>>64危険じゃないと否定もできないけど、案外危険でもないのかもしれない
なぜ瞑想をしている時、しばらくすると輪郭が溶けていくんだろうと不思議だった
ちょっと怖かったんで、自分なりにどうしてそうなったのか考えてみたんだけど
ジル・ボルト・テイラーと言う脳科学者が、自分の脳が壊れた時のことを記録している
この人は脳が「自分」を司るために機能している部位が壊れた人で
その時の体験を
「周囲と一体になった」と言う俺と全く同じ表現をしている
解剖の養老孟司によると、この部分には動物が移動するための地図があり
地図は「周囲」と「自分」を隔て、動物が空間を移動するために機能していると言っている
これら二つのことを組み合わせて考えてみると
瞑想をする時は、体をピクリとも動かさなくなり「体を動かす」という意識もなくなる
つまり「移動」が意識から消えるので脳内の「地図」も必要がなくなる
結果その部位の脳の活動が弱まる
この脳内の地図の部分が「周囲」と「自分」、と言う「自分」を司る部位なので
そこの活動が弱まると、その部位が壊れた脳科学者と同様に
「自分と周囲を隔てる機能」が弱くなり、輪郭が溶けだす
そして最終的に一体感を感じる結果になる
ただし、脳は活発になっているところに血液が集まるので
瞑想の場合はあくまで「極端にその部位の活動が弱まった」だけであり
壊れた訳ではないので、危険はないものと思われる
全部あてずっぽだけど