>>60

続ける法則も、ただ単に続けろと言っている訳じゃないよ。
例えば、君の大学受験の例を借りるとしよう。
君の忘れないようにすることは確かに大事だと思う。
東京大学合格と書かれた紙を目につくところに貼っておこう。

確かに目にはつくけど、勉強に対してネガティブな気持ちを持っていたらどうだろう。
東京大学に行きたい気持ちと、勉強したくない気持ちで葛藤するよね。
この状態で、長時間勉強なんてできないと思うんだ。
人間はとてもクリエイティブだから、勉強することに否定的であれば
なるべくしないように言い訳を作り始める。
例えば、ちょっとテレビ見てからにしよう、ご飯の時間だ、とかね。

他にも、東京大学合格という目標を貼っていても
結局勉強しなければいけないから、そして勉強に対して苦痛を感じているなら
東京大学合格という紙を、無意識的に避けるようにもなってしまうんだ。
東京大学合格→勉強→苦痛→逃避
こういう思考回路では、いくら目標を貼っていても、無意識に避けてしまうんだから意味がないよね。

他にも、勉強しない自分を自己否定しまう人たちもいるんだ。
紙に書いて目のつくところに貼っている。でも勉強しようとしないし、中々成績が伸びない。
本当にダメな奴だ。

続ける法則のいい所は、本当に少ない時間から始めていること。
勉強嫌いでも、1分2分なら勉強することが出来ると思う。
一定期間続けた後、増やし方を調節して、目標を達成できるレベルまで時間を適切に増やす。
レベルの測り方は、テストで判断してもいいし、自分の感覚でもいい。

習慣化することは、とても励みになるんだ。
実際に、俺も感じていることだけど、習慣は自信につながるよ。
今まで、長いこと続けられなかった人は、特にこの喜びを大きく感じてくれると思う。
こういうポジティブの積み重ねが、自信を作り、習慣を作り、目標を達成する糧になるんだ。

君の言いたいことは分かるよ
確かに、怠けることは気持ちのいいことだけど
それを不快なもので潰すんじゃなくて、怠けること自体を不快にしなきゃいけないと思うんだ。
だから、続けるんだ。長いこと続けていると、途中でやめるのは嫌になるもんだよ。

学校に行って、強制的に勉強をする環境を作ることは有効な手段だとは思う。
まーでも、続けていることに関しては、だんだんポジティブになってくるし
強制しなくても、自然と行なうようになると思う。
始めは1分2分、1回2回でいいから、わざわざ環境を作るまでもないからね笑