戦J過疎りすぎ
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目が涙(塩水)の中泳いでるゆうねたやろなあ 戦Jって言い方が死ぬほどキモいJはどっから出てきたんだよ
そんなにJが好きならとっとと帰れや 何はともあれ、歩き出したばらまき一閃と聚楽
ばらまき一閃「聚楽、ちょっと休もう」
聚楽「へえ」
薬缶がちんちんしゅっしゅっと音を立てる茶店の長椅子に腰を下ろす 茶をすすり、虎子まんじゅうなんぞに次々手を伸ばす二人
残った虎子の取り合いが収まった頃
ばらまき「さて、二人とも着物を考えねばならんなあ」
聚楽「支度金として面倒見てもらえるならそれはもう!喜んでお供致します この着物なんかあちこち抜けちまってみっともないったらありゃしない」
金には抜け目のない聚楽!すかさず先手を打つ ばらまき「わしの紋付きも鮮やかな黒であったが、いつの間にかほこりをかぶってなあ
このままでは「ようかんが歩いてる!」なぞ言われそうでなあ 水色ならわらび餅…」
聚楽「しかし、ここらに着物問屋みたいな洒落た所がありましたか?」 {⌒\__
´ ̄ ̄`ー<⌒7
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/イ八ト、∨ |/レ∨ │
| /┃ ┃ | | ' | 戦Jは流石にキモいからそろそろやめたほうがいいよ
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旧Anarchy実況
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新Anarchy実況
http://agree.5ch.net/liveanarchy/ ばらまき一閃「着物なぞおふるで良いわ それより我らはお忍びで動くのだ
それなりの身なりでなくてはならん」
聚楽「なるほど、早く動ける!目だたない!だけど旦那、そんなもんのんびり探してる暇あるんですかい?」
ばらまき一閃「その方が早く着く」 二人がやってきましたるはよろず屋街
まぁ、今で言うリサイクルショップや質屋といったところでしょうなぁ
ばらまき「聚楽、わしの紋付きを預かっておいてくれんか」そう言ってよろず屋の布連をさっそうとくぐるばらまき一閃 ばらまき「頼もう!頼もう!」
口をモゴモゴさせながら奥から顔を出したる店番!かじりついた所の魚だか海老の尻尾が見えているのは頭隠して尻隠さずが如し! やっとの思いで全てを飲み込んだ店番
「いやぁ旦那いらっしゃいまし!
今日は何をお探しで?ん?ちょっと汚れておりますか?どこぞの女郎とでも河原でいい事なんかしちゃった後なんかで?
旦那なんかは結城の着物、羽織は稲?豆?胡麻?まぁとにかく穀物柄の唐桟、帯は紺の献上、小道具に半紙の一枚!
あぁこれはいざって時にふく物でね、後は手拭いなんか」 店番「河原だからふくなんて下らない事言ってる場合ではないなんてお叱りの声を聞く前に旦那の声を聞かないと!
いやぁしかし旦那いい男っ振りで!旦那の一気掛けなんか道行く娘なんかみんな振り返ってみたりして!
いや、過去か背中かは知りませんよ!ちょっと待ったぁ「俺の背中に目は無い」とか言いっこ無し!」 店番「まぁそう苦み走った渋い顔をしなさんな!また、女が寄ってきてしまいますぜ!で今日は何をお探しでしたっけ?」
よく喋る店番である 流暢と言えば聞こえはいいが
まるで嵐の時の水車の様
つまり「したが回る」なんちゃって 渋々店番の話を聞いていたばらまき一閃!閂を外した門の如く重い口を開く!
ばらまき一閃「拙者とこの者に着物を…だいたいで良い…なるべく目立たぬ庶民的なものを…」
店番「はっはぁ!これからお忍びで何か悪さでもするって算段で?ちょっと待って下さいよ」
それを聞いた聚楽の目の色が変わった!その気配に気付き押さえるばらまき一閃! ばらまき「こやつきるつもりだ…止めねば…」
などの後ろのやり取りなど気にせず適当に見繕う店番
店番「まあ、旦那!試し着でもしてみて下さいよ!この着物はまだ新しいうちに仕入れたまだまだ着れる上物でさぁ!ちょいと腹の所に繕った所がございますが、それはただの刺された跡なんで今は固くてもそのうち馴染みますぁ!」
縁起などみじんもさせず喋る店番 なんやかんやと着替えのすんだ二人
その時、ばらまき一閃がニヤリと笑って店番にこう言う!
「ちょうどいい!拙者紐を探しておってな!真田紐とゆうのが丈夫で良いと聞くがあるか?」
店番「流石にここまでは届かなくて」
ばらまき「ならば甲斐の口で良い あるか?」 店番が蔵に探しに行ったその時!ばらまき一閃は聚楽にこう呟く!
ばらまき「聚楽、逃げるぞ!走れ!」
聚楽「えっ?」
一目さんとは正にこの事!走る!走る!走る! 追いかけてくる店番をまき、どこぞの陰に身を潜める二人!
聚楽「はぁ!はぁ!はぁ!旦那!何ですか?これは?ただの泥棒じゃないですか?」
ばらまき一閃「はぁ!はぁ!はぁ!はっはっはっ!だから、早く着くと言ったであろう!
案ずるな脱ぎ捨てたあの紋付きの袖には何文か忍ばせてある
足らんならうちのもんに訴えるだけの事よ!」 ただの、泥棒と紙一重!つまり似たよなもの!五十歩百歩の二人の運命やいかに! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています