い、いやいや、風邪ひいちゃってさ」
果南「風邪ひいた人がブリッジしたまま学校から出ていかないでしょ」
果南「あと胸揉むのやめて」
千歌「えっとそれは……風邪のせいでそういう行動取っちゃったっていうか……」 果南「わけわからない事言わないの」
果南「さっさと学校行くよ」
果南「あと胸揉むのやめて」
千歌(チッ、胸の大きい子は手強いなぁ……)
千歌(ただまあ今は千歌ちゃんの身体だからどんなに揉んでも怒られるのは千歌ちゃんだけだよね) 千歌(らっきー)
バギィ
千歌「!?」
千歌「痛あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
果南「ほら!いい加減学校来ないとアイドル続けられなくなっちゃうよ?」
果南「ね?行こ?みんな待ってるよ?」
千歌「は、はぃ……」ビクビク 善子やルビィもちょろそうだし、あながち間違ってない 楽しく読ませて貰ってるけど中断多くて頭アークファイブになりそう キーンコーン
千歌「……」ガラガラ
梨子「あっ」
曜「曜ちゃ……千歌ちゃんお帰り……」
曜「って何そのあざ!?」 千歌「うぅ……果南ちゃんにやられた……」
千歌「何で私より胸が小さい癖に私の言う事聞かないんだって言われた……」
千歌「胸が大きい方が偉いんだぞって……」
千歌「うぅ……」
曜「えぇ…… 」 梨子「だ、大丈夫……?」
千歌「大丈夫じゃない」
梨子「と、とりあえず体育当番だから先行くね……?」
千歌「次体育なんだ……」
曜「うん……」 千歌「こんな天気の中……?」
梨子「今日は体育館だって!」
梨子「じゃあまた後で!」
タッタッタッ
曜「……」
千歌「……」 曜「千歌の身体に変な事して無いよね……?」
千歌「して無いよ?」
曜「どうだった?」
千歌「柔らかかった」
曜「ちょっとぉ!」 千歌「ごめんなさい」
千歌「どうしても耐えられなくて……」
曜「今日一旦うちからカメラ類撤去するね」
千歌「待って!なんで!まだ1枚も撮って無いのに!」
曜「だからだよ……」 千歌「鬼畜ぅ!千歌ちゃん!」
千歌「私の夢が……」
曜「勝手にひとの身体触りまくるほうが鬼畜だよ……」
千歌「そんなぁ……」
曜「もう、果南ちゃん呼ぶよ?」
千歌「はい……」 体育館
イッチニーサーンシー
ゴーロークナーナハーチ
千歌(ぐへへ……皆の体操着おっぱい……)
千歌(千歌ちゃんの身体で触ったら怒られないよね……)
千歌(グヘグヘヘ……) 曜(また嫌らしい事考えてる……)
曜(千歌の身体であんなヤバイ目つきしないでよぉ……)
曜(はぁ……)
レズ教師「よし、準備体操終わり」
レズ教師「今日はこれから50m走をします」 千歌「やった!得意種目だ!」
梨子「あれ?千歌ちゃん得意だったっけ?」
千歌「あ……いやまあ……うん」
梨子「前に苦手って言ってたような……」
千歌「あ、あれから練習したんだよ……」 曜「……」
梨子「そうなんだ、凄いね!」
梨子「走るとき応援するからね!」
千歌「あ、ありがとう」
千歌(うーん、意外とボロ出さないのって大変そうだなぁ……) 千歌(だからと言って正直に言っても誰も信じてくれないと思うけど)
レズ教師「よし、じゃあ適当なやつから走っていいぞ」
レズ教師「誰から行く?」
曜「……じゃあ私から行こうかな」 千歌「頑張ってね」
曜「うん」
レズ教師「位置について」
レズ教師「よーい」
レズ教師「ドン!」
千歌(……) 千歌(千歌ちゃん早いなぁ……)
千歌(やっぱり私の身体を使ってる分早くなってるのかな)
千歌(明らかにいつもより早い……)
千歌(……)
千歌(……私のおっぱいが揺れてる……) 千歌(すごい……私っていつもあんなに揺れてるんだ……)
千歌(……)
千歌(いや、今は……)
千歌(千歌ちゃんについてる……)
千歌(……) 千歌(私のおっぱいが千歌ちゃんについてる……)
千歌(……つまり私が私のおっぱいを揉むだけで私は千歌ちゃんのおっぱいを揉める……)
千歌(……)
千歌(自分でも何を言ってるんだかわからなくなってきた……)
スクッ
ツカツカツカ 曜「あ、曜……千歌ちゃん」
千歌「お疲れ」
曜「私の走りっぷりどうだっ……」
モミモミモミモミ
モニュンモニュン モニュモニュモニュモニュ
モニュニュニュニュン
曜「……」
千歌「……」モミモミモミモミ
曜「……何やってるの?」 千歌「自分のおっぱいを」
曜「うん」
千歌「自分で揉んでいるだけ」
ガンッ
千歌「何で!何で殴るの!」 千歌「自分で自分のおっぱい揉んでるだけじゃん!」
曜「周りの目があるでしょ!?」
千歌「あ」
曜「まるで千歌が曜ちゃんの胸揉んでるみたいじゃん!」
千歌「……」 曜「そうでしょ?」
千歌「……」
千歌「走ってきます」
曜「……」
曜「……うん」 レズ教師「位置について」
千歌(千歌ちゃんの身体だからどれくらい動くかは分からないけど……)
千歌(ここでいいタイムだしたら自分のおっぱい触る許可貰えるかも……)
レズ教師「よーい」
千歌「……」グッ
千歌(……ん?なんか違和感……) レズ教師「ドン!」
ガクッ
千歌「……へ?」
曜「……」
千歌「ち、力が……」
バタン レズ教師「……大丈夫か?」
千歌「は、はい」
レズ教師「じゃあもっかい行くぞ」
レズ教師「よーい」
レズ教師「ドン!」
ダッ 千歌(今度は何とかこけなかったけど……)
千歌(……うまく力が入らない……)
千歌(身体がいつもと違うせいかな)
千歌(いざ本気で動こうとすると感覚が全然違う)
千歌(やばいな……) 千歌(このままじゃあおっぱい触る許可が貰えない……)
千歌(自分のおっぱいなのに……悔しい……)
千歌(悔しいよ……!)
レズ教師「タイム10秒02」
千歌「おっそ!」 キーンコーン
千歌「終わったあああああ」
千歌「やっと家に帰ってお楽しみができるよ……」
曜「ねえねえ」
千歌「ん?」 曜「ちょっとどこか人の居ない所……雨もやんだし屋上にでも行かない?」
千歌「へ?」
千歌(ついに告白かな?)
千歌「喜んで」 屋上
曜「もう!曜ちゃん千歌の身体でめちゃめちゃやり過ぎだよ!」
千歌「ご、ごめん」
曜「許可なく千歌の身体を触るの禁止!」
千歌「そんなぁ……」 曜「お風呂も目つむって入ってね」
千歌「む、無理だよ……」
曜「無理じゃない!」
曜「あとよだれ垂らして嫌らしい目をするのも禁止」
千歌「そ、そんなことして無いよ!」 千歌「そ、そんなことして無いよ!」
曜「してるよ!さっきも!」
千歌「えー!」
曜「曜ちゃんのエッチ!」
千歌「酷い!」 曜「それと」
曜「どうやって千歌達が元に戻れるのか考えないと」
千歌「戻らなくて良いんじゃない?」
曜「戻るの!」
曜「このままじゃ曜ちゃんにされるかわかんないもん!」 千歌「たしかに」
千歌「そんなこと言ってもどうするの?」
千歌「こうなっちゃった理由も良く分からないのに」
曜「うーん」 千歌「それに誰に言ったって信じて貰えないよ?」
千歌「やっぱり戻れないし戻る必要も無いんじゃ……」
曜「戻るの!」
曜「次雨が降ったら同じ場所で同じ事をやってみるよ!」
千歌「本当にそんなので戻れるのー?」
曜「やってみるしか無いじゃん!」 曜「それまで自然に振る舞っててね」
曜「元に戻ったときに問題が起きないように」
千歌「……はーい」
千歌「……じゃあさ、明日一緒にみとしー行こうって話は?」
曜「それは多分問題ないと思うよ」 千歌「そっか、良かった」
曜「じゃあそういう事で!」
曜「また明日ね」
千歌「うん、じゃあね!」
千歌(ああは言われたけど帰っていろいろしちゃおう……)
曜「ダメ!」
千歌「ギクッ」 今日はちょっと忙しいので更新は深夜か明日になりそうです 伊豆水津シーパラダイス入口
千歌「千歌ちゃーん!おまたせ!」
曜「曜ちゃん!」
曜「昨日本当に変な事しなかった?」
千歌「全くして無いよ、紳士だから」 曜「カメラいくらした?」
千歌「4万3千」
曜「後で壊しに行くね」
千歌「だめ、私の家宝にするの」
曜「縁切るよ」 千歌「違うの!千歌ちゃんへの愛故に……」
曜「えぇ……本当……?」
千歌「本当だよ、愛してる」
曜「おっぱい見てよだれ垂らしながら言われても……」
千歌「はっ!こ、これは違うの!」
曜「もう、いいから行くよ」
曜「本当に違うんです」 伊豆水津シーパラダイス ベンチ
曜「曜ちゃんとここに来るのも久しぶりだねぇ」
千歌「小さい頃に比べて、お互い段々忙しくなってきたからね」
曜「……」
曜「いつかこのまま大人になってもっと忙しくなったら」
曜「千歌達どうなっちゃうんだろう」 千歌「うーん……」
千歌「……何だかんだAqoursの皆は一生友達だろうから」
千歌「想像つかないなぁ」
曜「……そっか」
千歌「……でもまあ」
千歌「どんなに忙しくなっても、私は千歌ちゃんから離れないけどね」 曜「……」
曜「曜ちゃん……」
曜「……」
曜「どれだけ遠くに行っても?」
千歌「うん」 曜「……千歌ちゃんが曜ちゃんから逃げても?」
千歌「逃さない」
曜「千歌が死んじゃったら?」
千歌「あの世まで行ってこっちに連れ戻してくる」
曜「……」
千歌「……」 千歌「……千歌ちゃん」
曜「……ん?」
千歌「愛してるよ」
曜「……」
曜「さっきも聞いたよ」
千歌「……そうだね」 曜「……さっきも聞いたけど……」
曜「今度は目を観て言ってくれるんだね」
千歌「……うん」
曜「……」
千歌「……だからさ、千歌ちゃん」
千歌「だから私と……」 曜「ダメだよ」
千歌「……」
曜「……この前も言ったとおり」
曜「私には……時間が無いから……」
千歌「……」 千歌「私、何回振られるんだろうね?」
曜「……それは曜ちゃんが私に告白してくる数だけだよ」
千歌「……そっか」
千歌「……悲しいなぁ……」
曜「……ごめんね」 千歌「うん……」
曜「……」
千歌「……」
千歌「じゃあ、そろそろ帰ろうか」
曜「……うん」 千歌「よっと……」
ガクッ
千歌「ひぇ?」
千歌「わわっ!」
バタン
曜「……っ!」 千歌(また力が入らなかった……)
千歌(今度はベンチから立ち上がるとき……)
曜「曜ちゃん大丈夫!?」
千歌「う、うん……」
千歌「ちょっとまだ千歌ちゃんの身体に慣れてなくて上手く力が入れられなかったみたい……」 曜「……」
曜「……そ、そっか、手貸すよ?」
千歌「だ、大丈夫、ありがとう」
曜「……」
曜「そっか……」 高海家 十千万
千歌「……」
カチッ……カチッ……
千歌「……」
カチッ……カチカチッ…… 千歌(……なんだろう……マウスが……動かしにくい……)
千歌(タイピングも……)
千歌「……」
ッターン
千歌「ふぅ」 千歌「あとはカメラをパソコンに繋いでクラウドに送れば……」
千歌「……」
千歌「……あれ?」
千歌「私のカメラ……どこだっけ?」
千歌「ここに置いたんだけどな……」 千歌「……小さい頃から貯めてきたお小遣いを全額高画質に捧げたのに……」
千歌「……」ガサゴソ
千歌「……無い」
千歌「無い!無い!無い!」
千歌「絶対ここに置いたはずなのに……」 ヒラッ
千歌「……ん?」
千歌「……何か落ちてる……」
千歌「……」
千歌「……手紙?」 『曜ちゃんのカメラはこっそり回収しました
千歌達の入れ替わりが終わるまで預かっておくね
もちろんえっちなデータは消しました!』
千歌「……」
千歌「……」
千歌「……」 千歌「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
千歌「な"ん"で"だ"よ"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お!!!!!!!!!!」ゴロゴロゴロゴロ
千歌「もうカメラを買えるお金なんて無いんだよ!?」
千歌「神なんて居ない!」
千歌「神なんて居ないんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」ジタバタジタバタ
千歌「あぁぁぁぁ!」 千歌「酷い……酷いよぉ……」ポロポロ
千歌「何で……こんな……」
千歌「……うぅ……」
千歌「……」
千歌「……部屋に戻っておっぱい揉も……」 千歌「はぁ……」
フラッ
千歌「!?」
千歌「また力が……」
ガンッ 千歌「うーん……」
志満「千歌!」
千歌「……志満ねえ?」
千歌「どこここ……」
千歌「……病院?」 志満「そうだよ?」
志満「買い物から帰ってきたら千歌が廊下で倒れてたの……」
千歌「……倒れてた……?」
志満「お医者さんは多分どこかに頭をぶつけて倒れたんだろうって……」
志満「……また力が入らなかったんじゃ無いの?」 千歌「……あ」
千歌「そうだ……」
千歌「歩いてる時によろけて」
千歌「踏ん張ろうとしたら上手く力が入らなくて……」
志満「……やっぱり……」
千歌「うん……」 千歌「……」
千歌「……ん?」
千歌「何で志満ねえがその事……」
千歌(上手く力が入らないのは千歌ちゃんの身体に慣れてないからじゃ……)
志満「へ?何でって……」 志満「病院でお医者さんに言われたでしょ?」
千歌「病院……?」
志満「うん」
千歌「……そ、そうだよね」
千歌「忘れてた……はは」 千歌(……)
志満「もう……心配ねぇ……」
志満「とりあえず、意識が戻ったら入院する必要も無いって言われたから」
志満「お医者さん呼んでお家に帰るよ?」
千歌「そっか、良かった……」 帰り道 車内
ブロロロロ……
志満「……」
千歌「……」
志満「……最近はどう?学校は楽しい?」 千歌「うん、Aqoursの皆がいるし楽しいよ」
志満「そう、良かった」
志満「……」
志満「お友達にも……言わないの?」
千歌「……え?」 志満「千歌は心配かけられないって言うかもしれないけど……私は伝えたほうがいいと思うよ」
志満「大事な友達なら……尚更……」
千歌「な、なんの事……?」
志満「……」
志満「そっか……」
志満「千歌が言いたくないなら……無理強いはしないけど……」
千歌「……?」 >>169
藤原竜也かよ。ワロ田。
千歌ちゃんが何か冷めてるのは別の理由が? キーンコーン
曜「あ、おはよー」
千歌「お、おはよう」
千歌「……」
千歌「……千歌ちゃん……」 曜「ん?」
千歌「……」
千歌「何で……勝手に……あんな事……」
千歌「……酷いよ……友達だと思ってたのに……」
曜「……」 曜「……だって曜ちゃんに言ったら……」
曜「きっと曜ちゃんは……」
千歌「……もちろん」
千歌「何としても止めるよ」
千歌「じゃないと……」 千歌「二度と千歌ちゃんのおっぱいの写真なんて……取れないから……」
曜「……やっぱり……」
千歌「私のカメラのデータ……勝手に消すなんて……」
曜「良い?今更だけど曜ちゃんのやってる事って犯罪すれすれなんだよ?」
千歌「でも自分で自分に卑猥をしてるだけだし……」 曜「千歌の身体だから!」
千歌「うぅ……」
曜「何回言ってもやめないんだからぁ」
千歌「ごめんなさい」
曜「もー」 千歌「……」
千歌「……それはそうと、さ」
曜「……ん?」
千歌「千歌ちゃん……何か隠し事して無い?」
曜「……隠し事?」
曜「なんの事?」 千歌「……」
千歌「本当に?本当に何もない?」
曜「……」
千歌「……」
曜「……早く雨振らないかな?」
千歌「え?」 千歌「え?」
曜「千歌、今日中には元に戻りたいの」
曜「だから、雨が降って千歌たちの頭をぶつけないと……」
曜「なのにお天気続きなんだもん」
千歌「……」
千歌「……それは質問の答えに……」 キーンコーン
曜「……チャイム鳴っちゃった」
千歌「千歌ちゃん……」
曜「授業始まっちゃうから席戻ろ?」
千歌「……う、うん……」 高海家
千歌「……」
千歌(……結局はぐらかされちゃった……)
千歌(やっぱり何か隠してる)
千歌(何で私にも話してくれないんだろう……) 千歌(……いや、そもそも千歌ちゃんにとって私はまだ……)
千歌(……)
千歌(何か嫌な予感がする……)
千歌(本当は無理にでも聞き出したいけど……)
コンコン 志満「千歌?」
千歌「んー?」
志満「そろそろ行くよ?支度してね」
千歌「行く?ってどこに?」
志満「前も言ったでしょ?今日は病院の日だよ?」 千歌「病院……?」
志満「もう、また忘れちゃったの?」
千歌「あ、あはは、ごめんごめん」
千歌「今支度するから!」
志満「下で待ってるからね」
千歌「うん」 病院
医者「……」
医者「病状は進行していますね……」
千歌「へ?」
志満「……そうですか……」 志満「やっぱりスクールアイドルの活動は……」
医者「……控えたほうが良いです」
千歌「……え?え?どういう事?」
千歌「スクールアイドル控えるって……何でですか?」
千歌「ど、どれくらい控えればいいんですか?しばらく控えたらまた出来るんですよね?」 千歌「そうですよね?お医者さん」
志満「ち、ちょっと!千歌!」
医者「……」
千歌「……ね?」
医者「高海さん、落ち着いて聞いてください……」 医者「……これからどんどん筋力が落ちていき、最終的には身動きすら取れなくなるでしょう」
千歌「……え?」
医者「そして、今後筋力が回復していく事は無いでしょう」
医者「できるのは薬やリハビリで筋肉の減少を遅らせるだけ」
医者「ですので今後スクールアイドルは……」 千歌「え?何それ……」
千歌「……そんな……」
千歌「……」
千歌「で、でも、歌を歌い続けるくらいなら……」
千歌「ダンスができなくても!千歌ちゃんが好きな歌は……」 医者「……」
医者「いずれ喉の筋肉も衰え、声を出す事も出来なくなります」
千歌「……」
千歌「嘘……」
千歌「嘘……嘘!」
千歌「そんなの絶対嘘!」 千歌「ありえない!そんなこと!絶対に!」
千歌「何で!?なんでそんな!」
志満「ち、千歌!どうしたの?」
志満「前にも同じ事聞いたでしょ?」
志満「この前はもっと落ち着いてたのに……」 千歌「千歌ちゃんがスクールアイドルを続けられないなんて!」
千歌「そんなの嘘!間違ってるよ!」
千歌「千歌ちゃんが……」
千歌「そんな……そんなはず……!」
千歌「……」
志満「……」
千歌「……お医者さん」 医者「……はい」
千歌「……筋肉がどんどん無くなっていって……身動きすら取れなくなったら……」
千歌「……私……どうなっちゃうんですか……?」
志満「……千歌……」
医者「……」
医者「いずれ……あなたは……」
医者「……おそらく……」 医者「……」
医者「死亡……します……」
千歌「……」ゾクッ
医者「余命は約5年です……」
医者「残念ですが……」
千歌「……絶対に……治りませんか……」 医者「……今のところは……治療法がまだ分かっておりません……」
千歌「……」
千歌「……千歌ちゃん……」
千歌「……そんな……私……」
千歌「うぅ……うぐっ……」
千歌「そんな……そんなぁ……」
志満「……」
医者「……」 千歌ちゃんを補助するときにどさくさにまぎれておっぱいさわるんだよーそろー。よーそろー…。 今ここでってもしかしたら、その今はまだ来てないのではないかという妄想 高海家
ザァァァ
千歌(……)
千歌(…………)
千歌(………………) 千歌(何で……)
千歌(……私じゃ……)
千歌(私じゃだめなの……?)
千歌(私じゃ……千歌ちゃんの助けにはなれないの……?)
千歌(……) 千歌(……それとも……)
千歌(果南ちゃんとか……梨子ちゃんとか……ほかの皆には相談してるのかな……)
千歌(……)
千歌(……違う……違うよ……)
千歌(何で千歌ちゃんがこんな状態なのに……私は嫉妬ばっかりして……) 千歌(考える事は……そうじゃないはずなのに……)
千歌(それに……誰にも話してないって事も当たり前にあり得るんだから……)
千歌(……)
千歌(……でも……)
千歌(千歌ちゃんが私に話してくれなかったって……) 千歌(……悔しい……)
千歌(……悔しいよ……千歌ちゃん……)
コンコン
志満「千歌?」
千歌「……」 志満「……曜ちゃんから電話よ?」
千歌「……!」
千歌「……」
志満「……出れる?それとも……」
千歌「……大丈夫」
千歌「すぐ行くから……」
志満「……うん」 タッタッタッ
ガチャ
千歌「もしもし、千歌ちゃん?」
曜「もしもし」
曜「ごめんね、千歌ちゃん」 >>238
訂正
タッタッタッ
ガチャ
千歌「もしもし、千歌ちゃん?」
曜「もしもし」
曜「ごめんね、曜ちゃん」 千歌「……え?」
曜「……」
千歌「……」
曜「今……雨が降ってるね」
千歌「……雨?」 ザァァァ
千歌「あ……」
千歌(……千歌ちゃんの事考えてて全然気が付かなかった……)
千歌(改めて外を見ると……酷い天気だな……)
曜「……曜ちゃん」
曜「今から学校……これる?」
千歌「……」 浦ノ星女学院
ザァァァ……
曜「……」
千歌「……」
曜「曜ちゃん……」
曜「傘も持ってこなかったの?」 曜「風邪引いちゃうよ?」
千歌「……」
曜「……千歌の傘に入ろ?」
千歌「……千歌ちゃん……」
曜「……」 千歌「千歌ちゃん……何で……」
千歌「何で……そんな……」
千歌「私……」
曜「……」
曜「……今日は……病院の日だよね」
千歌「……」 曜「ごめんね、曜ちゃん……」
曜「何も……伝えなくて……」
千歌「……」
曜「……」
曜「……曜ちゃん」 曜「千歌ね、あと大体5年で死んじゃうんだ」
千歌「……」
曜「それに、死んじゃうより先に身体は動かなくなるし、声も出せなくなっちゃう」
曜「ご飯も食べられなくなっちゃうんだ」
曜「……」
曜「だけど……」 曜「……」
曜「千歌の身体が千歌の願いを叶えられる内に……精一杯輝きたかった……」
曜「……だから千歌は……誰にも言わなかったの……」
曜「もし皆に言ったら……皆優しいから、スクールアイドルの活動は控えてって……言われちゃうかもしれないから……」
曜「それに……皆にも心配かけちゃう……」
千歌「……でも……それでも……!」 曜「……千歌はね、死んじゃう事も怖いけど……」
曜「もっと怖いのは……曜ちゃんやAqoursの皆がもし千歌の事を忘れちゃったらって……」
曜「今千歌は最高に楽しいけど……この楽しさを感じてるのは千歌だけで、他のみんなにとっては忘れちゃうような思い出だったらって……」
曜「そういう事が一番怖いの」
曜「いつも一人で想像して怖くなっちゃうの……」
曜「だから曜ちゃんの中に入って……曜ちゃんはどんな事考えてるんだろうって覗き込めたらって思ったりした……」
曜「千歌、馬鹿だから……曜ちゃんの中に入っても何も分からなかったけど……」
曜「……」 曜「だから……」
千歌「それは……」
千歌「それはみんな同じだよ……」
曜「……」
千歌「お互いの事なんか分からなくて……本当はどんな事考えてるんだろうって不安になる……」 千歌「そうやって自暴自棄になって心がぐしゃぐしゃになる……」
千歌「もし相手があんな風に思ってたら、こんな風に思ってたらって……考えちゃう……」
千歌「でもそんなのは勝手な想像でしか無いのに」
千歌「お互いすれ違って」
千歌「実際は同じ気持ちだったなんて……嫌だよ……」 曜「……」
千歌「……だからこそ」
千歌「私に聞いてほしかった……」
千歌「聞かなきゃ……相手の気持ちなんか分からないから……」
千歌「……なんて、私が言えるような話じゃないけど……」
千歌「……ううん、もしかしたら私の方が出来てなかったのかも……」
曜「……」 曜「……」
曜「……ごめん……」
曜「……ごめんね、曜ちゃん」
曜「……千歌、皆に心配かけないようにって言いながら本当は自分の事ばかり考えすぎてたのかもしれない……」
曜「もし、私が死んじゃうっていう事実が他人にとって何の興味もない事だったら……」
曜「曜ちゃんにとって大したことが無かったらって……」 曜「もしそうだったら私どうしようって……逃げてたのかもしれない……」
曜「……本当に……ごめんね……」
千歌「……千歌ちゃん」
千歌「……ううん」
千歌「……これからは、お互い隠しごとなんてやめよう?」
曜「……うん」
千歌「……ありがとう、千歌ちゃん」 ザァァァ
千歌「……」
曜「……」
千歌「雨が強いから……校舎の中にでも入ろっか……」
曜「……」
曜「……ううん、まずは元に戻ろう?」 千歌「……」
曜「せっかくあの日と同じくらい強く降ってるんだし……」
千歌「……」
曜「……ね?」
千歌「ううん」
千歌「もとには戻らない……」
曜「……え?」 曜「……なんで……」
千歌「千歌ちゃんが死ぬ必要なんて……無いから……」
曜「……え、ど、どういう……」
千歌「私が千歌ちゃんの全てを背負って死ぬの」
千歌「千歌ちゃんは生活環境も変わるし……私の身体だから不便もかけるだろうし……」
千歌「突拍子の無い話だけど……きっと千歌ちゃんのお母さんや私のママも二人で真剣に話を伝えれば信じてくれるよ」
千歌「Aqoursの皆だって……」 曜「そうじゃ無い……」
曜「そうじゃ無いよ……」
曜「なんで曜ちゃんは……そんなこと簡単に言えちゃうの……?」
千歌「私は千歌ちゃんが好きだから」
千歌「千歌ちゃんだけは死なせちゃいけないんだよ」 千歌「私の命より大事だから」
曜「ま、待ってよ!」
曜「千歌だって同じ気持ちで……」
千歌「ううん」
千歌「同じ気持ちじゃないよ」
曜「え……」 千歌「だって私千歌ちゃんに何度も告白してフられてるもん」
千歌「だから千歌ちゃんより私の方が……」
曜「ち、違うよ……!」
千歌「ううん」
曜「そんなの嘘!それは私の寿命が……」
千歌「そんなこと無い!」
曜「……」 曜「……」
千歌「そんなこと無いよ千歌ちゃん」
千歌「この恋は私の一方的な恋で」
千歌「千歌ちゃんは私の事……」
曜「大好き!!!」
千歌「!?」 曜「曜ちゃんの事が大好きだよ!」
曜「この世界でいちばん大好き!愛してる!」
千歌「な、なんで……」
曜「千歌も曜ちゃんのためなら命だって捨てられる!」
曜「曜ちゃんの事が何よりも大事なの!!!」
曜「だから……」 曜「だから、曜ちゃんが死んじゃったら……千歌もさっきの曜ちゃんと同じくらい……」
曜「……ううん、曜ちゃんよりも悲しいよ」
千歌「……」
千歌「……千歌ちゃん……なんで……」
千歌「なんで言っちゃうのぉ!」 千歌「……そんなこと……言われちゃったら私……」
千歌「私……千歌ちゃんの前で泣いちゃうよぉ……」ポロポロ
千歌「うぅ……ひぐっ……」
曜「大丈夫だよ」
曜「雨で……涙なんか分からないから……」 千歌「もう……頭の中ぐちゃぐちゃだよ……」
千歌「うぅ……うあぁ……」
曜「だから……ね?」
曜「私に身体……返して?」 千歌「やだ!」
曜「曜ちゃん!」
千歌「絶対やだ!返さない!」ダッ
曜「ちょっ!逃げないで!」ダッ
千歌「来ないで……追いかけてこないでよ千歌ちゃ……」
フラッ
千歌「あっ……」
曜「曜ちゃ……」
ガンッ 曜「……いっ……」
千歌「いてて……」
曜「……!?」
千歌「……あ……」
曜「……そんな……」
千歌「元に……戻ってる……!」
曜「嘘……なんで……!」 グイッ
千歌「痛っ!引っ張らないで……」
ガンッ
千歌「痛いっ!」
曜「え……何で……?」
千歌「な、何するの曜ちゃ……」 ガンッ
千歌「痛っ!」
曜「あ、あのときもこうやって雨の中あたまをぶつけ合ったら入れ替わったんだよね?」
ガンッ
曜「じゃあなんで今度は……」
千歌「曜ちゃん!」 ガンッ
曜「何で!」
ガンッ
曜「何で!!」
ガンッ
曜「何で!!!」
千歌「曜ちゃん!!!」バッ 曜「っ!」
ドシン
曜「はぁーっ、はぁーっ」
千歌「もうやめて……」
千歌「痛いよ……」
曜「なんで……」
曜「なんで入れ替わらないの……」 曜「そんな……このままじゃ……」
曜「千歌ちゃんが……」
千歌「……」
曜「千歌ちゃんが……死んじゃうよ……!」
曜「どうしよう……!どうしよう!!どうしよう!!!」
曜「千歌ちゃんが死んじゃうよ!何で!!」
曜「どうすれば良いの!?私は!!!」
曜「このままじゃ!!!千歌ちゃん!!!」
曜「ねえ千歌ちゃん!私はどうすれば……!!!」 千歌「……」
千歌「落ち着いて、曜ちゃん」
千歌「……千歌は死んじゃうけどね、曜ちゃんは生きてるでしょ?」
千歌「だから曜ちゃんには、皆が忘れないように時々千歌を思い出して」
千歌「皆に話してほしいな」
千歌「千歌があんな事してたよね、あほだったよねって」
曜「……っ!」 千歌「だからさ、曜ちゃんには生きててほしいの」
千歌「……お願い、できないかな?」
曜「……」
曜「……嫌だよ」
千歌「……え?」
曜「私は……そんなことしたくない……」
千歌「曜ちゃん……」 曜「……何で……」
曜「……何で千歌ちゃんは死ぬのが当たり前だと思ってるのさ!」
曜「生きる事を諦めてるじゃん!」
千歌「……!?」
曜「生きる事を諦めて輝こう何て虫が良すぎるよ!」
曜「違うでしょ?生きることを諦めないから輝けるんだよ!」
曜「なのに端から死ぬ前提なんて……間違ってる……」 千歌「曜ちゃん……!」
曜「誰に話したって、千歌ちゃんの死が仕方がないなんて思う人は居ないよ!」
曜「だって千歌ちゃんは死んじゃ駄目だから!」
曜「皆が生きてほしいって願ってるから!」
曜「1分1秒でも長く生きてよ!」
曜「1秒後には何があるか分からないんだよ?」
曜「1秒後には人生最高の瞬間が訪れるかもしれない!」
曜「そんな時が来るのを諦めちゃ駄目なんだよ!」
曜「だから!だから……!」
千歌「うぅ……ひぐっ……」ポロポロ 曜「……千歌ちゃん!この世の何よりも千歌ちゃんを愛してる!!!」
曜「私の人生が終わるその時まで!ずっと一緒に居てよ!」
曜「これが私の願いなの!」
千歌「……うう……」
千歌「うあぁ……」
千歌「……曜ちゃん……!」 千歌「ごめん……曜ちゃん……」
千歌「ありがとう……千歌……!」
千歌「絶対に死なない!」
千歌「曜ちゃんが死ぬその時まで……ずっと隣に居る……!」
千歌「約束するから!」
曜「……本当?」 千歌「うん!」
曜「……ありがとう」
千歌「……ありがとう……ありがとう曜ちゃん!!!」
曜「……」
曜「……千歌ちゃん……」 ギュウゥッ
チュゥ……
千歌「うぅ……ん……!」
曜「んんっ……」
千歌「ぷぁっ」
曜「千歌ちゃん……」
曜「どんな事があっても幸せにするから……」 千歌「ありがとう……」
曜「もう私達、びしょ濡れだね」
千歌「……うん」
千歌「身体は冷えちゃうけど……曜ちゃんが暖かいから……」
曜「……千歌ちゃん」
千歌「ん?」
曜「愛してるよ」
千歌「……」
千歌「……千歌もだよ」
ギュッ 数年後
千歌「……」
曜「……千歌ちゃん、心配しないで」
曜「声は出せなくても、思いは伝わるからね」
千歌「……」 プルルル
曜「あ、ごめん、電話取ってくるね」
ガチャ
曜「はい、渡辺です」
曜「……」 曜「……え」
曜「ほ、本当に……?」
曜「……」
曜「……うぅ……うぁ……」ポロポロ
曜「ありがとうございます!ありがとうございます!」
曜「これで千歌ちゃんも……!」
曜「はい……はい……!ではまた!」
ガチャ ダッ
曜「千歌ちゃん!」
千歌「……」
曜「病気の……治療法が確立されたって!」
曜「また私達、昔みたいに……」 おっつおっつ。凄いよかった
元に戻ってからは曜ちゃんのカメラでいっぱい思い出残したんだろうなぁ
まぁ最初にデータサルベージしてそうだけどw 曜ちゃんが死ぬまで隣にいると約束する→数年後に千歌ちゃんが死んでも曜ちゃんが死ぬまで弔わずに隣にいさせる→治療法がわかっても無感情のままなのは死んでるから(声が出せないだけで感情を出せないとは言ってない)
って解釈したのは歪んでるのかな… 乙
深く考えずハッピーエンドだと思うことにする
スレタイからは想像もつかないシリアスだった 入院しているのに心電図の音が無いのは作者が書き忘れただけだから
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