>貴方は心の声をまだ聴いたことが無いなのに瞑想を知っているつもりでいる

あれもわかっていない。これもわかっていない。本当はもっとすごいのがあると
いつまでも追いかける。
どこかにとっても素晴らしいシャングリラがある。
どこかにとっても素晴らしい瞑想がある。
どこかにとっても素晴らしい何かがある。
といつまでも、何かを追いかける。その何かの総称が瞑想だ。

瞑想はかつては希望だった。夢だった。
言われるままに、採食もした。断食もした。何時間もすわり続けても見た。
座っていると気持ちよくなることが分かった。
しかし本当のところは何もつかめない。
しかし追いかけても追いかけてもつまめない。
涙がぽつり。
いま瞑想は悲しみにかわった。
ツボは悲しみで満たされている。なかにはニンニクと玉ねぎと肉と
採食と断食と涙で満たされている。

ツボを空っぽにしない限り、何も耳には入ってこないのだ。
観却下。瞑想はいつでも目の前にある。