時は平安末期。
荘園唐澤庄に30万段の領地を持つ貴族であった谷川は立身を志し、「日本一の大学生」の異名を取る天才、左大臣藤原頼長に仕える。
しかし、ある日・・・頼長の屋敷に呼び出された谷川は頼長から衆道関係を持つことを迫られ、断りきれず肉体関係を持ってしまう。
これを機として自らの尻を使って順調に昇進を重ねた谷川はついに従四位上八神守へと昇進を果たし、あと一歩で公卿という地位にまで上り詰めた。

だが、谷川は自らの不注意から匿名掲示板に自らの住所・氏名・母のさくら紙を使って自慰行為を行うなどの性癖を漏洩してしまう。
頼長は谷川が貴族でありながらまんぐり返しした瞬間に屁をこく下品な女と関係を持っていた事を問題視し、谷川は罷免の末に下総国へと流罪されてしまう。