読書部
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優れた本を沢山読むと自分の認識の視野が拡がる、
自分の見ている世界が豊かになり世界が一変するっていう風刺画置いとくよ
https://i.imgur.com/SbYYo98.jpg 安部公房の『人間そっくり』、面白いんだけどめちゃくちゃ後味悪いわ >>97
ラスカサスって、中近世にインディアンの虐待について書いた本やろ?
ただの報告書ってニオイするんやけどほんまに読んでおもろいんやろか >>115
タイトルに惹かれてたやつや
赤い繭と砂の女好きだから読んでみようかな >>119
まずジョン・W・ダワーの「容赦なき戦争-太平洋戦争における人種差別」や
白井洋子の著書「ベトナム戦争のアメリカ-もうひとつのアメリカ史」を読めばいい
アメリカのハワイ併合、フィリピンへの侵略、ベトナム戦争、第二次世界大戦における日本などが
かつてのインディアン虐殺の延長線上にあるっていう学術的にもよく知られる明白な事実があるんだよ
彼らにとってかつての日本人は過去に虐殺されたインディアンと同じであり同一視されてた
そういうことを理解したうえで読むべき本だと思う あとはインディアンを人間ではないとして
虐殺と差別と破壊をここまで生に書いた本ってそう無いと思う
あいつらは人間ではないっていうのが=向こうの差別の本質だから アメリカは建国以来、西部開拓が一つのアイデンティティみたいになってるな
ハワイ日本フィリピンベトナムと西に向かってるのが分かる
米中戦争が起きると言われてるのもそういうわけか
Go west >>112
スゴ本って本も出てたんやな
ブログたま〜に見てたわ アメリカ史だったら、ハワード・ジンの著作はおすすめやで
表現力が高いから一級の歴史小説みたい楽しんで読むことも出来る
モロワの『アメリカ史』も面白い
他の歴史ならフランス史になるけど、ミシュレの『ジャンヌダルク』も
読物として一級やし、文庫で手に入るしあんまり分量が多くないからお薦めや
人文科学の領域でも、ロラン・バルト、ミシェル・フーコー、アナール学派
なんかはミシュレの影響が大なり小なりあるから、ミシュレ少し読むだけでも
ここ一世紀くらいの人文学系の思想家や議論にアクセスしやすくなって世界が広がって楽しくなるで アメリカは原住民を侵略したことに対して後ろめたさがあるわね
ポーやスティーヴンキングといったホラー、恐怖系作品やゾンビ映画なんかが繰り返し生産されてるのを見るとそういうのを感じる
アメカスはいつもどこかで怖がってる まあ原住民が追いやられたのも病原菌に対する免疫が無かったってのが大きな理由になってるが・・
(´・ω・`)
病原菌が歴史を変えるという意味でこの辺のお話はかなりタイムリーだ 君たち聖書って読んだことある?
欧米の著者やと聖書の話とか出てくるし勉強しておきたいって思う最近や >>128
一気に知ろうとすると分量が多くて、読むのを忙しくて後回しにしてたりする内に
読まなくなってくじけやすいで(体験談)
子供向けの解りやすくて言葉が平易な薄いやつ何冊か読み比べたりしながら
背伸びせずに入って行くのが、個人的には挫折しにくててええと思う
読んだことないんやけど、漫画とかも良いかもしれん
とりあえず最初から完璧目指すとかなり負担になるんでゆっくりやるべきやと思う ワイは大学がキリスト教の大学なので講義でテキストとして読んだな
半ば無理やりにでも読んでおくとその後の読書が楽になるよ
そういうために読む書でもある インディアンの虐殺の歴史は知っておいたほうがいいよ
アメリカはしかもその虐殺を未だに肯定して記念のモニュメントまで建ててるからな
ノーム・チョムスキーの「9・11」の山崎淳の解説にはこうある
感謝祭(11月の第4木曜日)に国立公園を散歩していたチョムスキーは、一つの墓石を見つける。碑文には、「ここにひとりのインディアン女性が眠る。ワムパノク族の人だ。
その家族と部族は、この偉大な国が誕生し、成長することを願って、身を捧げ、土地を与えた」。チョムスキーは、碑文の背後にある歴史的事実を指摘する。歴史上で最も大掛かりな集団虐殺の一つとされる行為があり、
インディアンは殺され、人口が20分の1に減らされ、追い散らされたのである。彼ら原住民族が、国家建設の気高い目的のため身を捧げたというのは正確と言い難い。
現在の推定では、コロンブスがアメリカ大陸を「発見」した1492年の時点で、ラテン・アメリカ一帯には8000万人のアメリカ原住民がいた。それが、1650年には、5%しか残っていなかった。もの凄い規模の大虐殺が行なわれたのだ。
国立公園であるから、大勢のアメリカ人が訪れ、碑文を読む。善意のまとまな人々であるが、別にこれと言う反応は示さない。
しかし、アウシュビッツやダッハウ(ナチスのユダヤ人強制収容所があった場所)を訪れ、「ここにひとりの女性が眠る。ユダヤ人。その家族とその民族は、この偉大な国家の成長繁栄のために、自らの身体と、財産とを捧げた」と書いてあったとしたら、反応は違うだろう。 小説読んでるとどうしても暗くなるンゴねぇ
エンターテイメント性の高い作品がもっとあっても良いと思うんだが
選び方が悪いのかもしれんけど 息抜きに夢と希望を与える明るい児童小説とか読めばいいで
よほど不快で気分悪くなったらワイは気分転換に外出して
なるべく日光に当たるようにひたすら歩く まあたしかに
ロビンソンクルーソー読んだときこう言うのでいいんだよって思ったわ エレナ・ポーター 少女パレアナ J・ウェブスター あしながおじさん ヴェルヌ 十五少年漂流記
デフォー ロビンソン漂流記 マーク・トウェイン トムソーヤの冒険 ハックルベリーフィンの冒険
バーネット 小公女 スウィフト ガリバー旅行記 オルコット 若草物語 L・M・モンゴメリ 赤毛のアン
こういうので良い読んでて楽しい傑作児童文学置いとくよ
文学はまぁこういう楽しいのから読むべきだわ
少女パレアナは読んでるかどうかで
後の人生の対人関係に影響与えるから絶対読んでおいたほうがいいよ
児童文学だから一日二日程度で読めるし
見栄張り誹謗中傷マウント合戦で疲れてるなんJ民は絶対読むべきだわ 岩波少年文庫すこ
でも児童文学ってルビ振ってあって読みにくいねんな…目がチカチカするわ 銃・病原菌・鉄って今はもう文庫版しかほぼ売ってないんかな
ハードカバーが好きやねんけど >>136
逆にあのルビがあるとありがたい
漢字苦手すぎて
ただ児童文学でも翻訳が古いとあかんね
最近の新訳ブームみたいなのに慣れて古いのは受け付けなくなってしまった >>137
それ書店に無かったからアマゾンでハードカバーで買ったで数カ月前に
ネットで探せばどこかにあると思うわ
あのような本はハードカバーで読みたいね >>139
ええこと聞いたわサンガツ
電車とかでパラパラ読むなら文庫やけどああいうのは腰を据えて読みたいからハードカバーよな ブックオフとかでたまに見かける
同じ作者の文明崩壊も名著よな 古本なら普通にあるな 今やってないかもしれんが
ああいうタイプの本は古本でも質悪くないかも J・ウェブスターのあしながおじさんは
美談とかおもうけどロリコン小説じゃないですか
最後結婚するのはなんだかなぁ・・・ >>93
社会科学系でもええなら
佐伯啓思オススメやで
結構前に「自由とは何か」っていう本書いてるんやが
色んな思想家やその考え方を紹介しながら
タイトルそのままのテーマを考えてみるって内容や
著者自身が経済学専門でやや畑違いだからこそなのか
ひたすら専門用語使わずに噛み砕いて書かれてるから
高校生のワイでも没頭して読めた 続き
日米関係について語った「従属国家論」なんてのも書いてる
この人思想はモロ保守なんやろうけど
良くも悪くも遠回しにしか主張はせんくて
出来る限り公平な書き方に努めてるっぽいのが
好感持てる
「こうすべき!こうあるべき!」じゃなくて
「とりあえず議論したり考えたりするのが重要や」ってスタンス 佐伯の名前が出てきたので西部邁の大衆の病理をオススメする
佐伯との対談はなかなか読み応えある >>151
西部さん2年前に自殺してたんやな・・・
知らんかったわ 保守派の人たちや知識人たちには衝撃だったみたいやな
ワイは読んだことないけど 保守が好きなオルテガは軽く読んだ
『大衆の反逆』はとても良いね
これほど現代社会を予言してる本もないのでは 西部邁は単なる自殺じゃなくその方法も含めて衝撃的やったな
追悼がてらニヒリズムについて書かれた本読んでみたけど浅学なワイにはさっぱり理解できなかった だいぶ前に話題になったオーウェンジョーンズの『チャヴ』ようやく読み終えたわ
中流以上の階級と下流および労働者階級との徹底した分断を書いた本なんやけど
・政治家の大半が特権階級出のボンボンで、社会の底辺である労働者階級と接した経験がないからそういう人たちの気持ちが一切わからない
・なので必然的に富裕層を優遇し、労働者階級を締め付けるような社会政策をとる(消費税を上げる代わりに法人税を下げるなど)
・そうやって締め付けられた労働者階級が生活に苦しむのは「お前らが努力してこなかったから」という自己責任論を持ちだして自分たちのやってきたことを正当化してしまう
・苦しむ労働者階級の怒りの矛先が政治に向かないようにマスコミを使って階級の中で内輪揉めを起こさせたり移民や外国人のほうにヘイトが集まるようにする
てな感じでイギリスのゴミっぷりがこれでもかというぐらい暴かれとった ほんま日本人でよかった というか日本もすでにそれに近いわね
政治家は世襲化してるし 銃病原菌鉄やけど文庫版の方がハードカバーの半額やから結局文庫版買ったわ 続編の文明崩壊と昨日までの世界も出てる これも読むとええ
三部作みたいな感じやな 文化人類学だとレヴィストロースが読みたいんやが値段高すぎてビビる >>161
最近出たやつか
サピエンス全史読み終わったら読みたい 今までAmazonで本買ってたんやけどhontoも結構品揃えいいんやね 最近は安く買えるからメルカリで買ってる
相場とか関係なくアホみたいに安く出品してくれる人がいるからホント助かってる >>162
日本の古本屋で結構安く買えるんちゃうか?
欲しい著作が高いとかだったらすまんが >>166
セブンネットショッピングも興味あるキーワード入れると、
関連書や類似書が大量に出てくるからお勧めやで
表示件数が多いから、なんとなく関心ある領域の文献が
鳥瞰的に、視覚的に把握出来るで >>168
せやなあ
古本屋行ったとき探しとるけど、それかネットで買うかな Amazonで新品の漫画買った時1つだけ帯がついてなかった時あったんやけどたまたまやろうか?
一気買いしてそれだけ帯がなかったからちょっと気になる Amazonで買うと帯があるかどうかは来てみないと分からんね
初版の時間が立ったものがきたりまだ出来たてのものがきたり
書店に置いてあるものだといろんな人が触ってヨレヨレになりがちだからそれと比べると良い状態のが手に入りやすいという印象 このスレにはおらんやろけどワイは小口研磨された本が大の苦手やから本屋でしか本買えへんわ 本なんて基本的に破壊しながら読むを信条にしてるからまったく気にせんなぁ
線を引くページを折るとか当たり前や
外でも平気で読むから赤い茶色に日焼けしまくってるのもあるなぁ 好きな本は新品買って棚に収めた上で読む用のもう一冊を何度も読み返すやで
それはそれとしてサイン本とかビニール開封する勇気なくてサイン見れンゴ 本なんて飾るもんちゃうやろw
司馬遼太郎は百科事典一ページずつ破って持ち歩いてて
読み終えたらそれを捨ててたそうな 帯は邪魔くさい
帯があると並べたときに装丁的に美しくないし読むときも邪魔
買ったら外してゴミ箱へ行くか栞として使うかな
本は並べることで機能するよ
そういう意味でもハードカバーが好きや ワイも本棚に自分の好きな本のコレクションが増えていくのが好きや
そしてそれが電子書籍に手を出せない理由でもある 帯なんて結局帯挿げ替え遊びする時くらいしか役に立たん >>173
サンガツ
じゃあ帯がなかったのはたまたまだったのかな
ここのスレ見てたら読みたい本とかも出てきたから買っちゃおうかね ただ帯が付いてる本は出版社がどうしても売りたい本なので丁寧に作ってあるものが多いらしい
推薦者に金を払って載せてるわけだから
帯が付いてる本は出来がいいのが多い、そういう判断材料としては有効 いや出版社が売りたい本と実際に読んでみて面白い本って相関なくないか
その言い分やと、中身に自信がないからその分を推薦者のネームバリューにぶん投げてごまかしてる、みたいな取り方もできる
極端な話ではメスイキホリエモン界隈やなんかお友達同士で回して本の帯の推薦文書き合ってるけど内容はお察しやし たしかにネームバリューに頼って売ろうとしてる本もたくさんあるから気を付けた方がいいな
要は誰が推薦してる本なのかを考えるとどういう本なのかがある程度分かる
好きな作家とかが推薦してたらそれだけでそいつにとって良い本に巡り合う可能性は高いしな
まあでも帯はたいてい捨てちゃうんですけどね ラスト数ページ怒濤の展開!?必ず騙される衝撃の真実!!
〇〇(芸能人)も泣いた・・・心に響く名作
とか書いてると手に取らずにすむから参考になるぞ(暴言) ああいう安っぽいキャッチコピーってなんなんやろな
映画にもよくあるけど
作品を逆に安っぽく陳腐なものにしてるだけだと思うんだが 歴史系にも色々あるぞ
教科書みたいなガチガチの世界史日本史を読みたいのか
サピエンス全史みたいに歴史から色々考察してる歴史系読み物かのか 鄭和の本が面白かったから偉人の伝記みたいなのがええな
別に時代がテーマになってるのでもええんやが面白い人が出てくるのがええ チャーチルの『第二次世界大戦』があるんやけどな
なんか読みにくいわ 伝記なら有名すぎるけど歴史なら吉川英治の太閤記読むやで
芸術が好きやったらドウス昌子の『イサム・ノグチ-宿命の越境者』読んでみ
キューリー夫人伝とか
高橋団吉の『新幹線をつくった男 島秀雄物語。』もおもろいで ラダーシリーズはなかなかええな
これで英文に慣れるのがいい気がしてきた 「英語の本」ってどういう意味?
英語で書かれた本?
英語に関する本? だったら英訳聖書とか良いんじゃない?
子ども向けだったり英語が第二言語な人向けの翻訳もあったりで
色んなレベルがあって便利 日本文化について書かれた英語の本って意外と面白いのよな
何よりとっつきやすい
ワイは落語好きやから落語の台本を英語に起こしたやつを読むのが好き >>200
「So Far from the Bamboo Grove」
Amazonのchildren's Asia Booksカテゴリーで1位 >>201
せやな
聖書はたまに読んでるんやが英語で読むとより理解が深まるんだろうなと思う
英語が(というかヨーロッパ語が)聖書からの影響が大きいことが分かるしな >>202
立ち読みしただけだが、how to japanっていうイギリス?の本は面白そうだった
代表的なのだと菊と刀かな >>203
はえ〜
こういう歴史は貴重やな
childrens Asia Booksに面白そうなのけっこう見つかるね
丸善の洋書コーナーも便利やが 英語本探しに丸善の洋書コーナー行ってきたわ
ペーパーバックのセール品とかアウトレット品がけっこうあった
ああいうのがあるから洋書はいいよな コリン・ウィルソンとか読んでみたいけど哲学が分からんわね jで宣伝してたので来ました。
最近読んだ本は湊かなえの告白です。
おすすめのミステリ教えてください。
翻訳は読みづらくて苦手なので、日本人作家だと嬉しいです。 >>210
>>86に書いたものの一部にもあるけど
東野圭吾 湊かなえ 貴志祐介 伊坂幸太郎 殊能将之(ハサミ男)綾辻行人
辺りがなんJでは特におすすめされてますよ
少し古いのだと江戸川乱歩、松本清張とか
あと森博嗣もか とにかく少し読んで合わないと感じたらどんどん別の本にあたってみる、というのが良いと思う アガサクリスティのそして誰もいなくなったはミステリの傑作なので
訳書でも読んどいたほうがええでどっかでネタバレされる前に ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています